2015
01.28

思い出のオムライス

金曜日の22:00から放映中のテレビドラマ「ウロボロス~この愛こそ、正義。」。
このドラマは神崎裕也氏の人気漫画「ウロボロス警察ヲ裁クハ我ニアリ」が原作で、2009年に新潮社発行の「週刊コミックバンチ」で連載を開始。コミックとして19巻、累計210万部が発売されていて、現在は「月刊コミック@バンチ」で連載されている。

どんな内容かと言うと。

主人公は、養護施設で育った龍崎イクオ(生田斗真)と段野竜哉(小栗旬)。
ある日、小学生のふたりの目の前で、母のように慕っていた養護施設の結子先生(広末涼子)が殺されてしまう。
犯人を目撃したふたりは警察に証言をするんだけど、証言は「金時計をした警察関係者」に握りつぶされ、なぜか事件はもみけされることに。
20年後、イクオは刑事として、竜哉は暴力団幹部として、そして、お互いを唯一信じられる相棒として、「警察」という最高権力の絶対不可侵領域に挑む。
はたして、ふたりの復讐劇の結末や如何に……。

さてさて。

このドラマの主人公ふたりは、オムライス好きという設定。
なぜか???

それは、料理が苦手な結子先生が唯一上手に作れたのがオムライスで、ふたりはそれが大好きだったから。
そんなふたりの思い出の、忘れられないオムライスなんだけど、これが今、ファミリーマートで販売されている!!
シンプルな玉子焼きと、ケチャップ味のチキンライスを合わせた昔懐かしいオムライスで、価格は398円(税込)。

今が小栗旬なので、じゃなくて、旬なので早速買ってみた!

これです!

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おー、なるほど。おかあさんが作る家庭のオムライスって雰囲気。

ふたを開けてみましょう。。

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おー、シンプル!
でも、定番の安心感がある。

では、いただきま~す!!

でたああ!!!!
グリーンピース!

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鶏肉、玉ねぎ、そしてグリーンピースの入ったケチャップライス。

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タマゴはふわとろではなく、味も家庭料理感ってカンジ。
それだけに自分でも作れそうだけど、これはこれでいいと思う。

量はちょっと少ないかな。
サラダとか、何かを付け合わせに食べたらいいかも。

ということで、今日はテレビドラマとコラボしたオムライスの紹介でした。
宮崎県、鹿児島県を除く全国のファミリーマートで売っているので、試しに食べてみてはいかがでしょう。
(なんで、宮崎と鹿児島では売っていないんだろう??? 素朴な疑問)

ではでは!!


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2015
01.25

何のために、誰のためにブログを書く???

Category: その他
ボクはブログを楽しんで書いている。
いろいろな方のブログを拝読するのも大好きだ。

みなさんはどうですか?
更新に追われて義務的になったり、バッシングされて塞ぎ込んだりしてしまったりすると、せっかく書き始めたブログに対して「自分は何でブログをやってるんだろう」なんて思ってしまう。

今日はこの辺について言及してみようと思う。

中日ドラゴンズの球団ブログに、次のような記事が掲載されている。
時は昨年の10月29日。シーズンも終わり、来年に向けて心身共に鍛える秋季キャンプの時期。


***************************

秋季キャンプが29日、ナゴヤ球場と阿久比球場でスタートしました。
ナゴヤ球場では練習前、集まった選手たちに、谷繁元信選手兼任監督がこう語りかけました。
「今、自分が何をしなくてはいけないのか、各自考えてください。課題をもって、何のために、誰のためにやっているのかということを意識して、練習に取り組んでください」

監督の訓示が心に響いたキャンプイン。
選手たちは初日から精力的に動きました。
すべてのメニューを終えたのは、日がすっかり沈んだ夜。
実りの秋とするために。
キャンプは11月20日まで続きます。

***************************


谷繁さんの言葉の以下の部分に焦点をあててみよう。

「何のために、誰のためにやっているのかということを意識して」

「何のために」
「誰のために」
目的を達成しようとする場合、これは明確にしておく必要があるポイント。
これがないと、目的とは違った方向に答えが導かれてしまったり、ぼんやりとしてしまったりする。

たとえばプロ野球の場合。

「何のために」
・技術を磨くために
・レギュラーをとるために
・1軍にあがるために
etc

「誰のために」
・自分のために
・ファンのために
・家族のために
etc

さて……。

ブログってどうなんだろう???

「何のために」
・自分の思いを伝えるために
・商売のために
・記録のために
etc

「誰のために」
・自分のために
・同人のために
・広く知ってもらうために
etc

人によって、それは異なる。
「ときと場合によって異なる」という人もいると思う。
ときには日記として。ときにはエッセイとして。
ときにはブログを書いている人へ。ときには本好きな人へ。

各々で「何のために」「誰のために」が異なるので、「いろいろな人と知り合って和を広げたい。みんなに伝えてあげたい」と思っている人が、「個人的な日記」として書いている人の記事を読んで、「あ、素敵なブログ。紹介したいな……」と思って「紹介してもいいですか?」と尋ねても、「個人的な日記なので」と断られることもあるだろう。

そもそも、ブログって何だろう???

インターネットの普及につれて、多くの人が個人のWebサイトで日記をつけ始めた。
「Webサイトでの日記」は独自の進化を遂げ、紙の日記とは違う新しいメディアとして台頭。これに伴い新しい形式の日記風サイトを指す言葉として「Web」と「Log」(日誌)を一語にした「weblog」(ウェブログ)、略して「blog」(ブログ)という言葉が誕生した。

黎明期は、「読者を求めない個人的な日記」ではなく、「マスコミでは取り扱わない(取り扱えない?)情報や思いを綴り伝えるもの」や「同人とのつながりを求める」ものが主だったと思う。
代表的なのは、「さるさる日記」(1998年にサービスを開始し、2011年に閉鎖されたweb日記サイト)上に掲載されていた日記。その中のひとつ、「きっこの日記」などは人気を博した。
日本でブログが急速に普及し始めたのは2002年頃で、2005年~2006年にかけて利用者は倍増し、2,539万人に達している。
おそらく、「電車男」のヒットがひと役買っているのだと思う。

ブログ人口が増えると共に、より簡単に人とのコミュニケーションが図れるようになった。
(人口が増えないと読者も増えないし、共感もできない)

同時に、多くの人が持つ「人とつながりたい」という願望が叶うことになった。

人とつながりたい。
もっと多くの人とつながりたい。
自分をわかってもらいたい。

これが叶う! パラダイス!!

はてさて、結果やいかに……。

パラダイスになった?
パラダイスのはずが炎上しまくったり。

「人とつながれるようになった」ことで、思いもよらない結果を導いてしまうことに。
公開された場に簡単に参入できるということは、裏を返すと「こころが通じない人も多くいる」ということ。
「もっとたくさんの人とつながりたい!」との思いが実現されると、むしろ、「めんどくさいつながり」の割合があまりに高いことに気づかずにはいられなくなってしまった。

リアルの延長線上に考えている人。
リアルではない世界を考えている人。
「つながり」にもいろいろとある。

意見が合わず、バッシングされる。
「嫌だったら読まなきゃいいじゃん。放っておけば」と思うのだけど、言わずにはいられない人もいる。

そうなると、「公開」が「後悔」になる。

今はTwitter、Facebook、LINEなどの「知り合いどうしのコミュニケーションツール」が普及している。
これらは「知らない人とつながるためのツール」ではなく、「すでに知っている人と、よりつながりを深めるためのツール」である。
こちらに移行し、ブログをやめてしまった方も多いと思う。
あるいは、コメント欄を閉じている方も多い。

ネットに「もっと多くの人とつながりたい」と求めていたこころは、ネット上での人間関係の煩わしさに疲れ、「つながりたい人とだけつながって、つながりたくない人とはつながらないようにしたい」といったことを求めているのかもしれない。
より広域へと向いていたネットコミュニケーションは、今後、より閉鎖的な方向に向いて行くのだろうか……。

「何のために」
「誰のために」

これがぶれると、ブログを書いている自分のこころは、どこか違うところを彷徨ってしまう。
バッシングや辛口コメントで言いたいことが言えなくなったり、受け狙いの記事を求めたり。

ボクの場合はこう。

「何のために」
・自分の思いや考えや書いたストーリーを、共感いただける方に読んでもらうために
・将来、ストーリーを書籍化するために

「誰のために」
・自分のために
・共感、支持してくださる方のために

「キーワード」
・つながり
・ぬくもり
・まごころ

みなさんはいかがですか?

最後に、「電車男」の主題歌、E.L.O のTwilight を。

ではでは!




