ぷちっく - 2013.04.29 Mon

昨日の雪辱をと、南武線の武蔵なんちゃら方面に突撃。
なんちゃらというのは、川崎駅方面から、順に、武蔵小杉 → 武蔵中原 → 武蔵新城 → 武蔵溝の口 と並んでいるから。
昨日は小杉と中原にやられた!
(全国の小杉さん、中原さん、恨みはないですからね……)
なので今日は新城。
目指すは「ぷちっく」。
場所はわかりやすく、駅北口にある、のどかな商店街を真直ぐ進めばよい。
5分も歩かないうちに到着。
店頭では男性(ご主人かな?)が袋詰めのパンを売っている。

「もうやってますか?」
「いらっしゃいませ。大丈夫ですよ」
男性に案内されて店内に。
開店間もない時間のせいか、お客さんはまだ誰もいない。
おー、面白い!
間口は狭いけれど、中はオシャレでわくわくする空間が広がっている。
テーブル席が8席(2×4)と、土壁で仕切られた半個室。
なんだか、適度な閉鎖感がとても落ち着ける。

テーブル席について早速ランチメニューを拝見。
全品、サラダ、ドリンク付きで800円。ご飯大盛りも無料。安い!!
ちなみにランチメニューは以下の通り。
・手ごねハンバーグ(限定15食)
・オムライス
・キーマカレー
・ハヤシライス
う~ん、どれも美味しそう!!
やはりハンバーグが一押しだそうだが、今日は目的のオムライスを注文。
ソースはデミハヤシとカレーの2種類ある。ここは定番、デミハヤシを選択。
"味の決め手は卵!岩手県から直送される卵を3個使用し外はふわふわ中はとろとろに仕上げました"とメニューにある。これは期待が高まりますねえ……。
ほどなくして湯気とふわふわ感につつまれたオムライスが登場!

おー、ビューティフル!!
店内の雰囲気にピタリと合った外観。シェフの心意気を感じる素敵な作品です!

メニュー通り、タマゴは外ふわふわで中とろとろ。
中のケチャップライスは結構シンプル。でも逆に、そのシンプルさがデミハヤシの牛肉の食感を生かしとてもよく溶け合っている。食後に聞いたら、ディナーメニューではソースが、デミハヤシ、カレーの他にケチャップ、サーモンクリーム、お好み焼き風とあるとのこと。なので、どれにも合うよう中が主張しすぎないようにとの考えのようだ。
うん、確かにどれも合いそうな気がする。
特に、キーマカレーも売りなのでカレーソースは食べたい!(実はカレーも大好き)

