2016
10.30

エスプレッソな夜

Category: ストーリー
 「こんばんは」
 2016年10月28日、夜。突然、アポなしで冬の寒さがやってきた。
ぐんぐんと下がっていく気温。予期せぬ訪問者に戸惑うボクを尻目に、冬の寒さはずかずかと玄関から部屋へと上がりこむ。
 「いやあ、急に冷え込んできましたね」
 背負っていたリュックをおろし、部屋に腰を落ち着けた冬の寒さが言う。
 何言ってんだよ、そうしているのは自分だろ!
 こころの中でそう思いつつも、
 「3月以来ですね。今、部屋を暖めますから、せっかくなのでゆっくりしていってください」
 古くからの友に再会する喜びが勝り、そんな言葉がボクの口をつく。
 「ありがとうございます。あ、これ、つまらないものですけど」
 冬の寒さは、コーヒー専門店のロゴが印刷された紙袋をリュックから取り出すと、
 「最近、エスプレッソにはまっていらっしゃるんですよね。私も好きなもんで」
 口許に笑みを浮かべてボクに差し出した。
 「よくご存知で」
 自然とこぼれる笑顔を返すとボクは、
 「ありがとうございます。さっそく入れましょう。ちょっとお待ちください」
 そう言ってエスプレッソマシンへと向かった。

 「お待たせしました」
 ボクは湯気の立つコーヒーカップをふたつ、テーブルに置いた。
 芳醇な香りと暖がぱっと広がる。同時に、暗く冷たい空気に震えていた部屋が、陽光煌めく日なたに飛び出した。
 「いやあ、これは美味しそうですね。たった一杯の褐色の液体がこんなにもほっこりとする幸せな時間(とき)を与えてくれるなんて。何て素晴らしいことでしょう。まだ10月なので訪問するにはちょっと早いかなと思ったのですが、そんなことはなかったですね。この気温が美味しさを引き立ててくれるようです。では、いただきます」
 普段の寡黙な印象とはおよそ不似合いな饒舌を身にまとった冬の寒さが、ゆっくりとカップに手をのばす。 
 「どうぞ」と冬の寒さに手を差し出すとボクは、自分もひとくち、入れたてのエスプレッソを口に運ぶ。
 のどを抜け食道を通じて体内へ、そして、こころの深いところへと、あたたかさが溶けこんで行く。 
 なんて美味しいんだろう。
 感動が、とまらない。
 ボクの目の前で笑みを湛えながらエスプレッソを口にする冬の寒さ。寒さもエスプレッソも、前触れもなくいきなりやってきたその冬の寒さが持参したもの。状況としては、殴られた相手に介抱される、いわゆる自作自演の芝居に巻き込まれたようなものなのだが、「してやられた」などという気持ちを覚えることはなく、何とも言えぬ心地よさがボクを包み込む。

 12月生まれのボクにとって、冬の寒さは生まれながらに知った古き良き友である。
 寒いけど、どこかやさしい。
 辛辣な北風を送り込むけど、澄んだ空気と素敵な景色を与えてくれる。 
 いつのことだったか、そんな冬の寒さは、ボクにこんなことを教えてくれた。
 
 寒さがあるからこそ、寒さを知っているからこそ、あたたかさのありがたみが身に沁みる。
 ひとりの寂しさがあるからこそ、ひとりの寂しさを知っているからこそ、つながりの大切さを実感できる。
 辛さがあるからこそ、辛さを知っているからこそ、やさしさのぬくもりで包みこめる。

 「そうだ、ほかほかになる食べ物を作りましょう!」
 キッチンに立つとボクは、ふと思いついた料理を作り、冬の寒さに振舞った。

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 「な、なんですかこれは?」
 目を丸くする冬の寒さ。
 「はい、ケチャップライスにゆで卵を乗せて、上からクリームシチューをかけてみました。ケチャップライスは玉ねぎを入れて、甘みと香ばしさが出るようによく炒めました。よかったら召し上がってください」 
 「ありがとうございます。では」
 
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 「なるほど、これはあたたまりますね! シチューがケチャップライスにまろやかさを与えてくれますし」
 「喜んで頂けてよかったです。ところで、今晩の宿は決まっているのですか?もし決まっていないようでしたら、明日は仕事も休みですし、音楽でも聞きながら飲み明かしませんか?」
 「喜んで!」

 ちょっと早いけど、今年もまた冬の寒さがやって来た。
 いつの間にか早くなった日没時間。街も、着々と冬の準備を進めている。
 10月28日、イセザキ・モールの「イセザキ☆ライト」。
 10月29日、としまえんの「ウィンターファンタジア」。 
 10月30日、浅草花やしきの「ロマンチックイルミネーション ルミヤシキ」。
 ここ数日は、各地でイルミネーションの点灯式が行われている。   
 
 「では、乾杯!」
 冬の気配を肴に、友と、杯を重ねる。  
 
  
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2016
10.27

Salon Oeuf et Moi (サロン ウフ エ モア)

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今回訪問したのはこちら!

