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2019-06

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お食事処 ぼんち (ぼんち食堂) - 2019.05.03 Fri

全国のつわものが集うデカ盛りの聖地

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「マツコの知らない世界」でギャル曽根さんに作っていただいたオムライスに感動した。
彼女のオムライスを食べていて、何よりも「自分が食べるだけではなく、作り手としても"食"を大切にして見た目や味や材料などのすべてを丁寧に楽しんでいる」ことが伝わってきてとてもうれしかった。

食を楽しむ。
食は楽しいもの。
生命の維持に必要な本能である「食欲」に起因するものであるから、「食が楽しい」のは当たり前のことなのかもしれないが、それが見事にオムライスにも現れていた。

そんなギャル曽根さんが最初に登場したのが「元祖!大食い王決定戦」。
大食い番組は人気があり、5月1日にもテレビ東京で大食い女王決定戦2019が放映された。

大食いって何なんだろう?

自分でたくさん食べる喜び。
食べ盛りの頃は、食べ放題の店に行ってたらふく食べるのが楽しみだった。
最後は食べ過ぎて苦しくなるのはわかっていてもまた行きたくなる。

自分で食べるだけではない。

美味しそうに食べている人を見ていると、見る方もうれしくなってくる。
それと、たくさん食べている人を見る喜び。
大食いの戦いを見ているときの心理状態は、箱根駅伝を見ているときと似ているような気がする。
フードファイターが限界を超えてもなお食べ続ける姿が、ふらふらになりながらもタスキをつなごうとする駅伝選手の姿とダブる。

不思議な魅力が大食いにはある。

そんなことを考えていたら、フードファイターMAX鈴木さんのこの動画を思い出した。



ボクも大食いを見るのは好きで、最近ではMAX鈴木さんのyoutubeを楽しく見ている。

MAXさんは表情も豊かで、とてもきれいに食べる。
周りへの気配りや笑顔での対応も見ていて心地よい。

ゴールデンウィークにはどこに行ってオムライスを食べようかとも思っていたので、行先が決定!

5月2日。
30kmの渋滞もなんのその、相棒のステアリングを握り、一路山梨へ!

12時20分。

お食事処 ぼんちに到着。

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幸い満車だった店の前の駐車場がすぐに空き、相棒を停めて古民家風の店内へと足を運ぶ。

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中はかなり広く、多くのお客さんで賑わっていたが待つことなく席を確保。
そして、周りを見渡して度肝を抜かされる。

どのお客さんの前にも、こぞってデカ盛りの料理が並べられている。

さすがデカ盛りの聖地。
デカ盛りを注文しないといけないのだろうか???

いやいや。
デカ盛りに挑戦しにきたのではなく、オムライスを食べに来たのだから。
自分にそう言いきかせてオムライスと餃子を注文。

それにしてもデカ盛りの量はハンパない。
となりでは、あんかけ焼きそばを前に天を仰ぐお客さん。

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たくさんのサインが飾られた壁には「大盛りですがお一人様一品でお願いします」の文字。

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まあ、普通はそうなんだろうなあ。

そうこうしていうちにオムライスが到着。

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えっ!

で、でかい!!
コロッケが妙に小さく見える。

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これ、並盛りだよなあ……。
22cm×17cmくらいの大きさ。
しかも、まるまるとしている。

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うーむ。
この後に餃子も来る。
これは心して食べねば。

よーし、一気に食うぞー!
MAXさんの「味わったら負ける」の言葉が頭に浮かぶ。

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ケチャップライスの味はけっこうあっさりとしている。
よし、これなら行ける!
先ずはキャベツの千切りとトマトを片付け、いつもならひとくちひとくち味わって食べるオムライスを飲むようにかっ込む。

あと数口で終わりの時点で、「遅くなっちゃってすみません」のおかみさんの声とともに餃子が運ばれてきた。


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……。

な、なんじゃこりゃー!
当たり前のように皿からはみでる巨大餃子。


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全部で5個なんだけど、1個がでかい。
いや、でかすぎる。

味はちょっと甘めで濃いめ。
これなら何もつけないでよい。

1歩、また1歩と山に登るごとく、1個、また1個と食べ進める。

餃子 → もぐもぐ → 水。
餃子 → もぐもぐ → 水。
餃子 → もぐもぐ → 水。
餃子 → もぐもぐ → 水。
餃子 → もぐもぐ → 水。

ひたすらこれを繰り返し、最後にオムライスの付け合わせにあったバナナを食べて完食。

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「いやあ、大盛でりでなくてもすごい量ですねえ……」
会計を終えて若き店主と言葉を交わすと、
「帰り道で飲んでください」
笑顔で缶コーヒーをくださった。

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ありがたくいただき、山の緑を横目に帰路につく。

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食の楽しみ方。
それはいろいろ。
間違いなく言えるのは、ぼんちは「明るさと活気に満ちあふれている」ということ。

「おなかが空いたから食べること」と「目的をもって食べるのこと」は明らかに違う。

店もそうだ。
「おなかが空いたから入る店」と「おなかをすかせて入る店」はまったくの別物だ。

よーし、今日は食うぞー!

