2016
05.31

グリル来来

地元民に愛される和洋中の極み

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昔ながらのオムライスの3軒目は、グリル来来

最寄りの駅は、京浜急行の鶴見市場。
各駅停車しか止まらない小さな駅の、かつ、最寄りと言っても駅から徒歩で10分はかかる位置にある。
なので、駅前の商店街にあるふらっと寄れるような店ではない。
そう、だからこそ、逆に「よし、あの店に行くぞ!」といった気にさせてくれるし、それだけ労力をかけても行きたくなる魅力にあふれる店だ。

店構えだって、お世辞にも綺麗とは言えない。
窓越しに中の様子が伺えない店。それはかつては当たり前の造りであったが、ファミレスをはじめ大きなガラス張りの店が増える中、時代と共に淘汰され、自分が知らない店であれば「入るのに勇気が必要な店」の印象だけが強調されることになってしまった。

グリル来来もそんな店のひとつ。
存在を知りつつも、入るのを躊躇っていた方も少なくはないと思う。

でも、そういう店こそ、「名店」にふさわしい店だったりする。
間違いなく言えるのは、「永年やっている店は人々に認められた店」ということ。
移り変わりが激しい中で「在り続ける」。これだけだって立派なことだ。

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そして、こちらが和食器に盛られたグリル来来の絶品オムライス!

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とにかく、はじめて食べたときには思わず「うまい!」とうなってしまった。

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オムライスと言うと出来立てでもそんなに熱くないものも多いが、強火でよく炒められたしっとりチャーハンのようなこのオムライスは「ハフハフ」しながら食べるようなアツアツの逸品。

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具材は微塵切りにした玉ねぎ、ピーマンにひき肉。
ひき肉は鶏肉やハムと違い、まんべんなくその脂がご飯に染み渡るし、このご飯とよく絡まる具材が、特製トマトソース&ケチャップと相まって絶妙な味に仕上がっている要因だろう。

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そして、オムライスについているスープが、これまた絶品。

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こちらもオリジナルとのこと。
戦後、政界や大御所有名人などの御用達であった高級フレンチレストラン「クレッセント」でシェフをしていた店主の対比地真六さん。ただものではない。

他のメニューも絶品揃いだし、とにもかくにも、おいしい時間をゆっくりと楽しめる。

グリル来来がある京浜工業も、時代と共にその様相が変わってしまった。
今や、高度経済成長時代のような「威勢のよさ」はない。
時代の移り変わりとともに、この手の多くの名店が、存続が厳しくなり店仕舞いをしてしまう世の中。

だからこそ、声を大にしてこの店の存在をアピールしたい。
確かな味を提供してくれる店。
居心地のよい店。
大好きで、いつまでも在り続けてほしいと思う店。
ボクはこれからも応援を続ける。

<店舗情報>
■TEL 045-573-1373 
■住所 神奈川県横浜市鶴見区元宮2-2-19
       ※鶴見市場駅から徒歩815m
■営業時間 10:30~14:00 17:00~20:30
■定休日 毎週月曜



グリル来来にて

夜、グリル来来を訪問した。
「オムライスありますか?」
いらっしゃいませの声が響くと、ボクは間髪を入れずに店主に問いかけた。  
「はいはい、ありますよ」
これまた間髪を入れずに店主の笑顔が返ってくる。
と、それに追随するように子供の声が……。
「え!オムライスあるんだ」

先客がいる。
初老の男性とお孫さんとお見受けする子供ふたり。
店のテレビで野球中継を観ながらちょうど食べ終えたところのようで、声の主は幼稚園か小学校低学年と思しき小さい方の子供。
その声に、思わず顔がほころぶ。

やがて野球はイニングの境になり、先客は会計をして店外へと向かった。
「ボク、今度来たらオムライスにする!」
まだ締め切らぬドアの向こうから、子供の声がこだまする。
うん、とっても美味しいよ!たくさんお食べ!
心の中でつぶやくボク。
こういう店は、いつまでも在り続けてほしいと、切に思う。

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2016
05.29

キッチンマカベ

アットホームな老舗で過ごす上質な時間

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昔ながらのオムライス。
二店目はキッチンマカベ
祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩5分のところにあるのでこちらの駅から行くのが近いのだけど、昔を思い出して、大学時代に行っていたルートである成城学園方面から歩を進める。

懐かしいなあ。。
授業を終え、大学の裏門から出て小田急線沿いの道へ出る。
毎日のように仙川の流れをながめていたっけ……。

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やがて商店街が姿を現す。

ウルトラマン商店街。

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「ウルトラマン」の制作で知られる円谷プロダクションがあったこの地には、「祖師谷みなみ商店街振興組合」、「祖師谷商店街振興組合」、「祖師谷昇進会商店街振興組合」の3つの商店街があり、2005年4月にこれらの総称として名づけられたもの。

ウルトラマン商店街の入口で飛ぶゾフィー。

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時代とともに変わって行く街の風景の中で、変わらぬ懐かしい店も健在だ!

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ほどなくして、右側(祖師ヶ谷大蔵駅方面から来た場合は左側)に、キッチンマカベの品の良い佇まいが視界に飛び込む。

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ドアを開けて入店。
ところで、キッチンマカベっていう名前なんだけど、「シェフは兵藤さんなのに何でマカベなんだろう?」という疑問がわく。
この疑問を収録で作りに来てくださった兵藤由弥さんに伺ったところ、「創業者である祖母の出身地である茨城県の真壁郡(現桜川市)からとったものです」とのこと。
なるほど!
そういうことだったんだね!
ちなみにこちらは、雑誌モデルとしてデビューし、アイドル、女優、声優とご活躍の道を歩まれて来た兵藤まこさんのご実家でもある。

2階席にあがりオムライスを注文。
店内の広さも色合いも、流れる音楽も、料理の匂いも、五感を通じて体内に入ってくるなにもかもが安らぎを与えてくれる。
席に着いた途端に心身が弛緩するのが自分でもはっきりとわかるんだけど、たぶんそれは、3代に渡って受け継がれている伝統が作り上げている確かな味とアットホームな雰囲気が、目に見えないけどとても重要な「こころのスパイス」として加えられているからなのだろう。

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さて、こちらがオムライス。

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店の雰囲気によくマッチした上品な見た目。

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では食べてみましょう!

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中にはハム、玉ねぎ、グリーンピースが入り、とてもきれいなオレンジ色に染まっている。
ラードの深いコクが口に広がるケチャップライス。これがケチャップと玉子と相まって、酸味と甘みの絶妙なバランスをかもし出している。
これはめっちゃおいしい!
心の中で、無意識に「美味い」連発。

コロッケも美味しいので、お薦めは番組で紹介させていただいた「オムコロ」。
他の料理も絶品なので、みなさま、ぜひ足を運んでみてくださいませ!!

<店舗情報>
■TEL 03-3482-3748 (予約可)
■住所 東京都世田谷区祖師谷3-1-15
■営業時間 
  [月~金] 11:00~14:00(L.O.)  17:00~21:00(L.O.)
  [土日祝] 11:00~15:00(L.O.)  17:00~21:00(L.O.)
■定休日 木曜休

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パステルの風の中で



夕刻、成城学園前駅に降り立つ。
小田急線が地下に潜ったせいか、様相が変わった街並みに足が戸惑う。
"もう、君の知っている時代とは違うんだよ"
そう言いながら、まだ肌寒さを身に纏った、ちょっとよそよそしい風がボクの頬をかすめて行く。

モノトーンの寒風に肩をすぼめながら、商店街を抜け、角を曲がり線路沿いの道へと出る。
瞬間、見覚えのある景色が視界に広がる。
同時に、今度は見覚えのあるやさしい風がボクを迎えてくれた。
"久しぶり。元気かい?待ってたよ。さあ、一緒に歩こうか"
  
パステルの風に包まれたこころは、足を祖師谷のウルトラマン商店街へと運ばせる。
昔ながらのお米やさん。
変わらぬホーロー看板の酒屋さん。
そして歩くほどに懐かしさを覚えたボクの足は、自然と、 その店の前でとまった。

Kitchen Makabe
そう書かれた筆記体の上品な文字が、やさしくボクに微笑みかける。

パステルの風をまとったボクは、至極当たり前のように入店し、案内された2階席へと着く。
白い壁と白枠の窓に、上品なピンクのカーテン。
BOSEのスピーカーから流れるイージーリンスニング。
居心地のよい空間が、ボクをあの頃へといざなう。

早く大人になりたいと、背伸びをしていた学生時代。
こういう店でデートするのが大人だよなあ。
「いい店を知ってるんだ。キッチンマカベっていうんだけど、今度行かない?」
お目当ての子に声をかけるために入念な下調べ。
結局、下調べは徒労に終わったけど、何もかもがみな懐かしい。
みんな元気かな?
オムライスの向こうに、仲間の笑顔が浮かぶ。 

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2016
05.27

はやしや

身も心も落ち着く、元祖ファミリーレストラン

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昔ながらのオムライス。
最初に紹介したのは、新宿にある はやしや

トップバッターにふさわしく、まさに典型的な「これぞオムライス!」を提供してくれる。
この立地にありながらオムライスの価格は690円と安く、コスパもいい。

1949年(昭和24年)に創業されたこの店の名前は、創業者の「小林平三さん」に由来している。
三平ビル内にあるのだが、この「三平」は平三をひっくり返したもので、「はやしや」は小林から名づけられた。
ちなみに、「はやしや」は5階にあり、上階の6階には「日本料理 三平」がある。

あわせて「はやしや三平」!