ぷちっくができたのは3年ほど前のこと。
溝の口、武蔵小杉の大型駅に挟まれたのどかな武蔵新城を選んだのは地価とのことだが、それが提供価格にも反映されている。この地は物価も安いそうだ。
カクテルも豊富で全品380円。
デザートも自家製プリン、ティラミスなど250円~350円。
コスパ最高、どれも美味しそうだし、これは本当に安い!
昨日、武蔵小杉の東急スクエアでランチタイムを過ぎた時間に遭遇した順番待ちの長蛇の列。
買い物&食事はお決まりコースなのだろうが、ちょっと足を延ばせば安くて美味しいものがある。
昨日書いたように閉店する洋食屋さんは多い。
安くて美味しいものを提供しようとガンバっている店が淘汰されるのは悲しい。
ぷちっくのような、小さいけれどほっと落ち着ける店には、本当に生き延びてほしい。
お近くの方がいらしたら是非応援したあげてください!!
2013年4月29日
■ 店舗情報 ■
・住所:神奈川県川崎市中原区上新城2-6-14 志村ビル 1F
・電話:044-571-7151
・営業時間:11:00~15:00 17:00~22:00(L.O.21:00)
・定休日:火曜日
ぷちっく食べログ情報
ぷちっく (ハンバーグ / 武蔵新城駅)
春光
春光きらめく多摩川の水面すれすれを、鳥たちが気持ちよさそうに滑空する。
その脇の球音響くグラウンド。内野陣が、ゆっくりとマウンドの達也のもとに集まる。
「よーし、あとひとりだ。落ち着いて行こう」
セカンドの浩太が達也に声をかける。
「お前の一番いい球を投げろよ」
ファーストの智が肩をたたく。
最終回。ツーアウト満塁。相手バッターは4番。カウント3ボール2ストライク。
あのときと同じじゃん。状況も、みんなからかけられた言葉も……。
違うのは、甲子園の予選か草野球かってことぐらい。
それが大きな違い?
いや、今の自分には同じくらい大事な試合だ。
変われたかな、オレ……。
ロジンバッグを手の甲でポンポンとはじきながら、達也は、大きくひとつ深呼吸をした。
「ツーアウト。しまって行こう!」
キャッチャーの義広の通る声がグラウンドに響き渡る。
さあ達也、来い。インハイのストレート。
義広のサインに、達也は大きく横に首を振る。
じゃあ、アウトハイのストレート。
いや違う。義広、あのときと同じサインを……。
達也が逆にサインを送る。
本気か? わかった。じゃあこれで……。
達也の意図を汲んでサインを返す義広の表情が変わる。一気に引き締まるのが、マスク越しでもはっきりとわかる。
達也は帽子を深くかぶりなおすと、大きく頷いた。
5年前の、夏――。
全国高校野球選手権神奈川県大会、準決勝。
エース岡本達也率いる川崎青嵐高校は、初戦で第2シードの西湘大付属を破り、破竹の勢いでここまで勝ち上がってきた。
最速147キロ右腕。もともと大会No.1投手との呼び声は高かったのだが、200校近い参加がある夏の神奈川県大会を、弱小公立高校がひとりの投手で勝ち抜くのは至難の業だ。
準決勝の相手は優勝候補筆頭の横浜明峰。
3-1。川崎青嵐2点のリードで迎えた9回裏、横浜明峰最後の攻撃。ツーアウト満塁で、バッターボックスにはプロ注目の4番松山。カウント3ボール2ストライク。
マウンドの達也のもとに集まった内野陣が各自のポジションに戻る。
義広のサインをのぞき込む達也。
何? スローカーブ?
バカ野郎、ふざけるな!
達也は大きく首を横に振った。
それでも、義広の出すサインは変わらない。
スローカーブ。
何で?松山に子供だましが通じるわけないだろ。山際淳司のストーリーでもあるまし。オレのストレートを信じていないのか? オレだってドラフト候補だぜ。それに、オレの力でここまで勝ち上がって来たんじゃないか。わかったよ、義広。もうこれ以上つき合っていられねえ。さあ、行くぞ!
義広のサインに頷くと、達也は、サインを無視して渾身の力を込めたストレートを投げ込んだ。
148キロ。この試合138球目にして自己最速を記録したストレート。確かな指のかかりを実感した。
よし、最高のストレートだ。行ける!
そう思った瞬間、鋭く振りぬいた松山のバットにはじき返された白球は、快音とともに満員のレフトスタンドに突き刺さった。
逆転サヨナラ満塁ホームラン。
膝に手を置いたまま、ボールが消えたレフトスタンドに目をやり真っ白に固まった、達也。
その1球は、甲子園の夢破れると同時に、達也の全盛期の終焉を意味するものでもあった。
結局達也はその年のドラフトで選択されることはなく、東北地方の野球の強豪大学に進学したのだが、チームに折り合えず2年で中退した。
「あれ、達也?」
3か月ほど前、武蔵新城にある洋食屋の「ぷちっく」で昼食をとる達也の耳に、聞き覚えのある通る声がこだました。
見上げると、188センチの大男が笑っている。
バッテリーを組んでいた義広との、4年ぶりの再会だった。
「野球を失ってみると、結局オレは何もない薄っぺらなやつだって思うよ」
オムライスを頬張りながら、達也が言う。
「そうだな」
同情も否定もせずに、義広が相槌を打つ。
何だよ、つめてーなあとでも言いたげに、苦笑いを浮かべる達也。
「なあ達也、何であのときスローカーブのサインを出したと思う?」
「ストレートにタイミングが合っていたから?」
「それもある。他には?」
「他?……そうだなあ……。カーブが切れていたから?」
「それから?」
「あー? まだあるのか?」
ハンバーグを、大きな口でがぶりと食べると、義広は達也の方を指さした。
「本気で行きたかったんだよ、甲子園。お前と。それと、みんなと」
「オレだって行きたかったさ」
「いや、お前の行きたいとオレの行きたいは違ってた」
「どういこと?」
「お前は、お前だけのために行きたったんだろ。全国の強打者との対決を楽しむ。そのためだろ」
言われてみると、否定はできない自分がいる。
「お前がいなかったら、甲子園どころか1回勝てればいいチームだったってことは認める。だから誰もお前のことを恨んでなんかいないし、逆に夢を見させてくれてありがとうって感謝している。それとなあ達也。みんなも本気だったんだぜ。甲子園に行って、オレたちの達也をプロに送り出そうぜってことに」
「え? オレをプロに? 送り出す?」
「あー、みんなお前を英雄にしようと、一緒になって必死に戦ってたんだ。あのとき、横浜明峰の松山とお前は、雌雄を決するフィールドのトラのようだった。食うか食われるか。強くなればなるほどより強い相手を求める。勝者は敗者の屍を踏みつぶし、更に強くなっていく。敗者は優劣を明らかにされ、その世界から排除される。最後の1球でストレートを要求したら、きっとお前は自己最速の素晴らしい球を投げるだろうって思ってたよ。でも松山は、たとえそのボールが150キロ以上だったとしても、絶対に打ち返しただろう。いや、速ければ速いほど、より遠くに飛ばしていただろう。何故か? 本物同士の勝負ならストレートしか投げてこないって、やつは信じ込んでいたからだ。バッターボックスで、やつはそういう目をしていた。だからヤバいと思った。あそこで松山を打ち取れば、立場は変わっていた。卑怯と言われようと勝ちは勝ちだ。頭脳戦で勝つのも強さだ。柔よく剛を制す。スローカーブを茫然と見逃す松山の姿が今でも頭に浮かぶよ」
グラウンドを照らす柔らかい陽光が、今日は穏やかないい天気になることを約束している。
さあ、いくぞ義広、甲子園に……。
5年前の荒ぶる魂を宿したスローカーブが、達也の手から放たれた。
ガツン。
バットの先に当たった打球が、力なく達也の前に転がる。
達也は、その打球を難なくさばき、ファーストへ。
アウト! ゲームセット!
「よっしゃあーーーーーー!!!!」
達也の雄叫びがグラウンドにこだまする。
義広をはじめとするナインが、達也のもとに駆け寄る。
その夜「ぷちっく」には、祝杯をあげる草野球チーム「青嵐ジャガーズ」の面々の姿があった。
「では、本日の勝利を祝して、かんぱ~い!」
浩太の発声で、川崎青嵐高校第17期卒業生チームの祝勝会が始まる。
「義広、ありがとう」
達也は義広に右手を差し出した。
「おう」
呼応する義広。二人は、がっちりと握手を交わした。
「なあ義広。オレさあ、今日、目標が達成できたんだよ」
「目標?」
「ああ、やりたかった目標。今度はオレが質問する番だ。何だと思う?」
「ゴメン、まったくわからない……」
「スコアブック見てみな」
「え? 」
義広はマネージャーの美奈代に今日のスコアブックを貸してとお願いすると、内容をチェックし始めた。
「えーと、被安打5。四死球2。エラー4。失点1。ん? これの何が目標?」
「もうひとつ、記録があるだろ」
「もうひとつ?」
「奪三振」
「三振。えー、あれ? え?」
義広の驚きに、してやったりの表情を浮かべる達也。
「えー、奪三振、ゼローーーー!」
「そういうこと」
「1試合平均11.8個の奪三振を誇る剛腕が、ゼロ……」
「ああ、今日は絶対に三振はとらない。みんなを信じて、みんなと一緒に野球がしたいから、全部打たせて捕るって決めてたんだ。それがオレの目標だし、オレが変われたかどうかのバロメーターにしたかった」
「そうかあ。やったな、達也!今日はとことん飲もう」
「おー、朝まで行こうな!」
「私との約束も守ってね!」
達也と義広の間に美奈代割り込む。
「でも、甲子園はもうムリじゃん」
「上杉達也は、ちゃんと朝倉南を甲子園に連れていったわ。甲子園が東京ドームに変わってもいいじゃない。草野球の全国大会」
「まあ、オレは達也そのものだけど、お前はみなみちゃんじゃなくてみなよちゃんだし、ドームでもいいよな。その方がお似合いかも」
「もう、いじわる……」
「ゴメン、ゴメン、うそ。本気で連れてくよ」
その夜の宴は、やがて来る朝を惜しむかのごとく、みんなの意思に従い延々と続いた。
世の中は、冬が終わり春真っ盛り。
燃え盛る夏に羽ばたくための準備は、ここでも、着々と進んでいる。
何てことだ…… - 2013.04.28 Sun
用事を済ませ、横浜からちょっと足を延ばして南武線の武蔵中原駅へと向かった。
ここには美味しいと評判の「多羅葉樹」がある。
駅から歩いて10分。地図によると確かこの辺……。
あれ、通り過ぎちゃあったかな????
まったく店の気配が感じられない。
今までに何度か味わった、いやーな予感が頭をよぎる。
ま、まさか。
もう一度、食べログの多羅葉樹のページを見る。
ガ~ン!!!!!
そこには「閉店」の二文字がしっかりと記されているではないか。。
汗ばむほどのポカポカ陽気の中、落胆する気持ちを「日課のウォーキングの手間が省ける」と強がって封じ込めながら、隣の駅の武蔵小杉へ行くことに。
武蔵小杉には「絵夢」というお店があったのだが、残念ながらこちらも既に閉店。
もう一軒、「カフェリノ」というお店があるので、そちらに。
おー、あったあった。
駅から5分程度のところにカフェリノはあった。
が、しか~し、
本日2度目の、ガ~ン!!!!!

第2、第4日曜定休。
仕方なく、鉛の足で駅の東急スクエア内にあるブラームスへ。
目に飛び込んできたのは長蛇の列。休日のレストラン街によくある光景。もう14:30だというのに……。
今日は諦めた。めげた。明日リベンジしようかな。
それにしても、最近、閉店してしまう洋食屋さんって、多いなあ。。
ちょっと寂しい……。
自転車
桜の季節が終わったら 自転車を買いに行こう
サイクルショップで見つけた お気に入りの 真っ白いやつ
空の向こうまで どこまでも続く道
そいつで走れば きっと気分は最高
どこに行こうか
碧い海? 清流の山? 賑わう街?
それとも
ほら 新しい自転車を手に入れたんだよ!
ねえ 見て見て!
もう一度 きみの心の中を走れたらいいのにね

オムライス選手権 1回戦 第10試合 秋田 VS 山口 - 2013.04.27 Sat
その間に、Excelでこんなイメージマークを作りプロフィールに掲載いたしました。

え? 関係ない?
あ、オムライス選手権とは全然関係ないですね……。
PC以外の方はPCビューでご覧ください。
だから関係ないだろって?
すみません、ちょっと言いたかったもので。
さて、1回戦 第10試合は秋田対山口です。
きりたんぽ&なまはげ VS 長州。
日本古来の伝統あるチーム同士の、見応えある試合が期待できそうです。
さて、盛り上がるか否かは画像がとれるかどうかにかかっています。
前回は割と取れましたが、はたして今回はどうか、ドキドキです。
先攻は秋田です。
きりたんぽなまはげきりたんぽなまはげきりたんぽなまはげきりたんぽなまはげ……、と規則正しく並んだ応援席。
ひらがなばかりで区切りがよくわかりません。
頭が痛くなる前に早速行きましょう。
代表は大曲駅から1.5キロほどのところにあるバンフィール。
オシャレな名前ですねえ……。
では期待の外観です。
え?
画像がない?
いきなり恐れていたことが……。
では店内。
や、やばいです……。
空想してください。
早回しでオムライスに。
おー、ありました。
どうやらオムライスが売りで、駐車場に看板があるとのこと。
しかも、種類がたくさんあります。
ご飯はチキンライスとドライカレーがあり、価格は900円ですかね。
ソースをダブルにしたりすることで多少価格が変わるようです。
これはランチのオムライス。