とにかく、食う!
そして、思い切り食べることのできる幸せ。

全国の多くのお客さんに愛されるデカ盛りの聖地、ぼんち。
甲府盆地に位置するこの地は「幸せエネルギー」の発信源である。

それと今回、改めてフードファイターのすごさを実感した。

よーし、次回は挑戦してみるか!


■ お食事処 ぼんち (ぼんち食堂) 食べログ情報
・電話:055-276-7238
・住所:山梨県甲斐市富竹新田457-1
・交通手段:竜王駅よりタクシー(竜王駅から1,536m)
・営業時間:11:00~14:00ラストオーダー 17:00~20:00ラストオーダー
・定休日:不定休

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● フードファイターMAX鈴木テーマソング『MAX』



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ダッキーダック ららぽーと豊洲店 - 2019.04.18 Thu

豊洲でオムライススタジアム関東甲信越代表を堪能

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あの大会が帰ってくる。

4年前の2015年、愛知県にある「洋食のことこと屋」が提供する「トロトロ玉子のオムハヤチーズハンバーグON」の優勝で幕を閉じたあの大会。

その名は……、

カゴメオムライススタジアム ( ← リンク )

国内でオムライスを提供している飲食店舗対象に、出店公募を実施し地方大会を開催。
各エリアで勝ち上がった店舗が全国大会に出場し、一般のお客様による投票でグランプリを決定するオムライスの祭典。

今回の全国大会は、5月18日(土)~19日(日)に「アーバンドック ららぽーと豊洲シーサイドデッキ」で開催される。

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先日、各地区の代表が決定。
王者「洋食のことこと屋」は、「生クリームたっぷりのオムストロガノフトロトロポークのせ」で、今回も東海代表の座を勝ち取った。

他にも美味しそうなオムライスが全国から集結する中、我らが関東甲信越代表に選ばれたのはこの2品。

・「ダッキーダック」出品の「とろーりラクレットチーズのスコッチEGGオムライス」
・「ご当地グルメレストランLAUNA(ラウナ)」出品の「おいしい魔法のオムライス」

前者は「東和フードサービス」がチェーン展開する店で、開催地の豊洲にもある。
後者は神奈川県横須賀市に所在する店舗だ。

これはさっそく食べないと。

ということで、先ずはダッキーダックのオムライスを実食することに。

いったいどんなオムライスなのか?

カゴメオムライススタジアムでは、次のように紹介されている。

チキンライスソースはトマトペーストとトマトケチャップを大釜で煮詰めることでコクと甘さを引き出します。
子どもに人気なスコッチEGGと豊洲マダムに話題のラクレットチーズで、インスタ映えとボリュームが自慢のオムライスに。

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出典:カゴメオムライススタジアム


4月13日の夜、ららぽーと豊洲にある、ダッキーダック ららぽーと豊洲店を訪問。

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建物に入り、3Fにある飲食街の一角に位置する店に到着。

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入口には、堂々と、オムライススタジアム関東甲信越代表の掲示が!

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案内された窓際の席にすわりお目当てのオムライスを注文。
さすが「ららぽーと」、店内は大勢のお客さんで賑わっており店員もお忙し。

と、細かいことだけどあることに気がついた。

それは品名。

オムライススタジアムには「とろーりラクレットチーズのスコッチEGGオムライス」とある。
で、入口の掲示に書かれているのは「とろーりラクレットチーズとスコッチEGGのトマトオムライス」。
更に、WEBサイトのメニューには「スコッチEGG&ラクレットチーズのトマトオムライス」の名が。

うーむ。

言わんとするところは同じだから、ま、いいか。

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豊洲の夜景に見入っているうちにオムライスが到着!

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おー!
美しい!!
確かにインスタ映えする。
これには食欲全開!