これはもう狙ったとしかいいようがないんだけど、かつては実際に林屋三平(初代)にCMを依頼していたようだ。

また、固定ファンも多く、何十年にも渡ってここに朝ごはんを食べに来るおじいちゃんもいらっしゃるとのこと。

新宿駅東口から歌舞伎町交差点、靖国通りと、都会の喧騒の中を通り抜け、ゲームセンターのけたたましい音を耳に三平ビルのエレベーターに乗り込む。そして5階につきエレベーターの扉が開くと、いろいろなメニューが掲示された大きなサンプルケースが目に飛び込んで来る!

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これだけでもワクワク感にあふれているんだけど、開放的な入口はとても入りやすく、広々とした店内はまるで昭和のデパートの上階にあるレストランのようで自然と笑みがあふれてくる。

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席につきオムライスを注文。
外の喧騒とは隔絶された、静かで落ち着いた店内。こころ安らぐ、とても居心地の良い空間……。

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こちらがオムライス!

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外側がしっかり焼かれてちょっと焦げ目のついた玉子に、多めのケチャップ。

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具材は国産鶏肉に玉ねぎとマッシュルームで、お米は北海道産。
これらが多めのバターを加えてよく炒められていて、とても芳ばしい味に仕上がっている。

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マツコさんが「完璧!」とおっしゃっていたけど、まさに「チキンライス」「固焼きの玉子」「ケチャップ」と三拍子そろった、教科書のような典型的な昔ながらのオムライス。
「創業以来の変わらぬ味」というのがうなづける。

都会の真ん中で、おいしいオムライスと過ごす至福の時間。
これはもう、やめられない。

オムライス以外にも魅力的なメニューがたくさんあるし、無休でかつ営業時間が10:30~23:00と長いので気が向いたときに行かれるのもよい。

こちらは店長の小林さんが考案された昭和のプレート。

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小林さんはとても接しやすく、カンジのよい素敵な方。
メガネの奥の優しい目が厳選したメニューは、ご自身が幼少の頃に好きだった食べ物を並べたとのこと。
う~ん、これも食べたい!!

近隣にお住いのみなさま、ぜひご賞味ください!

<店舗情報>
■TEL 03-3352-5519 (予約可)
■住所 東京都新宿区新宿3-22-12 新宿サンパークビル 5F
■営業時間 10:30~23:00 (ラストオーダー22:15)
   ※年中無休



クリームソーダとオムライス

金曜日、午後8時。
ようやく満員電車から解放された体を、今度は日本一の繁華街へと放り込む。
新宿駅東口からモア2番街へ。
浮かれた学生にきゃぴきゃぴ姉ちゃん。
スマホで動画を撮る渡航者。
様々な人種がたむろする人混みをかきわけ、ボクはパラダイスへと歩を進める。

ゴジラが席捲する歌舞伎町を横目に靖国通りを歩く。
やがて視界に飛び込む「三平ストア」の文字。
さあ、もうすぐだ! 

目指すは、ゲームセンターのけたたましい音を遮断する、エンジ色した扉のボックス。
その古めかしくて懐かしい異次元ボックスに乗り込み上階へと上がる。

2階、3階、……。
古時計のようなエレベーターが5階でとまり、扉が開く。

瞬間、
“やあ、お疲れ!” 
はやしやのサンプルケースがやさしくボクを迎えてくれた。

店員の案内に従い窓際の席に陣取り外を見やる。
都会の喧騒のすべてを壁が吸い取ってしまったような静寂が、ボクを包み込む。
眼下には通りを行き交うクルマと人々。
音のないその景色に、時空が交錯する。

幼少の頃、大好きだったデパートの上階にあるレストラン。
親に連れて行ってもらうのが楽しみで仕方なかった。
“ ボクはクリームソーダとオムライスがいい! ”
ボクの中のボクが叫ぶ。

「注文はお決まりですか?」 
店員が問いかける。
「はい、クリームソーダとオムライスをください」
窓の向こうに、あの日の影が揺れる。

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2016
05.24

放送を終えて

番組の放送が終了しました。
ご覧いただいたみなさま、ありがとうございました!

そして、

マツコさん、ギャル曽根さん、ご協力いただいたお店のみなさま、スタッフのみなさま、宣伝いただいたみなさま、ブロ友のみなさま、そしてボクを支えてくださっているみなさま、誠にありがとうございました!

感謝感謝です!!

マツコさんは、服やネイルをはじめ身なりが素敵な上に礼儀正しい方です。とても話し易く、収録はマツコさんの魅力を再認しながらホント楽しくやらせていただきました。
仕事の合間の準備はけっこう大変でしたが、終わってみるとちょっと寂しいもので、準備に励んだ日々がすでに懐かしいです(笑)。

さて、今回の「なつかしオムライス」ですが、以下の3つを条件として選択させていただきました。もちろん、「マツコさんが知らないであろう」というのは大前提です。

1.老舗であること
2.職人技で玉子を巻いていること
3.人の生活や風景が見えること

さらに、この条件で選ばせていただいたオムライスを3部構成で紹介させていただきました。

◆昔ながらのオムライス
◆変わり種オムライス
◆芸能人のオムライス
 ※芸能人のオムライスは上記1、2の条件はありません


それと、ボクがオムライスを食べているシーンは、自分が生まれた年が創業の年である(いわゆる同級生の)アカシアさんでの撮影をお願いしました。

アカシアさんの、自家製ハムの旨みが染み渡るオムライス
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では、3部構成のオムライスについてです。

先ずは、昔ながらのオムライス。
もちろん、今回紹介させていただいた店以外にも数多くの素敵な店があります。
その中でも、「基本的に都内にありスタジオまで作りに来ていただける店」という番組の条件を加味し、味はもちろん、番組で紹介させていただいた自分のプロフィールとのつながり(幼稚園の頃、大学生から社会人なりたての頃、40歳ぐらいの頃)を考えて推奨させて頂きました。


●オムライスに目覚めた幼稚園の頃を思い出させてくれる店

はやしやさん
幼少の頃に親に連れて行ってもらった、デパートの上階にあるレストランを思い出させてくれます。

はやしやさんの、口中に懐かしさが広がる典型的な昔ながらのオムライス
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●大学時代や社会人になって食べ歩きを始めた頃を思い出させてくれる店

キッチンマカベさん
大学時代を過ごした街にあり、当時の甘く切ない思い出にあふれています。

キッチンマカベさんの、上品で洋食の美味しさを実感できるオムライス
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●人生半ば。夢に生きるのか思い出に生きるのか、人生の機微を味わわせてくれる店

グリル来来さん
創業はマツコさんの誕生年です。「横浜市鶴見区」という京浜工業地帯の一角にあるのですが、ボクも中学高校はわりと近くにある学校に通っていました。日本が将来の発展に「夢」に向かっていた、「思い出」の高度経済成長時代が見え隠れします。

グリル来来さんの、職人技が光る中華との融合オムライス
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次に変わり種オムライス。
オムライスはもともと日本発祥の食べ物なので「和」を意識しつつ、「宮崎駿さんのアニメの世界のような、日本人の心象風景にある懐かしさをもった、不思議で居心地の良い空間を提供してくれる店」を念頭に、所在地も「スタジオジブリ(小金井市、東小金井駅)」や「ジブリ美術館(三鷹市、吉祥寺駅)」がある中央線沿線の老舗を推奨させていただきました。


●ピエロの不思議さと面白さを提供してくれる店

らすぷーるさん
店名はエスペラント語で「ピエロ」の意味です。
こちらも創業はマツコさん誕生年。

らすぷーるさんの、お好み焼きとの融合、素材にこだわったオムライス
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●宮沢賢治の世界へといざなってくれる異次元空間の店

七つ森さん
ここはどこ? ドアを開けたとたん、なつかしさにあふれる異次元空間が広がります。

七つ森さんの、和食との融合、しぐれ煮の風味豊かなオムごはん 
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最後に芸能人のオムライスですが、テーマは「愛と笑顔」です。
やっぱり、オムライスには笑顔が似合います。
そして、ケチャップで字や絵がかけるので、自由な表現ができるとともに人と人をつなげてくれる媒体にもなってくれます。
ボクのブログは、オムライスを幸せの象徴として、「つながり」「ぬくもり」「まごころ」をキーワードに書いていますが、どれもがそれを感じさせてくれる素敵なオムライスです!
今回は3つの紹介でしたが、素敵なオムライスがまだまだたくさんあります。


●親子愛

薬丸裕英さんの、娘さんと作るオムライス。
薬丸さんのみんなに好かれるお人柄と娘さんへの愛情がにじみ出ています。


●兄弟愛

はなわ息子さんの、兄弟で作るオムライス。
ぐちゃぐちゃだけど妙に美味しそう。はなわ家の天才的DNAを感じます。


●夫婦愛

ギャル曽根さんの、ご主人への愛情たっぷりオムライス。
ご自身が幼少の頃にご苦労された(寂しさを味わった)裏返しなのか、ギャル曽根さんが作る料理には大いなる愛情を感じます。
なので、ギャル曽根さんが作るオムライスは見ているだけでも元気をもらえるのですが、企画段階でスタッフに「ギャル曽根さんのブログにある『おつかれ様』と書かれた笑顔のオムライスが食べたい」とお願いをしました。
その結果、スケジュールを押さえていただき、実際に食べる機会を与えていただくことに……。
これはもう、ホントうれしかったですねえ。。

ギャル曽根さんは食べ方もきれいだし、作るのもとても上手です。
ご主人の好みに合わせて作っているとのことですが、美しいし、ソーセージたっぷりで甘めのオムライスはとても美味しいです。
感無量。見た目も味も期待をはるかに超えた素晴らしいものでした。

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ギャル曽根オフィシャルブログ『ごはんは残さず食べましょう』 より


ということで、今回は素晴らしい機会を得て、夢と想い出を一緒に頂戴した気分です。
また同時に、素敵な風景を見させていただきました。

幸せの象徴、オムライス。
みなさまの街にも、みなさまのこころの中にも、自分にとってのオムライスがあると思います。

さあ、さがしに行きましょう!
あの日の思い出を抱いて

食べに行きましょう!
素敵な明日をむかえるために

では、次回からは番組で紹介させていただいた店を順次紹介させていただきます!
どこも、居心地の良い時間を約束してくださる素敵な場所です♪


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2016
05.22

七面鳥

中華なオムライスの神髄ここにあり

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5月7日のオリエンタルキッチンの記事に、ショートストーリーを追記しました!
タイトルは「セントレアに吹く風」です。
よろしければ読んでくださいませ!!


