topimage

2020-08

さあ、物語のはじまりだよ - 2037.12.24 Thu

このブログの表紙です。
自分の初心を忘れないように、いつも一番最初に表示するようにしました。

通常の記事はこの記事の次(下)からになります。。

2013/7/2 omunao



オムライス おむらいす omurice

  なんだか とっても 優しいひびき

オムライス おむらいす omurice

  なんだか とっても なつかしい

オムライス おむらいす omurice

  なんだか とっても ふわふわ わくわく

さあ さがしに行こう

  あの日の思い出を抱いて

さあ 食べに行こう

  素敵な明日をむかえるために


omunao2.png


【またまた掲載】 最後の未勝利戦 ~ 僕が僕であるために  - 2020.07.04 Sat

競馬は長かったG1シーズンが終わり、夏競馬へと突入。
無観客での開催はまだ続いているので、直接、競馬場に行かれないのはつらいところ。
いつになったら行かれるのか?
今のところ7月19日まで無観客とされているのだが……。

ということで、今日は、何回か掲載している「最後の未勝利戦」の再掲載。

競馬の規定が変わり、スーパー未勝利戦と言われていた生き残りをかける9月最後の未勝利戦はなくなってしまった。
なので、競走馬あ生き残りをかけるのはさらに厳しい状態に。

馬も大変だよね。

いやいや。

生き残りが厳しくなっているのは馬だけではない。

人間はいかに……。

内閣府がムーンショット計画( ← リンク )を打ち出す中、「スーパーシティー法案の可決」や「新しい生活様式の提唱」は「人と人がふれあう時代」から「人と人をひきはなす時代」への序章なのか。

AIによってコントロールされる世界。
それは幸せなのか、はたまT不幸なのか。
ひとりひとりが人生を模索し、考え、生きていくことが益々重要になるのだと思う。

間違いなく言えるのは、テレコミュニケーションや仮想現実、拡張現実の普及によって、人と人のふれあいは益々減っていくであろうということ。

ふれあい
ぬくもり
まごころ

ボクがこのブログのキーワードとしているこの言葉は、果たしてどうなっていくのだろう。

資本主義の限界。
本当に大切なものは何なのか。

思い念じただけで瞬時に自分の思うようなものを入手できたり、行ったことのない世界にバーチャル旅行できたりすることは、待ついらいらが解消されたり面倒な時間や空間の壁を越えたりできて、とても便利だとは思う。

でも、自分の足や努力で時間をかけて手に入れたり、見知らぬ世界を夢見て空想を描くこともまた素晴らしいこと。

みなさまはどうお考えだろうか……。

では、「最後の未勝利戦・を!!


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9月最後の土日がやってきた。

春は出会いと別れの季節。
そして、秋にも、別れが……。

毎年この時期になると、必ずやってくる別れ。
それは、競走馬たちとの別れ。

競馬では、3歳の9月末までに一度も勝てなかった馬の大半は処分されてしまう。
もう、出るレースがないのだ。
素質を見込まれ生き残って上のクラスのレースに出たり、地方競馬に移籍したり乗馬になったりする馬もいるけど、それはほんの一握り。

今週は、文字通り命を懸けた最後の一戦が行われる。
経済活動に組み込まれ、「生産と廃棄」を繰り返される馬たち。
人間もまた……。

今日は競馬場に行き、最後の「3歳未勝利戦」を戦う馬たちの姿を見てくる。
ということで、今回は主人公と馬の名前をダブらせたストーリーの再々掲載。

生きるって何だろう。
何のために。
誰のために。

そう言えば昔、「ナオキ」という馬がいた。
wikipediaで見てみよう!

"30戦13勝。1975年の宝塚記念優勝。"

おー、スゲーじゃん!
しかも、唯一の母子制覇。記録まで持っている。

で、引退後は???

"引退したナオキは、生まれ故郷の大塚牧場で種牡馬生活を開始。"

ふむふむ。

"だが、肝心の産駒の成績が思わしくなく間も無くシンジケートは解散。"

えー!!

"その後は、種付け頭数は少ないものの充実した生活を送っていたが……。"

どうしたどうした?