加えて、一気に押し寄せる濃厚なラクレットチーズの香りが全開の食欲に輪をかける。

更に……。

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スコッチEGGをナイフで切ると、とろーっとした黄身が食欲のレッドゾーンをぶっちぎる。

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チーズ、たまご、ケチャップライス、トマトソース、スコッチEGG。
それぞれを味わいながら食べるのもいいが、混ぜ合わせて食べるとさらに美味しい。
ボリュームもたっぷりでおなかも満足。

強敵がそろう中、ホームの地の利を生かしてどう戦うか。

全国大会が楽しみだ。

がんばれ、関東甲信越代表!!

■ ダッキーダック ららぽーと豊洲店 食べログ情報
・電話:03-6910-1430
・住所:東京都江東区豊洲2-4-9 アーバンドック ららぽーと豊洲 3F
・交通手段:地下鉄有楽町線豊洲駅 徒歩3分
        ゆりかもめ豊洲駅 徒歩3分
・営業時間:11:00~23:00
・定休日:不定休(ららぽーとに準ずる)

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静華食堂 - 2019.04.03 Wed

海風に育まれた町中華の絶品オムライス

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3月31日。
春らしい好天に恵まれた3月最後のこの日。
海風と戯れたい!
そんな衝動に駆られ相棒のステアリングに手をかける。

さて、どこへ行こうか……。

どうせなら、あまり人のいない静かな海がいい。
しばしの思案の後、さほど遠くなく、かつ以前から気になっていた店があることから、行先は馬堀海岸に決定。

約1時間ほどのツーリングを楽しみ馬堀海岸に到着。

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駅付近の駐車場に相棒を停め、すぐそばにある店へと足を運ぶ。

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目的の店の名は、静華食堂

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午後1時20分、春風になびく暖簾をくぐりドアを開ける。

「いらっしゃませ!」
アルバイト風の女性の、溌溂とした声が響く。

4つほどあるテーブル席はほぼ満席。
春の選抜高校野球、明豊 vs. 龍谷大平安の息詰まる投手戦が放映されているテレビ前のカウンター席に陣取る。
と、瞬時に、厨房から炒め物の芳ばしい香りが客席にあふれ出る。

これはもう、たまらない。
ストライク!
バッターアウト!!
パブロフの犬状態ですかさずオムライスを注文。

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熱戦に見入っているうちにオムライスが到着。

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そうそう、これだよ、今食べたいのは!
まさに理想的なオムライス。

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中華スープも美味しそう。

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ではさっそく、いっただきま~す!!

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うまああああああっ!!!!!!!!
しっかり炒められた、芳ばしいアツアツでパラパラのケチャップライス。
これぞ町中華のオムライス!
いやあ、おいしい!!

満足感あふれる食事を終え、会計を済ませる。
「この店は何年くらいやってるんですか?」
レジでアルバイト風の女性にそう問うと、
「この店、どれくらいですか?」
女性が厨房にいるご主人と奥さんに尋ねる。
奥から、「40年」という明るい声が響く。

「40年です!」
「ごちそうさま。美味しかったです」
「ありがとうございます。他のメニューもおいしいのでまた来てくださいね」とアルバイト風の女性。

40年かあ……。
具材はハムとタマネギのいたってシンプルなオムライス。
でも、その飽きのこないシンプルさが、40年の歴史を誇る老舗の「ぶれない味」の秘訣なのだと感じさせてくれる。

そんなことを思いながら、店を後にして海へと向かう。

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穏やかな春の海。

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上空には果てしない青空が広がる。

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心地よい風が吹き抜ける中、以前書いた詩が頭を過ぎる。

素敵な店との出会い。

いつまでも続いてほしい時間。

2019年3月最終日、馬堀海岸の、春を満喫……。


春の空 春の海


春の空
夏のとびきり青い空ではないけれど
秋のどこまでも高い空ではないけれど
冬のとっても澄んだ空ではないけれど
微笑み絶えぬその空は
ぼく達ふたりの宝物

春の海
夏の光り輝く海ではないけれど
秋の潮騒奏でる海ではないけれど
冬の威厳に満ちた海ではないけれど
安らぎ溢れるその海は
ぼく達ふたりの拠りどころ

君と見上げる春の空
頬をよせ合う春の海
幸せ色の風に乗り
仲良しカモメが笑ってる


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■ 静華食堂 食べログ情報
・電話:046-843-3581
・住所:神奈川県横須賀市馬堀町3-2-17
・交通手段:馬堀海岸駅から90m
・営業時間:[月・木・金]11:00~14:00 16:00~20:00
        [土・日・祝]11:00~20:00
・定休日:火曜日・水曜日

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八起 横浜店 - 2019.03.28 Thu

町中華の究極メニューここにあり

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いよいよ春も本格化。
花粉シーズンとももうすぐおさらばできる。

そう思うと、自然と気持ちは高ぶる。
フェアレディZの誕生50年を記念したこんなチョコも手に入れてハッピー満開!