さてさて。

都内の中央線沿線、特に、中野区、杉並区、三鷹市辺りが好きだ。
テレビドラマやマンガの影響なのか、幼少の頃から「学生の下宿町」で自由なイメージがあり、何だかワクワクする上に街を歩いていると落ち着く。

この日訪問したのは、JR高円寺から南に向かい、高円寺南4丁目の交差点を左折して環状7号線方面に向かったところにある老舗中華料理屋。
店の名は、七面鳥

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店構えからして、古めかしい昭和臭が漂うお世辞にも綺麗とはいえない店だが、絶大な人気を誇っている。
それもそのはず、味は抜群に美味しい!
昼時に伺ったのだが、カテーブル席とウンター席を合わせて30席程度の店内はほぼ満員の状態。
幸いにも空いていたカウンター席に潜り込む。

さっそくオムライスを注文。
混んでいるので少々時間がかかるとのこと。
それは仕方がない。
待ちましょう、待ちましょう。
ならばと、腰を落ち着け、じっくりと店内を見回す。

70年代にタイムスリップしたかのような空間。

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さすが人気店だけあって、壁にはたくさんのサインが。

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そして、年代物のエアコンの下にあるのは「毎度有難う存じます」の文字。

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常連さんらしきお客さんから家族連れまで客層はさまざまだが、みんな美味しそうに料理を頬張っている。
そして、かなりの確率で席にはビールが……。
この店は、ビールをセルフサービスでケースから持ってくる方式なので、なんだか立ち食いそばの水をセルフで入れるような感覚でしごく自然にビールを片手に席に着く人が目に着く。
昼飲みを楽しみに来る人も多いんだろうなあ。。

さらに。

店員さんがテキパキと働く厨房からはとてもいい匂いが漂ってくるんだけど、その匂いに誘われてか、それとも価格が安いせいか、あるいは美味しいせいか、はたまた店も店員さんもお客さんもとてもパワフルなせいか、なんだかそんなのが合わさって、一人当たりの注文量がものすごく多い気がする!
「チャーハンと酢豚と餃子」とか、「ラーメンとオムライス」とか。
すごいなあ……。

圧倒されているうちにオムライスが登場!

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おー、美味しそう!

玉子の焼き具合が最高!
接近してみよう!!

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この白身と黄身の絶妙な混ざり具合に赤いケチャップが食欲を増進させてくれる。

では、いっただきま~す♪

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うん、「さすが中華屋!」と唸ってしまうほど、中のケチャップライスはよく炒められていて香ばしい。
それでいてしつこくなくまろやかなのは、ライスに入り玉子を入れてチャーハンのように仕上げているせいなのだろう。
ボリュームはあるけど、飽きることなくパクパクいける。
それと、スープが、一流のラーメン屋のスープを飲んでいるようでとても美味しい。

いやあ、これは近くにあったら通っちゃうよね。
お腹も満たされ、会計を済ませて店外に。
店の外観の写真を撮っていると、大学生らしきカップルが。
どうやら、ボクが写真を撮り終わるまで律儀に入店を待っていてくれたようだ。
おわびを述べると、ふたりそろって素敵な笑顔で首を横に振る。
その仕草がとても初々しい。
それにしても、カップルでここ(七面鳥)に来るんだあ!
何だかいい光景だなあ。。
ボクも自然と笑みがこぼれる。

そんな、高円寺の昼下がり。
こころあたたまる休日のひとときが、ゆっくりと過ぎて行く。

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2016
05.20

新宿御苑

大都会のオアシス、言の葉の庭でいただくエコなオムライス

今回の番組撮影は、スタジオ収録だけではなく外での撮影があった。
撮影場所は新宿で、午前中に1本撮り次は夜。
なので、間が結構ある。

さて、何をして過ごそうか???

思いついたのが「新宿御苑」訪問。
以前、「雨の日に観る物語」と題して感想記事を書いた「言の葉の庭」の舞台である新宿御苑。
天気もいいし、ここならゆったりとした時間を過ごすことができる。

新宿御苑は、江戸時代には信州高遠藩主内藤家の屋敷があった地で、明治39年に皇室の庭園として造られ、戦後、公開された。広さ58.3ha、周囲3.5kmの庭園には、プラタナスが並ぶ「フランス式整形庭園」、「玉藻池」を中心とする「日本庭園」、広大な芝生が続く「イギリス風景式庭園」が組み合わされており、その風景たるや、本当に美しい。

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フランス式整形庭園には、見事に咲き誇るたくさんのバラが……。

「ガラスの仮面」を思い浮かばせる紫のバラ。

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原種のバラ。

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ほっこりしたバラ。

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どれもこれもみな美しく、自然とバラに惹きこまれて行く自分がいた。

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いろいろなバラたちに囲まれた、とても優雅で贅沢な時間。

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黄色いバラかあ……。
黄色いバラが大好きな、素敵なブロ友の方もいる。

それに、

なんだかオムライスみたいでお腹がすく。。

おい!
そこかい!!

ということで、イギリス風景式庭園にあるレストランゆりのきでランチ。
窓際のテーブル席につきメニューを拝見。
そこには「エコオムライス庭園」の文字が!

黄色いバラ → 黄色いオムライス

自然の流れで迷わずに券売機で食券を購入。
ほどなくして、ボクの目の前に「庭園」が現れた!

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新宿御苑は日本ではじめて西洋野菜を栽培した歴史をもつとのことで、それにちなんで西洋野菜が添えられたメニュー。広大な芝生をイメージしたハーブソースと、大地をイメージしたデミグラスソースの上には、きれいなオムライスが。


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中のケチャップライスはシンプル。
味はけっこうあっさり目で、飽きることなくパクパク食べられる。

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新宿御苑は「環境への取組み」を進めており、エコ・クッキング推進委員会との協働のもと、調理担当スタッフ全員がエコ・クッキングナビゲーターの資格を取得し、2009年11月より国内の商業施設初となるエコクッキングメニューの提供をしている。
エコ・クッキングとは、環境のことを考えて「買い物」「料理」「片づけ」をすることで、食べ物を無駄なく使う、ガスや電気、水を大切にする、ゴミを減らすなど、暮らしのなかでみんなが取り組めることを提唱している。

季節の食材は栽培にかかるエネルギーが少ないので、旬の野菜や果物を使う。
野菜の皮にはうまみとともに栄養素がたっぷり入っているので、ヘタや根の切り方を工夫して無駄なく野菜を使いきる。
無洗米を使用することで、お米を洗う水の節約と、とぎ汁による水の汚れを防ぐ。
廃油はリサイクル専門業者に搬出し、せっけんに加工して使用する。
お湯を沸かすときはふたをして、エネルギーを節約する。
盛り付けを工夫。見た目もおいしいと食べ残しも少なくなる。
食材を有効に活用し、だしをとった後の昆布やかつお節で佃煮を作る。
食器や調理器具は、洗う前に古布やハケなどで汚れを拭き取る。汚れを拭いてから洗うことで洗う水を節約。

こういった本もレストランに置いてある。

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食事のあとは再び園内を散策。

ん?
とうがらしクレープ???

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ここ新宿御苑は、先に書いたように、かつては内藤家の屋敷があった場所。
江戸時代、この近辺では「内藤とうがらし」という唐辛子が栽培されており、蕎麦が流行していた江戸で薬味として一大ブームを巻き起こしたそうだ。

新宿が都会になって行くにつれて唐辛子畑はその姿を消していったのだが、今、「復活プロジェクト」が結成され再燃を図っている。

そういえば、店に置いてある唐辛子も「内藤とうがらし」だった。

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内藤とうがらしを買って帰ろうかな??
そんなことを思っていたのだが、売店ではこんなものを見つけ、とうがらしのことが頭から吹き飛んでしまった!

「着物あられ」に「芸者ガールチョコ」

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な、なんじゃこりゃー!

東京都台東区にある「(株)萬年堂」製造の一品。

しかし、誰が買うのかねえ。。
海外から来た観光客?
でもさあ、「海外からの観光客が新宿御苑に来る確率」と「売店に立ち寄る確率」と「売店でこれを目にする確率」と「お、いいねえ!買おうか!と思う確率」を掛け合わせると、限りなくゼロに近くなるような気がするんだよなあ。

よっぽどのモノ好きでないと買わないような気がする。

え?