これはデミですね。

中は……。

う~ん、美味しそうですね!
ソースの種類も豊富なようです。
デミグラス、ミートソース、クリームソース、トマトソース、明太子クリーム、カレーソース、ケチャップ。
これはまさに、北のオムライスワールド炸裂といったカンジ!!
さあ、得点はどうか……。
きりたんぽなまはげきりたんぽなまはげきりたんぽなまはげきりたんぽなまはげ……、息を飲みます!
348
まずまずといったところでしょうか。
続いて後攻の山口。
長州長州長州長州……力小力力小力。こちらの応援も負けていません!
代表はフレンチレストラン Okada。
所在は防府市植松。クルマでないと行くのが厳しい場所、JR防府駅からタクシーで行くようです。
さて、外観、ん?
はいはい。
ちょっとマイクのスイッチを切ってって?
……。
え?そんなあ!
……。
すみません、外観も、店内も、オムライスの画像も、さらにはオムライスの情報もないようです……。
ということで、罪ほろぼしにOkada & オムライスつながりで、岡田結実ちゃんのオフシャルブログ「オムライスはママの味」のリンクをはりませう。
http://ameblo.jp/okada-yui-official/
え? 罪ほろぼしになっていない? ロリ……。
いやいや、たまたま「オカダ オムライス」の検索でヒットしただけです(汗)。
話題を変えましょう。
もうひとつ。
カレー好きのあなたのために(そう、そこのあなたですよ)、Okadaのチキンカレー風味のフリカッセの画像を載せておきます。

うん、これはこれで美味しそうですね!
では得点です。情報がないので何とも言えませんが……。
324
あー、やはり画像がないのが響いたか……。
泣くな、結実ちゃん。
あ、いないか。
力小力力小力は怒って暴走しないでくださいね。
山口、残念ながら敗退です。
秋田は次も期待ですね。
ではこの辺で失礼します。
<記録>
○秋田 348 - 324 ●山口
バンフィール 食べログ情報
君がため - 2013.04.26 Fri
当時、「歌を味わう」などは、ジョッキから溢れ出すビールの泡のごとく容量の小さな頭から溢れ出し、仕方なくただただ暗記に励んでいた。
年を経るにつれ、ちょっとは人の機微なるものがわかるようになり(なったつもり)、百人一首に向かう姿勢も変わってきた。
好きな歌。
ひさかたの 光のどけき 春の日に 静心なく 花の散るらむ
のどかな中に散り行く桜の激しさ。情景を切り取ったこの歌は何とも言えず好きだ。
そして。
君がため 惜しからざりし 命さへ ながくもがなと 思ひけるかな
この歌は、人から「良いよ」と教えてもらったのだが、触れてみるととても感慨深い。
藤原義孝の思いが凝縮されている。
さらに。
「君がため」--ボクにとって、ひとつのキーワードでもある。
人は何のために生きるのか。誰のために生きるのか。
今を生きて在ること。
「大好き」と「愛してる」の違い。
夭折した藤原義孝が歌ったのは、偶然か、それとも必然か……。
ブログを始めて、見に来てくださる皆さま、声をかけてくださる皆さま、応援ご協力くださる皆さまがいらっしゃるからこそ前を向けるんだということを、改めて実感している。
夢と思い出。
人はいつまで夢に生き、いつから思い出に生きるのだろう。
ボクはいつまでも夢を追い続けたい。
君がため。
みんなと生きていきたい。
そして、幸福行の列車を、探し続けたい。

今日からゴールデンウィーク - 2013.04.25 Thu
何をしようか?
まだ計画を立てていない。
今日ゆっくり考えよう。
(お勧めの店があったら教えてくださいね!!)
さて、そういうわけで昨日は休み前最後の仕事で、毎日お世話になっている社食も休み前は昨日が最後。
お昼のメニューはなんだろう……。
チャーシューメン。
おー、ふむふむ。
ラーメンも好きです。
そそられます。
それから。
定番のそば、うどん。
ふむふむ。
今日の気分は違うな……。
と、視界に飛び込んできたのは、黄色い衣にブラウンの泉!!
あーーーーーーーーー!!!!!!!!!
オムハヤシだあああ!!!!!!

味噌汁付きで399円。
これに105円のサラダを追加。
オムライスブロガーとしては外せないでしょ~。
思考時間0.03秒で決定!!
早めに来ないと売り切れちゃうんだけど、今日はラーメンと人気を二分していて、セ~フ。
まわりの熱い視線、いや、奇異な視線を一身に浴びながら、社食のオムハヤシの写真を撮る。

手作り感があるわけではなく、タマゴもふわとろではないけれど、結構ボリュームがあって満足。
食べ終わったころには売り切れていた。

この日の夜は、飲みでなじみの「茅ヶ崎 海ぶね」に。
これ、しらす豆腐サラダ。しらすたっぷりで美味しいですよ。
わがままで「もうちょっとしらす乗せて!」って店員さんに言っているせいもあるんだけど。

他にも、魚料理はもちろん、しらすと生海苔ピザやしらすとパリパリキャベツのアンチョビソースが好み。
ん?しらすばっかじゃん。書いていて気がついた。
締めはそば2.5人前×3を4人で。
ぎえーー!ぐるじーーー!!
最後はもう、酔っ払いのうつろな目でそばとにらめっこ。
たかがそば。
されどそば。
そばに負けるなんて……。
日本男児としてあるまじき屈辱。
でも体は正直。大食い選手権の箸がとまった状態でしたね……。
では、みなさま、楽しいゴールデンウィークを!
お仕事の方は、ホントご苦労さまです。お体にお気をつけください。
オムライス選手権 1回戦 第9試合 岩手 VS 長崎 - 2013.04.24 Wed
はたして見合った写真があるのか、期待と不安が入り混じりますが……。
先ず、これまでの結果を振り返っておきましょう。
1回戦の第8試合まで終了しました。
○東京 381 - 350 ●熊本
○神奈川 356 - 312 ●佐賀
○滋賀 352 - 308 ●山形
○大阪 434 - 343 ●青森
○群馬 350 - 312 ●鳥取
○兵庫 398 - 354 ●山梨
○福井 350 - 324 ●高知
○北海道 353 - 339 ●和歌山
さあ、続く試合は岩手対長崎です。
北海道に次ぐ広大な土地を持つ岩手。どのような力を秘めているのでしょうか。
一方の長崎。かつては「カステラの松翁軒にある喫茶店のオムライス」を擁していました。
松翁軒のオムライスは、尊敬してやまない超オムライス好きの師匠からNo1.の称号を与えられたのですが、残念ながらメニューからなくなってしまったそうです。
果たして、エース不在の長崎。その実力やいかに……。
早くも試合が始まるようです。
先行の岩手。
代表はお食事処の紋。
盛岡市内で、矢巾駅よりクルマで15分の場所にある店です。
外観は……残念ながら写真がありません。
(おい、大丈夫か????)
気を取り直して店内を見てみましょう。
うん、ありました!写真。
なお、写真の解像度はご愛嬌でお願いします。

なるほど、伝統的な日本のお食事処を感じさせる店内です!
お、すでにオムライスが用意されたようです。早いですねえ。。。
あれ?

これは……チキンカツ???
あ、なんてことでしょう!
スタンドに番外編「桐の家」の回の東克也さんと今治和代さんのカップルの姿が見えます。
すみません、今日はオムライスですので……。
え?わかってるって???
あ、すみません。カツで勝利確信の応援ってことですね。失礼しました。
さあ、今度こそオムライスです!
果たして写真は……。
おー、ありました!

