スライむすび - 2020.12.04 Fri
ボクはドラゴンクエストが好きだ。
そしてボクは、外を歩くのが好きだ。
だから、AR (Augmented Reality= 拡張現実)ゲームのドラゴンクエストウォークは、ボクにとって究極に楽しいゲームである。
そんなドラゴンクエストウォークが、先月、ローソンとコラボ。
で、発売された商品がこちら!

じゃじゃ~ん!
その名も、スライむすび
本当は売っている最中に紹介したかったのだけれど、つい忙しさにかまけて今になってしまった。
え?
もう売っていないなら紹介する意味がない?
そ、そうだね・・・・・・。
まあ、許してちょんまげ。
こらあ、ごまかすなああ!!!!!!!!!!!!!!!
しかもおやじ感覚的死語で。。。
なんてことはともかく、味がまたいいのだ。
オムライス味って書いてある。
究極のゲームドラゴンクエストウォークに大好きなスライム。
かつ、オムライスとなったら至福すぎるだろ!
いやあ、まさにomunaoのためにできたような商品。
さっそく食べてみよう♪
中にはしっかりとチキンの入ったケチャップライスとタマゴ。
いいねえ。
最高!
味は、まあ、いたって普通だけど、そんなのはどうでもいい。
スライムがオムライスになった。
それだけで他に望むものは何もない。
満足のうちに食べ終わり、もう一度袋に目をやる。
スライむすびが あらわれた!
スライムは ケチャップで スライムベスになった。
ほうほう。
ん?
ちょっと疑問。
あらわれたのは「スライむすび」。
で、なんで次の行で「スライムは・・・・・・」なの?
「スライむすび」はどこへ行ってしまった?
唯一成り立つのは、「スライむすび=スライム」の関係。
これならつじつまが合う。
スライむすびが あらわれた!
(あらわれた)スライム(スライむすび)は ケチャップで スライムベスになった。
ふむふむ。
ということは、変化後のスライムベスとの関係はどうなるのだろう?
ケチャップが加わり、もはやスライム(スライむすび)ではないということなのか。
ということで、この商品は、商品名が「スライむすび」というスライムであるが、中に入っているのはスライムベス。
なんてややこしいんだ。
善良なおじいちゃんおばあちゃんなら「オレオレ詐欺」にひっかかってしまうレベルではないか。
しかも、もうひとつ「ややこしい」ことに気が付いてしまった。
オムライス味だと思っていたら、よく見たら「オムスライム味」って書いてある。
おい!
何だよ、オムスライム味って!!!
どんな味なんだよ!
オムライス味と何が違うんだよーーーーーーーー!!!!!!!!!
ま、どうでもいっか。
スライムががんばってくれてるんだから。
いやあ平和だなあ。。。
え?
お前の頭の中が?
以上、スライむすびの紹介でした。
では、今日はこの辺で。
(本当は、ドラクエとスライむすびをもとに「生きるということ」を書こうと思っていたんだけど、ついついスライムのオレオレ詐欺にはまってしまった・・・・・・)
【竹内結子さんを偲んで】 ランチの女王とキッチンマカロニ&キッチンマカロニを探せ - 2020.10.08 Thu
とても残念だし、悲しい。
彼女が出演した映画やドラマはたくさん見てきたし、印象深いものも多い、
「何故?」の文字が、頭の中でリフレインする。
最近、ようやくショックから立ち直ってきた。
今日は、竹内結子さんを偲び、以前に書いた「ランチの女王」関連の記事の再掲載。
今まで、楽しい時間をありがとうございました。
安らかにお眠りください。
*********************
ランチの女王。
フジテレビ系で2002年7月1日 ~ 9月16日に放送されたテレビドラマ。
ランチが大好きな主人公の麦田なつみ(竹内結子さん)が洋食屋「キッチンマカロニ」で働きながらその家に住むことになり、そこで繰り広げられるラブコメディー。
出演は、竹内結子さんの他に、江口洋介さん、妻夫木聡さん、伊東美咲さん、山下智久さん、山田孝之さん、瑛太さん、森田剛さん、若林豪さん、堤真一さんら、わおー、豪華キャストだああ!
で、第1回のタイトルが「恋するオムライス」なんだけど、ここでなつみが食べるオムライスが、本当に美味しそ~う。しかも、このドラマが月9初主演の竹内結子さんだけど、すごく美味しそうに食べる。
先ずはこれ。なつみがランチで食べるオムライス。

ひとくち、パクっと……。

うーん、いい表情!!

