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2014-04

オムライスの歴史 その2 - 2014.04.21 Mon

前回の記事の通り、1926年(大正15年)~1928年(昭和3年)発行の料理本に登場し、世に出回り始めたオムライス。

さあ、ここでケチャプに続くもうひとつのポイントが……。

なんでしょう?

4月6日に掲載した「国旗が立ったオムライス」の記事。

日本橋三越で「お子様ランチ」が誕生したことを書いたのだけれど、この、「お子様ランチの誕生」が1930年(昭和5年)。

そう、オムライスが世に出回り始めたこの頃、大人が食事を楽しむ場所というイメージが強かったレストランが、子どもも楽しめる場所へと変わって行ったのだ!!
こうなったら「大人にも子供にも人気」のオムライスは大活躍間違いなし。デパート(百貨店)のレストランの花形への道を歩むことになる。もちろん、家庭にも広まって行った。

さて、こうして市民権を得たオムライスだけど、では「ふわとろ系」にはどんな歴史があるのだろうか?

チキンライスの上に薄皮のオムレツを乗せる。その薄皮を破ると、ふわとろの半熟玉子がふわーっとライスの上に広がって行く。
そんなふわとろ系オムライス。考案者は「東京の「レストラン吾妻」の2代目店主、竹山正次さん!
レストラン吾妻は昨年このブログで開催した「オムライス選手権」の東京代表として2回戦で素晴らしい活躍を見せてくれた、1913年(大正2年)創業の老舗だ。

これがレストラン吾妻のオムライス!

140421rekishi3.png


考案された時期は、はっきりしないが、どうやら昭和30年代らしい。
へー、意外と歴史があるんだなあ。。
まあ、家庭で作るのは難しいので、この当時はまだ一般的には知られていなかったのだろう。

では、なんで今は広く知れ渡っているのか?

ふわとろ系オムライスを世に知らしめたのは、伊丹十三監督の映画「タンポポ」(1985年)である!

映画の中で、浮浪者が子どもにオムライスを作ってあげようと人のいない厨房に忍び込む。
そこでつくられるふわとろのオムライス。

140421rekishi2.png


撮影を行った東京・日本橋の洋食屋「たいめいけん」で劇中のオムライスを「タンポポオムライス」として売り出したところ、大ヒット!
以降、世の中に「ふわとろ系」オムライスが一気に増えた。

こちらが「たいめいけん」のタンポポオムライス!

140421rekishi4.png


では最後に、「オムライス年表」にしてまとめてみよう!

140421rekishi5.png


そうかあ、元祖オムライス(ライスオムレツ)が誕生して100年以上経ってるのかあ。。。

これから先、オムライスはどのような進化をとげるのだろうか?
何れにせよ、やわらかくてあたたかい、ほんわかとしたこの食べ物は、きっといつの時にも人々に安らぎを与えてくれるのだろう……。

今回の記事を書いていて改めて思った。
オムライス、ありがとう!
そして、オムライスに真心を吹き込んでくださる料理人(家庭の料理人も)のみまさま、ありがとうござうます!
これからも素敵なオムライスをよろしくお願いします!!

おわり


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Omunao

Author:Omunao
神奈川県に住むオムライス好きの男性です。
食べに行ったお店の超個人的食べレポと、その店で思い浮かんだショートストーリー(食べレポのページにくっついています)、それと気まぐれ記事を好き勝手に書き綴ります!

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