お食事処の魂はしっかりとオムライスにも注入されているようです。
情報によりますと、どうやらオムライスは評判のようです!
価格は730円。これも安い!
得点はどうでしょう……
329
うーん、これはどうでしょう。
これまでの試合を見ると、勝つにはちょっと低いような気もしますが……。
続きまして後攻の長崎です。
代表は……え?
みのぶずし。
な、なんとお寿司屋さんです!
これはどういうことでしょう。
場所は長崎市内。大橋駅から600メートル程度のところにあります。
外観は……。

うん、看板はお寿司屋さん。
寿司全皿100円が目につきます!
お寿司屋さんながら、入り口はガラガラとあけるドアではないですねえ……。
ドア付近の人がいまいちナゾっぽいです。
店内写真は残念ながらありません。
ということで速攻でオムライスにまいりましょう。
名前はたんぽぽオムライス。価格は900円です。
どうやら、親子で営んでいて、両親がお寿司で、洋食を修業した息子さんが洋食を担当しているらしいです。
オムライスはこんなカンジです。

よくまとまっていますねえ……。
え? なになに?
おー!!!!!!!!
そういうことですかあ!!!!!!!!!

真ん中から開くとこうなるのですね!
これが「たんぽぽオムライス」の名前の由来ですかあ!
これは工夫が凝らされています。
得点はどうでしょう……。
305
えーーーーー!ひくーーーーい!
残念、長崎。
松翁軒の魂を受け継ぐことはできませんでした!
(師匠、、だめでした……)
これには岩手はほっと一安心。
カツの応援パワー効果もあったようです。
岩手2回戦進出です!
あ、東さん、今治さん、だめです、だめです。
場内には入らないで……。
だめですよ。
だめですって……。
ちょ、ちょっと。
おーーーー!
だめだって言ってるだろ!
わーー。
ブチっ。
……。
<記録>
○岩手 329 - 305 ●長崎
紋 食べログ情報
ミカサのストーリーを掲載しました - 2013.04.23 Tue
ショートストーリー 街角の小景 - 2013.04.21 Sun
すみません、ミカサのストーリーまだ書き終わっていません……。
う~ん。自分で自分を縛ったのに。
ということで、代わりに昨年書いたショートストーリーを、イメージで描いた絵とともに載せます。
さて今回は……。
オムライスとは全く関係ありません。
でも、関連性はあります。
それは、登場人物が……。
自分で書いたストーリーをリンクさせるのが好きだったりします。
例えば、第9回ラケルに出てくる晴香は、第6回ラプラタに出てくる晴香。
で、ラケルの主人公リョウは、今回掲載する「街角の小景」の冒頭にでてくる男で、リョウの台詞は別のストーリーで話しているもの。第9回ラケルは、実はそのストーリーの続き。
別のストーリーは「また」ということで。
街角の小景
「もしもし。ごぶさた。……。突然だけど、明日の夜、会えるかな? よかったら、今度は、君が好きな場所にボクを連れていってほしいんだ……」
電話を終えると、男は、電話ボックスをはなれ夜中の街へと消えていった。
これが最後のお客さんかな……。
12月の夜空は雲ひとつなく晴れわたり、オリオン座が鮮やかに輝いている。
そんな空から、凛とした冷たい風が一団となって、一直線に街に吹き込む。
彼は、とある街の、とある駅前に設置された電話ボックス。
彼が設置されてから、もう随分と長い年月が経つ。
かつてはこの街も活気にあふれていた。大きな企業の城下町で人の往来も激しかったのだが、その企業の業績が悪くなりこの街にあった工場が閉鎖されて以来、一気に人通りが減った。市が行う新たな企業誘致も隣街が中心で、世の中に取り残されたようなこの街全体を、重い空気が支配している。
そんな重い空気は、彼にも押し寄せた
彼の役目も今日で終わり。時代の流れには勝てず、明日の朝になったら撤去される予定だ。
朝になったらお別れか。せめて、明日のクリスマスイブの景色くらいは見たかったなあ……。
思い返せば、いろいろな声を聞き、いろいろな話しをつないできた。
入試合格を伝える喜びの声。
つらい別れ話。
駆け引きで手に汗を握る商談話。
……。
彼の中を、思い出が駆け巡る。
モデルガンをもった少年グループに襲撃されたこともあったっけ。あのときはBB弾で見事にガラスを割られた。
そんなことも、今ではよき思い出。
思い出にふける中、
「おい、この野郎! こんなところにボケーっと突っ立ってやがって」
夜討ちのごとく、突然、初老の酔っ払いが、彼に向って突進してきた。
「なんでオレがクビなんだよ。えー? ふざけんなよ……ちくしょー……」
ドアをガンガンと叩くと、酔っ払いは片手に持っていた缶ビールを彼に浴びせた。
「なんとか言えよ。……くっそー……バカヤロー……」
ドアにもたれかかり、酔っ払いは続ける。
「どうせ、役立たずのおいぼれは用なしだよ。どいつもこいつも、つめて―よな」
やれやれ、またか……
最近、こういったことが、明らかに多くなった。
最後ばかりは静かにすごしたかったけど、ま、しょうがないか……。
そんなことをされても、今の彼には怒りもわいてこない。むしろ、微笑んであたたかく包んであげたくなる。
オジサン、ボクも同じだよ! オジサン、ガンバんなよ! オジサンには明日があるよ!
しばらくして、酔っ払いは彼のもとを去って行った。
最終電車が終わり駅の明りが消えると、やがてタクシー乗り場の人影もなくなり、街は完全に眠りについた。
くっきりと夜空に浮かぶ月の灯が、彼をぼんやりと照らしている。
どうやら、先ほどかけられたビールの酔いが回ってきたらしい。
いたたまれない悲しみと恐怖が、彼を襲う。
やっぱり、壊されるのは、すごく怖い……。
この街のみんなと別れるのは、とてもつらい……。
だれか、だれかボクを助けてー!
だいたいボクは、みんなの声や話をつたえてきたのに、ボクの話なんて誰も聞いてくれないじゃないか。ボクはまだここにいたいのに……。
こんなに寂れちゃったけど、明日はこの街も賑やかなんだろうなあ。ボクがなくなったことなんて、誰も気がつかないんだろうなあ……。
まったく損な役回りだ。でも、『おセンチな電話ボックス』なんて、ちゃんちゃらおかしいしなあ……。
あー、月がきれいだ……。
最期は『月見酒』か? それもいいな。
おーい、お月さん、きみはボクのお友達かい?
このまま寝てしまえば、楽かなあ。はい、今日の営業は終了で~す、ってね。ボクの営業は、これをもって、これをもって、……。
そんな彼のもとにひとりの少女がやってきたのは、もう、時計の針も2時をまわった真夜中のころだ。
少女は、電話ボックスに入り受話器をそっと手にとると、ゆっくりと話しはじめた。
「もしもし……」
ん? おいおい、ちょっとまてよ。
電話っていうのはね、カードか硬貨を入れて、それから電話番号を押してから話すもんですぜ、お嬢さん……。
まったく、あきれてつきあっていられないね。
ボクの眠りの邪魔をしないでおくれ。
ボクはもう、すっかり寝ているんだ。
お休み……。
……。
「もしもし、聞こえますか、電話さん。私は明日、彼と結婚します。この街をはなれ、彼の故郷に嫁いでいきます。3年前のクリスマスイブに、私の思いを伝えてくれたのは、電話さん、あなたでしたよね。ありがとう電話さん。いつまでも、いつまでも元気でここにいてくださいね……。ありがとう、私のサンタさん……」
少女は受話器を両手で包みこみ、そっと胸にあてた。
一陣の風に飛ばされた空き缶が、枯葉とともに音を立てて歩道を転がる。
しばらく受話器をギュっと握りしめていた少女は、やがてドアを開け、別れを惜しむかのように、静かに閉めた。
あと数時間もすれば、いつもと同じように新しい朝がやってくる……。
少女が立ち去った街角では、先ほどよりも輝きを増した月明かりが、いつまでも電話ボックスを照らし続けていた。