と、せっかく美味しそうにたべているなつみだったんだけど、食べている最中に鍋島健一郎(堤真一さん)にムリやり店を引っ張りだされる。なつみはカフェで働いているんだけど、客の健一郎から突然婚約者のふりをしてほしいと頼まれ、キッチンマカロニへ。この後、なつみはここで働くことになるんだけど……。

で、キッチンマカロニでオムライスを注文し、これは鍋島純三郎(妻夫木聡さん)がオムライスを運んで来たところ。

これがキッチンマカロニのオムライス!

スプーンに映るなつみと、オムライス。

ホカホカの湯気がたつオムライスにスプーンを……。

おいしー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

この後キッチンマカロニでいろいろとあり、結局カフェをさぼって家に帰ると、店長から「もう来なくていい!」の留守電が。それと、友人のミキから「誕生日おめでとう!」の留守電。
この日は23歳の誕生日。
幼い頃に生活苦のために父親に捨てられた過去を持つなつみ。
これは父親とオムライスを食べたのを回想するシーン。
オムライスの向こうに幼いなつみの姿が……。

オムライスを前にするなつみ。

実はなつみもいろいろな過去を背負っている。
昔は不良グループの幹部クラスで、元彼の修史( 森田剛さん)に騙されて、知らずに覚醒剤を運んでいたことがトラウマ。
その修史は、気が短く暴力的で喧嘩に滅法強いけど、なつみの幼少の境遇を知っている唯一の人間で、本当はなつみ想いで根は優しい。
最終回でビーフカツレツを食べに「キッチンマカロニ」へ来た時に待ち伏せしていた警官隊に逮捕されるかど、その際になつみ、勇二郎(江口洋介さん)、純三郎に「何年でも待っているから、食べに来い」と言われ、初めて他人の優しさと温もりに触れ、涙を流したりする。
そんなドラマなんだけど、これを書いていて、突然思った。
う~ん!キッチンマカロニのオムライスが食べた~い!
ということで、キッチンマカロニを探してみよう!
でも、架空の店だもんねえ……。
う~む、どうしよう。。。
人間は考える葦である。
えーと、えーと……。
そうだ!
先ずは、このオムライスをどこの誰が作っていたのかをつきとめよう!
で、探してみたら見つかった!!! やったあ!
こちら。辻調理学校の先生方がお作りになっていたんですね!
ランチの女王 ← リンク。
そうそう、これこれ。


レシピも出ている!

これはなつみの思い出の洋食屋さんでの食事のときに各自がオーダーしたもの。

本もあったんだね。今はないのかなあ???
Amazonで中古品は売っているようだね。

さて、キッチンマカロニのオムライスはわかった。
じゃあ、キッチンマカロニはどこにあるのだろう?????
で、探してみたら見つかった!!! やったあ!
どうやら、東京都文京区本郷六丁目の民家がそうらしい。
え!
2011年に解体……。
今はない。ちぇっ。
なんだよー、ないんかい。。。
ま、ないもんはしかたがない。
ただでは起きない七転び八起ならぬ七転びナオキ!
(あ、これじゃあ転んだままじゃん。ま、いっか)
そうだ!
「キッチンマカロニ」という名の店を探そう!
で、探してみたら見つかった!!! やったあ!
てか、いっぱいあるぞー。。。
伊豆仁田、大垣、布施、岩内、野田阪神、……。
さて、この中にお目当てのオムライスがある店はあるのかな?
えーと、うーむ、伊豆仁田のキッチンマカロニには正統派オムライスがあるようだけど、残念ながら画像はないようだ。ちぇっ。
キッチンマカロニ(伊豆仁田) 食べログ情報
え? そんなに食べたいなら自分で作れって?????
じゃあ、ガンバってみよっかね……。
セブンイレブン 玉子を味わう!ふわっとろオムライス - 2019.04.21 Sun
「最後のnだけ小文字のロゴ」に、「朝(夜明けの空の色を表す上のオレンジの線)から夜(夕方を表す下の赤い線)まで、あなたのオアシス(砂漠のオアシスを表す中央の緑の線)になります」の意味を込めた3本線。

お弁当コーナーにずらりと並ぶ、「玉子を味わう!ふわっとろオムライス」。

いやあオムライス好きにはたまらない爽快なながめだ!
どれにしようかな、神様の言う通り、なのなのな。
その中のひとつをチョイスして購入。

WEBの商品紹介には次にように書かれている。
洋食の定番、オムライスです。
玉子は1食ずつ鉄鍋で焼き上げて、ふわとろな食感に仕立てました。
牛すじと野菜の旨みがつまった濃厚なデミグラスソースと組み合わせました。
ご飯とソースが別の容器に入ったタイプ。


では、ご飯にソースをかけて、いっただきま~す!