Salon Oeuf et Moi

そごう横浜店の10階にある店。
そごう横浜店と言えば、以前、9階にある「フェリーチェ」の記事を書いたけど、オムライスを楽しめる店が何店舗かあり、ここもそのうちのひとつ。

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そごうのレストラン街は落ち着いた雰囲気をかもし出している店が多いんだけど、ここは色調もあってか、特にその印象が強い。
オープンな入口から店内へ。
案内に従って奥のテーブル席に着き、メニューを拝見。

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サロン ウフ エ モア 

うーむ。
どういう意味だろう……。

「サロン」はサロンそのものでいいよね。
えーと、「エモア」は「トワエモア」から想像できる。
「トワエモア」が「あなたと私」だから、「エモア」は「と私」。

「ウフ」。

うふふ。
笑顔。
嬉しい。

いや、違う

えーと。

あ!そうだ!
ラゾーナ川崎の「デリッシュ ウフ」の「ウフ」は卵だった!

だから、「サロン ウフ エ モア」は、「サロン卵と私」!

ん?
卵と私?

卵と私って、2015年2月に「卵と私 ミロード店」の記事を書いた、あの「卵と私」?

そう。
「サロン ウフ エ モア」は、「卵と私」と同じ日本レストランシステム株式会社が運営する店舗で、チェーン展開はなく、そごう横浜店にのみ存在する。

思いがけず古き良き友に再会したような喜び。
フランス語に名を変えても、人格までは変わらない。
こんなところで、こんな形で再会することになるとは……。
「卵と私」の思い出が鮮やかによみがえる……。


そう言えば、あの時……。
以下、「卵と私」のときに書いた記事より。

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それにしても……。

ずっと気になってたんだけど、

やっぱり名前がスゴイ。


卵と私。

小学校の作文のテーマか、それとも卵への熱き思いほとばしる青年の主張か、はたまた卵と相対峙する姿を客観的に見つめることで「私」という存在を浮き彫りにさせる新しい試みなのか……。

なにせ、「卵」と「私」が並列なのである。

項羽と劉邦
戦争と平和
戦争と人間
愛と誠
赤と黒
海と毒薬
そして、卵と私

都会の夜風(※1)に舞う、その文学的な香りを胸に、ボクは店に入り、サングラスを外して(※2)席に着く。

 ※1) ビル内なので、実際には風は吹いていない
 ※2) 実際にはサングラスはかけていないし、第一持っていない

卵と私。

椅子の背もたれに体を預け、天を仰ぐ。
卵かあ。何もかもがみな懐かしい(※3)。
一体何年ぶりだろう……(※4)。
ボクの中で、卵との思い出の日々が走馬灯のように駆け巡る(※5)。

 ※3)宇宙戦艦ヤマトの沖田艦長の気分で
 ※4)昨日の昼に食べたけど
 ※5)沖田艦長の気分とは言え、これじゃあ死んじゃいそうだあ!


******************************************

日本レストランシステム株式会社のサイトには、次のような店舗説明がある。

ヨーロッパのサロンをイメージした店内にはモダンなテーブルやソファーをご用意し、ゆったりと贅沢なひとときを過ごせるくつろぎの空間を演出しております。
珈琲豆の選別から焙煎までこだわりぬいたオリジナル珈琲そしてインド・ダージリンから直輸入した最高級の紅茶のお供に、今話題のスフレパンケーキやバニラのスフレなど充実したスイーツメニューを多数ご用意しました。
また、ふわふわに仕上げたスフレオムレツなどの多彩な卵料理もお楽しみ頂けます。

確かに、ゆったりとしたくつろげる雰囲気に満ちていて、居心地がよい。


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さあ、ではいただこう!

先ずはこちらから!