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花も綺麗だ。
やっほー!!

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そんな晴れやかな気分の中、横浜で用事があったこの日。
遅めの昼食をとろうと向かったのは、横浜駅から徒歩10分くらいのところにある岡野町交差点。
この交差点の周辺には、横浜家系ラーメンの元祖である「吉村家」や元祖つけ天そばの老舗「角平」などの有名な食べ物屋が並んでいる。
14時30分くらいにもかかわらず、吉村家にはこんな行列が。

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さすが超人気店。
吉村家の行列を横目に訪れた店は、こちら。
八起 横浜店

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30年以上の歴史を持つ中華料理の老舗で、近くに平沼店もある。
営業中であることを確認しドアを開ける。

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「いらしゃいませー。こちらどうぞ」
中国人店員の女性の案内に従い席に着き、豊富なメニューの中からチャーハンオムレツを選択。

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テーブル席32席、座敷12席の広めの店内には、美味しそうに料理をほお張るスーツ姿の先客が2名。
ビジネス戦士のつかの間の休息の地。
J-POPに乗って、心地よい春の時間が舞う。

八起かあ……。
この名を見て連想してしまうのが七転び八起き。

七転び八起きはいまだに納得がいかないんだよなあ。
なんで七回転んで八回起きれるのか。
おかしいだろ、それ。
まあ、最初は寝ていて起きるところからスタートという話もあるのだが……。

ふーむ。

七転び八起きに輪をかけて納得がいかないのが七転八倒。
なんで七回転んで八回倒れることができるのか。
ありえないだろ、そんなこと。

真面目に考えても埒が明かないのでこれ以上は追及しないが、やはりモヤモヤ感がつきまとう。

なんてことを考えているうちにチャーハンオムレツが出来上がり運ばれてきた。

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うわあ、美味しそう!

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チャーハンかはたまたオムライスか。

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アツアツでパラパラのチャーハンにオムレツ。
チャーハンは、たまごとケチャップと一緒に食べるとナイスな塩梅の味つけ。
チャーハン好きにもオムライス好きにもたまらない一品。
その味にひきこまれ、パクパクいける。
これはもう、七転び八起きならぬ七喜び八驚き!

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ボリュームもたっぷりで超満腹。
満足を胸に、うららかな陽光きらめく店外へ。

それにしても、オムライスはいろいろな種類があってやっぱりおもしろい。

洋食屋のオムライス。
喫茶店やカフェのオムライス。
ファミレスのオムライス。
専門店のオムライス。
定食屋のオムライス。
蕎麦屋のオムライス。
ラーメン屋のオムライス。
バーのオムライス。
フードコートのオムライス。
そして、中華のオムライス。

七旅八オム。
これから先、どんなオムライスに出会えるか、ますますもって楽しみだ。


■ 八起 横浜店 食べログ情報
・電話:045-316-0250
・住所:神奈川県横浜市西区岡野1-12-14 石川ビル 1F
・交通手段:横浜駅西口から徒歩10分 岡野交差点スグ
・営業時間:11:00 ~ 15:00 17:00〜 24:00
・定休日:日曜日


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キッチンいまい - 2019.03.18 Mon

街角に綴られたネバーエンディングストーリー

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小田急線各駅停車の旅というわけではないのだが、相模大野に続いて今回はお隣の町田。

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駅北口より町田街道沿いに広がる栄通り商店会を進む。
駅周辺は賑やかなこの商店会も、郊外に向かうにつれて人通りは少なくなる。

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目的地に行く途中にある「居酒屋藤」にはこんな張り紙が。

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45年かあ……。
長きに渡って親しまれてきた店の、たった一枚の張り紙に記されたお客さんへの感謝の気持ち。
やはり寂しいものがある。

町田駅から歩くこと約10分。
そんな感傷に浸りながらお目当ての店に到着。

店の名は、キッチンいまい

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こちらは1962年(昭和37年)創業の老舗洋食屋。
外観を写真に収めた後、ドアを開けて店内に。