お前は何で買ったんだって???

うおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!

そ、そうかあ、こういいう奴が買うのかあ!!!!!

そんなこんなで楽しい時間を過ごすことができた。
都会のど真ん中のオアシス。

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いろいろな人の言の葉が、このオアシスにこだまする。
来年もまたこの時期に来て、たくさんのバラを見て、美味しいオムライスを食べたいな。

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来週の「マツコの知らない世界」の予告動画がアップされているので、最後にそちらを。
ではでは!





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2016
05.14

【予告】 「マツコの知らない世界」に出ます!

5月15日に追記しました!
5月16日に、さらに、追記しました!


コメントをいただいたみなさま、ご紹介いただいているみなさま、誠にありがとうございます!


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前回の記事で書いた2016年3月21日にいただいたコメントとは???

それは……。

TBSテレビからの取材の相談。
にわかには信じられず、「もしかしていたずら?」とも思ったけど、どうやら信ぴょう性が高い。

で、その日からのことは後日談として書くとして、先ずは宣伝をさせて頂きます!

すでに番組の「次回予告」で放送されましたが、

160514matsuko2.png
TBSオンデマンドより

私、Omunaoこと向島直樹は、、、


5月24日 20:57~放映の、TBS「マツコの知らない世界」にプレゼンターとして出ます!


タイトルは「マツコの知らないなつかしオムライスの世界」です!

160514matsuko3.png


みなさま、何卒ご覧くださいませ♪

いやあ、それにしてもビックリ。。

Omunao様

お世話になっております。
TBSテレビ「マツコの知らない世界」の〇〇と申します。

突然のご連絡大変、失礼致します。

そんな書き出しで始まる、3月21日にいただいた鍵コメントの主旨は、同番組オムライスを特集した企画を考えていて、1度話をさせてもらいたいといったこと。
その後、メール、電話でコンタクトをとり、TBSを訪問。
ちょうど、赤坂の津つ井でオムライスを食べた日。
赤坂に行くのなら帰りに津つ井に行かない手はないと……。

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このときは「少しでもネタを提供できたらいいかな」くらいに考えていたけど、手ぶらで訪問するのも何なので、ボクがやっているブログのコンセプトやオムライスへの思い、オムライスに関する自分史を打合せ用のプレゼン資料にまとめて持って行った。
これが3月26日のこと。

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それからしばらくは連絡がなかったんだけど、4月7日に連絡をいただき、再度打合せを行いたいと。
あれ?
もしかして???
編成会議を経て、もしかしたら「採用」???

ということで、今回の話に!

そうなると、番組自体をストーリー仕立てにしたくなる気持ちが顔をのぞかせてくる。
スタジオ収録日まで時間がない中で、いろいろと準備をしないといけないのは大変だったけど、番組構成の検討から参加できるのはとても楽しかった!
最終的にどんな編集になるのかはわからないけど、それぞれの店で思いついたショートストーリーを書いたり(本当に短いもの)、各店に見合った曲をチョイスしたり……。
スタジオ収録日は個室の控室と弁当も用意いただいたし。

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その辺の話はネタばれになるので今は控えるとして、ひとつ、今回の目玉が!

「ぜひ、食べたいオムライスがあるんです」
とディレクターに話したところ、何と、それが実現することに♪
これはもう、ワクワクがとまらない。

番組紹介ページに書いてある、
そして、向島さんが「幸せの象徴」と絶賛するある有名人のオムライスが、まさかのスタジオ登場!?
ってところなんだけど、これには大大大感動!!!!!!!!!!
「当日のスケジュールを押さえました」とディレクターから聞いたときには、まさに夢見心地。。
さて、どなたでしょう?
お楽しみに!
ヒント:以前、ボクのブログでも紹介させていただいた方です。答えがお分かりになったみなさま、ヒミツですよ!

紹介させていただく店も、美味しいだけではなく、どこも居心地がいい空間でホント大好き。
ボクが推奨した店への出演交渉はTBSがやってくれるんだけど、店主やシェフもみんな素敵な方ばかりで、自信を持って紹介できる名店ばかり。
ぜひ、訪問していただけたらと思う。

さてさて。

スタジオ収録は4月中に終わったんだけど、まだ外での撮りが残っており、先日、無事に終了!
この日に撮影されたのが、どのように編集されるんだろう。。

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何れにせよ、みなさま、おおいにいじってやってください!
(いじられキャラか!)

では、最後に次回予告のバックでかかっている、大好きな曲。
ユhigh_note Music Loungeが贈る、ユーミンの「やさしさに包まれたなら」です!




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2016
05.13

安くないもん、のしつこい再掲載

Category: その他
人生、何があるかわからない。
3月21日、あるコメントをいただいたのだけれど、それにはもうビックリ!
それについてはもうすぐ発表させていただくけど、こんなことがあるんだあってカンジ。。

ボクにとってはものすごいプレゼント。

ということで、「プレゼント」つながりの記事の再掲載。。

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みなさん、JITTERIN'JINNってバンド、ご存じですか?

1980年代後半から90年代前半に活躍したバンド。

代表曲は、ボクの中では「プレゼント」と「夏祭り」かな……。
「夏祭り」はホワイトベリーも歌っていた。

さて、その「プレゼント」。こういう歌詞。


プレゼント

作詞 破矢ジンタ
作曲 破矢ジンタ
唄   JITTERIN'JINN

あなたが私にくれたもの キリンがさかだちしたピアス
あなたが私にくれたもの フラッグチェックのハンチング
あなたが私にくれたもの ユニオンジャックのランニング
あなたが私にくれたもの 丸いレンズのサングラス
あなたが私にくれたもの オレンジ色のハイヒール
あなたが私にくれたもの 白い真珠のネックレス
あなたが私にくれたもの 緑色した細い傘
あなたが私にくれたもの シャガールみたいな青い夜

大好きだったけど彼女がいたなんて
大好きだったけど最後のプレゼント
bye bye my sweet darlin'
さよならしてあげるわ

あなたが私にくれたもの グレイス・ケリイの映画の券
あなたが私にくれたもの ヴィヴィアン・リーのプロマイド
あなたが私にくれたもの バディー・ホリーのドーナツ盤
あなたが私にくれたもの ヘップバーンの写真集
あなたが私にくれたもの お菓子のつまった赤い靴
あなたが私にくれたもの テディーベアーのぬいぐるみ
あなたが私にくれたもの アンデルセンの童話の本
あなたが私にくれたもの 夢にまで見た淡い夢

大好きだったけど彼女がいたなんて
大好きだったけど最後のプレゼント

bye bye my sweet darlin'
さよならしてあげるわ

あなたが私にくれたもの ヒステリックなイヤリング
あなたが私にくれたもの ボートネックのしまのシャツ
あなたが私にくれたもの 道で売ってるカレッジリング
あなたが私にくれたもの マーブル模様のボールペン
あなたが私にくれたもの アメリカ生まれのピーコート
あなたが私にくれたもの 中国生まれの黒い靴
あなたが私にくれたもの フランス生まれのセルロイド
あなたが私にくれたもの あの日生まれた恋心

大好きだったけど彼女がいたなんて
大好きだったけど最後のプレゼント
bye bye my sweet darlin'
さよならしてあげるわ

大好きだったけど彼女がいたなんて
大好きだったけど最後のプレゼント
bye bye my sweet darlin'
さよならしてあげるわ


う~ん。血が騒ぐ。(続けて読まないでくださいよ)
それに、幸さまの「ガオー、安くないもん!!!」が頭の中を駆けめぐる……。

安くないもん!!!
安くないもん!!!

はい、では行きます。

題して「はたしてプレゼントにいくら使ったのでしょうか?」

1番から行きますよ~。
あ、「え、それ違うんじゃない」ってのもあるかもしれませんが、それはご容赦を。

あなたが私にくれたもの キリンがさかだちしたピアス
これですね。でも、ネットでさがしても売っていないんですよ。
kirin2.png

ということで代用品で勘弁。
Pierce [ピアス]PC554PI 『safari』(K24ゴールドコーティング)(ブラックスピネル)(ブラス)
値段:7,890円
kirin.png

あなたが私にくれたもの フラッグチェックのハンチング
帽子 ハンチング/チェック柄/メンズ/レディース/ハンチング帽/帽子/春夏用帽子 全6色 1203164
値段:4,980円
hunting.png

あなたが私にくれたもの ユニオンジャックのランニング
ドルマンカットソー ユニオンジャック柄 Tシャツ
値段:980円
union.png

あなたが私にくれたもの 丸いレンズのサングラス
ペッパー【PEPPER】丸いレンズ/レディガガ
値段:1,575円
megane.png

あなたが私にくれたもの オレンジ色のハイヒール
シューズ 靴 レディース ハイヒール オレンジ パンプス
値段:7,800円
kutsu.png

あなたが私にくれたもの 白い真珠のネックレス
ネックレス/レディース/パール・真珠/人気/ブランド/M・Heart
値段:6,300円
shinjyu.png

あなたが私にくれたもの 緑色した細い傘
傘 かさ カサ 雨傘 レディース おしゃれ傘
値段:15,750円
kasa.png

あなたが私にくれたもの シャガールみたいな青い夜
これはありません……。

ということで、1番の合計、45,275円
おー、どうでしょうこれは……。

では続いて2番です。

あなたが私にくれたもの グレイス・ケリイの映画の券
冬公開の伝記映画『グレース・オブ・モナコ(原題)』
値段:前売りで1,500円くらいかな?
kery.png

あなたが私にくれたもの ヴィヴィアン・リーのプロマイド
ブロマイド写真★映画『風と共に去りぬ』ビビアン・リー
値段:950円
vivi.png

あなたが私にくれたもの バディー・ホリーのドーナツ盤
バディ・ホリー BUDDY HOLLY/Reminiscing(LP,UK盤,新品)
値段:2,800円
buddy.png