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2015
01.24

世界に誇る茨城の逸品 その2

Category: その他
週末。
一週間の疲れを癒すべく、安らぎを求め彷徨う。
今日のお供は、そう、これ。

ホワイトエール。

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このままガブガブ飲むのも味気ない。
何がいいかなあ……???

フクロウ同士を並べてみた。

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あまり意味はない。てか、まったく意味はない。

さてどうしよう……。

しばらく思案した後、結局ローストビーフをつまみに食べることにした。
ホワイトエールの栓を抜きビアグラスに。

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飲み慣れたラガービールとは趣が違う。
「熟成」を実感させる濁りを帯びた色あい。
グラスに注ぐと同時に広がる、柑橘系の爽やかな香り。
うわあああ! いい香り。。
この、たった一杯、でもとても素敵な一杯が、部屋の空気をガラリと変えてくれる。

では、いっただきま~す!

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うまああああああ!!!!!
フルーティでいてクリーミーであり芳醇。
苦味も適度で飲みやすく、この量だと、あっという間になくなってしまう。

やばい、病みつきになりそう……。
ホント素晴らしいビールを教えて頂いた。
感謝感謝。


1994年4月の酒税法改正により、ビールの最低製造数量基準が大幅に引き下げられ、大手4社以外でもビールの販売が可能となった。
これに伴いいろいろな地ビール(クラフトビール)が誕生。木内酒造でも、日本酒醸造176年の伝統と技術を活かして「こだわりのある地ビールを醸造しよう」と、1996年にビールの製造免許を取得し「常陸野ネストビール」の醸造を開始した。

木内酒造の「こだわり」が花開くのは2000年のこと。
ニューヨークで開催されたワールド・ビア・カップで金賞を獲得!
これによって世界への道が開けることに。
そして、2002年のBrewing Industry International Awardsでの総合チャンピオン獲得で更に加速する。

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今では木内酒造のビールの約5割が海外輸出とのことなので、ホント、国際的に認知されたビールなのだ。
もしかしたら国内より海外の方が有名かも……。
現に、アメリカ国内での日本の大手4社の知名度はまだまだ低い一方で、常陸野ネストビールはニューヨークのちょっとおしゃれなカフェ、レストランには必ず置かれていて、ビール好きで知らない人はいないほどのようだ。
これは、ホントすごいことだ。

こだわり。

そこにあるのは、職人魂であり、クラフトマンシップである。
アメリカ人向けを意識する訳でもなく、日本人が思う美味いビールを造った結果が、アメリカや世界で絶大な評価を受けた。欧米のコピーを作るのではなく、自らの魂を注入したビール。これが世界に受け入れられているのだ。

そんなビールを作っている酒蔵だから、周りも支援してくれる。

2011年の東日本大震災で、木内酒造は、建物の瓦が2000万平方メートルの範囲で落ちて割れ瓶詰めのラインが被害を受けた。

ネストビールを救え!

ニューヨークのビール会社が、支援すべく立ち上がった。
震災からわずか17日後の3月28日、ニューヨーク州のビール連盟に加盟しているビール会社6社(ブルックリン・ブリュワリー、ハートランド、ケルソ、シックスポイント、エンパイヤー、ラグニタス)と、グッド・ビア・シール、ビール・セッション・ラジオなどが、木内酒造のためのチャリティー・イベント、Brewers For Brewersをブルックリン・ブリュワリーで開催。その全ての収益(12,000ドル超)を復興に立ち向かう木内酒造に寄付した。
この、まるで「ひとつのチーム」のような「つながり」、とても素晴らしいことだね。

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世界で愛される常陸野ネストビール。
そう、常陸野ネストビール( = HITACHINO NESTBEER )は、世界とつながっている、茨城の、いや、日本の誇るべき逸品なのだ!

ここまで来ると、「美味しい」のレベルを超えて「感動」だね。

では、最後に、常陸野ネストビールにエールビールを贈ろう!

あれ?

あ、ビールはいらないね。エールを贈ろう!

チームのみんなの期待に応え、
ギアをチェンジして更に加速
世界中を駆け巡れ!

さあ、

NESTBEER
MIRAIに向けて
GO


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2015
01.23

世界に誇る茨城の逸品 その1

Category: その他
茨城県。

福島の南、千葉の北、栃木の東にあるその県には、2,919,996人(2014年12月1日)が住んでいる。
日本の総人口の割合で言うと約2.3%となり、静岡県に次いで全国第11位である。

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そんな茨城県に、とても魅力的な逸品がある。

何でしょう?

「水戸納豆!」
「ブー!超有名だけどね。もっとすごいやつだよ」
「もっとすごい? えーと、干し芋」
「ブー!世に出回っているほとんどは茨城県産だけどね」
「蓮根!」
「ブッブー! こちらも圧倒的な1位だけどね」
「じゃあ、デーブ大久保」
「それは品物じゃないでしょ」
「うーむ。鹿島アントラーズ」
「それも違う」
「えー、何だあ???」

正解はこれ!
(正解って言うのかなあ???)

常陸野ネストビール

ビールが大好きな方にお勧めを聞いて教えてもらった。
以下、wikipediaより抜粋。
常陸野ネストビールは、茨城県那珂市鴻巣の木内酒造が製造・販売している地ビール。
1823年(文政6年)常陸国那珂郡鴻巣村の庄屋、木内儀兵衛が創業した造り酒屋である木内酒造が、規制緩和による地ビール製造に乗り出し、作り出したビール。

(主な製品)
アンバーエール(Amber Ale)は、イギリス生まれの褐色のビールで、モルトの味わいとホップの苦味が特徴
バイツェン(Weizen)はドイツ・バイエルン地方で生まれたバナナの香りが特徴
ペールエール(Pale Ale)はイギリス生まれの淡色ビールで、アロマホップの香りが特徴
ホワイトエール(White Ale)はベルギー生まれの淡色かつにごりビール、ハーブの香りとオレンジの酸味が特徴
スイートスタウト(Sweet Stout)はロースト麦芽を使用した、黒ビールで苦みと香ばしさが特徴
レッドライス(Red Rice)は古代米と言われる赤米と清酒用大吟醸酵母を加えた、淡い薄紅が特徴


ビールは、オムライス、メロンパン、コーヒー、ウィスキー、焼酎などとともにOmunaoの大切な構成要素である。
(野菜もとれよ!)
これは買うっきゃないでしょ!
ということで、ホワイトエール、アンバーエール、バイツェンの3種類セットの購入を決意。
(そんな大げさなことじゃあないけど)

そして、ついに到着!
(すぐ来たけど)

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素敵なビールが綺麗に並んでいる。

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では早速取り出してみよう!!

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いやあ、味わい深そう。。

では、なぜ常陸野ネストビールが、水戸納豆、蓮根、干し芋をも凌駕する茨城の逸品なのか??

単なるビール好きだから?
ちがーう! それもちょっとはあるけど……。

それは、「世界に羽ばたき多くの支持を得ている」から。

ビール業界のオスカーと言われる The Brewing Industry International Awards 2002でホワイトエールが総合チャンピオンに選ばれ、世界一の認定を受けている。
また、日本のジャパンカップ(競馬じゃないよ)での連続金メダル、ドイツのDLG品質保証コンテストでの連続金メダル、アメリカNYでのワールドビアカップ金メダルなど、多くの賞を受賞している。

すごいよね!

いやあ、これは飲むのが楽しみだあ。。

では、この続きはゆっくり楽しんだ後に……。

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2015
01.21

Daydream Believer

Category: その他
ボクには、オムライスを教えてくれた先生がいる。
先生はオムライスが大好きで、メロンパンも大好き。
それに、とても魅力的な文章を書く。

「今まで食べた中で一番美味しいオムライスは、松翁軒の2階にある喫茶のオムライス」
先生はボクにそう教えてくれた。
松翁軒は長崎県にあるカステラの老舗。
でも、今はもう、松翁軒の喫茶のメニューにオムライスは存在しない。
ボクにとっては、口にしたことがない幻のオムライス。
永遠に幻の、オムライス。

「あなたには文才がある」
先生はボクにそう言ってくれた。
流れゆく時の中で、その言葉を礎に、その言葉を胸に、ボクはストーリーを書き、夢を追い続けている。

先生、元気かなあ……。

夢 ドリーム dream

ボクには夢がある。
自分が書いたストーリーを本にすること。
それが第一歩。

喫茶、「Omunao House」を作り、そこに本を置く。
喫茶のメニューはすべて、一品一品にストーリーがついたオリジナル。
こころを解放し、ひがな一日居たいと思えるような店。