ふわふわ卵のスフレオムリゾット。

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果たして、リゾットと卵が合うのか?
そう思ったけど、スフレのふわふあ感とリゾットのしっとり柔らかさがすごくよくマッチする。
ご飯の中のブロッコリやエビもいいあんばいの食感と味わいをもたらしてくれる。

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うん、ふわふわであったか!
おいしいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

これはパクパクいけちゃうね!
ということで、もう一品。

こちらはスフレオムレツラザニア

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メニューに、「ミートソースがたっぷり詰まった当店自慢の一品」とあるが、まさにその通り!
ミートソースはトマトの味が強く、これまたスフレとの相性がよい(というか、合うように味付けされている)。
これもいいね!

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ということで、今回はオムライスではなくオムリゾットとオムレツラザニアを食べてみたけど、「スフレ」との組み合わせは両方ともとてもよい!
さすが、卵と私を同列にしてしまうだけのことはある。
フランス語になっても、その自信にみなぎった様相に変わりはない。

やるなあ、サロン ウフ エ モア。
(公式サイトには「サロン ウフ エ モア」とあり、食べログとかでは「サロン ド ウフ エ モア」って「ド」が入ってるんだよなあ……。謎だけど、ま、いっかあ)

サロン ウフ エ モア
サロン ド ウフ エ モア
卵と私の社交場
さあ、卵さん、一緒にダンスを踊りませう♪

そごうの10階にあるレストラン街はとても素敵な空間なので、横浜にお越しの際はぜひ立ち寄ってみてください!

ではでは!!


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2016
10.24

次回はこちら!

だんだんと秋が深まって来た。
日中はまだ暑いくらいのときもあるけれど、朝晩は、身もこころもあたたかいものが恋しくなる。

だから、こんなオムライスに惹かれる。

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ふわふわであったか。

さて、これはどこの店の何という食べ物でしょう?
正確に言うと、これはオムライスではなくオムリゾットなんだけどね。

こちらは何でしょう?

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これも同じ店のもので、中はラザニア。

ヒント。
横浜駅周辺。

答えは次回、食レポとともに……。

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2016
10.22

初島って、〇〇あるのかなあ?

Category: その他
初島の人口は200人強。
さて、この島民のみなさまは、離島での生活に不自由していないのだろうか?
インタビューしたわけではないのでわからないが、ちょっと気になったので、推測すべく調べてみよう!

先ずはやはり、不自由なく生活するための必需品から。

1.オムライスを提供する店はあるのか?

食堂街は海鮮料理なので、ここにはありそうもない。
島内で他に期待できるのはアジアンガーデンだけど、アジア料理だからちょっと違う……。

ないのかな?

いや、ここにはある!

オセアノ。

エクシブ初島の中にあるレストラン。
昼食メニューに、しっかりと、「オムライス(スープ・サラダ付)1,200円(1,296円)」と書かれている。
ただし、エクシブ初島は初島クラブの会員でないと宿泊できない。
レストランを非会員が利用できるのかはわからないが、入れたとしてもあまり気のりはしない。


2.学校はあるのか?

小学校と中学校が同一校舎に併設されている。
校名は、「 熱海市立初島小学校」と 熱海市立初島中学校」。

明治19年に熱海村尋常小学校分校として創立され、昭和47年に分校から独立し現在の校名になった。
1980年(昭和55年)に制定された校歌には「地球の丸さを知る子供たち」という曲名がついている。
そして、この校歌は、な、なんと、作詞:阿久悠、作曲:三木たかし!
校歌がなかったので、当時の校長が伊東市在住の阿久悠さんにお願いしたところ、無償での提供となったそうだ。
この校歌に合わせて展望台も設置されたり、校舎はログハウスだったりと、素敵な学校である。
ちなみに今年度の概況は次の通り。

教職員数 11名(小学校4名 中学校7名)
学級数 4学級(小学校1学級 中学校3学級)
児童生徒数 5名(小学校2名 中学校3名)

生徒5名に対して教職員が11名。
ひとりあたり2名以上の教職員がつく手厚い指導。
「家庭教師のトライ」に勝るとも劣らぬ教育環境である。

高校はないので、フェリーで通うのかな?
初島発8:00が始発。
熱海まで約30分だから、熱海港に着くのが8:30。
最寄りの高校はどこだろう……。

えーと、県立熱海高校かな?
熱海高校はJR伊藤線の伊豆多賀駅から徒歩20分。
ということは???

