「学ぶ」ということ その1 - 2015.06.14 Sun
「マイペースでいきましょう」( ← リンク )の雨月さんが、面白い記事を掲載している。
「私が学校で学んでいること」をシリーズ化するとともに、読者にもそれを書くことを呼びかけている記事。
改めて「学び」を考えるいい機会なので、便乗させていただくこととする。
ボクは文系人間である(+体育会系かな)。
以前の記事で以下のようなことを書いた。
**************************************
めちゃ文系である。
小学校の理科で、塩酸と水酸化ナトリウムで塩を作る実験があった。
先生曰く、「はやくできた班は自由時間にします」
そう言われると血が騒ぐ。
ボクは知っていた、理科室の戸棚に塩があることを……。
実験が始まり、しばらくして、ひそかに戸棚から取り出しておいた塩を皿にのせ、元気よく叫んだ。
「できましたーー!!!!」
ものすごく怒られた。
ちょっと、出来上がりのタイミングが早すぎたようだ。
思いきり文系である。
算数の問題。
お風呂に蛇口から毎分5リットルの水を入れる。同時に、栓を抜いて毎分3リットルの水をこぼす。
さて8分後には何リットルたまっているか?
答案用紙に「そんなバカなことをするやつはいない」と書いた。
残念ながら、○はもらえなかった。
どこまでも文系である。
点Pが毎秒3cmの速さでひし形の上を移動する。30秒後の網掛の部分の面積を求めよ。
「動くな点P」
点Pはとまらない。手ごわいやつだ。
「とまれと言っているだろ!」
それでも、点Pは平然と動き続ける。
仕方なく、心の中で銃弾を3発撃ちこんでやったが、それでも点Pは涼しい顔をしていた。
ボクに「敗北」の二文字を突きつけた点P。今でも忘れない。
**************************************
そんな小中高時代を過ごしたわけだが、高校生活も進むと、やがて「将来の進路」を考える時期がやってくる。
さて、何を目指そうか???
文系の血の選択範囲は、当然「文系」からなのであるが、ひとつ、どうしても理系の勉強をしなくてはならない理由があった。
それは……。
「小学校の先生になりたい」ということ。
ロリコンではない。
ボクは、ある意味、とても冷めた小学生だった。
いや、「冷めた小学生になった」というのが正確な言い方だろう。
それは、ある事件をきっかけにして……。
クラスに、給食のパンを残しそれを机の中に放置する女の子がいた。
普段からちょっとだらしのない子だったが、そのときはいい加減頭に来て、
「おい!ふざけんなよ!おめーきたねーんだよ」
ボクは怒鳴りつけた。
当然の行為であると、ボクは思っていた。
が、しかし……。
それを知った先生は、ボクの行為を「いじめ」と判定した。
後になって思うと、パンを机の中に入れる行為は悪いとした上で、ボクの言い方や態度を注意した「ありがたいもの」であったのだが、当時の小学生のボクは、「何で良くない行為をとがめたボクが怒られるのだろう」と納得がいかなかった。
塩を作る実験や算数の解答のように、まじめに授業を受けずに茶化すボクへの当てつけ?
そうとしか思えなかったボクは、先生のことが信用できなくなった。
でもこのことは、ボクに「先生って何だろう?」と考えさせてくれるきっかけとなり、進路を決める段で選択肢のひとつに「小学校の先生」を入れるに至ることに。
受験の候補にあげたのは、国立の東京学芸大学と愛知教育大学。
でも、結局この選択肢が実現することはなかった。
なぜならば……。
理系ができないから!
国公立大学を受けるには、共通一次試験(今のセンター試験)の受験は必須。
なのでボクは、進路によってクラスが別れていた高校3年時に「文系国公立コース」を選択した。
数Ⅰや理科(物理だったか化学だったか生物だったか何だったかまったく覚えていない)も授業にあり、最初は「よし、数学と理科もガンバるぞ!」と意気込んではみたものの、結局授業の内容について行かれず、この時間は英語や国語の自習を行う時間に取って代わられた。
共通一次の結果は推して知るべし。
「私立文系」でガンバろう!
さて、何を目指そうか???