空想 妄想 daydream

そんな店、商売として成り立たず、もしかしたら現実離れした叶わぬ夢かもしれない。

それならそれでいい。
夢見ているときが楽しいのだから。

Daydream Believer

オリジナルはモンキーズの1967年のヒット曲。
日本では、1989年にRCサクセションの忌野清志郎さんが、ザ・タイマーズのバンド名で日本語の詩をつけてシングル盤を出している。タイトルは「デイドリームビリーバー」。

忌野清志郎さんは、3歳の時に実の母親富貴子さんと死別。母の姉夫婦に養子として引き取られた。父母が育ての親であり実の親ではないと知ったのは継母が亡くなった時で、継父から実の父ではないと知らされたそうだ。
そんな清志郎さんは、育ての親を「恋人」、産みの親を「彼女」と呼んでいて、実母である「彼女」を歌った曲が「デイドリームビリーバー」。

今日はこの曲を聴きながら、夢の世界へ……。


作詞 ジョン スチュアート ゼリー(日本語訳)
作曲 ジョン スチュアート ゼリー
歌  ザ・ターマーズ

もう今は 彼女はどこにもいない
朝はやく 目覚ましがなっても
そういつも 彼女とくらしてきたよ
ケンカしたり 仲直りしたり

ずっと夢を見て 安心してた
僕は Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン

でもそれは 遠い遠い思い出
日がくれて テーブルに すわっても

Ah 今は彼女 写真の中で
やさしい目で 僕に微笑む

ずっと夢を見て 幸せだったな
僕は Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン

ずっと夢を見て 安心してた
僕は Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン

Ah Ah Ah Ah
Ah Ah Ah Ah

ずっと夢を見て いまもみてる
僕は Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン

ずっと夢を見て 安心してた
僕は Day Dream Believer
そんで 彼女はクイーン

ずっと夢を見させて くれてありがとう
僕は Day Dream Believer
そんで 彼女がクイーン






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2015
01.19

ちょっとコーヒーブレイク

Category: その他
休日、相模大野に行った帰り、次の予定までにちょっと時間があったので、とある喫茶店に寄ってみた。

美味しいコーヒーを飲みながら過ごす時間。
話に興じるもよし。
勉学に勤しむもよし。
読書に耽るもよし。
喫茶店で過ごす時間はとても素敵な時間だと思う。

この日訪れた店の名は、珈琲新鮮館

小田急江ノ島線の東林間駅近辺と中央林間駅近辺の2店舗があるんだけど、ターゲットを東林間の方(本店)に決めてGO!

駅から10分ほど歩き店に到着。入口のドアを開る。

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休みとあってか、はたまた居心地がよいからなのか、78席ある店内は結構な賑わいだ。

席に着き、早速メニューを拝見。

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さてと、オムライス、オムライス♪
事前にネットで調べたら「オムライスがある!」という情報が出ていた。
おーーーー! これは期待だね!

オムライスは、どこかなあ???

そう思ってメニューの端から端までくまなく見たんだけど、オムライスがない。
表表紙も裏表紙も、はたまた行間までくまなく読んだんだけど、どこにも載っていない……。
逆さにしてしてみた。
けど、やっぱりない。

うそでしょ……。
なんてこったあ……。
「今日は完封するぞ!」と意気込んでマウンドにあがったピッチャーが、初回にいきなり満塁ホームランを打たれた気分。

だけど、いつまでも引き摺っていても仕方がない。
野球は9回まで。
そうそう、これからが勝負。
だいいち、ここは喫茶店だ。美味しいコーヒーを飲めるんだから、オムライスなんてどうでもいいじゃないか。
そんなわけのわからないことを自分に言い聞かせ、方針を変更。
再度メニューとにらめっこをして注文を決定した。

頼んだのはこれ!
コーヒーとパンケーキ。

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コーヒーは、シティオ・カフェザル農園のブラジル。

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このコーヒーは「カップオブエクセレンス2012ブラジル」で3位入賞を果たしたそうだ。
う~ん、とても芳ばしい、いい香り!
味も、もちろん美味しい。

パンケーキはこれ!

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ベーコンエッグパンケーキ。
これに蜂蜜とメイプルシロップをかけて食べる。
「パンケーキにベーコンエッグってどんななんだろう?」と、興味本位で頼んだけど、目玉焼きにあま~いシロップかけて美味しいのかなあ??
まあ、甘い卵焼きもあるしなあ。
それにパンケーキだし。
美味しいかも……。

そう思ったけど、結局、ベーコンエッグにシロップをかけるのは気が進まなかった。
ベーコンエッグはやっぱり甘くない方が好きだし、サラダと一緒に食べたいし……。

ということで、1枚目はご飯としてベーコンエッグバーガーを食べる様に食べ、2枚目はデザート感覚でシロップをかけて食べた。これはこれで満足。

だけど、せっかくなので、やっぱりシロップをベーコンエッグにかけて食べた方がよかったのかなあ。。

ふうむ。どうなんだろう……。

みなさんだったらどうしますか???


珈琲新鮮館 東林間店(本店) 食べログ情報

珈琲新鮮館 東林間店(本店)喫茶店 / 東林間駅

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2015
01.17

オムライスとチキン、どっちがいい?

オムライス。
もちろん好きである。

パン。
これまた好きである。
メロンパンとか、カレーパンとか……。

では、オムライスとパンが一緒になちゃったらどうする???

はあ?
そんなのありえないでしょ。
だいたい、パンの中にご飯を入れるなんて。
ラーメン+ご飯のラーハンはいいけど……。

でも、「焼きそばパン」というのは当たり前のように市民権を得て堂々と存在している。
それに、神戸のパン屋さんには「漬物ドッグ」もあるし、もしかしたらそれもありなのかもしれない。

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くがのマル井パンfacebookより

ということで、今日は、大阪梅田の新阪急ホテルの地下1階にある喫茶 ブルージン で現在販売中のパンの紹介!

その名も、オムライスパンチキンパン

どちらも、今月末(1月31日)までの販売。「阪急阪神第一ホテルグループのサイト」(←リンク)で紹介されてるよ!


「オムライスパン」はケチャップライスと薄焼き卵を(要するにオムライスを)黄色いパン生地で包んだもの。
見た目は「オムライスそっくりパン」だけど、中身は「まんまオムライス」。

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一方「チキンパン」はローストチキンをイメージして作られたパン。
デミグラスソースを合わせた蒸し鶏をパン生地で包んで焼き上げられている。

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いやあ、どうなんだろうか……。
見た目は遊び心があっておもしろい。
こういうノリは大好き。

だけど……。
チキンはいい。わかる。
オムライスはどう???
かなり微妙なカンジがしないでもない。
パン生地次第かなあ……。
さあみなさん、いかがでしょう。。

ここで声を大にして言いたい。

大阪在住の方!
ぜひ、どなたか試しに食べてみてくれませんかあ!!!


それと……、

え!こんなのパンにはさんじゃうの!っていうのがあったあ教えてください!!

何卒よろしくお願いいたします。。

ではでは!


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2015
01.16

アンダンテ 

今日、「政府は16日、2016年のユネスコ(国連教育科学文化機関)世界文化遺産登録を目指し、『長崎の教会群とキリスト教関連遺産』(長崎、熊本両県)の推薦を閣議了解した。正式な推薦書を今月中にユネスコに提出する」とのニュースが流れた。
記事に書いた五島列島の建物のうちのいくつかも、対象に含まれている。
記事を書いて間もない出来事であるせいか、他人事とは思えず、とても嬉しく思う。

それと、これまた先日紹介した「和風洋食屋 紙ひこうき 」(←リンク)の店主さまからコメントを頂いた!
これまた嬉しいかぎり。

さて、今日はボクの勤務先である戸塚にある洋食屋さんのレポートで~す♪


ゆっくりと歩く、100年の時の散歩道

「オムライス」「神奈川」「食べログ」で検索すると、今現在、以下のランキングで表示される。
1位:155ダイナー 3.56
2位:ミカサ 3.55
3位:グリル・エス 3.53
4位:津久志亭 3.52
5位:サモアール馬車道店 3.52
6位:アンダンテ 3.52
7位:センターグリル 3.51
8位:サロンドウフエモア 3.51
9位:洋食の美松 3.44
10位:100時間カレーB&R 武蔵小杉店 3.41

この中に、とっても気になっている店がある。
ミカサ、サモアール、センターグリルは記事で紹介したが、どれも、評判通りとても美味しいオムライスを食べることができた。
それに匹敵するような評価を得ていて、しかも、すぐ近くにある店。