"1990年のこどもの日に久し振りの種付け中に心臓発作を起こし急死してしまった。"

なにーーーーーーーー!!!!!!!!!

なんてこったあ!!!!!!!

え? 「名は体を現す」って?????
どこからともなく、そんな声が聞こえてきそうだ……。



最後の未勝利戦

 あー、ねみい。
 徹夜明けの無精ひげと、ブルージーンズのバックポケットにねじ込んだ競馬新聞。大きな欠伸をひとつすると、無造作に分けられた髪をかき上げながら平川正夫はパドックへと急いだ。
 9月最終週の日曜日。意地っ張りな夏に別れを告げる風が、中山競馬場のターフを吹き抜ける。

 パドックに着くと、正夫は足を投げ出しドカッと階段席に腰をおろした。
 ふー、きっついなあ。でもよかった、間に合った。
 荒い呼吸に混じる安堵のため息が、天高くそびえる秋空に吸い込まれる。

 第3レーススタート35分前。パドック前の柵にかけられた色とりどりの応援の垂れ幕。出走馬の姿は、まだない。
 目の前の電光掲示板を見やる。オレンジの文字たちが、病院の待合室で順番を待つ患者のように、無言で礼儀正しく並んでいる。
 サラ系3歳未勝利戦。16頭立て。眠気に喝を入れた目が、お目当ての馬の情報にフォーカスされる。

 1枠1番 マサオガンバレ。単勝11.2倍。馬体重436キロ。

 5番人気か。まあまあかな……。よかった、体重も減ってはいない。メンバー的にそんなに早いペースにはならない。なんとか逃げきれるはず。いけるよ、いける。信じてるよ、オレは……。

 正夫がその馬に出会ったのは去年の夏のことだ。

 何? マサオガンバレだと? ふざけた名前つけやがって……。
 そう思いつつも、当然自分と同じ名前の馬は気になるもの。いつしか毎レース追いかけるようになっていた。
 出走13回。1着0回。2着3回。3着4回。4着以下6回。それが、その馬のそれまでの戦績だ。
 良血との評判で、勝ち上がりは時間の問題と目されていたのだが、今日まで1勝もできずにいる。初戦は単勝1.7倍の圧倒的な1番人気で3着に敗退。次戦も1番人気で2着。その後も大負けはしないものの、勝ちきれない歯がゆいレースが続いた。最後のひと踏ん張りがきかない。ゴール前の追い比べで競り負けてしまうのである。

 オレは、絶対にお前とサヨナラなんてしたくないし、しないからな……。
 やがてパドックの奥から、1頭また1頭と馬が姿を現した。ゼッケン1番をつけたマサオガンバレはその先頭を歩いている。
 陽光に輝く金色のたてがみ。栗毛色に四白流星の、遠くからでも人目を引く美しい馬体。四白流星とは、4本の足の先がソックスをはいたように白く、顔の真ん中にもすっと白い線が入っている馬を言う。
 そして、ちょっとうつむき加減に真っ直ぐ前を見つめるつぶらな瞳。決して誘導員をひっぱることも、いきり立つそぶりもみせない。
 堂々とした歩きっぷり――そう言ったら聞こえがいい。
 でも、実際は……。

「競走馬としてはおとなし過ぎる」
 それが淡々とレースをこなすマサオガンバレに与えられたレッテルだった。

 おとなし過ぎる、か……。

 薄笑いを浮かべた、つい先日のあの声がよみがえる。

「だいたい君はおとなし過ぎるんだよ。男は黙って何とかの時代じゃあないし、浪花節は今時流行らない」
 正夫が勤務する会社にヘッドハンティングされ、この7月から直属の上司になった部長の甲高い声。上司と言っても、年は正夫と同じだ。正夫も若くして管理職に抜擢されて課長職に就いたのだが、その上を行く存在。エリート中のエリート、と言っていいだろう。今や年功序列の世の中ではない。能力主義。新卒を育てるよりも外部の脂ぎった血を入れて活性化する。外資系の資本が入り込んだ正夫の勤務先は、その最たるものであった。