拍手ありがとうございます! - 2013.04.20 Sat
これはブログを始めてよかったと、本当に嬉しく、みなさまに心より感謝申し上げます!!
これからも是非お立ち寄りくださいませ。
さて、「やっぱ画像がないと」と、最近進んでいないオムライス選手権食べログ大会。
いろいろと調べてみた。
その結果、先ず、食べログの会員IDを取得し店舗情報のリンクをはれるようにした。
でも画像がないことには変わりはない。
う~む。まだ物足りない。どうしよう……。
さらに調査を進める。
そこで見つめたのが、あ、すみませんタイプミスです、そこで見つけたのが食べログAPI。
どんなものかとネットで検索した結果、一筋の光が!
食べログAPI。
↓
http://tabelog.com/help/api/
食べログAPIとは?のページを見ると以下の内容が掲載されている。
「食べログAPI」では、食べログに掲載されている日本全国のレストラン情報と、そのレストランへの口コミ情報、画像情報の一部を提供しています。 ご利用登録いただければこれらの情報を簡単に取得することができますので、是非、新しいサイトや既存サービスのコンテンツとしてご活用下さい。
おー!!!!!!一部だけど、画像情報がとれる!!!!!!
これはいいぞ~!
ということで、早速食べログにAPI利用申請をし、アクセスキーを取得した。
これで食べログ公認の画像がとれる!
ここに掲載したのは、東京第一代表の三浦亭の公認画像。

店によってどんな画像を取得できるのかわからないけど、できるだけマッチする画像があればいいなと思っている。
なので、画像が見つかったら過去の1回戦記事もさしかえますね~。
それと、ミカサのショートストーリーは途中まで書いているので、明日中の完成を目指します!
ゆるキャラとオムライス - 2013.04.18 Thu
〇か☐か?
〇である。
柔か剛か?
柔である。
冷たいか優しいか?
優しい。
そう、オムライスは、まるくて、やわらかくて、そしてやさしい。
ドラえもん、アンパンマン、トーマスの顔、みんな丸い。
子供が安心する。
地震と津波が街を襲い、ミサイルの恐怖が現実味を帯びる。
限られた牌を取り合う資本主義は限界を迎えようとしている。最終局面である企業のグローバル化が進み、効率化を追求した人員整理に拍車がかかり、就活組は日本人だけでなく他の民族も交えた競争にさらされている。
鋼の強さを求め突き進んできた時代は内包していた矛盾をさらけ出し、鋼自ら、硬いものは簡単に折れてしまうことを露呈しつつある。
幸せを、豊かな生活を夢見てきたはずでは?
でも、何が幸せで、何が豊かな生活?
精神的な充足は? 安らぎは?
前を向いて歩く。
幸福な未来を信じて歩く。
どんなフィルターを通して世の中を見ようか。
今ボクは、まるくて、やわらかくて、そしてやさしいオムライスに焦点を当てている。
オムライスは絵になる、と思っている(大好物だからひいきめもある)。
味噌カツが絵にならないとは言わない(何で比較対象が味噌カツ……単に頭に浮かんだから)。
でも、「味噌カツのある風景」はなんか違う(ゴメン、味噌カツ)。
ゆるキャラ「くまもん」をExcelで描いてみた。
「くまもん」もまた、まるくて、やわらかくて、そしてやさしい……。
ゆるキャラとオムライス。根底でつながっている気がする。

ゴールデンウイークの計画をたてよう! - 2013.04.18 Thu
さてさて何をして過ごそうか??
欲張りな性格としては、あれもこれもと出てくるけど、そのひとつとして「オムライス食べるぞ計画」もたてたい。
どこかの地域で集中的に食べて情報をストックしたいな。
まあ、実際はそんなに遠くには行かれないので、きっと都内を始めとする関東近県で選ぶのだろうけれど。
どこかお勧めの店はありますか?
ぜひ、教えてください!
関東近県に限りませんので……。
今週末にはミカサのショートストーリーを書きますよ!
(書けるかなあ……、ちょっと自分で自分にプレッシャーを……)
それと、オムライス選手権食べログ大会で、もしかしたら工夫ができるかもしれないので、ちょっと研究してみます(うまくできたら公開します)。
ちなみに、このイラストは、「いらすとや」に掲載されているフリーのもの。
こういうのもいいなあ。。
Excelで書いてみようかな。
あ、Excelの絵は、今「くまもん」を描いているので、描けたら掲載しますよ~!

オムライス選手権途中経過 - 2013.04.16 Tue
この後どうなるのか、やっている自分でもよくわからない。
ま、その気になれば、調べて結果だけ簡単にわかるのだろうけど、それでは面白くない。
てか、やる意味がない。
その地にある店を見て、あ、行ってみたい!という思いを抱きたいのだ!
それにしても、いろいろなオムライスがあるなあっていうのを実感。
全国のオムライスを見ていると、ホントにみんな食べたくなる。
いつか「オムライスの旅」なんてのもやってみたい。
さてさて、そんな思いなのだけれど……。
このブログでオムライス選手権を始めたときには「公開すること」は考えていなかったので、個人用に記事を書いていたのだけれど、公開となると利用規約や著作権等の考慮が必要になる。
はっと気がついて、公認の食べログ会員IDで店のリンクを貼ったり、画像を削除したりした。
でも、やっぱ画像がないといまいち面白くないなあ……。
書いている自分がそう思う。
なんかいい手はないかなあ……。
みなさん、何かないですかねえ???
思考錯誤しながらも、大会を進めて行きますよ~。

ミカサ - 2013.04.12 Fri

3月7日に湘南台のPepita Lionに行って以来、1ヶ月以上オムライスを食べていない。
あー、もう禁断症状が……。
しかも、オムライス選手権なんて始めたもんだから、食べたくて食べたくて仕方がない。
ということで、会社帰りに衝動的に足が……。
向かった先は、オムライス選手権の神奈川第1代表になったミカサ。
やっぱり地元神奈川を背負った店で、しかもミカサがある大船は会社がある戸塚の隣だから、行かないと。
ミカサは大船駅から徒歩5分くらい。北側の改札を大船観音の反対側に出て、西友の横を通る道を真直ぐイトーヨーカドー方面に向かえばよい。
しばらく歩き、ミカサに到着。
う~ん、高級な洋食屋さ~んってカンジ!
王道というか、映画の舞台になりそうというか、存在が「これぞ洋食屋」を思い切り主張している。
いいですねえ……。
これはわくわくですよ。
外観を写真に収め、店内に。

これまた良い良い。
ミカサのドアをたたいてみれば文明開化の音がする。
静かで、落ち着いた雰囲気。
訪れたのは金曜の夜だけど、先客は4組ほどで、わりとすいている。
カップル、4人組、男性2人、カウンターでシェフと話す男性(通の常連っぽい)。
お客さんもみな、落ち着いた雰囲気(あ、お年を召されて……なんて言いませんよ)。
値も張るので、品の良いお客さんが多いのだろう、と勝手に想像する。
そういえば、店員さんも落ち着いた方中心。人によるけど、ちょっと愛想がないカンジなんですけど。これも、ならでは、かな???
テーブル席に通されると、さっそくオムライス1,500円を注文。
コーヒーつきだけど、結構いい値段。
最近、オムライス選手権で地方の安くて美味しそうなオムライスを見ているので、コスパ的にどうだろうと思ってしまう。
ま、そこは「神奈川第1代表に食べに行こう」が目的(あれ、衝動的なんじゃあなかったけ)、値段は気にしないことにしよう。
そんなことを思いつつ、席についたときに持ってきてくれた新聞に目を通す。
ひとりのお客さんには配慮してくれるのですね。新聞とは、なんとも昭和チックでオジサン向けなカンジもするけど、こういう細やかなサービスは素敵です。
そうこうしているうちに、オムライスが登場した。
ドンと目の前に置かれる。
なんか、タマゴがチキンライスの上でポワンとしていて可愛いぞ……。
(オムライスを可愛いなんて、アブねーなあ)

ソースは2種類。ブラウンソースとケチャップ。これを好みで自分でかけるスタイル。
さて味はどうだろう……。
チキンライスは?
鶏肉、玉ねぎ、マッシュルーム、グリーンピース。
うん、美味しい。味つけはあっさり。
ポワンとしたタマゴは?
これは、食べてみて、なるほどって思った。
あ、可愛いじゃなくて、作り方が。
タマゴが独立していてオムレツ状態。こうするとタマゴのコクが包み込まれる。
それを割ると、とろとろが溢れ、クリーミーでコクのある味わいが溶け出してくる。
さて、どちらのソースをかけようか?
ケチャップの方が濃いし、最初はブラウンソースでしょう!
ということで、マッシュルームたっぷりのソースをかけて一口。