その店の名は……。

アンダンテ

戸塚駅西口から徒歩でおよそ10分。
駅から続く商店街を抜け、やがて住宅地に街の様相が変わる頃、その店は姿を現す。

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建物の色調、造り、そして商店街から離れている上にメインストリートから一本奥まったところにあるという立地。これらすべてのベクトルが、喧騒から心身を解放してくれるべく方向を向いている。
その誘い(いざない)のベクトルに乗り、ゆっくりと歩を進め入口へと向かう。

入口で、店名を示す「ANDANTE(=歩くようなはやさで)」の看板がボクに微笑みかける。
「いらっしゃいませ」
そして看板は、ドアの向こうで「やすらぎの時間」が待っていることを約束してくれる。
「こころの散歩にようこそ!どうぞ、ごゆっくりと」

店に入り席につく。
同時に、予定調和のごとくやすらぎの時間が訪れる。

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店内は4人掛けのテーブルが4つに6人掛けがひとつと、適度な大きさ。
お客さんはひとりいるだけで、すいている。
絵画、ランプ、花瓶、BOSEのスピーカーから流れるピアノ曲。
水をひと口飲み、窓の外を見やる。
うすっぺらなインスタントな香りに包まれた日常から離れ、濃厚で重厚でいて軽やかな「時」が、ゆっくりと流れて行く。

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なんて劇画チックに雰囲気に浸ってないで、肝心な注文をしないと……。

メニューを開き、物色。
決めてるんだけどね、一応。

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オムライス……っていいたいけど、今日は違う。
(次回はオムライスを食べようと思っている)

アンダンテが高い評価を受けている一番の理由はこの料理にあり!

ピカタライス

「ピカタ」と言うと、薄切り肉をソテーしたイタリア料理。でも、これはちょっと違う。
簡単に言うと、目玉焼きがご飯に乗った食べ物。
それが妙に美味しいらしい。
せっかくなので、サラダと飲み物つきのセットを注文。

と、速攻でご登場なさった!!
はやっ!

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うわあ、なんか、このとろみ感が美味しそう!
匂いもそそる。
おー、いいねいいね!

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では、コンソメスープをひと口。

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うん、コンソメと、セロリの苦味が効いている。

続いてサラダを。

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トマト、にんじん、レタス、きゅうり、紫玉ねぎ、ベーコン……。
フレンチベース(?)のドレッシングが、クリーミーなまろやかさで秀逸。

ではメインに参りましょう!!

よく絡めて、いっただきま~す!

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うわああああ!!!!!!!!

な、何じゃこりゃああ!!!

うまい!
うますぎるーーーーーーー!!!!!!!

半熟たまごに野菜を乗せ、甘辛の絶品ソース。
何だろう、このソース。
ブイヨン? 醤油?
和食な洋食。
超庶民的な高級料理。
「矛盾」で彩られた未経験の不思議な味。
これは病みつきになりそうな予感。
とにかく、パクパクといけてしまう。

注文はセットがお薦め。
ピカタライスの甘辛。
コンソメスープの苦味。
サラダのまろやかな味わい。
これらのバランスが最高!

いやあ、ほんと、「いいもの見っけ!」ってカンジ。

アンダンテは大正3年に神戸で創業し、太平洋戦争後に戸塚に移転。戸塚では線路際に店を構えていたが、再開発で今の場所に移った。
ピカタライスは、先代が「若い労働者に『安くて早くて美味しいものを』という思いであみだしたメニューとのことで、以来、秘伝の味を守りつづけている。
なるほど。この店が醸し出していた「やすらぎの時間」を提供してくれる雰囲気は、こういった「お客さんに喜ばれる料理をあみだして提供するぞ!」という魂が連綿と受け継がれているからなんだね。
連綿と、連綿と……。
そう、100年の時、それぞれの時代を、それぞれのお客さんに、歩くようなはやさで、ゆっくりと、確実に。

食後、お礼を言って店を出る。
そこにはまた、日常の喧騒が待ち構えている。
でも、明日もがんばれる。そんな気がする。
だって、こんな身近なところに、素敵な知り合いができたのだから。

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アンダンテ 食べログ情報

アンダンテ洋食 / 戸塚駅


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2015
01.14

南の島にこころを寄せて 最終回

Category: その他
これは、「じゃらん」に掲載されている、福江島の西側にある「高浜海水浴場」の写真。

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とてもきれいな海。
この海は、悲喜こもごも、いろいろな歴史を見てきた。
今も昔も変わらずに、そこにある。

そしてもうひとつ、変わらぬもの。
それは、五島列島を包み込む、「祈り」。

祈り。

その言葉の持つ重みと大切さ。
歴史を振り返りつつ「今」という時を考えるにつけ、それをひしひしと感じる。

「今日が良い一日でありますように」
ひとりひとりが、毎朝、その一言を言うだけで、どれほど素敵な世の中になることだろう。

Start each day with a smile !
「毎日を笑顔ではじめよう」
ひとりひとりが、笑顔で、お互いの顔をみて「おはよう!」って言い合えたら、どんなに心が豊かになることだろう。

神はいるのか?
きっといるのだと思う。
でもそれは、外部にいる存在ではなく、自分の中にいる実体のない存在だと思う。

だから、天や星に願いをかけたり他力本願的な祈りではなく(だけではなく)、自分に向けて、自分の中にいる神に対して祈ることも大切であると、ボクは思っている。

そして、
「今日はどんな日になるんだろうねえ???」
って、笑顔で自分に話しかけられる日々を毎日送ることができたらどんなに素晴らしいことだろうって思う。
(残念ながらそういう日ばかりではないけど……)

祈りの島、五島列島。
「魚の骨みたい」とか「海がきれい」としか思っていなかったのだけれど、今回、五島列島の歴史を調べてみて、改めてこの地を訪れてみたいと思った。
こころを解放し、ひがな一日、ぼーっと海を眺めながら過ごすのもいいかもしれない。
潮騒の音と、素敵な音楽を聴きながら……。

ではこの記事の最後に2曲ほど。

五島市出身姉妹デュオ、O'sの「杏の花咲く頃」と「あなたとならば」。
透き通った美しいハーモニーが、こころを癒してくれる。

では2曲続けてどうぞ。

● 杏の花咲く頃




● あなたとならば




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2015
01.13

南の島にこころを寄せて その4

Category: その他
1873年の禁教令廃止に伴い、五島列島の「潜伏キリシタン」たちは、島内に教会を設立していった。
その数は次第に増え、イチローの背番号ではないけど、なんと51にものぼる。
「五島列島のカトリック教会群」に掲載されている教会の数を島ごとに数えると次の通りである。

福江島  13
久賀島   3
嵯峨島   1
奈留島   3
若松島   3
中通島  26
小値賀島  1
野崎島   1

同サイトの地図には、教会の位置がこのように表示されている。

150113kyokai6.png


五島列島の人口は約7万人とのことなので、約1,373人に一つの教会がある計算になる。
これを神奈川県にあてはめると……。
神奈川県の人口は約900万人なので、1,373人に一つで比率計算すると、合計は6,555!
6,555の教会があるってすごい!
神奈川県のコンビニの数(上位7チェーン)が3,288なので、倍あるってことじゃん!!

まあ、信者の比率は違うのだろうけど、これは本当にすごいことだ。

差別。
虐待。
貧困。
それが延々と続いた迫害の歴史で培われたもの。
宗教に「自分自身の精神の解放」といったことを求める以前に、信者たちはこういった「堪え忍ばざるをえない現実からの解放」を求めたのであろう。

救われたい。
希望の光はどこに……。

生きている現実の世の中で得られることはない。
かと言って死んで解決するわけでもない。
望みは救いの場所を作ること。
そこで天を仰ぎ祈ること。
そして、天国行きの証を得ること。
こういったことしか自らを満たしてくれるものはなかったのではないだろうか。

教会はどこかの資産家がポンと建ててくれるわけでもない。
決して豊かではない暮らしの中で、信者たちが自らの生活を切りつめ、私財を投じ、自らの手で建てたものだ。
たとえば中通島からぽつんと離れたところにある頭ヶ島の「頭ヶ島天主堂」は、夜は漁に出て昼は教会建設に奉仕する信者たちが、1日にやっと1つか2つの石を積んで約10年もの歳月をかけて建てられたものだという。

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wikipediaより


信者の「想い」の現れ。
だから、五島列島には、いろいろな姿かたちの教会がある。
以下は「五島コンカナ王国」( ← リンク )サイトより。

五島における最初の教会として設立された堂崎教会
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下五島では最古の旧五輪教会堂
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半泊海岸沿いに石垣で囲まれた木造の半泊教会
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井持浦教会にあるルルドの洞窟
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そこにあるのは、見てくれがどうのこうのではなく、深い深い、「祈り」、である。

つづく


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2015
01.10

南の島にこころを寄せて その3

Category: その他
禁教令がひかれたまま、時は幕末を迎える。
幕末と言えば、そう、開国の機運が盛り上がってきたとき。

そのきっかけは……。
はい、では問題です!
次の文のa~cにあてはまるものを選びなさい。

( a )年、( b )が率いるアメリカ合衆国海軍東インド艦隊の艦船4隻が日本に来航した。
この事件を( c )と言う。

a : ①1853年 ②1868年 ③1874年
b : ①マッカーサー ②ボビー ③ペリー
c : ①黒船来航 ②ビートルズ来日 ③蒙古襲来

こたえは、a:①、b:③、c:①だよね!!
間違えた人は校庭10週!