熱海港から8:35発の熱海駅行きのバスに乗って、8:50くらいに熱海駅に到着。
熱海から9:08発の電車で伊豆多賀へ。
9:16に伊豆多賀に着き、徒歩で学校に着くのは9:36。

ダメじゃん!
毎日遅刻じゃん!!!!!
それと、帰りは熱海港を17:20発のフェリーが最終だから、残念ながら部活はできないね。


3.病院はあるのか?

病院がないと困っちゃうけど、あるんだろうか???

おー!あtった!!!!!

初島診療所。
よかった!

ん?

ええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!

診療時間が……。

水曜日と土曜日の12:30~14:30しかない!

これはうかうか病気になれない。
もちろん、怪我も。


4.警察はあるのか?

どうやら警察はなく、夏の間だけ出張交番が設けられるようだ。
この島での犯罪はないのだろうか???
まあ、道に迷ったりすることはなさそうだけど。


5.銀行はあるのか?

初島港にATMがあるらしい。
銀行、郵便局はない。
宅配便もないのかな?
島民の自宅には金庫があるのかな?
スーパーは初島港の前に「初島漁協スーパーマーケット」がある。
ただし、ここ1軒だけで、営業時間も17:00までと短い。


こうやって見てみると、やはり離島での生活はいろいろと大変そう。
今後はどうなるんだろう。
後継ぎ問題とか。
外部の血を入れないとみんな親戚になっちゃいそうだし……。

きっと、つながりや助け合いに支えられているのがい大きいんだろうね!


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2016
10.19

リゾートアイランド探訪 ’16秋 その3

Category: その他
お腹を満たしたところで、島内を散策。
おそらく、多くの人は船を降て左手の食堂街を抜けてそのまま時計まわりで回るのだろう。
でも、それだと人も多そうなので、離島気分を味わうためにもあえて海沿いの道を反時計まわりに進む。

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初島ピクニックガーデン。

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ここは、きれいな海やや伊豆半島を眺めながら新鮮な魚介類を味わえるシーフードバーベキューハウス。
営業時間は11:00~16:00(ラストオーダー15:30)なので、真昼間のバーベキューを堪能できる。
観光しないでずっとここで飲んだくれてたなんてことのないように注意だね(制限時間はあるんだろうけど)。

しばらく行くと穏やかな海が眼前に広がる。

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今はもう秋、誰もいない海。
都会の喧騒を離れた、おだやかな時間。

初島フィッシャリーナ。

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いわゆるマリーナ。
初島では展望船「ノア」で約30分間の海中クルージングを楽しむことができるのだが、ここで受付を行っている。
運行期間は10月1日~5月30日。

初島アイランドリゾート。

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テーマパークで日がな一日遊びたい方にはピッタリの場所。
園内には、宿泊施設の「アイランドキャンプ ヴィラ」、アジアのフードやドリンクが楽しめる「アジアンガーデン」、露天風呂の「島の湯」、夏季限定の「海のプール」などがある。

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もちろん、テーマパークに入らずとも、楽しい時間を過ごせる。

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南国気分を満喫させてくれる、碧い海。

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空気もきれいだし、風も心地よい。

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歴史を垣間見ることもできる。
江戸時代には、江戸城修築のために島内の東海岸から石が切り出されたそうだ。

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とても居心地がよく、ゆったりとした時間が、あっという間に過ぎ去っていく。

帰りはイルドバカンスプレミア!

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東京湾フェリー同様、ここでもか「かっぱえびせん」を求めてカモメが船に寄ってくる。

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楽しかった一日。
振り返ると、この素敵な空間に、なんだかとてもこころ惹かれる自分がいた。
なんでだろう???

都会から最も近いリゾートアイランドだから?
ふらっと行かれるから?
食べ物が美味しいから?
海がきれいだから?

いや、そんな表層ではなく、もっと奥深いところでこの島に惹かれる……。

帰りの電車の中で、軒を連ねる食堂街を思い返し、ふと思う。
今こうやって初島というリゾートアイランドの魅力に浸れるのは、初島の伝統を守り続けてきた住人のみなさまのおかげなんだと。

初島の人口は215人(2012年2月29日現在)。
島内の戸数は江戸時代から41戸前後で変わっていないという。
これは、耕作地や生活用水が限られるために「次男以下は島を出て次男以下は島を出て、男子がいない場合は女子が婿をとって跡を継ぐ」という不文律によるとのこと。
また、島の生活は共同体であり、耕作地や漁獲は等分に分けられていたという。

近年はリゾート地としての快適空間を人工的に作ることも進んだ初島だが、豊かな自然とともに生きて来た連綿と続くこの共同体が初島の魅力と伝統を守り続けているのだろう。
単なるリゾート地というだけでなく、こころの深いところで初島に惹かれるのは、きっとこの共同体の息吹がボクの中に吹き込んで来るからなんだと思う。

「ようこそ初島へ」

初島の入口に掲げられた看板の文字。

島に入るとき、この文字が、なぜか「ようこそ初恋へ」と読めた。

ピュアなときめきを感じる瞬間。

もしかしたら、初島にひとめぼれしてしまったのかもしれない。

さてさて。
今度はいつにしようかな……。

みなさまも、ぜひ一度、初島へ!