「ですが部長、私はそれがおかしいと言っているのです。確かに投資は控えるべきです。しかし、一切の投資なしにこれ以上の効率化を図るのは不可能です。人員の削減だって限界にきています。社員ひとりひとりにも生活があるんです」

「平川君、残念ながら日本はもはや市場のひとつにしかすぎんのだよ。市場の成長が考えられなければ資金は主要市場向けに使われるのは経営として当たり前だろ。何れにせよ、現行の契約社員は20%削減だ。次回の契約で全員6か月契約を3か月に変更するのは役員会で決まったこと。それをどう実現するかが管理職の役目であり、評価だ。君ができないと言うなら私にも考えはある。いいかい、世の中に君の代わりはいくらでもいるんだよ」

 君の代わりはいくらでもいるんだよ。
 オレの代わりはいくらでも……。
 オレの代わり……。

 いつからだろう、単なる応援を超えてマサオガンバレに自分の生きざまをオーバーラップさせるようになったのは。

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「とまーれー」
 パドックでは騎乗合図がかかる。

 マサオガンバレの一挙手一投足をこの目にしっかりと焼き付けてやる。
 な、マサオ、お前もオレも勝てずにいるけれど、お前はお前しかいないし、オレはオレしかいないんだよな。

 騎手がマサオガンバレの背にまたがる。
 同時に、正夫とマサオガンバレの目が交錯する。
 瞬間、柔らかい日差しを浴びたマサオガンバレの目が、キラリと光る。

 正夫、いつもいつも応援に来てくれてありがとう。
 ねえ、見てて。ボク、今日は違うんだ。
 わかってるんだ。今日勝てなかったらどうなるかって。
 今日勝ち上がれなかったら、もう走るレースがないもんね。
 ボクも正夫と別れたくないし、また応援に来てほしい。
 だから、今日のボクを信じて……。

 やがて周回を終えた馬たちが、パドックの奥へと消えて行った。
 うん、今日はいける!
 何の裏付けもないが、正夫の直感がそう叫んでいた。

 なあマサオ、もしお前が勝ったら、オレも勝利を目指してもう一度自分の人生を考えてみようと思うんだ。
 オレは何のために生きているんだろう。
 オレは誰のために生きているんだろう。
 オレの代わりは、オレの代わりは、オレしかいない。

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 午前11時5分。第3レース発走のファンファーレが鳴り響く。最後の未勝利戦。このレースが、これまで一度も勝てていない3歳馬のラストチャンス。ここで勝てなければ、待っているのは……。

 よし、マサオ、お前の走りをしっかりと見てやるからな!
 ゴール番付近で身を乗り出す正夫。

 全馬ゲートに収まり、スタートが切られた。
 マサオガンバレは見事なダッシュを決める。
 よし!
 大逃げを打つマサオガンバレ。後続との差はグングンと開いて行く。
 いいぞ、いけるぞ!
 マイペースで軽快にバックストレッチを走り抜ける。
 3コーナー、4コーナーを回り最後の直線へと向かう。
 必死の形相のマサオガンバレの手応えが次第に怪しくなる。
 騎手が懸命に手綱をしごき、ムチを入れる。
 が、追いついてきた後続がマサオガンバレに襲いかかる。

「行けー!マサオ! マサオ、ガンバレー!」
 声の限り叫び続ける正夫。

 中山の上り坂を必死に走るマサオガンバレ。
 まだトップをキープしている。

「もう少しだ! お前はお前しかいないんだ! マサオー! マサオー」

 苦しそうな表情のマサオガンバレが、一瞬、ゴール付近の正夫の姿を見てニコリと笑った、ように正夫には思えた。

 正夫の目の前を悠然と飛ぶ赤とんぼが、澄み渡った青空に溶け込んで行く。

「マサオー!」

 明日への架け橋を、今、ともに渡る正夫とマサオガンバレ。

 透き通った叫びが、赤とんぼに負けないくらいに高みへと吸い込まれて行く。

 マサオ、ガンバレ! 

 ゴールは、すぐそこだ。

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● 僕が僕であるために 尾崎豊



オムライスな女の子 - 2020.05.23 Sat

時代が令和になり、、昭和は2つ前の年号になった。
昭和生まれのボクが子供のころ、2つ前と言えば明治。

えー!!!!!!!!!!!
今の子供にとってみれば、昭和は明治みたいなものかああああああ!!!!!!!