日本に来たペリーは、開国を求める「アメリカ大統領国書」を江戸幕府に提出。
この結果、1854年に「日米和親条約」が結ばれ下田と箱館(函館)が開港された。
また同年には「日英和親条約」、「日露和親条約」も締結され、こうして鎖国の時代は終焉を迎えることに。
さらに、1859年には「日米修好通商条約」が締結され、新たに、神奈川(横浜)・長崎・新潟・兵庫(神戸)が開港された。
「メリケン(=アメリカン)」という言葉ができたのもこれによってだね!

開国と同時に禁教令も緩和される。
1859年、江戸幕府は開港場居留地での信仰の自由を認め宣教師の来日を許可した。
カトリック教会はパリ外国宣教会を通して宣教師を派遣し、フランス横浜領事館付通訳兼司祭として来日したジラールは1862年に横浜天主堂を建立。ベルナール・プティジャンは、1864年に大浦天主堂を建立した。

さて、ベルナール・プティジャンにより建立された大浦天主堂。ここで歴史的な出来事が起きる。

大浦天主堂は居留フランス人のために建てられたものなんだけど、プティジャンは日本人にも自由に見学することを許していた。
なぜか?
長崎はキリスト教殉教者の地なので、「今でも信徒が潜んでいるのでは? もしかすると訪れて来る日本人の中に信者がいるのでは?」という思いがあったからなんだね。

そしてその日を迎える。
1865年3月17日の午後、15人ほどの男女が大浦天主堂にやって来て、扉の開け方がわからず難儀していた。
これを見たプティジャンは扉を開けて一行を中に招き入れた。
そしてプティジャンが祭壇の前で祈っていると……。
一行の一人で杉本ゆりと名乗る女性が彼のもとに近づき、「ワレラノムネ、アナタノムネトオナジ(私たちの信仰はあなたの信仰と同じです)」「サンタ・マリアの御像はどこ?」とささやいた。
そう、彼らこそ長きにわたって、死の危険を犯してまでキリスト教の信仰を守っていた人々だったんだね。

この「信徒発見」と呼ばれる出来事が起きて以来、「自分たちもキリシタンである」という人々が名乗り出るようになる。
ちなみに今年は「信徒発見」150周年。昨年から記念ミサも行われているようだ。

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信徒発見のマリア像

話を五島列島に移そう。
前回書いたように、1797年に3,000人の潜伏キリシタンが五島列島に渡っている。
そう、今こそ名乗り出るときと、五島でもキリシタンたちが次々と信仰を表明した。
開国で禁教令はゆるくなってきたとは言え、解かれたわけではない。
ここで悲劇が起きる。

江戸幕府は「信徒発見」以降に表だってきたキリシタンを一掃するため、弾圧を始めた。
1867年、「浦上四番崩れ」と呼ばれる事件では、大量のキリシタンが捕縛されて拷問を受けた。
このあと時代は明治へと移るが、明治政府は江戸幕府の行っていた弾圧を継承している。

この弾圧は五島列島でも起きることに。
世では「五島崩れ」と呼ばれている。
起きた場所は五島列島のひとつ、久賀島。
1868年、大浦天主堂で洗礼を受けた久賀島の信徒が「キリスト教だけを信じる」と代官に宣言したことにより事が始まる。
代官は、拷問によっても棄教しない約200人の信者を6坪の狭い牢に8カ月にわたって閉じ込め、棄教を迫った。
食料は少量のサツマイモ。信者たちは横になって眠ることもできず、汚物にまみれた。
この弾圧で命を落とした43人の名前が墓碑に記されている。
多くは幼い子どもや老人たちであり、みな純粋に教えに従い抵抗することなく死を受け入れたという。

このような悲劇がプティジャンによってヨーロッパに伝えられると、日本は各国から非難を受けるようになり、やがて明治政府はキリスト教を認めることとなった。
そして1873年、キリスト教の禁止は解かれる。

つづく


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2015
01.09

南の島にこころを寄せて その2

Category: その他
天下分け目の関ヶ原。
1600年の関ヶ原の戦いを経て、時は江戸時代を迎える(1603年)。
江戸幕府もまた、豊臣秀吉が行ったのと同様に、キリスト教を禁止すべく「禁教令」を発令する(1612年~4年)。
この禁教令によって長崎と京都にあった教会は破壊され、主だったキリスト教徒がマカオやマニラに国外追放された。
とは言え、この当時は「キリスト教徒の処刑」といった徹底的な対策はまだ行っていなかった。
なので、依然としてキリスト教の活動は継続していたんだね。

でも、次第に様相は変わっていく。

前回書いたように、スペイン、ポルトガルは植民地政策を進めていた。
そして、この両国はカトリックの国。カトリックの布教活動も進めていた。
だから、「宣教師は侵略の尖兵である」という図式があり、江戸幕府もそれを警戒していたんだけど、この図式を幕府に植え付けるのに一役買っていた国がある。
さてどこでしょう?

では、出席番号……。

うわあああ、もうやめましょうよ、このワンパターン。。

そうだね、さっさと進めよう。

答えはオランダ。

オランダはプロテスタントの国。
だから、「貿易はするけど宣教はしない」というスタンス。
江戸幕府に「おいらたちは大丈夫でっせ。スペインやポルトガルはやめときなはれ。あやつらは布教して金をまきあげ、挙句に植民地にしようとするんですわあ。おいらたちもスペインに支配されてましてな……」って具合に言い寄った。

ここでおさらい。

カトリックは教会という組織を重視。なので、神>教会>聖書>信者
プロテスタントは個人的なイエス・キリストとの関係を重視。なので、神>聖書>教会(=信者の集まり)

組織的に教会を重視するカトリックは、見た目にも「教会」という重要拠点を利用して「布教=侵略」ととれる構図。
幕府は献金による金や銀の流出も恐れたんだろうね。
ということで、江戸幕府は、1639年の南蛮船入港禁止がその始まりとされている「鎖国」へと向かって行く。
江戸幕府に言い寄ったオランダは、鎖国時代も長崎の出島(1634年築造)で貿易を続けることになった。

江戸幕府は貿易の制限と同時に、「キリスト迫害」を進める。
1629年に導入された「踏み絵」が有名だよね。
そして決定的になったのはこれだね!

天草四郎で有名な「島原の乱(1637~1638年)」。

厳しい年貢の取り立てに苦しんでいた農民と迫害を受けていたキリシタンが一揆を起こした。
この時に総大将に選ばれたのが、キリシタンの間でカリスマ的な人気を得ていた16歳の少年天草四郎だったんだね。

こうして島原の乱以降、キリスト教の禁止はより一層徹底され、1644年には国内にカトリックの司祭がひとりもいない状況になった。
それでも、密かにキリスト教の信仰を捨てずに代々伝えていった人たち(潜伏キリシタン)もいた。
慈母観音像を聖母マリアに見立てたり(「マリア観音」と呼ばれる)、聖像聖画やメダイ、ロザリオ、クルス(十字架)などの聖具を秘蔵して「納戸神」として祀ったり、キリスト教伝来当時にならったやり方で生まれた子に洗礼を授けるなどして信仰を守り続けた。

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マリア観音

時は進み1797年。
五島列島を収めていた五島藩(福江藩とも呼ぶ)の要請により、農業開拓のため肥前国(今の長崎、佐賀)を収めていた大村藩から五島列島への移住が始まった。
そして、この時移り住んだうちの約3,000人は、仏教徒を装った潜伏キリシタンだった。

つづく


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2015
01.07

南の島にこころを寄せて その1

Category: その他
ボクが生まれて最初に覚えた島の名前。
それは江の島。
身近だったからね。
さて、次はどこでしょう???

大島?
違います。

佐渡島?
ブー。

正解は、五島列島!
え? 何で?