うん、すごくしっくりくる。
チキンライスとタマゴをまとめてくれる。
とてもバランスがよく、まさに三位一体。1+1+1=3ではなく、1+1+1=∞。
量は思ったよりある。
続いてケチャップ。
あ、おぎりのようにちょっとだけケチャップをかけた写真しか撮るのを忘れてたあ……。

うん、これもいいぞー。
欲張りの自分は両方いただいちゃいますけどね。
ミカサの創業は1936年。てことは、今年で77年、喜寿か???
とにかく居るだけでも歴史を感じる。
名物はオリジナルメニューのカツメシらしい。
かつてすぐ近くに松竹撮影所があり、多くの映画人に愛された料理。
きっと、忙しい撮影の合間に、短時間でバーッて食べてたんだろうね。
実は自分もちょっと大船撮影所で仕事をしていたことがある。
映画の表舞台は華やかだけど、裏は大変。映画は撮影期間が長いのでまだいいのだけど、ドラマは特に(今は知らないけど)。
限られた予算、限られた期間で製作する。
寝る時間もないし、道具も少ない。
一度は、「明日の撮影で女の子の部屋を作る必要がある。お前、今から知り合いの女の子から部屋を飾るもの借りてこい!」って……。
えー!それはムリでしょ。
そんな、知り合いいないし、お願いしても「変態!」って断られそうだし……。
でも、そんなので驚いていてはダメ。これが当たり前の世界。そういうのを乗り越えて、いっぱしの映画屋になっていく……。
安い給料で、将来を夢見る世界。
ミカサは、そんな楽しくも厳しい映画の世界を見守ってきたんですねえ……。
そうそう、店員さんは、映画職人のように愛想がなさげだけど、帰り際に美味しかった旨を伝えると、それはそれは嬉しそうに御礼を言ってくれましたよ。これも、まるでひとつの世界の演出のよう!
ごちそうさまでした!
2013年4月12日
■ 店舗情報 ■
・住所:神奈川県鎌倉市大船2-20-36
・電話:0467-46-2737
・営業時間:[月~土] 11:30~21:30 [日・祝] 11:30~21:00
・定休日:無休
ミカサ 食べログ情報
ミカサ (洋食 / 大船駅)
真白き紅(くれない)
この冬一番の寒気団が、関東地方を冷蔵庫に押し込んだ。
一通の手紙を読み終えた晃は、ガタガタと震えるサッシの窓からぼんやりと外に目をやった。灰色の空からヒューと唸りをあげて襲いかかる突風に、木々が必死の形相で踏ん張っている。
もう、20年か……。
あの日も、今日と同じような真冬の風が強い日だったっけ。
20年前の、あの日--。
「じゃあ、10:00に大船駅の改札ね!」
電話だとより一層強調される鼻にかかった美紅の声が、受話器の向こうで弾んでいる。
「あ、うん、よろしく!あ、それと明日はめちゃめちゃ寒そうだから、暖かい服でね!」
浮ついた声を抑えきれない晃が、どぎまぎした声で呼応する。
都内の大学を卒業し地元に帰った、同級生の美紅からの突然の電話だった。
大学時代、心惹かれていた美紅からの――。
好きだ――簡単なひと言が言えないまま、散りゆく桜をまとった卒業式が、特急電車に乗って目の前を過ぎ去って行った。
明日、空いてる?夕方新宿に行く用事があるから。
そんな理由で天から舞い降りた電話。
一方的に想いを寄せていたと思っていただけに、美紅からの誘いの電話に諦めていた炎が再燃する。
そうだよ。何勝手に諦めてるんだよ。断られるのが恐いだけで、告白も何もしていないじゃないか。彼女から電話がかかって来るなんて、これはもしかして……。
卒業以来、9か月ぶりに会えると思うと、色に出るほどにあふれる想いはおさえきれない。
それから晃は、食事もそこそこに、服とデートコース選びの試行錯誤に身を投じた。
9:54。
大船駅の東海道線ホームから階段をあがる足音の響きが、色とりどりの人影へと変わり、改札に向かってくる。
きっとこの電車だ。もうすぐ。もうすぐ会える……。
高鳴る胸の横を、足早に人々が通り過ぎて行く。
それからしばらくして、人影はまばらになり、改札は9:54分以前の閑散に逆戻りした。
結局、美紅はその電車には乗っていなかった。
いや、次の電車にも、その次の電車にも、美紅は乗っていなかった。
なぜ?
真っ白な頭に、機械的に過ぎて行く氷点下の時間が追い打ちをかける。
「どこで待ち合わせする?」
「そうねえ……、あ、大船がいいな。お昼はミカサで食べたい!」
「おっ、カツメシだね!」
「ブー、はずれー。今はねえ、オムライスが食べたい気分かな」
「オムライスかあ!そう言えば、みんなでよく食べたよね!」
「うん、すごく懐かしいし、食べていてほっとする。なんか、すごく楽しみ。早く明日にならないかなあ」
時間の経過と正比例して荒くなる呼吸。それを落ち着かせようと、自然と昨日の電話での会話がリフレインする。
一体、どれだけの影が横を通り過ぎていったのだろう。
やがて時計の針が12:00を告げた。
あの日――。
晃は手紙を枕元置き、ベッドに横たわった。
もし時計の針を戻すことができるのなら……。
記憶を白く塗ろうとしても、散った花びらを元に戻すことはできない。
化粧っ気のない素顔と、オフホワイトのダッフルコートにブルージーンズ。
決してオシャレとは言えないかもしれない。
素朴で、純真な、そばかすと鼻にかかった声。
そして、笑みを絶やさない、誰よりもきれいな瞳。
目を閉じた晃の中で、鮮明に、自分を目がけて駆けてくる美紅の姿が見える。
「ミカサのオムライスって、タマゴがふわふわしてて、割ったときの香りがたまらないの。なんだかわからないけど、すごく幸せな気持ちになれるわ」
あの日美紅は、何を話したかったのだろう……。
行き場のなくなった「好きだ」の言葉。108回の練習は、スピーチバルーンに乗って、もう決して手が届くことのないはるか遠い世界に飛び去った。
「パパ!片づけ終わった?おばあちゃんが、お茶が入ったってさ!」
階下から叫ぶ、娘の声が響く。
「おー、今行く」
実家の母に頼まれた大掃除。かつて自分のものであった部屋の片隅に佇んでいた、20年前の手紙――。
会う約束の6か月ほど前に届いた、美紅からの手紙――。
アッ君 こんばんは!
返事が遅くなってごめんなさい。
昔から、本当に筆不精で、書かなくてはまずいと思うと余計に遅くなってしまうという悪いくせです。
ひとまず最初のあいさつは終わりにして。
へー、コバルトに出すんだ。
私、小学校の時から読んでたよ(ませガキです)。
今は気が向いたら例のハーレクインロマンスなるものを読んだりします。
なんとなく、コバルト→ハーレクインというパターンわかるでしょ!
で、本題。
私、アッ君の作風って、コメディはコメディで面白いけど、ロマンチックなの好きです。
「純愛物語’92」かなり良かった。
かなりというのは、私、シナリオは読まない。だからよくわからなくって。
発想としてはSFチックでおもしろいよ。
次はもう書けたのかな?
私は打てば響くように感想を言わないのろまだけど、読むのは楽しみにしています。
今って、アッ君が書いていたように、割とみんな冷めているでしょ。何かにつけて。
だから、「ある愛の詩」みたいなのってうけるんじゃないかなあ。
とりあえず、7月頑張って素晴らしい作品書きあげてね。
さてさて、OL生活も3か月が経過。
「何かいいことないかなあー」なんて毎日思う今日この頃です。
現実は仕事が忙しくて、同僚との人間関係に心を痛めたり、自分の能力の限界に行き詰ったりで、心はいつもここにあらず。ムダなことだと知りつつ現実逃避を求めてワープしてます。
こんなOL症候群の女の子って多いと思うよ。
で、ハーレクイーンロマンスなんか読んじゃう訳。ちょっと淋しいけど。
愚痴っぽくなっちゃってごめんね。
また書いたら見せてね!
とても嬉しいから。
じゃあ、またね。
未来の文豪殿
夢見る夢子より
返事は次回作と共に送ろう。そう決めてから、早く送りたいという気持ちの高ぶりが空回りするだけで、一作も書けなかった。