いやあ、完全なジジイじゃん!

まあ、そうかもしれないけどね……。


さてさて、閑話休題。

年をとると、多少の年齢差は問わずに「同じ世代」に分類される。
宇宙や地球の歴史からしたら、数歳の差はカスみたいなもんだからそうかもしれないけどね。

でも、幼少の頃は違う。
1歳上はとんでもなくお兄さんお姉さんであり、1歳下は果てしなくガキである。

そんなことを最も感じたのは、アイドルのお姉さま。

森昌子、桜田淳子、山口百恵の「花の中三トリオ」。
超絶美人の麻丘めぐみ。
個人的にものまねに励んだアグネスチャンちゃん。

そして、キャンディーズ、ピンクレディーへ。

そんな中、決して美人とは言えないけど(失礼!)、何だか気になるアイドルがいた。

例えば、伊藤咲子さんや、松本ちえこさん。

そして、今、なぜか、そんな彼女たちの歌を聴きたくなる。

何でだろう?

うーむ。

ボクがたどりついた結論は(そんな大げさなことじゃあないけど)、その笑顔と歌声。

身近な庶民感覚(でも、実はそれはどこにでもいるものではない)で癒してくれる存在。

もちろん、商売だから、笑顔は作られたものなのかもしれない。
でも、ミーハーのボクは、高性能掃除機に吸い込まれるチリよろしく無抵抗に引き込まれてしまう。

では、今日は伊藤咲子さんの歌声を!

彼女のプロピールに書かれた好きな色は黄色。

なので、

伊藤咲子=黄色。
黄色=オムライス。
オムライス=幸せの象徴。

つまり、幸せの象徴の伊藤咲子=オムライスな女の子なのだ!

だれが何と言おうと、この三段論法はボクの中の定理。
ピタゴラスの定理ならぬOmunaoの定理。

オムライスな女の子笑顔は、あなたのもとへと幸せを運ぶ。。


■ 伊藤咲子 ひまわり娘




さよなら、愛しのグリル来来 - 2020.05.18 Mon

2020年4月30日
この日、地元民に愛される1軒の偉大なる店が、その歴史に幕を閉じた。

その店の名は、グリル来来



ボクが、「マツコの知らない世界」で紹介させていただいた、大好きな大好きな店だ。

コロナが憎い。
無性に憎い。
悔しくて悔しくて仕方がない。
だけど一方で、80歳の店主のご健康を考えると、どこかホッとしている自分がいる。

対比地さん、そして奥様、お疲れさまでした。
ありがとうございます。
心より感謝と御礼申し上げます。
今は、ゆっくりとこころとからだを休めてください。

ボクの中で永遠に輝き続けるグリル来来。
今日は、複雑な気持ちをおさえつつ、記事の再掲載……。

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地元民に愛される和洋中の極み

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昔ながらのオムライスの3軒目は、グリル来来

最寄りの駅は、京浜急行の鶴見市場。
各駅停車しか止まらない小さな駅の、かつ、最寄りと言っても駅から徒歩で10分はかかる位置にある。
なので、駅前の商店街にあるふらっと寄れるような店ではない。
そう、だからこそ、逆に「よし、あの店に行くぞ!」といった気にさせてくれるし、それだけ労力をかけても行きたくなる魅力にあふれる店だ。

店構えだって、お世辞にも綺麗とは言えない。
窓越しに中の様子が伺えない店。それはかつては当たり前の造りであったが、ファミレスをはじめ大きなガラス張りの店が増える中、時代と共に淘汰され、自分が知らない店であれば「入るのに勇気が必要な店」の印象だけが強調されることになってしまった。

グリル来来もそんな店のひとつ。
存在を知りつつも、入るのを躊躇っていた方も少なくはないと思う。

でも、そういう店こそ、「名店」にふさわしい店だったりする。
間違いなく言えるのは、「永年やっている店は人々に認められた店」ということ。
移り変わりが激しい中で「在り続ける」。これだけだって立派なことだ。

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そして、こちらが和食器に盛られたグリル来来の絶品オムライス!