おー!
ソースにコクがあり、その名の通り、たまごも存在感抜群。
おかげで、ご飯はちょっと脇役っぽくなるけど、こうやって食べたいときに簡単にオムライスが食べられるなんて、ほんとコンビニエンス!
さあ、新作オムライスを実食してみませう!!
さて。
おなかがふくれたところで……。
今、キャンディーズのアン・ドゥ・トロワを聴きながら記事を書いている。
アン・ドゥ・トロワ。
1977年9月にリリースされたキャンディーズの15枚目のシングル。
作詞:作詞:喜多條忠、作曲:吉田拓郎のこの曲。
キャンディーズファンだった中学生のボクにとっては、彼女たちの「解散宣言」の衝撃の後にリリースされた思い出に尽きない1曲である。
フェアレディZ。
オムライス。
理屈抜きに好きになれた、あの頃の自分の価値観を大切にしたい。
今はそれがボクの信条。
この曲も、もちろんそのひとつ。
(スーちゃんファンで始まり、ランちゃんファンになり、今ではミキちゃんがいいと思うボクは浮気者??)
当時、洋楽に目覚め、Beatlesをはじめ、KISSやQUEEN、あるいはABBAやNolansに聞き入ってボクにとって、日本の音楽は複雑な存在だった。
小学校時代に、年上の従妹の影響を受けて井上陽水と吉田拓郎。
彼らは「ヒーロー」と言うより神。
フォークソング、そしてニューミュージック。
「日本人は年をとったら演歌を聴くようになるんだよ」
同級生に言われたその言葉に対して、
「何バカなこと言ってんだよ」
演歌や懐メロを卑下し、フォークソング、ニューミュージック,、海外ミュージックを聴きながらそう笑い飛ばしていた自分。
洋楽はもちろん、フォークやニューミュージック、それに歌謡曲だって演歌とはまったく違うかけ離れた音楽だった。
でも、今聴くと……。
あれ?
なんか、演歌っぽくない?
キャンディーズの歌い方のせい?
それとも、吉田拓郎=演歌?
森進一の襟裳岬も作曲は吉田拓郎だし……。
気になって仕方がなかったら、こんな動画を見つけた。
た、たくろーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
そうそう、話は変わるけど、以前「とあるインターネットTVの収録で青山一丁目に」と書いたのはこちらのこと。
AGARUTVの、もりメシ( ← リンク )

放送は先月だったけど、オンデマンドで見ることができるので、ぜひご覧ください!
では、名曲、アン・ドウ・トロワを!!
●キャンディーズ アン・ドウ・トロワ

ローソン&テイクアウト情報 - 2019.04.09 Tue

日本の春を満喫。

「次はおじいちゃんの番だよ!」
通りすがりの家から漏れ聞こえる幼児の明るい声。
元気に育てよ!
見えない姿に心で叫ぶ。
そして、そんな会話を耳にしてふと思う。
小さい子どもは可愛い。
でも、子どもが小さいうちは、外食もままならない。
食べに行きたいけど行けない……。
同時に、最近知人が口にした言葉が脳裏に浮かぶ。
「わたし今、オムライスロスなんです……」
食べたいけど食べられない。
そうかあ。
そうだよなあ……。
事情によっては、思うようにならないことがあるのは人の常。
でも何とか解決策を。
そう、店で食べるオムライスもあるけど、テイクアウトして家で食べるオムライスもある。
そんなことを思っていたら、無性にテイクアウトのオムライスを食べたい衝動にかられた。
一体、年に何回同じ衝動に駆られることか……。
散歩の帰りにローソンに立ち寄る。

購入したのはこちら!

トマトソースのふんわりオムライス。
ふたを開けるて、たまごとソースの共演を堪能!
パセリがいいアクセントになっている。

では、いっただきま~す!!