おわり

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2016
10.15

リゾートアイランド探訪 ’16秋 その2

Category: その他
時間的に昼ごはんにはちょっと早い。
でも、初島に来たら先ずは「あれ」を楽しまないと……。

何か?

とれたての海の幸!!!

ということで、島内を散策する前に、初島港で下船してすぐ左側に広がる一角の食堂街へと足を運ぶ。

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「天然の漁礁」とも言われる海産物の宝庫、初島。
この食堂街には、漁師さんがその日の朝に獲ってきた新鮮な魚介を提供してくれる店が並んでいる。

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さてどこにしようか???

なんて迷うことなく、食堂街の入口付近にあるめがね丸 ( ← リンク )に即決!

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決め手は何か?

これこれ。

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ほら、「食べログ話題のお店」のステッカーが!

確かに、食べログの口コミでも「初島では過去数軒の店でランチをたべましたがクオリティはめがね丸がNo.1でした」なんて書かれている。

さっそく入店。
席は4人掛けのテーブルがふたつと座敷で、あわせて30席程度。
壁にはいろいろな有名人のサインや写真が貼られている。

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真ん中の写真はテレビ東京で2014年5月13日に放送された「そうだ旅(どっか)に行こう。」で、藤岡弘さん、安めぐみさん、鈴木福くん夢ちゃん兄妹が訪れたときのものだ。

では昼飲みと行こう!
(まだ朝飲み?)

つまみはイカゲソの肝焼き。

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アツアツになったところで、では、いっただきま~す♪

うわっ!
なにこれ!!!!
めっちゃ美味しい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イカが新鮮なのはもちろんのこと、肝を活かした味付けが絶妙。
これは反則でしょ。
いかんいかん、ビールがとまらない。

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続いてあじのなめろう丼。

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いやあ、そそるねえ。

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こちらは船長おまかせ丼。

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これも見るからに美味しそう。

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で、肝心の味なんだけど……。

それはそれは、

何というか、

いやあ、

うますぎる~!!!!!!!!!!!!!!

ナニコレ!
ほろ酔い気分も手伝ってか、脳内で感動が踊り狂う。

これ、ネタが新鮮な上に甘辛のタレが最高に美味しい。
それと何だかご飯も違う。
海苔にもピッタリ。海苔の風味が引き立てられているのがはっきりとわかる。
イカゲソの肝焼きの汁をご飯にかけて食べてみたけど、これもいい!

めがね丸のサイトには次のように書かれている。

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当店のこだわり – めがね丸の料理がおいしい理由

◆獲れたての新鮮な味をお楽しみください

当店は注文を受けてから料理をテーブルに持って行くまでの時間をなるべく最小限に留めるよう心がけております。
それは、新鮮なうちに食べてほしいという願いからです。
やはり新鮮なものとそうではないものを比べると味が落ちます。
それは、魚も貝も野菜 だって同じです。
だからこそ、獲ってから調理し、お出しするまでの時間に気を配っているのです。


◆秘伝のタレがおいしい!

当店の丼ものには、めがね丸秘伝のタレを使用しています。
試行錯誤を繰り返し、ブレンドを重ねた醤油要らずのめがね丸独自のタレです。
このタレが丼ものの人気の秘密!


◆分づき米だからおいしい!

