獅子をめぐる冒険 - 2016.02.13 Sat
ワン
いぬ!
ニャー
ねこ!
ヒヒーン
うま!
ブー
ぶた!
モー
うし!
ウッキー
さる!
ふと気になった。
動物の名前って、2文字が多くない?
上記の他にもいろいろある。
とら
かば
りす
やぎ
さい
ぞう
くま
しか
なんでだろう?
身近な存在だからかなあ???
体の部位とか。
くち
みみ
はな
あし
色とか。
あお
あか
しろ
くろ
自然とか。
やま
かわ
うみ
そら
虫とか。
はえ
はち
あり
あぶ
花とか。
うめ
きく
ゆり
いや、花はあんまりないかも。
魚とか。
あゆ
あじ
たい
ふな
さけ
こい
ます
さめ
魚は3文字も多いような……。
さんま
いわし
かつお
ひらめ
かれい
めばる
そう考えると、たった2文字で的確に言い表している日本語ってすごい!
動物だと、「かば」は「かば」ってカンジだし、「ぞう」は「ぞう」ってカンジ。
「とど」なんて「とど」以外のなにものでもない。
「とら」も「とら」だね。
「とら」が「かば」だったらなんだか違う。
「タイガーマスク」は「ヒポポタマスマスク」で、「虎の穴」は「河馬の穴」。
「お前はトラになるんだあ!」は「お前はカバになるんだあ!」で、真珠湾攻撃の「トラトラトラ」は「カバカバカバ」。
それに「フーテンの寅さん」は「フーテンの河馬さん」。
野球で言うと「阪神タイガース」は「阪神ヒポポタマシーズ」。
ラグビーの慶応の「タイガージャージ」は「ヒポポタマスジャージ」。
サッカーの前橋育英高校の「タイガー軍団」は「ヒポポタマス軍団」。
「いやあ、失敗して髪がとら刈りになっちゃった」は「いやあ、失敗して髪がかば刈りになっちゃった」。
東京の「虎ノ門」は「河馬の門」で、「虎ノ門ヒルズ」は「河馬の門ヒルズ」。
で、「とらや」が「カバヤ」になって和菓子屋なのか駄菓子屋なのかよくわからなくなる。
しかし、いつどこでだれが名づけてみんなに合意されたんだろうねえ。。
「うん、それはピッタリだ!そうしよう!!」なんて賛成多数で決まったわけでもないだろうし。
ちなみに以下の動物の日本語名は何だろう?
コアラ=?
パンダ=?
カンガルー=?
ゴリラ=?
マンドリル=?
コアラは、オーストラリア以外では、クマに似ていることからkoala bear(コアラグマ)とmonkey bear(猿クマ)、native bear(固有のクマ)、tree-bear(木のクマ)などと呼ばれることがあるようで、日本語ではコモリグマなどと呼ばれることがあるらしい。
「あ、コモリグマだ!」なんてのを聞いたことはないけれど。
「コアラのマーチ」にしても「コモリグマのマーチ」じゃあ、なんだかなあってカンジだし……。
あと、パンダはシロクログマなんだとか。
さくさくしろくろぐま。
いやあ、いまいちだなあ。。
カンガルーの日本語名は不明。
ゴリラは大猩々(おうしょうじょう)なんだって。
ちなみに猩々(しょうじょう)はオランウータン。
マンドリルは「ひひ」の一種だけど、単体では不明。
どれも言いにくいし、ピンとこないし、はなから浸透しない(させる気がない)ネーミング。
なので、より一層2文字で言い表しているのがスゴク思えてくる。
ところで……。
同じ2文字でも……。
「ねこ」や「とら」は日常会話で「キャット」とか「タイガー」とか言わないけど、何でライオンは「獅子(しし)」って言わないんだろう?
「し」の連続でいいにくいから?
いのししみたいだから?
ライオンキングの印象が強いから?
ライオン株式会社の陰謀?
でも、タイガー株式会社もあるし……。
う~む……。
??????????
どうやらそれは、「獅子=ライオン」ではなく、「獅子≒ライオン」だからのようだ。
獅子は、中国でまだ実物のライオンが知られていないときに、「たてがみが立派なスゴイ動物がいる」といううわさから生まれた伝説の生物とのこと。
獅子って、中国読みだとシーズー(正確にはス・ツ)。
あれ?
シーズー???
犬?
そう、犬のシーズーは獅子狗(シー・ズー・クウ)。
中国で獅子は神聖な生き物として崇められていた。
シーズーは見た目が獅子なので、獅子の姿の犬(狗)。
ということは、もしかして日本の獅子舞もその流れかな?
獅子舞=ライオンの舞ではなく、シーズーの舞なのかも。。
なるほど、ライオンとシーズーはともに≒獅子なんだあ。
以上、獅子をめぐる冒険でした。
(冒険してないじゃん!)
では、最後にこの曲を。
今もリハビリに励む永遠のスター西城秀樹さんのこの曲。
若き獅子たち
いぬ!