つづく
【 動画 】 2015面白すぎ!①笑えるハプニング集www
「私が学校で学んでいること」をシリーズ化するとともに、読者にもそれを書くことを呼びかけている記事。
改めて「学び」を考えるいい機会なので、便乗させていただくこととする。
ボクは文系人間である(+体育会系かな)。
以前の記事で以下のようなことを書いた。
**************************************
めちゃ文系である。
小学校の理科で、塩酸と水酸化ナトリウムで塩を作る実験があった。
先生曰く、「はやくできた班は自由時間にします」
そう言われると血が騒ぐ。
ボクは知っていた、理科室の戸棚に塩があることを……。
実験が始まり、しばらくして、ひそかに戸棚から取り出しておいた塩を皿にのせ、元気よく叫んだ。
「できましたーー!!!!」
ものすごく怒られた。
ちょっと、出来上がりのタイミングが早すぎたようだ。
思いきり文系である。
算数の問題。
お風呂に蛇口から毎分5リットルの水を入れる。同時に、栓を抜いて毎分3リットルの水をこぼす。
さて8分後には何リットルたまっているか?
答案用紙に「そんなバカなことをするやつはいない」と書いた。
残念ながら、○はもらえなかった。
どこまでも文系である。
点Pが毎秒3cmの速さでひし形の上を移動する。30秒後の網掛の部分の面積を求めよ。
「動くな点P」
点Pはとまらない。手ごわいやつだ。
「とまれと言っているだろ!」
それでも、点Pは平然と動き続ける。
仕方なく、心の中で銃弾を3発撃ちこんでやったが、それでも点Pは涼しい顔をしていた。
ボクに「敗北」の二文字を突きつけた点P。今でも忘れない。
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そんな小中高時代を過ごしたわけだが、高校生活も進むと、やがて「将来の進路」を考える時期がやってくる。
さて、何を目指そうか???
文系の血の選択範囲は、当然「文系」からなのであるが、ひとつ、どうしても理系の勉強をしなくてはならない理由があった。
それは……。
「小学校の先生になりたい」ということ。
ロリコンではない。
ボクは、ある意味、とても冷めた小学生だった。
いや、「冷めた小学生になった」というのが正確な言い方だろう。
それは、ある事件をきっかけにして……。
クラスに、給食のパンを残しそれを机の中に放置する女の子がいた。
普段からちょっとだらしのない子だったが、そのときはいい加減頭に来て、
「おい!ふざけんなよ!おめーきたねーんだよ」
ボクは怒鳴りつけた。
当然の行為であると、ボクは思っていた。
が、しかし……。
それを知った先生は、ボクの行為を「いじめ」と判定した。
後になって思うと、パンを机の中に入れる行為は悪いとした上で、ボクの言い方や態度を注意した「ありがたいもの」であったのだが、当時の小学生のボクは、「何で良くない行為をとがめたボクが怒られるのだろう」と納得がいかなかった。
塩を作る実験や算数の解答のように、まじめに授業を受けずに茶化すボクへの当てつけ?
そうとしか思えなかったボクは、先生のことが信用できなくなった。
でもこのことは、ボクに「先生って何だろう?」と考えさせてくれるきっかけとなり、進路を決める段で選択肢のひとつに「小学校の先生」を入れるに至ることに。
受験の候補にあげたのは、国立の東京学芸大学と愛知教育大学。
でも、結局この選択肢が実現することはなかった。
なぜならば……。
理系ができないから!
国公立大学を受けるには、共通一次試験(今のセンター試験)の受験は必須。
なのでボクは、進路によってクラスが別れていた高校3年時に「文系国公立コース」を選択した。
数Ⅰや理科(物理だったか化学だったか生物だったか何だったかまったく覚えていない)も授業にあり、最初は「よし、数学と理科もガンバるぞ!」と意気込んではみたものの、結局授業の内容について行かれず、この時間は英語や国語の自習を行う時間に取って代わられた。
共通一次の結果は推して知るべし。
「私立文系」でガンバろう!
さて、何を目指そうか???
つづく
【 動画 】 2015面白すぎ!①笑えるハプニング集www