もし、どんなものでも、一作でも書いて美紅に送っていたならば。
もし。
もし……。
今日は家族を連れて、ミカサに行こうかな……。
晃は、美紅からの手紙を、ゆっくりと、丁寧に、もとあった場所へとしまった。
突風にあおられたバケツがアスファルトを転がる音が、サッシを突き抜ける。
美紅……。
紅(くれない)に染まった美しき思い出は、永遠(とわ)の海原へと溶け込んでゆく――。
オムライス選手権 1回戦 第8試合 北海道 VS 和歌山 - 2013.04.11 Thu
まるで、札幌ラーメンor旭川ラーメン対和歌山ラーメンのラーメン対決のようですねえ。
ちなみにラーメンを見てみましょう。
おー、各々のトップが北海道412点に対して和歌山421点。
これはすごいハイレベル、かつ僅差の戦いです!
さあ、オムライスはどうなることでしょう。
先ずは先行の北海道です。
大いなる大地。
その大自然が育んだ、かどうかはわかりませんが、広大なオムライスの期待がかかります。
代表は銀星食堂。札幌駅付近にあるお店です。
外観を見てみましょう。
⇒ 残念ながらお見せできません。食べログをご覧ください。
お、グレーの3階建てのビルの1階に組み込まれているようです!
壁に緑で「銀星食堂」の文字と、入り口に暖簾がかけられていますねえ。
うん、クール。いたってシンプルな佇まいです。
店内はどうでしょう。
⇒ 残念ながらお見せできません。食べログをご覧ください。
御食事処。なるほど、庶民の味方の定食屋さん。
所狭しと、お客さんがいっぱいですねえ……。
ではオムライスです。
おー、ふわとろではなく、昔ながらのタマゴツツミオムライスですね!
結構ボリュームがありそうですが、それでも足りないのか、大盛りの注文が多いようです。
価格は610円。素敵です!
これは完全に庶民の味方。得点はどうでしょう……。
僅差とは言え、自慢のラーメンで和歌山を下回ってしまった北海道。
ここは意地の見せ所です。
353
う~む、まずまずでしょうか。
続いて和歌山です。
オレンジと黄色、これはミカンとオムライスですかねえ。その配色の応援団が大きな声援を送っています。
代表は和歌山市駅から数百メートルのところにあるグリルエイト。
お、こちらも3階建ての、これは店舗兼住宅でしょうか、その1階に組み込まれています。
しかも、壁に「グリルエイト」の文字。
⇒ 残念ながらお見せできません。食べログをご覧ください。
店内はこざっぱりといった雰囲気です。
⇒ 残念ながらお見せできません。食べログをご覧ください。
これはなかなかおしゃれなカンジのオムライスが期待できそうですが、どうでしょう……。
あーーーーーー!!!!!!
ここもかあ!!!!!
オムカツです!
福井のボルガライスに続き、カツ乗せオムライスです!
⇒ 残念ながらお見せできません。食べログをご覧ください。
価格は1,200円のようです。
いやあ、結構あるんですねえ、カツ乗せって……。
さあ、得点は……。
339
残念!
厳しいですねえ!
ラーメンで勝利しながらも、オムライスでは敗戦。和歌山、初戦で姿を消します。
これには大応援団もがっかり。
まあしかし、カツ乗せのインパクトは与えてくれました。
北海道は2回戦進出。次も広大な大自然パワーの発揮を期待しましょう!
<記録>
○北海道 353 - 339 ●和歌山
銀星食堂 食べログ情報
銀星食堂 (定食・食堂 / 札幌駅(JR)、さっぽろ駅(札幌市営)、北12条駅)
グリルエイト 食べログ情報
オムライス選手権 1回戦 第7試合 福井 VS 高知 - 2013.04.10 Wed
高知は、注目のゆず庵を擁しています。
ゆず庵は、「日本一うまいオムライス」で検索するとすごい勢いでヒットするのですが、そんなにすごいんだあと思っていたら、それもそのはず、メニューにあるオムライスの名前が「日本一おいしいオムライス」なのです。
その名前にうそ偽りはないのか、見ものです。
あ、もちろん、ゆず庵が高知の第1代表と勝手に決めつけていますが……。
一方の福井。北陸の雄、まさかカニ風味のオムライス?ってことはないでしょう。
一体どんな戦いを見せてくれるか。
日本海の荒波で鍛えたものが、甘っちょろい暖流の黒潮に負けるはずがないと、強気です。
早くも、先行の福井代表が登場しました。
ヨコガワ分店。武生駅から徒歩7分のところにある店です。
分店ということは本店もあるのですかねえ……。
ちょっと気になって調べてみましたが、
「ところで本店はどこにあるのですかって聞くの忘れた」とか、
「本店があるのかないのかわからないけど」といった情報ばかり。
要は「なぞ」ってことです。
まあ、仮にあったにしても第1代表は分店。「青は藍より出でて藍より青し」です!
やったあ!学生時代に習っただけに、一生に一回でも使えてよかったです。
まあ、ことわざや故事成語って日常で使いませんよね……。
「まったく、犬も歩けば棒に当たるだよ」なんて言うこともないし。
きっと、「虎は千里行って千里帰る」なんて使うことは一生ないんでしょうねえ……。
そもそも意味がわかりません。
「きみ、虎は千里行って千里帰るだよ」
なんて言われても、言われた方も何がなんだかわからないでしょうし。
あ、すみません、どうでもいい話でした。
ではヨコガワ分店の外観です。
⇒ 残念ながらお見せできません。食べログをご覧ください。
おー、何と言ったらいいのでしょうか。
昭和チックなこぎれいな長屋というのか、軒を並べるスナックジャンが印象的でもあります。
ん?何ですか、これは。
ボルガライス有り?
オムライスの上に何かが乗っかっている絵が、軒先に掛けられています。
続いて店内です。
⇒ 残念ながらお見せできません。食べログをご覧ください。
横に長い長屋に見合ったカウンター席の店で、結構きれいな様相です。
続いてオムライスです。
なるほど!
ボルガーライスがわかりました。
武生に行ったらボルガーライス。
どうやら名物のようです。
これが、そのボルガーライスです!
⇒ 残念ながらお見せできません。食べログをご覧ください。
オムライスの上にトンカツです。
価格は900円。
これはもう、B級グルメにはたまらないとでも言いますか、意表をついた攻撃です!
得点の発表です。
350
まずまずでしょうか。
しかし、相手はその名をとどろかすゆず庵の高知。
はたしてこれで足りるのでしょうか……。
さあ、会場が固唾を飲むかな、いよいよ高知の登場です。
代表は、やはりゆず庵です!
所在地は小篭通駅から1キロ程度のところ。
先ずは外観。
わーーー!なんだこれ!
大きな一億円札。誰だ、この肖像は?
アメ車、三輪トラック、その他のクルマ、クルマ。
幸せ軍鶏オムライスの看板。
あ、像もいます。
いきなり見せてくれますねえ!
続いて店内です。
えー、ここは何屋さんですかあ!!
ハハハ、壁一面にお札!天井にも、ひらりと1枚。
バイクもあります。
巨大な龍馬とおりょう。
その他、数々のグッズ。もう、口では伝えきれません。
雑然なのか騒然なのか整然なのか、とにかくなんだかいっぱいのモノであふれかえっています。
一言で言うと、ぶっ飛んでます。
え?早く先に進めるように?
あ、すみません、時間が押しているようなのでオムライスに移ります。
さあ、日本一うまいオムライスの登場です!
⇒ 残念ながらお見せできません。食べログをご覧ください。
おー、サラダ、味噌汁、から揚げ(軍鶏ですかねえ?)つき。
価格は126,000円
え?
これは冗談のようです。
価格は1,000~1,400円程度。
なんかちょっとずつ違うオムライスメニューが複数あるようです。
しかし、見た目は意外とフツーっぽい気もします。
はたして得点は???
あ!
324
ま、まさかの……。
なんと、優勝候補の高知、1回戦敗退です!
日本一うまいオムライス、不発に終わりました。