あなたが私にくれたもの ヘップバーンの写真集
オードリー・ヘプバーン写真集―ハリウッドの妖精 [大型本]
値段:4,893円
audrey.png

あなたが私にくれたもの お菓子のつまった赤い靴
☆[横浜発!!] 赤い靴はいてた女の子クッキー☆
値段:525円
akaikutsu.png

あなたが私にくれたもの テディーベアーのぬいぐるみ
テディベア ぬいぐるみ ブラウン(Sサイズ・ジュエリーケース付き)
値段:2,500円
kuma.png

あなたが私にくれたもの アンデルセンの童話の本
アンデルセン童話集 [単行本]
値段:3,990円
dowa.png

あなたが私にくれたもの 夢にまで見た淡い夢
これはありません……。

さあ、2番の合計、17,158円
少な!
もしかして中だるみ? ちょっと飽きてきちゃったかな???

では、ラスト3番です!

あなたが私にくれたもの ヒステリックなイヤリング
HYSTERIC GLAMOUR(ヒステリックグラマー)ピアス・イヤリング(ケース付)【中古】【レディース】
値段:5,000円
ling.png

あなたが私にくれたもの ボートネックのしまのシャツ
J:しまスカラップティー(jevous enprie!/ジュヴゾンプリ)
値段:4,515円
shima.png

あなたが私にくれたもの 道で売ってるカレッジリング
ターコイズ風ストーン×百合の紋章カレッジリング指輪 12号(f5301996)
値段:840円 道で売っているやつだから安めかな。
stone.png

あなたが私にくれたもの マーブル模様のボールペン
DALLAITI ダライッティ ボールペン マーブルライン 筆記具 文房具 AKR63F
値段:4,725円
pen.png

あなたが私にくれたもの アメリカ生まれのピーコート
Schott(ショット) DOUBLE BREST CAPE(schott/ショット)
値段:19,950円
p.png

あなたが私にくれたもの 中国生まれの黒い靴
パンプス/ブラックパンプス/黒/オフィス/オフィスパンプス/就活/就職活動/リクルート
値段:4,980円
china.png

あなたが私にくれたもの フランス生まれのセルロイド
【ヴィンテージ】ミラー【フランス】
値段:6,195円
kagami.png

あなたが私にくれたもの あの日生まれた恋心
これはありません……。

では3番の合計です。46,205円
おー、ガンバリました!復活です!

さあ、結局総合計でいくらでしょう!!

答えが出ました。

45,275円 + 17,158円 + 46,205円 = 108,638円

プレゼント代の合計は、108,638円 です!

うーん、微妙だなあ、この金額……。
もしかしたら、この男は、本命彼女にもっとつぎ込んでいたのかも。
え、お前の選択がその結果を生んだって???

ひえ~!
やばっ!

もうちょっと高価なものをそろえて見ますかねえ(汗)。。

でも、まあどうであれ、結局さよならしてあげられちゃうわけで。
このプレゼント達は、このあとどうなったのかなあ???

う~む。これもまた人生。

ところで、この二人は結局どういう関係だったのだろう?????
ま、深く詮索するのはやめて、実際の曲を聞きながらお別れです。。

「夏祭り」もあわせて。
あ、「にちようび」も行っちゃいましょうかね!

ではでは!

● プレゼント




● 夏祭り 




● にちようび




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2016
05.10

春花秋灯

海辺の街のカフェで過ごす安らぎのひと時

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最近、食レポに対してストーリーがおいつかない!
とは言え、書きたい気持ちは旺盛で、現在、セントレアのオリエンタルキッチンで思いついたストーリーを執筆中。
しばしお待ちを……(え? 誰も待っていない???)。

さてさて。

都心を通る横須賀線も、終点の久里浜まで来るとローカル色豊か。

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この日は、都会の喧騒を離れ、久里浜から東京湾フェリーを使って金谷までの小旅行。
日ごろ乗らないので、船に乗ってどこかに行くというだけで何だかワクワクする。
11時頃に久里浜に到着し、沿線の風景を楽しみながら歩いて30分ほどのフェリー乗り場へと向かう。

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13:20発のフェリーに乗る計画のため、昼食をとるべくかねてから行きたいと思っていたカフェを訪問。
閑静な通りの一角にあるそのカフェの名は、春花秋灯
付近には小学校があり、校庭で元気に遊ぶ子供たちの声が辺りにこだまする。
いいねえ。こういった声を聞くと、なんだか嬉しくなってくる。

だけど、、、

それにしても、子供の声があちこちからするなあ……。
気になって調べてみた。

うわ!なんだこりゃー!!

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★印が春花秋灯。
前には横須賀市立明浜小学校。
その隣には横須賀市立久里浜小学校。
さらに、付近には横須賀市立神明小学校がある。

しかも、神明小学校の隣りには横須賀市立神明中学校があり、その近くには横須賀市立久里浜中学校がある。
久里浜小学校の隣りは横須賀市立横須賀総合高校だし、もう、どうにも止まらない学校のオンパレード状態。
これには驚いた。

そんな子供たちの元気な声を聞きながら店のドアを開ける。
と、カウンター席が7つと2人掛けのテーブル席が5つほどの居心地のよさそうな空間が姿を現す。
白い壁に白木を基調とした椅子とテーブル。その清楚な店内を、柔らかい灯りが照らしている。

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奥のテーブル席に着き、壁にあるメニューを見る。

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読みやすい字!
黒板にこういう字を書く先生、いたよなあ(波線のひき方を含め)。。

注文したのはオムライスランチ。
ほどなくしてサラダとコーヒーが、そしてこの店の雰囲気にピッタリの美しいオムライスがやってきた。

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シンプルで上品。
玉子はあまり多くなく、きれいに焼かれている。

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では、いっただきま~す!

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おー!
具はグリーンピースだけ?
それでも、バターとチーズがいいあんばいに溶け込んでいてとても美味しい!
量はちょっと少なめかな。

それにしても、ゆったりと落ち着いた時間を過ごせる素敵な空間。
BGMもかかっていないので、店内はホント静か。
また来たいな。。

お腹が満たされたところでフェリー乗り場へと歩を進める。
カフェの次はフェリー。
しりとりじゃないよ。

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予定通り、13:20発の船に乗船。

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「えびせんでカモメの餌付けができる」と聞いたことがあるので試みたのだが、「この時期はあまりいないんですよねえ」という売店のお姉さまの言葉通り、残念ながらカモメには会えなかった。
(カモメに会える時期があるなんて初めて知った。。)

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40分程度で金谷に到着。
ロープウェイで鋸山へ。
季節もいいし、東京湾が一望できてとても気持ちいい。

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そこから登山道を歩いて「地獄覗き」へ。

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地獄覗きから見た景色。

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この地獄覗きの岩に昇ってから、降りるのが意外と大変。
急な上に、「どうやって降りようか?」と足場を探すカンジなので、気をつけないと危ない。
ミニスカートで行ったらダメだよ。

鋸山から下山し、小旅行の最後は金谷のフェリー乗り場にある「ザ・フィッシュ」でティータイム。
魚料理が美味しい店のようだけど、それにしても「そのまんま」な名前。
わかり易いし、「潔し」、かな。

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帰りの船の乗船時間まであと30分。
お茶を飲みながら、楽しく過ごした一日を振り返り、ぼーっと窓の外に目をやる。
海の向こうでちょっとだけする夜の気配が、今日の日の終わりを告げようとしている。

ホント、楽しかった。
でも……。

楽しさと寂しさが交錯するこの時間(とき)。
今日は楽しい一日だった。
でも、そんな時間も、もう終わり……。

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「下校時刻になりました」
夕焼け空に流れる放送委員の声。
友達とわかれ、ひとり、家路につく。
思い出される、あの頃。

昨日があり、今日があり、そして明日がある。
明るく今日を過ごせば、明るい明日がやって来る。

楽しかった思い出をそっと胸にしまい、明日をむかえよう。

今日の日はさようなら。
またあう日まで……。

では、今日の最後はこの曲で。。


● 今日の日はさようなら 森山良子





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2016
05.07

オリエンタルキッチン セントレア店

20世紀少年の心をわしづかみ

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名古屋から名鉄の空港特急「ミュースカイ」に乗り中部国際空港へと向かう。
中部国際空港は通称「セトレア」と呼ばれているが、これは「中部」を表す "Central" と「空港」を表す "Airport" を併せた造語。
"Centr + air" = "Centrair(セントレア)"。

名古屋からの所用時間は約30分。
電車は「到着ロビー」のある2階に着き、そこから3階の出発ロビーを経て4階に出る。

ここには「ちょうちん横丁」と呼ばれるショッピング&飲食街がある。
さすがにゴルデンウィーク。飛行機の搭乗者だけではなく、観光でここに来た多くの人で賑わっている。

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そんな中、お目当ての店へと足を運ぶ。

目的の店とは、オリエンタルキッチン セントレア店

先日、池袋西武でオリエンタルカレー&ハヤシを購入したときに株式会社オリエンタルが愛知の会社であることを再認識し、同社の公式サイトを見ていてこの店の存在を知った。

ならば、太陽ケチャップ訪問とともに、ここで食することを目的にせねば……。

ということで入店。
10人程度しか入れない小さな店だが、運よく待たずに座れた。

さて、何にしようか???