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とにかく、はじめて食べたときには思わず「うまい!」とうなってしまった。

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オムライスと言うと出来立てでもそんなに熱くないものも多いが、強火でよく炒められたしっとりチャーハンのようなこのオムライスは「ハフハフ」しながら食べるようなアツアツの逸品。

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具材は微塵切りにした玉ねぎ、ピーマンにひき肉。
ひき肉は鶏肉やハムと違い、まんべんなくその脂がご飯に染み渡るし、このご飯とよく絡まる具材が、特製トマトソース&ケチャップと相まって絶妙な味に仕上がっている要因だろう。

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そして、オムライスについているスープが、これまた絶品。

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こちらもオリジナルとのこと。
戦後、政界や大御所有名人などの御用達であった高級フレンチレストラン「クレッセント」でシェフをしていた店主の対比地真六さん。ただものではない。

他のメニューも絶品揃いだし、とにもかくにも、おいしい時間をゆっくりと楽しめる。

グリル来来がある京浜工業も、時代と共にその様相が変わってしまった。
今や、高度経済成長時代のような「威勢のよさ」はない。
時代の移り変わりとともに、この手の多くの名店が、存続が厳しくなり店仕舞いをしてしまう世の中。

だからこそ、声を大にしてこの店の存在をアピールしたい。
確かな味を提供してくれる店。
居心地のよい店。
大好きで、いつまでも在り続けてほしいと思う店。
ボクはこれからも応援を続ける。

<店舗情報>
■TEL 045-573-1373 
■住所 神奈川県横浜市鶴見区元宮2-2-19
       ※鶴見市場駅から徒歩815m
■営業時間 10:30~14:00 17:00~20:30
■定休日 毎週月曜



グリル来来にて

夜、グリル来来を訪問。
「オムライスありますか?」
いらっしゃいませの声が響くと、ボクは間髪を入れずに店主に問いかけた。  
「はいはい、ありますよ」
これまた間髪を入れずに店主の笑顔が返ってくる。
と、それに追随するように子供の声が……。
「え!オムライスあるんだ」

先客がいる。
初老の男性とお孫さんとお見受けする子供ふたり。
店のテレビで野球中継を観ながらちょうど食べ終えたところのようで、声の主は幼稚園か小学校低学年と思しき小さい方の子供。
その声に、思わず顔がほころぶ。

やがて野球はイニングの境になり、先客は会計をして店外へと向かった。
「ボク、今度来たらオムライスにする!」
まだ締め切らぬドアの向こうから、子供の声がこだまする。
うん、とっても美味しいよ!たくさんお食べ!
心の中でつぶやくボク。
こういう店は、いつまでも在り続けてほしいと、切に思う。

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思考停止状態からの脱却 - 2020.05.06 Wed

2020年5月2日、午前10時。
突如、五月晴れのおだやかな陽光差し込む部屋に轟音が響いた。
台風時の避難勧告などで使われる緊急情報を受信したスマホがけたたましく鳴り出したのだ。
あわててスマホを手にすると、そこには「GWはがまんのウイークです」と書かれた神奈川県知事名のメッセージが。

緊急速報
神奈川県知事 緊急メッセージ
GWはがまんのウィークです。

今日から大型連休後半の5連休。
ふるさとへの帰省をはじめ、家族や友人と観光やレジャーなどを楽しむ絶好の季節ですが、今年だけは違います。
今は神奈川に来ないでください。
今は神奈川から出ないでください。
そして、今はできるだけ家にいてください。
外出自粛の徹底をお願いします。

神奈川県知事 黒岩祐治

今日からGW休みになり、コーヒーを片手に空を眺めていた身にとっては、まさに青天の霹靂。
ここまでやるかあと思いつつ、この先の世を案じる。

緊急事態宣言が出されてから1ヶ月弱。
どうやら、期間は延長される見込みだ。
(5月4日に延長が決定した)

家で過ごすための需要で、ホットケーキミックスやゲーム機が売れている。
手軽に作れるおやつや家族で遊べるテレビゲーム。

一見それは、親子の絆を深める家族団らんのほのぼのとした平和な光景だが、その裏には恐ろしい未来が見え隠れする。

今はいい、今は。
しかしこの先は?