それは、形が「魚の骨」みたいで面白かったから。
で、興味は持ったんだけど、一度も行ったことはない。

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神奈川県で生まれ育ったボクは、子供の頃、遠い未知の世界であった北海道と九州に憧れていた。
今でもその傾向はある
「本州とは違う地」であり、「風光明媚」であり、そしてもうひとつ、「長い歴史に裏打ちされた異文化の香りが色濃い」からなのかもしれない。

五島列島もそれにぴたりと当てはまる。
「九州は長崎県」にあり、「西海国立公園という絶景の地」であり、そして……。

異文化の香り。

今回は「異文化を交えた日本の歴史」を振り返りながら、五島列島に焦点を当ててみたいと思う。

それでは、突然だけど、この問題からスタート!
日本に鉄砲が伝来したのは「いつ」、「どこに」と言われているでしょう?

「はい、出席番号27番Omunaoくん!」
「うわっ! いきなりそのパターンかい!」
「能書きはいいから早く答えて!」
「はいはい、これは知ってますよ。1543年、種子島!」
「そうですね」

1543年、ポルトガル人によって日本に鉄砲が伝来されたと言われている。
ちなみに織田信長が生まれたのが1534年。
豊臣秀吉が1536年。
徳川家康が1542年。
なので、天下取りに大きな影響を及ぼす「鉄砲」は、ちょうどこの3人が生まれたすぐ後に伝来したんだね。

では次の問題。
日本にキリスト教が伝わったのはいつで、どこの国の誰によってでしょう?

答えは、「1549年、スペインのフランシスコ・ザビエルによって」だよね!
「頭がザビエル」の元祖、というか本家、この方。

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さて、ここでひとつ注目。
鉄砲伝来は「ポルトガル人によって」、キリスト教伝来は「スペイン人によって」というところ。
なぜ、ポルトガルとスペインなのか???

ちょっと遠回りしてキリスト教の中の分類の話をするよ。
キリスト教にはいくつか種類があるけど、大きなものにカトリックとプロテスタントがある。
カトリックは、ローマの郊外にあるバチカン市国の首長であるローマ法王(カトリック的には「教皇」と呼ぶ)を全世界の教徒の精神的指導者とする。法王を頂点とする「教会」そのものが大事であり、教会の儀式を通して自分は救われているのだという意識を持ち、聖母マリアを礼拝の対象とする。
日本にもカトリック系の教会や学校は多いよね。

一方のプロテスタント。1517年以降、マルティン・ルターらによるカトリック教会から分離運動、いわゆる「宗教改革」によってできたもので、教えは組織や儀式ではなく使徒たちの書いた「聖書そのもの」にあると考えられている。だから、全体をまとめる法王もいない。

これを整理すると権威の順番は次のようになる。

・カトリック = 教会という組織を重視
神 > 教会 > 聖書 >信者

・プロテスタント= 個人的なイエス・キリストとの関係を重視
神 >聖書 > 教会(=信者の集まり)

なので、面白いのだけど、組織を重視するカトリックに言わせると「私はカトリックでありクリスチャンではない」となり、個人的なキリスト信仰であるプロテスタントに言わせると「自分はクリスチャンという自覚はあるけれどもプロテスタントであるという意識は薄い」となる。

これを踏まえて話を進めよう。
ポルトガルとスペインだったね。

日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルはカトリック教徒。
1534年に、スペインのイグナチオ・デ・ロヨラを中心としたとパリ大学の学友だった6名が、カトリック教会の男子修道会として「イエズス会」を設立。ザビエルはその中のひとり。
「宗教改革」でプロテスタントが広まる中、カトリックは新たなる布教活動が必要だった。
ポルトガル、スペインはカトリックの国。こうして日本への布教活動がはじまった。

ところで、ポルトガルとスペインというと、この時代あることを進めていた。
それは植民地化。
そう、南米やフィリピンなどの植民地化を進めていた。

日本の中でも布教とともに植民地政策の姿が見えだしてきた。
キリスト教が広まりはじめ、キリシタン大名が出現。
キリシタン大名は領民から少年少女を取り上げ奴隷として献上し、代わりに武器弾薬を入手していたという。
さらにキリシタンによる寺社の破壊と僧侶への迫害も増えてきた。
これは危うし!

1587年、豊臣秀吉は、ついにキリスト教宣教と南蛮貿易(ポルトガル人、スペイン人との貿易)に関する禁制文書を出した。これが世に言う「バテレン追放令」。

そして1598年に秀吉が亡くなったのちは、この流れは徳川家康に引き継がれることになる。


つづく


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2015
01.06

新春初笑い! 面白・・・ Part2

Category: その他
前回に引き続き、youtubeにアップされている面白動画をみてみよう!

先ずはオムライス。

といっても、これは食べるオムライスではない。

え? どういうこと???

第80回全日本仮装大賞で20点満点を出してユニーク賞を受賞した作品!!

こちらです!

● 全日本仮装大賞/プロレス・オムライス




こどもたち、かわいいね!
ちなみにこのあと、男の子は
「カレーとオムライスどっちが好き?」と聞かれ、
「カレー!」と。
更に、「では、ラーメンとオムライスでは?」と聞かれ
「ラーメン」と。

女の子の方は
「ハンバーグとオムライスどっちが好き?」と聞かれ
「ハンバーグ!」と……。

ま、いっか。

こちらは爆笑動画です!!

ではでは!

● 【吹いたら死亡】100%笑える神レベルの書き間違えで話題の動画 二度見する作品集【殿堂入り】





● 【吹いたら死亡】100%笑えるセンス感じるテストの珍回答(字幕)秀逸すぎて話題な作品16連発【殿堂入り】





● 【吹いたら死亡】100%笑えるテストの珍回答(字幕)秀逸すぎて神の発想10連発【殿堂入り】





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2015
01.03

新春初笑い! 面白・・・

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cookpadを見ていると、笑っちゃうようなオムライスが掲載されている。

たとえばこちらはこんにゃくわかにゃんさんの「ラーメンオムライス」。
堂々と、ラーメン!

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こちらもいいよ!
ミキノスケさんの「倍増ソーセイ人とオムライス」。

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夢に出てきそう……。

面白いのばかりでなく、こういうのもある。
暇人双子ママさんの、「可愛い!プレゼントオムライス」

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こころあたたまるカンジで素敵だよね!!

さあ、正月の三が日も今日で終わり。
早くも通常モードに突入かあ!!!

でも、まだ休みだし、ぐだぐだ感が……。

ここはビシッとしめないと!

ということで、面白オムライスの紹介ついでに、youtubeにアップされている面白動画を集めてみた。
(どこが「しめ」なんじゃい!)

やっぱり「笑い」がないとね♪

ではどうぞ!
(こっちがメインかあ?)


● よく見るとおかしい画像集




● バカすぎる建築物




● 思わず二度見してしまう画像①




● 思わず二度見してしまう画像②





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2015
01.02

にんじんなすとまと

一富士ニ鷹三茄子。
う~ん、残念ながらどれも夢に出て来ず、かわりに巨大なトカゲが出て来た。
何のこっちゃ。
わけがわからない。
わけがわからない夢と言えば、昨年末高熱を発してうなっているときに、更に熱があがるようなスリルとサスペンス、手に汗を握るような夢を見た(実際に起きたときは汗びっしょりだった……)。

あまり人の夢の話を聞いても面白くないとは思うけど、言わずにはいられないのでちょっとだけ紹介。

ボクは遠方にいる従兄の家に遊びに行くことになり、迎えに来てくれた従兄のクルマに乗り込んだ。
最初は後ろの席に座ったんだけど、従兄の隣りの方がいいだろうと、助手席にいた母親とチェンジして助手席に移動。
運転の準備をしている従兄と雑談しているうちにクルマは発進した。

が、おかしい。

なんで?
なんで後ろに走ってるの?

横を見ると従兄はハンドルを握らずに寛いでいる。
え? 
ボクは後ろを振り向いた。

なにーーー!!!!!!!!!!!!!!!!

な、なんと、そのクルマは後ろにも運転席があり、とても怪しげな男2人(典型的な黒服サングラス)がボクと従兄とは反対向きにそちら側の運転席と助手席に座っているではないか!