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頭の中で「ハヤシもあるでよ!」がリフレインする。
いや、「ハヤシも」ということは、「メインはカレー」だ!
よし!

「元気卵のデミオムハヤシ」にもひかれたが、ここは意を決して「元気卵のオムカレー」を注文。
辛さは「ノーマル」か「スパイシー」を選択できるのだが、辛いもの好きなので後者に決定!

ほどなくして「元気卵のオムカレー」が到着した。

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なるほど、やはりカレーの店。
全面的にカレーが押し出されている。
なので「玉子はカレーの脇役」っぽく、オムカレーというより「玉子入りカレー」という感じがする。

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ほら、カレーライスのよう。

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では、いっただきま~す!

うん、なんだかシンプルで懐かしい味。
それに、なんだかとっても郷土愛を感じる。
なぜならば、この店では地産地消をモットーに、「あいち知多牛」や「知多豚」、知多産の卵、それに幻の米ともいわれる奥三河地方の「ミネアサヒ」を使っているから。
これも素晴らしいことだ。

ひと口食べたところで、目の前にあるチャツネが気になった。
チャツネとは、野菜や果物に香辛料を加え、煮込んだり漬けたりして作るインド料理には欠かせない調味料。
スパイシーチャツネとフルーティーチャツネの2種類が置いてある。
説明を読んでみると……。

スパイシーチャツネ。
トウガラシをベースにした辛口チャツネ。今、注目のカプサイシンが新陳代謝を高めます。
辛さを求める刺激党に超おすすめ!

フルーティーチャツネ。
マンゴを主原料にリンゴ、レーズン、香辛料をブレンドし、甘酸っぱく仕上げました。
フルーティーな風味が、カレーソースの口あたりをまろやかにします。

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このうちのフルーティーチャツネが妙にしっくりきたんだけど、後によくよく考えてみたら、「オリエンタルマースカレー」の「マース」だと気がついた。

マースカレーのマース(MARS)は、MANGO(マンゴ)・APPLE(リンゴ)・RAISIN(レーズン)・SPICE(スパイス)の頭文字を組み合わせてできた造語で、とてもマイルドかつスパイシーな味わいになる。

壁にはオリエンタルカレー誕生の物語が貼られている。

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ここでちょっと、オリエンタルカレーの歴史を振り返ってみよう。

1945年(昭和20年)に名古屋市中村区椿町で、創始者の星野益一郎氏が個人創業。
当時、カレーが家庭料理に普及しつつある事に着目し、星野氏は「炒めた小麦粉にカレー粉を混ぜる手間を省き調理を簡単にすれば売れる」と考え、事前に炒めた小麦粉とカレー粉を混ぜた粉末状のインスタントカレーであるオリエンタル即席カレーを完成させた。
この頃は奥さんと2人でオリエンタル即席カレーをリヤカーに積み、チンドン屋先導で販売。
5皿分1個35円と高価(あんパンが、1個5円の時代)ながらも飛ぶように売れたそうだ。

その後、1953年(昭和28年)に「株式会社オリエンタル」へと法人化し、踊りや大道芸など様々な芸人を正社員として雇って宣伝カーに乗せて興行とカレーの試食会を兼ねた全国巡業を実施。
併せて、テレビやラジオの提供やCMソングなどの広告宣伝でも知名度を上げていった。

1960年代に入り、利便性を追求しカレーの固形化が各社で試みられた結果、固形ルゥが主流と成った。
当時、カレーの固形化は健康上に問題ありとされたこともありオリエンタルは一貫して固形化を行わなかったのだが、これにより苦戦を強いられ、1970年代~1990年代には地元東海エリアを除いて縮小を余儀なくされた。

う~む。
人々の健康を留意した結果の苦戦かあ……。
何だか感慨深い。


美味しくいただき、空港内を散策。

まさに五月晴れ。
遠くに広がる海と青い空。
清々しい風が、広々とした滑走路を渡る。

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一日中ここにいても飽きないだろうなあ……。
そんなことを思いながら、ぼーっと、飛び立つ飛行機を眺める。

1階のセンターピアガーデンは静かで落ち着ける雰囲気。

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また、4階には展望風呂「風(フー)の湯」もある。
ホント、単なる飛行場ではなく、一日遊べる楽しい空間だ。

ゴールデンウィークを満喫。
ゆっくりとした、楽しい時間が過ぎて行く……。

時間よ止まれ。

そんなふうに思ってしまう、充実した休日の昼下がり。
「生命(いのち)のめまい」はしないけどね……。



セントレアに吹く風

 午前7時。ぎっしりと荷物の詰まったスーツケースをぐいっと持ち上げると、芳川誠は、まだ人影もまばらなセントレア空港のエスカレーターを駆け上がった。
 2Fから3F、そして4Fへと上がり、ちょうちん横町を抜けほどなくして視界に入ったスカイデッキの入口から屋外へと出る。
 瞬間、差し込んだ5月の眩い陽光が誠を包み込む。同時に、透明な風が悪戯っぽく頬をかすめて行く。
“ やあ、今日は君の門出の日だろ。雨は降らせないぜ”
 ウインクをしながら上空に舞い上がるやんちゃな風の行方を追う。
 視線の行き着いた先では、真っ青な空と手を組んだ太陽が、辺り一面の雲を蹴散らしながら微笑んでいる。
“ ありがとう ”
 心の中でそうつぶやくと、誠は、うっすらと浮かんだ額の汗をぬぐい海の方へと目をやった。
 水平線の彼方で、空と海が無邪気に戯れる。
 国際線の始発便まであと15分。
 スカイデッキの先端で腰を落ち着け、足を投げ出す。
 彼女を見送った、あの日と同じ空。
 彼女と誓い合った、あの日と同じ海
 空の向こうに、2年前の彩乃の笑顔が浮かぶ。

   ◆

「ねえヨッシー、私ね、ベトナムに行くことに決めたんだ」
「べ、ベトナム?」
 名古屋にある日本語学校の講師を務める誠に、職場の同期の渡辺彩乃がそう告げたのは、中部地方に大寒波が押し寄せた年末の日のことだった。
「そう、べトナム」
 動揺を隠せない誠をよそに、落ち着き払った彩乃の大きな目がうなずく。
「こんな朝っぱらから誰もいないセントレアに呼び出して、何事かと思えば」
 かじかむ手に息を吹きかけながら誠が言う。
「しかも、めちゃくちゃ寒いし」
「ごめんなさい。でも、私たち唯一の同期でしょ。だからヨッシーにはちゃんと伝えたくて」
「よりによって、わざわざこんなところまで来なく……」
 そう言いかけた誠の目に、どことなく切なげな目が映り込む。
「あ、ごめん」
「何で謝るの?」
「いや、なんとなく」

   ◆

 午前7時15分。静けさを切り裂くジェットエンジンが唸りを上る。

“ で、なんでベトナムに?”
“ 私の日本語、すごく綺麗なんだって!”
“ はあ? ”
“ ベトナム出身のクオン君が言ってた ”
“ それでベトナム? ”
“ うん、それでベトナム ”
“ 意味がわからない ”
“ いいよ、別にわからなくても ”

 エアバスA320が轟音と共に滑走路を離れ、大空へと舞い上がる。

“ 年が明けたら準備を始めて、5月には行こうと思ってる ”
“ …… ”
“ どうしたの? ”
“ いや、別に ”
“ ねえ、ヨッシー。今まで聞いたことがなかったけど、ヨッシーは何で日本語学校の講師になろうと思ったの? ”
“ 何でって、そうだなあ、特に理由はないけど。会社員には向かないからかな ”
“ ふーん。そうなんだ。私はね…… ”

 始発便の離陸を見届けた誠は、スカイデッキに大の字になった。
 どこまでも続く、果てしない青空。

“ 私が日本語学校の講師になったのは、日本人を信用できなくなっちゃったからなんだ。ねえ、私の日本語ってどう思う? ”
“ 渡辺の日本語はクオンが言う通り綺麗だし、声もアナウンサーみたいに通るから、いつも羨ましいって思ってるよ ”
“ありがとう。だって。だって、わたし、がんばったもん…… ”
“ え? ”

 瞼の向こうで青空に映る彩乃の横顔。
 悲し気な目を隠すように、長い黒髪が風に舞う。

   ◆

 午前7時45分。ジェットエンジンをマックスパワーにした二番機が、滑走路から大空へと羽ばたいて行く。

“この前、生徒さんにこんなこと聞かれたの。「私はあなたが好きです」と「私はあなたを好きです」と「私はあなたのことが好きです」では、どれが正しい言い方ですかって。ヨッシーだったらどう答える? “
“ そうだなあ。「あなた」を強調したいなら「あなたが」で、「あなた」と「好きです」を同格で表現したいなら「あなたを」だし、ちょっと婉曲的に言うなら「あなたのことが」かな”
“ ふふふ”
“ おかしい? ”
“ ヨッシーらしいわ ”
“ そうかなあ ”
“ まったくもって、ヨッシーはヨッシーだ ”
“ 渡辺は何て答えたんだよ”
“ 渡辺か……。渡辺って名字の子はねえ、だいたいは渡辺じゃなくて、ナベとかナベさんとかナベちゃんとか呼ばれるものよ ”
“ 突然そんなこと言われても、会ったその日から芳川だからヨッシーだとか、ボクは渡辺とは性格が違うから ”
“ 性格ねえ……。そうなのかなあ…… ”