いやあ、なんということでしょう。
やはり、前評判だけがすべてではないということですね……。
中継時間がなくなってきました。
それでは、いまだ騒然とする会場から、これで失礼いたします。
<記録>
○福井 350 - 324 ●高知
ヨコガワ分店 食べログ情報
オムライス選手権 1回戦 第6試合 山梨 VS 兵庫 - 2013.04.07 Sun
山梨と言えば、武田信玄とほうとう。あ、これは独断ですので、異論はあろうかと思います……。
一方、兵庫は神戸牛、夜景、甲子園、有馬温泉、芦屋マダム。懐の広さを感じます。
いやあ、なんか面白くなりそうな対戦です。
さあ、先ずは山梨。どんな代表を送り込んできたのでしょう!
おー、そう来ましたかあ!!
⇒ 残念ながらお見せできません。食べログをご覧ください。
山梨代表はポワル。観光地で勝負です。
河口湖にあるお店。139号線沿いですので、河口湖観光、もしくは富士急ハイランドに行ったときなどに富士山を眺めながらの食事によろしいのではないでしょうか。
店内は……。
なんか楽しそうだぞー!!
⇒ 残念ながらお見せできません。食べログをご覧ください。
観光のウキウキ気分そのままに食事を楽しめそうないいカンジですねえ。。
どうやら、ハンバーグ、ステーキ、エビフライ等のプレート料理、パスタを中心としたお店のようです。
さてさて、オムライスやいかに……。
⇒ 残念ながらお見せできません。食べログをご覧ください。
おー!!
ソースの上のオムライス!
富士山型ではないようです。
価格は800円。
そんなに特徴がないようにも見えますが、得点はどうでしょうか??
出ました。
354
富士山パワー炸裂!結構髙いぞー!
富士山の3776メートルの376まではいきませんでしたが、なかなかの高得点です。
これには兵庫も苦笑いです。いや、ちょっと淡路島あたりがひきつっているようにも見えます。
さて兵庫。
代表は、神戸の隣駅、西元町にある洋食の朝日です。
おー!!食べログの口コミが350を超えています!
これはすごい!
店を見てみましょう。
⇒ 残念ながらお見せできません。食べログをご覧ください。
いやあ、これは洋食屋の王道の雰囲気を感じます。
し、しかも……。
⇒ 残念ながらお見せできません。食べログをご覧ください。
なんだあ、この行列は!!
すごい人気だあ!
口コミによると、超人気店で、ビーフカツ、エビフライ等々、とても評判のようです。
店内はどうでしょう。
んーー。
人、人、人。
お客さんが写っていない写真を探すのが大変です!
あ、ありました。
こんな感じです。
⇒ 残念ながらお見せできません。食べログをご覧ください。
ではオムライスです。。
⇒ 残念ながらお見せできません。食べログをご覧ください。
なるほど。
これまた王道を感じさせる、洋食屋さんのオムライスって感じです。
価格は700円。ビーフカツとエビフライの評判が高すぎてオムライス自体の評価がどうなのかはよくわからないのですが、これは間違いなく高い得点が出そうです。
さあ、山梨を超えられるか……。
出ました!
おー!
398
やはり強い!さすが兵庫。
がっかりと、肩を落とす山梨。
いやあ、山梨も頑張りました。
これは仕方がありません。
ハイレベルの戦いでした。
ではこの辺で、第6試合の中継を終了します。
いやあ、朝日は行ってみたいなあ。
え?聞こえてる?
あ、すみません。
マイクのスイッチを、切り忘れてつい……。
失礼いたしました。
<記録>
○兵庫 398 - 354 ●山梨
ポワル 食べログ情報
オムライス選手権 1回戦 第5試合 群馬 VS 鳥取 - 2013.04.05 Fri
群馬の空っ風が吹き荒れるか、はたまた鳥取の砂丘が風を封じるか。
まったく予想のつかない対戦です。
群馬側応援席ののダルマさんを呼んでみましょう。
ダルマさ~ん!
「はい、こちら応援席のダルマです。ご覧ください。私の横に高崎の達磨がゴロゴロと転がっています。どうも私も一緒になって応援団の一員に紛れてしまっているようです。勝って達磨の目に大きな黒目を入れたいと、先ほど団長が話していました」
「そうですか!盛り上がってますね!では、引き続きレポートをお願いします!」
一方、鳥取はどうでしょう。
レポーターの二十世紀さん!
「はい、二十世紀です。一致団結した応援、もう、言うこと"ナシ"ですね」
二十世紀さん、オヤジギャグはやめてくださいねえ!
「あ、すみません。ついつい。こちらはもう勝ったも同然といった雰囲気につつまれています!相手の応援は達磨。もう、手も足も出ないだろう。転ぶだけでしょ。どうぞ黒星の黒目を、思う存分に入れてくださいと……」
「なるほど。ありがとうございます。二十世紀さん、あなたも丸いので転がらないように気をつけて引き続きよろしくお願いします」
さあ、そうこうしているうちに試合が始まります。
先ずは先行の群馬です。
代表はパンプキン。新前橋駅から2キロ位離れたところにある店のようです。
外観はどうでしょう……。
⇒ 残念ながらお見せできません。食べログをご覧ください。
なるほど。郊外の落ち着いたレストランの様相です。
続いて店内を見てみましょう。
⇒ 残念ながらお見せできません。食べログをご覧ください。
外観同様、これまた落ち着いた雰囲気ですね。
さあ、オムライスはどうでしょうか。
あ、今、情報が入りました。
どうやら、TVチャンピオンの大食い選手権で利用されているお店のようです。
ということは、ボリュームが……。
おっ!
⇒ 残念ながらお見せできません。食べログをご覧ください。
わー!
オムライスonlyの写真がなく、これはオムライスプレートのようです。
オムライスはご飯が2合くらいあって、価格は650円。やすー!
ここでは登場しませんが、パスタのデカ盛りがすいようです。
さて、肝心の得点は!
出ました。
350
おー、まずまずの点が出ました!
群馬はガッツポーズ!
応援の達磨も、一緒にガッツポーズ……は、できません。気持ちだけガッツポーズ。。
この得点には、余裕をかましていた鳥取の顔色がかわります。
その鳥取代表は、鳥取駅から徒歩5分の場所にあるMIRAIです。
駅前の利点を活かした攻撃ができすでしょうか!
先ずは外観です。
あれ?
がい……かん、です、か?
⇒ 残念ながらお見せできません。食べログをご覧ください。
どうやら、これといった外観写真がないようです。
さあ、これはいかがなものでしょう。どう響くでしょうか……。
それはそれとして、店内に行きましょう。
⇒ 残念ながらお見せできません。食べログをご覧ください。
なるほど。シンプルな印象ですね。
ちょっと椅子がちぐはぐなカンジもします……。
しかし、肝心なのはオムライスです。
そのオムライスの登場です!!
あれ、写真がない……。
えーーーーーー?
食べログにオムライスの写真がありません!
これは致命傷かあ!!!
今、緊急でホットペッパーから写真が持ち込まれました。
⇒ http://www.hotpepper.jp/food/KEY0005/f0500842/SA71/
これはカニとブロッコリーのオムライス。価格はランチメニューで880円です。
しかし、オムライスの評判がありません……。
見た目は……、悪くはないような、でもオムライスと言うより……。
いやあ、得点が、ちょっと心配。
得点が出ました。
312
あー、残念。
鳥取敗退です。
カフェとしてはいい店なのでしょうが、オムライスで得点をのばすことはできませんでした。
レポーターの二十世紀さん、いかがでしょうか?
二十世紀さ~ん。
あれ?
どうやらショックで転がっていってしまったようです。
全国の厚い壁に阻まれた鳥取、今後を期待しましょう。
一方、群馬は快勝。関東勢は無傷の3連勝となりました!
ではこの辺で失礼します。
<記録>
○群馬 350 - 312 ●鳥取
パンプキン 食べログ情報