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さっそく、オムライスとアイスコーヒーを注文。

「アイスコーヒーは食後になさいますか?」
丁寧な口調で問う奥様。

「いや、先にお願いします」
コーヒーには脂質を分解したり糖の吸収を抑える働きがあるとのことで、最近は食前に飲むことにしている。

ほどなくしてコーヒーが運ばれてきた。
器に入ったガムシロップとスジャータに何だか懐かしさを覚える。

時間は11時50分。
コーヒーを口にしながら料理の出来上がりを待つ。

スピーカーからかすかに聴こえてくる曲は、リマールの歌う「ネバーエンディングストーリー」。
大好きな映画で、これまた懐かしい。

室内は昭和レトロの雰囲気を出しつつも、とてもきれいに掃除されている。
特に、床がピカピカで、食事をする身にとってとても心地よい。

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やがてサラダが到着。

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レタス、キャベツ、トマト、キュウリ。
ありきたりの素材だが、どれもこれもみな美味しい!

続いてコンソメスープ。
こちらも丁寧に作られていて計算されつくした味わい。
何気ないようでいて凄いプロ技が光る。

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店の調度から料理まで、何もかもが丁寧に手を抜くことなく磨き上げられている。
これはますますオムライスが楽しみだ。

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そして、オムライスが出来上がり目の前に。

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おー!
美しい!!
まさに絵に描いた、洋食のお手本のようなオムライス。
お皿のIMAIの文字にもよく合ってる。

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さらに、このオムライスはただ美しいだけではない。
その香りがすごい。
「たまごをいい塩梅に焼くと、こんなにいい匂いがするんですよ」と言わんばかりの美味しそうな匂いが、ふわーっと漂ってくる。

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中のチキンライスはそんなに濃くはない!
では、さっそく、いっただきま~す!!

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おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!
たまご、よし!
チキン、よし!
ご飯、よし!
タマネギ、よし!
しめじ、よし!

なんだこの丁寧さは!!
ひとつひとつの素材単体も味わい深く、それらを併せ炒めた味も素材の良さが引き出されていて素晴らしい。
まさに、老舗洋食屋職人の神髄ここにあり!

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感動の食事を終えて会計を済ませる。

「いやあ、ホント美味しいですね。たまごの焼いた匂いから引き込まれました」
奥様に感想を述べる。

「ありがとうございます」

「それと、店の掃除が行き届いていてとても綺麗ですね。特に床がピカピカで、その丁寧さが料理に通じていると思いました」

「そこまでおしゃっていただけるなんて。床は主人がこだわって毎日毎日磨くんです」
そう言うと奥様は、うれしそうに厨房にいたご主人に話しかけた。
「床がすごくきれいですって!」

そのそぶりを見て、ご主人が厨房から出てこられた。

「床がすごくきれいですって!」
再び繰り返す奥様。
「?」
無表情のご主人。

「床がすごくきれいですって!それが料理に現れてるですって!!」
「?」

80歳を優に超えたご主人は耳がよく聞こえないとのこと。
奥様の何度目かの言葉に、ようやくご主人の顔がほころぶ。

「私は外人で。通訳がいないと話せないんですよ」
奥様の方を指さしながら、照れながらそう語る洒落の効いたご主人。

「うちは主人が頑固で、手作りのソースも創業以来味を変えてないんですよ」
お互いを見つめるご主人と奥様の笑顔がはじける。

「写真を一枚いいですか?」

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誇りと確かな年輪が刻まれたご主人の素敵な笑顔。
厨房にいらしゃるもう一方はご子息だろうか。
この店には、いつまでもここに在り続けていてほしいと、切に思う。

店の入り口付近にはルート66の看板が。

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人生の旅路にも似た、果てしないアメリカ横断の旅。
いや、果てしないアメリカ横断の旅にも似た、人生の旅路。

挨拶をすませて店を出る。

店内でかかっていたあの曲が脳内再生される。

ネバーエンディングストーリー。

ひとりの人生も、一軒の店も、どれもみな、それぞれが描くかけがえのないネバーエンディングストーリー。

キッチンいまい。
栄通りの街角に綴られたそのネバーエンディングストーリーが、明日への道を教えてくれる。


● Limahl - Never Ending Story - 1984
.


■ キッチンいまい 食べログ情報
・電話:042-722-0505
・住所:東京都町田市中町2-1-1
・交通手段:小田急町田駅より徒歩10分
・営業時間 11:00~14:00 17:00~20:00
・定休日:土曜日

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プロフィール

Omunao

Author:Omunao
神奈川県に住むオムライス好きの男性です。
食べに行ったお店の超個人的食べレポと、その店で思い浮かんだショートストーリー(食べレポのページにくっついています)、それと気まぐれ記事を好き勝手に書き綴ります!

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