 「VN347便ハノイ行き」の出発時間である10時30分まで、あと2時間半とちょっと。チェックインの前に、彼女と行ったオリエンタルキッチンで朝食を食べよう。
 誠はスカイデッキに別れを告げ、フロアへと足を運んだ。

“ 私、本気で好きになった人に方言をバカにされて引きこもりになったの。ひとりが嫌で寂しいくせに誰とも話したくなくて。誰もいない始発前の駅や空港に来るのが好きなのは、もしかしたらそのせいかもしれない。でもね、このままじゃいけないって、ガンバって標準語を勉強して、日本語学校の先生になった。だけど気がついたんだ。本当の私って何だろうって。方言の何が悪いのって。私は私。たとえばペン字を習って教科書のような綺麗な字を書けるようになっても、それが何なのって思う。言葉も同じ。形だけ綺麗な日本語を使えるようになっても、私が持って生まれたものを消して都合よく生きているだけじゃないかって。そう考えたら、何だか気が楽になって、今度は、せっかくだから日本語の良さを、日本語を知りたいって思ってる人たちに伝えたいなあって思うようになったの。でね、わかる。そう思わせてくれたのって、ヨッシーなんだよ ”
   
   ◆

 ちょうちん横丁へと戻った誠は、この日の営業をスタートしたばかりのオリエンタルキッチンのカウンターに座ると、あの日と同じメニューを注文した。
「すみません、オムカレーをください」

“ ヨッシーさあ、入って間もない頃、停留所でバスを待ってた時に、行き先のバス停の名前を忘れちゃってどこ行きのバスに乗ったらいいのかわからなくなっちゃった子を一所懸命助けてあげてたでしょ。『そこの周りに何があるかわかる?』とか、『どんな景色かなあ?』とか。普段はクールに『私は他人(ひと)と自分との距離をとるタイプなので、講師のみなさまとはビジネスライクにお付き合いしたと考えています』なんて言ってるのに、『大丈夫、落ち行くんだよ』って、笑顔で子供の頭をなでであげて。最後は、バス停の名前を思い出した子と一緒になって喜んであげて。この人、どういう人なんだろう。本当に大切なことって何なんだろうって思った ”

「お待たせいたしました」
 誠の目の前に、ほかほかのオムカレーが置かれた。

“ 寒い中、早朝からセントレアに呼び出しちゃってごめんね。残念!時間が早すぎてオリエンタルキッチンはまだやっていないんだね。私、オムライスが大好きなの。美味しいし、それに、なんかあたたかくて。ベトナムでオムライスを広めちゃおうかな。そうだ!5月の出発の日にはまたここに見送りに来てほしいな。私がおごるから、そのときに食べよ!私はオムデミハヤシにする。ヨッシーは? ”

「あ、すみません」
 店員に声をかけると、誠は、笑顔で追加をオーダした。
「あと、オムデミハヤシをひとつ」

  ◆

 本当に大切なこと。
 本当に大切な人。

 自分。
 他人。
 人、ヒト、ひと。

 渡辺
 渡辺さん
 ナベ
 ナベさん
 ナベちゃん

 彩ちゃん
 彩乃

 君が旅立ってから2年。 
 子供の頃、「誠君は他人の気持ちが分からずに傷つけてしまう発達障害の可能性があります」と言われた自分。
 だからなのか人づきあいがうまくいかず、ビジネスライクになんてカッコいいことを言って、本当は傷つくのが恐いだけの自分。
 最初は「遠慮なしにずけずけと入ってくる苦手なタイプ」って思ったけど、君はそんなボクのことをよく見て、本当はすごい勇気を出してボクに心を開いてくれて、ボクの心のバリアを綺麗な日本語で、いや、心のこもった言の葉で破ってくれた。
 君に教えられたから、君に再会しても恥ずかしくないようにって思えたから、ボクはがんばれた。 
 だから、今なら言える。
 君と同じ空の下、同じ地で、同じ日本語を世界に伝える講師として、共に手を取り合い、そして……。

「ごちそうさま」
 オムカレーとオムデミハヤシを完食した誠の前に、オリエンタル坊やのスプーンがふたつ、仲良く並ぶ。
 彼女の顔を見たら何て言おうかな。いきなり「やあ、彩乃」なんて言ったらひっぱたかれるかな。

 店を出て重い荷物を手にチェックインカウンターへと向かう誠の前に、スカイデッキで会った風が舞い降りる。
“ 行ってらっしゃい! ハノイの友達に、君と彼女の再会を祝福するようにと伝えておいたから ”
 そう言うと、風は、再び大空へと駆け上がって行く。

“ ありがとう。今日、セントレア(ここ)に吹いた風を、ボクはお土産に彼女に届けるよ。君が旅立った日と同じ風だよって ”

 セントレアからハノイまでのフライト時間は約5時間。
 その距離約3,600キロ。
 そして、こころの距離は……。

 天の高いところまで昇った風が、太陽の横で、ニコッと笑った。

 おわり


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2016
05.05

太陽ケチャップ生誕の地にて

一度食べたらその美味しさの虜になってしまう「太陽ケチャップ」。
ネットで購入できるが、それだけでは物足りない。
生産現場や地元の雰囲気をしっかりと肌に感じつつ味わいたい。
そう、現地でお目にかかりたい……。

そんな気持ちが、ボクを「愛を知る県」へと向かわせる。

ということで、行ってきた!

太陽ケチャップを生産している「太陽食品工業」は、名古屋駅から名鉄で10分程度の須ヶ口駅前にある。
ローカル色豊かな駅の南口に降り立ち、交番の脇の道を進む。

と、すぐに、いかにも「町工場」といった建物が視界に飛び込んで来る。

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昭和3年の創業ということで、長い歴史を感じるその佇まい。

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土日、祝日は休みなのでこの日は門が閉ざされひと気はなかったが、何だか感慨深い。

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よし、次は太陽ケチャップを売っている店を見つけないと!
もちろん、一緒に、太陽ソースにもお目にかかりたい。
確か清須市内のいくつかの店舗で売っているとネットで見たのだが、どこで売っているのか見当がつかない。。

そこで、ちょうど太陽食品工業の前を小さいおこさん連れの女性が歩いてきたので尋ねてみた。
「すみません、この辺で太陽ケチャップを売っている店をご存知でしょうか?」

女性は丁寧に、この先の大通りに酒屋さんがありそこで売っているけど休みかもしれないこと、それと、駅の反対側を線路沿いに15分くらい歩くととスーパーがあってそこにあるかもしれないことを教えてくれた。

ちなみに、「太陽ケチャップをよく使いますか?」とお尋ねしたところ、「いや、他のよりも値段が高いので……」とのこと。
確かに、家計を考えるとしょっちゅう使ってはいられない。

お礼を述べ、教えていただいた大通り(「美濃路」と呼ばれる県道126号線)に出て酒屋を探す。

ここかな?

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最初にあったのが、「塩」のホーロー看板が光輝く「ヤマモ酒店」さん。
残念ながらこちらでは取り扱っていないとのこと。
次の酒屋を求めて歩を進める。

それにしても、この街道沿いにはレトロな雰囲気の店が並んでおり、なんだかワクワクする。

パン屋さん。

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「シキシマパン」と言えば「敷島製パン」、つまり「Pasco」。
そう言えば、敷島製パンの本社所在地は名古屋だっけ。。

お米屋さん。

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和洋菓子屋さん。

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しばらくして酒屋を発見。

三河屋酒店さん。
う~ん。
愛知にピッタリの、しかも「酒屋の名前と言えば?」の質問に一番多く返ってきそうな一度聞いたら絶対に忘れない名前!

店先には大きく「太陽ソース入荷」の掲示がされている。

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しかーし!

シャッターが閉まってる!

なんだよーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

仕方がないので店に併設されているご自宅の玄関チャイムを鳴らす。

「はい」
ドアが空き、中からは店主と思しき白髪の男性が。
「すみません、今日はお休みですよね。太陽ケチャップを売っていただけないかと……」
「あ、いいですよ。今開けますから」
二つ返事でOKをくれたご主人。感謝感謝。いや、深謝。

シャッターが開いた店内へと足を運ぶ。
陳列棚に並ぶ太陽食品工業の商品。

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店内にはこんな説明もある。

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こちらはレジ付近に並べられた商品群。
傍には数々のテレビ番組でしょうかいされた記事が並べられている。

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「最初にテレビで紹介したのは私なんですよ」
嬉しそうに話すご主人。
とにかくテレビの宣伝効果は抜群で、スゴい売れ行きだったと……。

「リピーターの方は県外の方が多いですね。遠くからも買いにいらっしゃいますよ」
客層に関する質問に対して返答をくれるご主人。
「もともと愛知県はソースのメーカーが多いんですよ。カゴメ、コーミ、サンキョーヒカリ。だから、競争も激しくて県外に活路を見出すこともしてます」
「富士宮焼そばのソースとかですかね」
「はい。それと、もともとは業務用なので、学校の給食でも使われいます」
おー!なんと羨ましい。
「家では、オムライスの中は他のケチャップで炒めて玉子に太陽ケチャップをかけるんです。そうすると、ケチャップの甘さに子供も喜んで食べますから」
なるほど!
想像できるなあ。何気ないでもとても素敵な家庭の、何気ないとても素敵な風景。
そこにあるのは、笑顔。
満面の、笑み。

太陽ケチャップを売っている店を教えてくださった方、それと、お休みのところを店を開けていただいた三河屋酒店のご主人、本当にありがとうございました。
単に売っている店がわかっただけではなく、この、「人のつながり」がとても嬉しく、ボクも笑顔になれました。
この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

その後もいろいろと会話を交わし、お礼を述べて店を出る。
再びシャッターが閉まる三河屋酒店。

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「あそこも先代がバタバタって亡くなって、今は20代のお孫さんがガンバってます」
閉まり行くシャッターを見つつ、三河屋酒店のご主人が語ってくださった太陽食品工業の現状が脳裏に浮かぶ。


時代は変われど伝統は受け継がれる。
これぞ日本を支えてきた町工場の魅力と底力。
そこには打算もなければ派閥闘争もない。
あるのは、純粋に「いいものを作りたい」と日々精進する「物づくり」。
これぞ日本の誇れる財産。
そして、それを口にできる喜び。

そうそう、購入した「スーパー特選 太陽ソース」にはこんなフレーズが。

BEST IN THE WORLD SUPER TAIYO SAUCE

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みなさま、大げさかも知れないけど、「何で今まで知らなかったんだろう……」って後悔するほど美味しいので、是非一度ご賞味下さいませ。。
その美味しさで、きっと最高の笑顔になれますよ!


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2016
05.03

洋食大吉

活気にあふれる下町の心意気

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風薫る5月。
爽やかな風がほほをやさしくなでる。

幼少の頃、5月が待ち遠しくて仕方がなかった。
理由は兜。
こいのぼりも好きだったけど、それ以上に兜と太刀に心躍らせた。
「仮面の忍者赤影」の影響か、はたまた「怪傑ライオン丸」の影響か、決して「チャンバラトリオ」の影響ではないと思うが、まだ「チャンバラごっこ」に興じていた時代。
カッコよさに憧れ、年に一度のこの機会を逃してなるものかと兜をかぶって遊んでた。。

金曜日、午後8時。
浅草橋に降り立つ。
駅の改札を抜けると吉徳のショーケースが。
持っていたのはこんな立派な兜ではなかったけど、戦国武将になりきっていた楽しい思い出が蘇る。

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ところで、浅草橋には人形の店が多い。
これは、江戸時代に隅田川沿いに続く浅草寺までの参道の両側にあった土産屋が、後に人形屋やおもちゃ屋になったためらしい。人形屋は浅草橋駅付近に、バンダイをはじめとする玩具メーカーは蔵前付近に集中している。
ちなみに、浅草橋の南方には「人形町」があるが、こちらは人形芝居の人形遣いが多く住んでいたことに由来しているという。

さて、この日の目的地は、JR浅草橋駅から徒歩で5分ほどにある、洋食 大吉

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美味しい料理に旨い酒
下町の洋食屋
大吉

いいねえ、このフレーズ。
階段を下りて店へと向かう。

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ドアを開けたとたん、ものすごい賑わいが飛び込んで来た。
笑顔で酒を酌み交わす人々で満席の店内。
瞬間、ある言葉が脳裏に浮かぶ。
うわあ、これは〇〇だあ!

〇〇に入るのは???

花金。
ハナキン。花の金曜日。
2013年10月18日の「日刊SPA!」の20~30代の男女200人へのアンケートにおいて、66%に死語認定された「花金」。
そんなバブリーな時期の言葉がピッタリの、活気に満ちた「ウハウハ(同61.5%)」で「イケイケ(同64%)」な空間だ。

カウンター席に着きオムライスを注文。

調理場では数人のコックさんが、プロ技の手さばきで次々と料理を作り上げる。
こういうのを見ながら食事ができるのも嬉しい。

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ほどなくしてオムライスが到着。

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いやあ、大きい!
丸々としたビッグサイズのオムライス。
玉子も美しいし、ケチャップのかけ方がやけにそそる。
ここは「ちょいワルオヤジ(同51.5%)」になりきって、「ワイルドだろぉ~(同64.5%)」なんて心の中でつぶやきながらかっ喰らうのがいい。

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それにしても、なんともチョベリグ(同85%)なオムライス。
ハム、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルームが、ケチャップライスによくマッチしている。
味は、途中で水を飲まないと食べきらないくらい、かなり濃い。
でも濃い味大好きのボクにとってはめっちゃおいしい!!

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大きなオムライスで、すっかり満腹。
会計をすませて店を出る。

それにしてもスゴい賑わいだったなあ。。
こういう空間で食事をすると、料理とともに活気までもが体内に取り込まれ、とても元気になれる。
改めて暖簾に目をやる。

美味しい料理に旨い酒
下町の洋食屋
大吉

うん、素晴らしい!
下町の人情が沁みついた活気に満ちあふれる店。
その名も大吉。
おみくじに一喜一憂するよりも、この店を訪問することが「吉」を手に入れる最良の方法かもしれない。

またひとつ、素敵な出会いに、感謝。。

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そよ風

隅田川に花咲くころ
君と訪ねしあのお店

「幸せを手に入れたいから」
涙の笑顔を向ける君

大きな瞳の向こうには
明日の空が浮かんでた

「大吉っていうの」

時は過ぎ
やがて季節は変われども

そよ風に宿るその声は
変わらぬ、ボクの宝物


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2016
05.01

新川津々井 池袋西武にて

日本テレビの「女神のマルシェ」で面白そうな情報が放送された。
GW中に、池袋西武の7階催事場で昭和を彩ったいろいろなものが販売されるという。
題して、「うまし、なつかし昭和ホリデー」。
これは行くしかない!

ということで、小田急線で新宿に出て、そこから山手線に乗り換えて池袋へ。
池袋駅の西武口の改札を抜け、そのまま進んで西武百貨店の入口に滑り込む。

エレベーターで7階に上がり催事場へと向かう。
さすがGWだけあって、店内はけっこうな賑わい。

ほどなくして催事場に到着。

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うおおおお!
すごい混んでる!!
みんな懐かしさにひかれて来たのかな??
いや、懐かしさで訪れている人だけではなさそう。若者も結構いる。

いろいろな店が出店しており、懐かしい看板も掲げられている。

カルピスに桃屋。

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ケチャップ炒めナポリタン発祥の店である、ボクの大好きなセンターグリルも出店し、オムライス弁当を販売。

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購入したいと思っていた電気ブランの復刻ラベルは残念ながら完売(涙)。

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懐かしのたばこ屋さんを再現した一角。

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街頭テレビのような空間で「シャボン玉ホリデー」が放映され、

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駄菓子屋の前にあったような10円ゲームも設置されている。

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そんな中、イートインで出店しているこちらを訪問。

新川 津々井

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2人掛けのテーブルが6つにカウンター席が9席。
さすがに人気店だけあって、ほぼ満員の盛況ぶり。
ハムオムライスなど何種類かのオムライスがメニューにあったが、注文したのは「津々井と言えばこれ」という逸品!

トロトロオムライス!

ケチャップライスと溶き卵を一緒に調理するリゾットのようなオムライス。
そうそう、オムライスの元祖、煉瓦亭のライスオムレツのようなカンジ。
スープも一緒に頼んじゃおう!

待つことしばし。
スープとオムライスがほぼ同時に到着。

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おー、美しい!
リゾット風のご飯。

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2種類のソースにはさまれたその姿は、まるで夕陽の海に浮かぶ船のよう。
ではさっそく、いっただきま~す!

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ケチャップベースでクリーミーなソースと、同じくケチャップベースで酸味の強いソース。
これがしっとりとしたご飯によく合う!
ご飯だけで食べて。
次にクリーミーなソースで食べて。
続いて酸味の強いソースで食べて。
最後は全部混ぜて……。
昭和の味を懐かしむというよりは、斬新な味を楽しむオムライス♪

そうそう、スープもとってもクリーミーで美味しい!


ところで。

「新川 津々井」。

この呼び方、どこかの店に似ていない?

そう、「赤坂 津つ井」

それもそのはず。
創業は1950年(昭和25年)の「新川 津々井」。
創業者は現オーナー・シェフの越田健夫さんの叔父にあたる「赤坂 津つ井」の筒井厚惣さんで、その後「新川」のお店を越田健夫さんのお父様に譲られたとのこと。

なるほど。
単なる老舗ではなく、縦横の広がりやつながりを持つ、まさに「にっぽんの洋食」なんだ。

おいしいオムライスでお腹を満たしたところで、買い物をして帰宅。
買ったのはこちら!

オリエンタルカレー!

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「ハヤシもあるでよ」にひかれた!
復刻版のミルキーも買っちゃったけど。。

「株式会社オリエンタル」は名古屋にある会社なんだね。
まったく気にしてなかったけど、そう言えば「ハヤシもあるでよ」って名古屋弁だよなあ……。
なるほど、そういうことか。

なんだか見たいなあ、「ハヤシもあるでよ」。
見たいよね、「ハヤシもあるでよ」!
見たくない?

ボクは見たいので、今日の最後はこのCMを!
ではでは!





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