当然、後席に移ったはずの母親の姿は見えない。

「どういうこと」
ボクはなにくわぬ顔で横に座っている従兄に詰め寄った。
しかし、従兄はだんまりを決め込んでいる。

クルマはその状態のまま、つまりボクは後ろ向きに座ったまま走り続け、やがて大きな洋風の建物の前でとまった。
ボクと従兄は怪しげな男たちに案内されて建物の中に。
中では大勢の人が立食パーティを楽しんでいる。
「さあどうぞ」
どこからともなく給仕がやってきて、ボク達に美味しそうな料理を手渡した。
ひとくち食べてみる。
「お、美味しい!」
「これで2,900円。通常は2セットで月々5,800円」
従兄が言う。
「?」
最初は意味がわからなかったが、しばらくして従兄はこの団体に加入しているうちのひとり(グル)で、月々5,800円というのはその団体への献金額の相場であることがわかった。
つまり、ボクを入団させるべく拉致したってわけだ。
しかしとんでもなく美味しい。この味でそれくらいなら安いかな。
夢の中のボクは一瞬そんなことを思ったのだが、すぐに我に帰った。

やばいやばい(出川風ではない)。
こんな集団に負けてなるものか。
さて、どうやってここから抜け出そうか……。

おそらく、パーティの後にはなんらかの儀式のようなものが行われるのであろう。
それが始まってからでは遅い。
チャンスは今しかない!
さて、どうする?
堂々と正面突破するか。
裏口を探すか。
緊張の汗でびっしょりだ。

と、額の汗をぬぐった(実際に)ところで目が覚めた。

何だよ!
ここからがいいところなのに!
「額の汗をぬぐいたい」という現実の行為(欲求)に向かうために、わざわざこんな大げさな夢見てたのかよー。

う~む。
きっと夢の中の自分はこれ以上ストーリーを組み立てられなかったのであろう。。
そう思っておこう。
でも、ちょっと心残りである。

さて、それはともかくとして、一富士二鷹三茄子。
昨年は以下を紹介した。

1.富士山
 山梨県 パスタ&オムライス エルズの「富士山オムライス」
2.鷹
 福岡県 ホークスタウン(ホークス=鷹)にあるヒーローズカフェのオムライス
3.茄子
 大阪府 長屋オムライス大阪駅前第一ビル店の「なすオムライス」

今年はどうだろうか?
サーチ開始!

おっ、鷹はないけど、富士山と茄子で一石二鳥な店を発見!

その店は静岡県の清水にある。

清水と言えば???

清水の次郎長!

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おー!


ちびまる子ちゃん!

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おー!


清水エスパルス!

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おー!

清水寺!

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おー!
え?
それは違うでしょ。
(ちぇっ、ばれたか)

清水にあるその店の名は……。

にんじんなすとまと

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名前だけ聞くと野菜嫌いの子供は絶対に拒否反応を示しそうだけど、写真にある店の看板でもわかるように、子供も大好きなオムライスを売りにする店!
オムライス以外にはビーフシチュー、煮込みハンバーグもあるけど、オムライスは12種類用意されていることから「オムライス専門店」と呼んでいいだろう。

さて、そんな「にんじんなすとまと」のオムライスメニューのひとつがこれ!

富士山オムライス!

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フジヤマ、ゲイシャ、オムライス、ビューティフォー!!
店名に入った「なす」と「富士山」の共演!!
こりゃあ春から縁起がええわい!

ランチも美味しそう!

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どうでしょう。
三保の松原なんぞを見がてらに清水で舌鼓。

そうそう、この店の料理写真でひとつだけ謎があるんだよなあ。。

これなんだけど。

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これって、オムライスにご飯がついてるのかなあ?
どうなんだろう???
オムライスをおかずに白いご飯?????

???????

う~ん、夢に出てきそうだ……。

にんじんなすとまと 食べログ情報

にんじんなすとまとオムライス / 新清水駅入江岡駅桜橋駅


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2015
01.01

Start each day with a smile! ~ 毎日を笑顔ではじめよう ~

Category: ストーリー
みなさま、お正月でございます!
本年もよろしくお願い致します!!


ちょっと正月っぽく文字の色を暖色系に変えてみました。。

昨年は、以前からお付き合いいただいている方はもちろん、新たにいろいろな方と知り合ってお話できるようになりました。
年の瀬にもとてもとても魅力的な文章を書かれる方と知り合え、2015年はますますもって楽しみです。

さて新春第一弾!

先日訪れた「デリッシュ・ウフ」で思い浮かんだストーリーを掲載いたします!!
よろしかったらお読みくださいませ。


Start each day with a smile!

 午後5時。JR川崎駅から続く通路を抜け、ラゾーナ川崎プラザ2階のデッキに出る。
 無防備な頬をちくりと刺す北風。去りゆく年を名残惜しむように暮れなずむ西の空。高層ビルの上には、太陽からバトンを受け取った月が、「まかせろ」とばかりに輝きはじめている。
 さてと、オムライス専門店かあ……。
 正也は、目的の店の位置を確かめるべく壁に貼られた案内板に目をやった。
 10年ぶりの川崎。西口は工業地帯のイメージしかなく、およそ無縁であった買い物客でごった返す変わり果てた姿に戸惑う。
 ラゾーナ川崎プラザにある各店舗には店番号がつけられている。
 418デリッシュ・ウフ。4階を示す4に連番の18を加えた418が目的の店の番号になっている。
 案内板に従い店へと向かう。途中、通り抜けられるだろうと踏んでいたところが壁であったりしたおかげで、おのぼりさんのごとく迷った挙句、少々遠回りをしながらも、やがて「ふわとろオムライス」と大きく書かれた店の前に正也は到着した。
 通路から続く扉のないオープンスペースの入口に立つ。
「いらっしゃいませ」
 店内から明るい声が響く。
「あ、ちょっと待ち合わせをしてるので」
 そう店員に伝えるやいなや、正也の視界に、奥まった2人掛けの席から大きく手を振るラフウェーブの笑顔が飛び込んできた。
 あ、もう来てたんだ。
 軽く右手をあげ、笑みを返しながら席へと向かう正也。店内に流れるシャンソンの軽快な曲調が、行ったこともない脳内イメージのパリのビストロかブラッスリーを連想させ、自然と足取りを軽くさせる。
「やあ、待った?」
 正也はラフウェーブの中で輝く黒目勝ちの目を覗きこんだ。
「10分くらいかな」
 悪戯っぽく口を曲げながら、祥子が応える。
「まだ約束の10分前だけど。相変わらず早いね」
「待たせるのって嫌いだからね」
「たいていは男が待ってて、『ごめ~ん、待ったあ』なんて笑顔で寄ってくる女の子を迎えるもんだけど、前もそんなことはなかったし、今日もそうなっちゃったね」
 祥子は「あなたが何時くらいに来るか、なんとなくわかっちゃうんだから」と言わんとばかりの笑みを浮かべメニューを手にした。
「どれにする? はやく決めよ!」
 はいはい、年下のお姉さま、わかりましたよ。メニューを受け取った正也はぎっしりと並んだオムライスに目をきょろきょろさせる。
「私はサラダ仕立てのオムライスにするわ」
「そう、オレは……」
 身を乗り出しメニューを指さす祥子の艶やかな髪の香りが、正也に12年前の記憶を呼び戻させる。

   ☆

「さあ、美味しいオムライスはいかがですか。そこのお嬢さん、どう、寄ってかない?」
大学で軽音楽部に所属していた正也たちは、その年の学園祭でオムライス屋を出し物にしていた。正也たちのバンドは学園祭でライブを行う予定だったのだが、ボーカルの女の子が退部してしまい出番は消滅。一時は意気消沈したものの、「せっかくの学園祭なので何かやりたい」との思いで正也の得意料理のオムライスを売り物にすることにしたのだった。
「絶対に美味しい?」
 声をかけられた女性が髪をなびかせ振り返る。と、同時に、正也に衝撃が走った。
 何て素敵な声なんだろう。
 それに、髪の香りが……。
 やばいなあ。
「あ、間違いないよ。オレの自慢の特製ケチャップだし、見た目もオシャレだよ」
 プライドをかけた目と、本物かどうかを見極める目とが交錯する。
「すごい自信。いいわ」
「OK! 驚かせてあげるよ」
 心の中でガッツポーズを作った正也は、全身全霊をひとつのオムライス作りに注いだ。