鶏肉とタマネギのチキンライス。
トマトソースは甘くてコクがある。
このオムライスは、ご飯とたまごとソースをよーく混ぜて食べると味の広がりも増して美味しい。
持ち帰り、家でゆっくり食べるオムライス。
こういうオムライスもいいものだ。
ということで、テイクアウトのオムライスの紹介を!
(神奈川県内限定であしからず……)
先ずはこちら!
デニーズ ( ← リンク )

照り焼き、好きです!
たまごかけご飯、好きです!
トロ―リチーズ、好きです!
そんな日本人の嗜好を詰め合わせたオムライス。
続いてはこちら!
ガスト ( ← リンク )

デニーズには負けじと頑張っているファミレスのガスト。
ガストのオムライスは先日紹介したけど、こちらも企業努力が生み出した逸品!
GRILL DINER301 ( ← リンク )
次はファミレスから様相を転じて。
横浜市営地下鉄グリーンライン高田駅から徒歩5分にあるお洒落空間が提供するオムライス。
テイクアウトメニューは、こちら ( ← リンク )

最後はこちら!
洋食ふたみ ( ← リンク )

JR逗子駅から徒歩6分、京浜急行線新逗子駅から徒歩3分にある洋食屋のオムライス。
オムライスセットの弁当も豊富にある。
砂浜で海を眺めながら食べるのもいいかも(トンビに注意)。
その他の有名どころでは、横浜そごうにあるたいめいけんや、二俣川の西友にあるおむらいす亭などもテイクアウトできる。
調べれば、きっといろいろとあるよね!
オムライスロス……。
いやいや、オムライスはすぐそこにある!!
つながり
ぬくもり
まごころ
笑顔でオムライスを食べよう!!
みなさまの街のテイクアウト可能なオムライスがあったら、ぜひ教えてください!
Have a nice omelet rice!