経済が破綻し、景気は冷え込むどころか大量の失業者を生み出す。
学校に行かれない子供は増え、ホットケーキやゲームに興じていた頃を懐かしく思う時代が来るかもしれない。

そんな時代をどう生き抜くのか?
未来を担う子供たちに何を残してあげられるのか?
アフターコロナの時代の社会や考え方や価値観は、間違いなくビフォーコロナとは違ったものになるだろう。

求められるのは「生き抜くための知恵」。
もちろん知識も重要だ。
ただそれは「だから何?」といった他人事じみた「評論家のような知識」ではなく、自らの学びや経験から得た知識だ。

その知識をどうやって知恵につなげたらよいか?
残念ながら、学校ではそんなものは教えてくれない。

というよりも、逆に、「生き抜くための知恵」を封印するのが学校だ。
毎日、決められた時間割に沿って行われる授業で、先生の言葉と黒板の文字を必死に書き留め、出題範囲が明示されたテストで良い点を取ることを求めれらる。
これをこなすのは、コツをつかんでしまえば、ある意味、思考をこらす必要のない簡単な作業だ。
なぜならば「必ず答えがある」から。

そして、この簡単な作業を要領よくきっちりとこなし、良い成績を収めることが、イコール「頭が良いこと」といった図式が成り立っている。

はたして何でそんな教育がなされているのか?
答えは簡単。
統治者にとって都合の良い人間を作り上げるためだ。

これは企業にも言える。

「指示待ち族はいけない」とか「頭を使え(知恵を絞れ)」と言われ、学校では優等生としてもてはやされた、「自称、頭のいい人間」が大いに苦しむ(そういった人間を数多く見てきた)一方で、みんながみんな知恵を働かせ自己主張をし過ぎれてもまとまりがつかなくなる。
組織を円滑に運営するためには、言われたことをきっちりとこなす集団も必要だ。

世の中はどんどん便利になってきている。
そして、便利になるのと同時に、工夫や知恵を働かせる機会や必要性もなくなってきている。

例えば、ボクが生活してきた中でも随分と変わった。

・夜中にアイスが食べたくなった
<以前> 近所のスーパーが開く、翌日の午前中まで我慢。たまに売り切れでショックを受ける
<現在> 無意識のうちにコンビニに行く

・初めての目的地にクルマで行く
<以前> 事前に地図で必死に調べ、かつ途中で確認する。たまに助手席のナビをお願いした彼女と気まずくなる
<現在> 当然カーナビの誘導に従う

・ゲームをする
<以前> 学校の帰りに友だちとゲームセンターに行く。たまに補導員に年齢を聞かれて焦る
<現在> スマホアプリで好きに行い、あきたらやめる

・彼女に電話する
<以前> 電話をする時間を決め、「絶対出ろよ」と念押しする。たまに父親ができ来てパニクる
<現在> SNSで24時間OK

学校教育も日常生活も、考えることなくこなすことができる。
そう、便利になった反面、思考しなくても良い状態、すなわち、「思考停止」にさせられてしまう状態が今の時代である。

明日コンビニがなくなったらどうする?
明日カーナビがなくなったらどうする?
明日スマホがなくなったらどうする?

貨幣価値がなくなったらどうする?
会社や店がつぶれたらどうする?

そんなとき、自分は何ができるのだろう……。

つながり
ぬくもり
まごころ

みらい
ゆめ
きぼう

ボクにできること。
ボクがやるべきこと。
決して便利さや世の流れに流されることなく、見えないゴールを探し求め思考を停止させない自分。

思考停止からの脱却。

今、改めて、自分を見つめなおしたいと思う。


● 辻井伸行 ショパン 英雄ポロネーズ



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プロフィール

Omunao

Author:Omunao
神奈川県に住むオムライス好きの男性です。
食べに行ったお店の超個人的食べレポと、その店で思い浮かんだショートストーリー(食べレポのページにくっついています)、それと気まぐれ記事を好き勝手に書き綴ります!

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