   ☆

 それが祥子との出会いだった。
「そうだなあ……、うん、決めた」
 メニューを見ながらそう言う正也の言葉に、間髪を入れずに祥子が反応する。
「当ててみようか?」
 正也の目を見つめる祥子。それをじっと見返す正也。まさに12年前と同じ、笑みを浮かべた緊張の瞬間が場を支配する。
「昔ながらのケチャップスタイルでしょ」
「あたり!」
「やっぱりね」
 勝ち誇ったような目が笑う。
「何でわかった?」
「わかるわ。あなたはいつも、オムライスと言ったらケチャップにこだわっていたじゃない。あなたの目は昔とちっとも変っていない。だから今でも結局はケチャップのオムライスを選ぶだろうって」
 美声に加え、類まれなるこの洞察力と観察眼こそが、ラジオパーソナリティ松若祥子がファンを惹きつけてやまない理由であると、正也は思う。
「さすがだね。じゃあ、注文するよ」
 そう言いながら店員に向かって手をあげると、正也はふたり分の注文を済ませた。
「かしこまりました」
 テーブルからメニューが持ち去られる。
 メニューがなくなったテーブルが、なんとなくふたりの距離を縮めてくれるような、そんな気がするのは単なる気のせいなのだろうか。
「しかし、まさか空港で祥子にばったり会うなんて、ホントびっくりだよ」
「私も。すごい偶然。でも、10年ぶりなのによくわかったわね」
「そりゃあわかるよ。透き通った声。風になびくさらさらの髪。ボクは今でも、学園祭の女王、天才歌手松若祥子のファンだからね」
「ありがとう。でも、もう20代とはさよならしちゃったのよ……」
 祥子が、はにかむような笑みを浮かべる。

   ☆

 祥子をボーカルに迎え、正也たちは、リベンジすべく翌年の学園祭に向けて音楽活動を開始した。
 Start each day with a smile!
 毎日を笑顔ではじめよう!
 それが彼らがつけたバンド名だった。
 富士五湖での合宿。知人から知人へと紹介してもらったライブハウス巡り。祥子の詩をのせた正也の曲。ふたりの合作のオリジナル曲の数も次第に増えて行く。
 そして迎えた学園祭でのライブ。伝説は生まれた。
 1曲目のハイテンションになる曲から祥子の声は観客を魅了する。2曲目、3曲目が学園中にこだまする。催眠術にかかったかの如く異次元スポットに人々が吸い寄せられて行く。こうして会場に用意された席はあっという間に埋め尽くされた。
 最後のスローバラードが終わった後、全く無名の彼らに贈られたのは、当然のごとく鳴り止まぬアンコールの拍手だった。アンコールなど全く考えていなかった戸惑いを見せつつも、お礼を言ってレパートリーからノリのいい曲をチョイスする。
 曲に合わせて踊り、絶叫する観客。
 会場が一体化する。
 エンドレス。
 伝説の、トリプルアンコール。

   ☆

「わたし、今でもあなたにすごく感謝してるのよ」
 目の前に運ばれたサラダ仕立てのオムライスに目をやりながら祥子がつぶやく。
「バンド活動が就職に役立ったってこと?」
 ううん。首を横に振る祥子。
「このケチャップのかけかた、思い出すなあ……」
「はじめて会ったときのこと?」
「そう。『オレはギタリストだから結構器用なんだぜ』なんて言って、目の前でシュシュってオムライスにケヂャップかけてくれたでしょ。あれがすごくカッコよかった。手つきもそうだけど、集中した男の目ってカンジで」
「そうなんだ。はじめて聞いたなあ。『すごく美味しかった』とは言ってくれたけどね」
「だって、あのときは、瞬間『あ、この人!』ってピンときちゃったけど、軽い女って思われたくないし、恥ずかしくて言えなかったんだもん」
「だからボーカルの誘いにOKしてくれたんだ」
「そうよ。誘われたときから一緒にやりたいって思った」
「じゃあ、最初はわざと渋ってたってこと?」
 祥子は頭に両手を乗せながら首をすくめ、ペロッと舌を出し上目づかいに正也の目を見やった。
「あの手この手をつくして熱心に誘ってくれるあなたの姿を見ていたかったの。あなたの真剣でうそのない目が好きで。私ね、小さい頃からいろいろあって人を信じることができなかったの。でも、あなたはそんな私を変えてくれたわ。あなたのあのときのオムライス、本当に美味しかった。なんだろう、食べてもらいたいっていう気持ちがこもっているというか、真剣な思いがこもっているというか」

   ☆

 Start each day with a smile! は、祥子が大学に在学している間だけ活動を続けた。プロへの誘いもあったのだが、「私、中学生の頃、行き詰りそうな自分を深夜ラジオに助けてもらったの。だから、今度は私が深夜ラジオに恩返しをしたい」という祥子の意志は固く、結局、彼女のラジオ局への就職とともに結成2年で解散した。
「私ね、3月でラジオ局をやめようと思うの」
 オムライスをひとくち口にすると、祥子が言った。
 え?
 どういうこと?
 オムライスにケチャップをまぜ合わせていた正也の手がとまる。
「なんか、もういいかなって……」
「でも、祥子の声や言葉がどれほどの人に勇気を与え、癒していることか」
「うん……」
 あれほど輝き、自分の生き方を主張する自信に満ちていた祥子の目が、戸惑い、沈んでいる。
「まあ、世の中、いろいろあるからなあ。ラジオだと、聴取率とかスポンサーとのつきあいとかかな。オレも悩み多いよ」
天井の方を見やりながら、独り言のように正也がつぶやく。
「私も癒されたいなあ……。おうちに帰りたい……」
 思い描いていた世界と現実とのギャップ。ピュアな世界を思い描いていればいるほど、決して埋まることのないそのギャップは、永遠に続くボディーブローのようにじわじわとダメージを与えて行く。
「そうだ。ねえ、オムライス、ちょっと交換しない?」
 正也は自分が食べていたケチャップスタイルのオムライスを祥子の方に寄せた。
「あ、そうしよっ」
 祥子は笑顔でサラダ仕立てのオムライスを正也の前に置いた。
「どう?」
 正也が祥子の目を覗きこむ。
「美味しい! なんか懐かしい味。でも、あなたが作ってくれたオムライスの方が美味しい……」

   ☆

 食事を終えたふたりは外に出ると、4階のデッキの手すりに並んで身を寄せた。
 眼下に見える、思い思いに買い物を楽しむ人々の姿。寒空の下、ドーナツ型に真ん中が広場になり周りを店の明りが囲むその空間は、周囲とは遮断され、どことなくそこだけが独立して存在するお伽の国のようにも思える。
 ひと組のカップルが、腕を組みながらふたりの横を通り過ぎる。クリスマスにはどんなプレゼントを交換したのかな。ふと、そんなことを思ってしまう。
「ねえねえ、私プレゼント買ってきたんだよ!」
 祥子が正也の腕をとってゆする。
「おっ、なに?」
「はいこれ!」
 DIESELと書かれた袋をバッグから取り出しながら祥子が言う。
「イタリア好きのあなたにピッタリの腕時計」
「ありがとう! そうそう、DIESELの時計、欲しかったんだあ!」
「よかった!」
「実はさあ、オレも祥子に買ってきた」
「え、何だろう?」
「先ずはこれ」
「サンリオ?」
「そう」
「あ、キティちゃん!」
「気丈だけど少女のこころを決して忘れない松若祥子のお気に入り。ボクの中では10年前も今も、祥子は祥子だからね」
「ブレスレットだあ。うれしい!」
「うん、キティちゃんのパワーストーンブレスレット。それからこれも」
「まだあるの?」
「おまけみたいなものかもしれないけど、これもキティちゃん」
「何だろう?」
 祥子は包みの中にある四角い品を取り出した。
 HELLO KITTY 2015DIARY
「かわいい!まだ2015年のを買ってなかったからちょうどいいわ」
「表紙に書いてある文を読んでごらん」
 え?
 祥子はダイアリーの表紙の下に書いてある文に目をやった。

 Start each day with a smile!

「あっ!」
「びっくりだろ。これも偶然かなあ」
 月明りの中、目を大きく見開き祥子の表情を読み取ろうとする正也。
 祥子の瞳が、かすかに潤んで輝いているように見える。
「ありがとう……」
 そうつぶやくと、祥子は、
「毎日を笑顔ではじめよう!」
 右手を高く突き上げ、空に向かって叫んだ。
「そうだ。毎日を笑顔ではじめよう!」
 正也の声が、祥子の声をバックアップするこだまのように追いかける。
 一陣の風がそんなふたりを急襲する。
「寒い!」
 祥子の身体がかすかに震える。
 正也のぬくもりが、その身体を抱き寄せる。
「さあ、美味しいオムライスはいかがですか。そこのお嬢さん、どう、寄ってかない?」
「食べたい」
 祥子が正也の肩にしなだれかかる。
「もう一度やろうか、バンド」
「うん」
「Start each day with a smile2015だね」
「うん」
「10年前の最後のライブが川崎。で、新たなスタートも」
「うん」
「あれ、いつの間にブレスレットはめてたの」
「……」

 風は意地悪なのかやさしいのか。 
 容赦なく寒風がふたりに襲いかかる。
 そのたびに、ふたりの距離が縮まって行く。
 私は邪魔かな?
 月が雲間に隠れる。

 Start each day with a smile!

 ふたりの笑顔の日々が、今、はじまる。


 おわり
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