最後に、以前書いたデニーズのストーリーを。
一輪の真心
「いらっしゃいませ!デニーズへようこそ」
ドアを開けた武井健一を、弾ける笑顔が出迎えた。
自然と笑みがこぼれる。健一は指を2本立て、"ふたり"と合図を送った。
会社からたっぷり2時間半はかかる地方都市にある和菓子店との商談。
早めに現地に行って15時からの商談に備えよう。そんな考えで、昼食がてら和菓子店がある商店街のデニーズに飛び込んだ。
笑顔の案内に従い、入社2年目の神山真吾とともに窓際の席につく。
昼のピーク時間を過ぎたせいか、比較的すいている店内にはゆったりとした空気が漂っている。
「すみませんが、先にちょっとトイレに行ってきます」
真吾の言葉に、遠慮するなと頷きパソコンを取り出す。
デニーズへようこそ、か……。
さて、どうやってお店の特徴を出そう……。
和菓子のネット販売。他との差別化を図るために何か訴えるものがほしい。
送料無料? 翌日配送?
いや、どれもありきたりだ。画龍点睛を欠く。どうしたものか……。
「すみません、おまたせしました」
ぺこりとお辞儀をすると、トイレから戻った真吾は静かに椅子を引いて健一の向かいに腰かけた。
「早く食べたいだろ」
「はい、もう、お腹がすいちゃって……」
「ここはおごるから、好きなものを頼め」
そう言いながらメニューをめくる健一。その目に、”オムライス”の5文字が微笑みかける。
「どうしたんですか?」
思わず「あっ」と漏れた声に、真吾が反応した。
「いやあ、あるんだな、デニーズにも。オムライスが」
「あ、知ってますよ。武井さんがオムライスに目がないって。今度美味しい店に連れてってくださいよ」
真吾もメニューのオムライスのページを開き、それに見入った。
「美味しそうだなあ……。ボクもオムライスにしようかなあ……」
「別に合わせなくてもいいぞ」
「いや、そういうわけではなくてですねえ……」
真吾の目を見やる。どことなく遠い目が、5月の午後に揺れている。
「もう何年も食べてないんですけどね……」
「じゃあ、呼ぶよ」
「あ、はい、お願いします」
健一はテーブルの呼び鈴を押した。
「子供の頃、母親がよく作ってくれたんです。オムライス」
頬杖をつきながら、真吾はぼんやりと天井に目を向けた。
「それがすごく美味しくて。大好きで。大体は休みの日の昼飯だったんですけどね」
「そう言えば君のおかあさんは……」
「はい。女手ひとつでボクを育ててくれまして。大学まで出してくれて。きっと、神様が休めって言ってくれていたんだと、今はそう思うようにしています」
それからしばらく、沈黙の時間が続いた。
注文を終え、やがて出来たてのふわふわオムライスがふたつ、ふたりのもとに運ばれてきた。
「いやー、本当に美味しそうですね!武井さんがオムライスにはまるのもわかる気がします!」
「そうか」
「うん、美味しい!チーズとタマゴがいい感じですね!」
「おー、うまいうまい。意外だな、デニーズのオムライスは盲点だったな。眼中になかった。ところで、君のお母さんはどんなオムライスを作ってくれたんだい?」
「はい、典型的な家庭のオムライスです。こどもに生のタマゴはよくないって、しっかり焼いた玉子焼きに包まれていて、その上にケチャップでいろいろな言葉が書かれていまして。あるときは『おかあさんスペシャル』とか、またあるときは『HAPPY!』とか」
“ こどもの頃から母親似って言われるんです ”
健一は、幸せそうにオムライスを口にする姿を見て、真吾のそんな言葉を思い出していた。
どことなく中性的な顔立ちの真吾の瞳の中で、思い出が駆け巡っている。
こいつの優しさときめ細かさ、それと人懐っこさは母親譲りだな……。
苦労にもめげず、うらみもせず。
こういうやつは、本当に報われてほしい……。
年の離れた弟を見るような、そんな眼差しが真吾を見守る。
おかあさんのオムライスか……。
オレもよく作ってもらったっけ。
デパートのレストランにも連れて行ってもらって、国旗の立ったお子様ランチのオムライスを食べたよなあ……。
「今日は母の日ですね……」
真吾につられて思い出にふける健一の耳に、何気ないつぶやきがこだました。
母の日。
そう言えば、小学校の時に学校からカーネーションを持って帰って以来、この日を意識したことなんてなかった。
孝行のしたい時分に親はなし。
よく言ったものだ。
母親の笑顔が脳裡に浮かぶ。
と、そのとき、
健一の中で、母親の顔と、和菓子店の女将の顔がオーバーラップした。
「そうだ神山!」
健一の目が輝く。
「それで行こう!和菓子のネット販売。カーネーションの絵をあしらった便箋に、女将さんに手紙を書いてもらって入れよう。一言でいい。君のおかあさんがオムライスにケチャップで書いてくれたように。店売りの方も女将さんの人柄が人気でリピーターが増えている。あの人の人柄や真心は、きっとネットを通じてでも伝わるはずだ」
「それ、いいですねえ!」
真吾が身を乗り出す。
「15:00までにはまだ時間がある。よし、企画を詰めるぞ、神山!」
「はい!」
ブラインド越しに降り注ぐ夏への準備を進める午後の穏やかな陽光が、テーブルに満ちあふれる。
「武井さん、女将さんにカーネーションを買って行きましょうよ」
「おー、ナイスアイデア」
「何の疑いもなく、あなた方に全部任せるからって、女将さんはボクたちにとってはおかあさんみたいなもんですもんね」
「さすが神山。その通り」
健一はパソコンの企画書ファイルを開くと、一文字一文字、力強くキーを叩いた。
“ カーネーションプロジェクト ~ 一輪の真心を和菓子に添えて ~ “
まるで、ほっぺたにご飯粒をつけながらおかあさんのオムライスを頬張る子供のように、パソコンの画面に食い入るふたり。
生命を吹き込まれた文字が言霊となり、パソコンから飛び出す。
一輪のカーネーションが宙を舞い、リインカーネーションと溶け合う。
健一の母も、真吾の母も、真心の文字の中で楽しげに踊っている。
輪廻に宿る永遠の真実。
真心が、時空を超えて、伝播する――。

ローソン からあげクン チキンオムライス味 - 2019.03.10 Sun

ローソンで2月26日から期間限定販売されている、
からあげクン 映画ドラえもん のび太の月面探査記 チキンオムライス味
からあげも大好きな身としては、この夢のようなコラボを見逃す手はない。
当然のごとく、最寄りのローソンのレジで注文。
と、会計をした瞬間、「パッパパーン」と、ドラえもんが道具を出すときの音が。
うわっ!
他のお客さんの視線がいたい。
ということで、ドラえもんのからあげクンを実食!

はたして味のほどは……。
おー!
オムライス!!
というか、チキンライスのチキン!
甘めの味つけの中に、しっかりとケチャップ炒めの芳ばしさがある。
「チキンライス味」ではなく「チキンオムライス味」としたところがいいね。
そうだ!
この味に合うのはやっぱり……。
そう、このケチャップ!!

太陽ケチャップ!
うん、おいしい!!!
期間限定でなくな次第販売終了とのことなので、ぜひお早めにどうぞ!