ニャー
ねこ!
ヒヒーン
うま!
ブー
ぶた!
モー
うし!
ウッキー
さる!
ふと気になった。
動物の名前って、2文字が多くない?
上記の他にもいろいろある。
とら
かば
りす
やぎ
さい
ぞう
くま
しか
なんでだろう?
身近な存在だからかなあ???
体の部位とか。
くち
みみ
はな
あし
色とか。
あお
あか
しろ
くろ
自然とか。
やま
かわ
うみ
そら
虫とか。
はえ
はち
あり
あぶ
花とか。
うめ
きく
ゆり
いや、花はあんまりないかも。
魚とか。
あゆ
あじ
たい
ふな
さけ
こい
ます
さめ
魚は3文字も多いような……。
さんま
いわし
かつお
ひらめ
かれい
めばる
そう考えると、たった2文字で的確に言い表している日本語ってすごい!
動物だと、「かば」は「かば」ってカンジだし、「ぞう」は「ぞう」ってカンジ。
「とど」なんて「とど」以外のなにものでもない。
「とら」も「とら」だね。
「とら」が「かば」だったらなんだか違う。
「タイガーマスク」は「ヒポポタマスマスク」で、「虎の穴」は「河馬の穴」。
「お前はトラになるんだあ!」は「お前はカバになるんだあ!」で、真珠湾攻撃の「トラトラトラ」は「カバカバカバ」。
それに「フーテンの寅さん」は「フーテンの河馬さん」。
野球で言うと「阪神タイガース」は「阪神ヒポポタマシーズ」。
ラグビーの慶応の「タイガージャージ」は「ヒポポタマスジャージ」。
サッカーの前橋育英高校の「タイガー軍団」は「ヒポポタマス軍団」。
「いやあ、失敗して髪がとら刈りになっちゃった」は「いやあ、失敗して髪がかば刈りになっちゃった」。
東京の「虎ノ門」は「河馬の門」で、「虎ノ門ヒルズ」は「河馬の門ヒルズ」。
で、「とらや」が「カバヤ」になって和菓子屋なのか駄菓子屋なのかよくわからなくなる。
しかし、いつどこでだれが名づけてみんなに合意されたんだろうねえ。。
「うん、それはピッタリだ!そうしよう!!」なんて賛成多数で決まったわけでもないだろうし。
ちなみに以下の動物の日本語名は何だろう?
コアラ=?
パンダ=?
カンガルー=?
ゴリラ=?
マンドリル=?
コアラは、オーストラリア以外では、クマに似ていることからkoala bear(コアラグマ)とmonkey bear(猿クマ)、native bear(固有のクマ)、tree-bear(木のクマ)などと呼ばれることがあるようで、日本語ではコモリグマなどと呼ばれることがあるらしい。
「あ、コモリグマだ!」なんてのを聞いたことはないけれど。
「コアラのマーチ」にしても「コモリグマのマーチ」じゃあ、なんだかなあってカンジだし……。
あと、パンダはシロクログマなんだとか。
さくさくしろくろぐま。
いやあ、いまいちだなあ。。
カンガルーの日本語名は不明。
ゴリラは大猩々(おうしょうじょう)なんだって。
ちなみに猩々(しょうじょう)はオランウータン。
マンドリルは「ひひ」の一種だけど、単体では不明。
どれも言いにくいし、ピンとこないし、はなから浸透しない(させる気がない)ネーミング。
なので、より一層2文字で言い表しているのがスゴク思えてくる。
ところで……。
同じ2文字でも……。
「ねこ」や「とら」は日常会話で「キャット」とか「タイガー」とか言わないけど、何でライオンは「獅子(しし)」って言わないんだろう?
「し」の連続でいいにくいから?
いのししみたいだから?
ライオンキングの印象が強いから?
ライオン株式会社の陰謀?
でも、タイガー株式会社もあるし……。
う~む……。
??????????
どうやらそれは、「獅子=ライオン」ではなく、「獅子≒ライオン」だからのようだ。
獅子は、中国でまだ実物のライオンが知られていないときに、「たてがみが立派なスゴイ動物がいる」といううわさから生まれた伝説の生物とのこと。
獅子って、中国読みだとシーズー(正確にはス・ツ)。
あれ?
シーズー???
犬?
そう、犬のシーズーは獅子狗(シー・ズー・クウ)。
中国で獅子は神聖な生き物として崇められていた。
シーズーは見た目が獅子なので、獅子の姿の犬(狗)。
ということは、もしかして日本の獅子舞もその流れかな?
獅子舞=ライオンの舞ではなく、シーズーの舞なのかも。。
なるほど、ライオンとシーズーはともに≒獅子なんだあ。
以上、獅子をめぐる冒険でした。
(冒険してないじゃん!)
では、最後にこの曲を。
今もリハビリに励む永遠のスター西城秀樹さんのこの曲。
若き獅子たち