定食や丼ものに必須のお米。
当店では、自家精米をした「分づき米」を使用しています。
玄米と白米の良いとこを合わせ持った分づき米は、美味しく栄養価も高いので密かな人気があります。

*********************************************

なるほど。
そういうことか。

いやあ、感動。
とにかく美味しい。
50年以上の歴史を誇るめがね丸。
その歴史が造り上げてきた味が提供してくれる、至福の時間。
観光目的ではなく、ここ(めがね丸)の料理を食べに行くだけでも初島に行く価値がある。

やばい、マジでビールがとまらない。

めがね丸かあ……。

ところで、なんで「めがね丸」という名前なんだろう???
感動が踊り狂う脳内に、今度はどうでもいい思考が去来する。

美味しいものにめ(目)がねー。
それじゃあオヤジギャグだろ。
謎だあ……。

つづく


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2016
10.12

リゾートアイランド探訪 ’16秋 その1

Category: その他
10月10日(月)、友人と初島に出かけた。
初島は静岡県唯一の有人島であり、熱海から約10キロの位置にある周囲約4キロの小さな島。
「首都圏から最も近いリゾートアイランド」と言われており、ゆったりとした時間を過ごせる快適空間だ。

午前9時20分、JR熱海駅に降り立つ。

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熱海は、前日の夜にTBSテレビで放映された「オール芸人お笑い謝肉祭'16秋」のロケ地なので、テレビの影響から「おっ、明日は熱海に行こうか!」なんて人で大混雑に見舞われることを懸念していたが、幸いそれは杞憂に終わり、電車もすいていたし街も観光客はさほどいなさそう。

熱海駅から、初島行の船が出ている熱海港へと向かう。
所用時間はバスで15分ほど。20分間隔の定期バスの他に連絡バスがあるが、この日はちょうどバスが出発してしまった直後だったのでタクシーで港へ。

午前9時30分、熱海港に到着。
次の船は10時発。
切符売り場で乗船券を購入。

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海の向こうに広がる熱海の景色に目をやる。

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新婚旅行の聖地。
100万ドルの夜景(神戸がその呼び名の元祖らしいが)。
昭和の高度経済成長時代を支えて来た観光地、熱海。

やがて船が到着。
イルドバカンス3世。

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港にはもう一隻の船が係留されている。
その船の名は、イルドバカンスプレミア。

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えー!
プレミアの方がいい!
3世よりプレミアの方が絶対に居心地がよさそう。
でもルパン三世みたいだからいいか……。
わけのわからない感情が去来する。

ちなみにイルドバカンス3世は1993年12月、イルドバカンスプレミアは2014年3月の就航で、イルドバカンスはフランス語で「バカンス(休暇)の島」の意味。

プレミアに後ろ髪をひかれつつ、3世に乗船。
なんだあ、3世の最高速は18.6ノット(時速約33.5キロ)で、プレミアの最高速は16.0ノット(時速約29キロ)だから、3世の方が速いじゃん!
それに長さも1メートル3世の方が長いし、定員も868名と605名で3世の方が多く乗れる。

ぶつぶつ……。

そうこうしているうちに、あっという間に初島に到着。
なにせ、熱海港から初島までは25分程度なのだから。

下船し、上陸!

来たぜ初島!!!!!

「ようこそ初島へ」の文字に、こころが躍る。

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つづく


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2016
10.09

2016年、秋が来た!

先日、神奈川県立フラワーセンター大船植物園に行ってきた。

ここは1967年(昭和42年)に神奈川県農業試験場の跡地に開設された植物園で、大船駅から徒歩15分ほどのところにある。
展示会を見たり、美しい花に癒されたり、はたまた広い芝生に寝転んで青空や風と友達になったり……。

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休日でも大混雑ってことはなく、ローカル色豊かな空気の中、ゆったりとした時間を楽しめる。

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緑に囲まれた歩道を進む。

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秋のバラが咲き始め、

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スイフヨウが顔をのぞかせる。

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フヨウ。芙蓉。Hibiscus mutabilis。mutabilisは「変化しやすい」の意味。
朝咲いて夕方にしぼむ萎む一日花。
朝の咲き始めは白、昼間はピンク、夕方には紅色に花の色を変えることから、酔って顔が赤くなることにたとえて酔芙蓉(スイフヨウ)と呼ばれている。
なんだか、人生のわびさびを感じてしまうのはボクだけだろうか……。

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温室にも素敵な花がいっぱい。

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睡蓮の池に映える青い空。
雲が、悠然と、キラキラと煌めく水面を泳いでゆく。

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キケン!のぼらないで

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小学校の遠足などで登ろうとする悪ガキがいるのかな???

心安らぐ素敵な風景に、思い出がよみがえる。
悪ガキかあ……。
そう言えば小学校の遠足でここに来たなあ。
友達と「どれが一番遠くに飛ぶか?」って、シャンパンファイトよろしく缶のコーラとかファンタとかを思いきりシェイクして花に向かってブシュ~!
先生にめちゃ怒られたっけ。。
確か、今はなきミスターピブが一番飛んだんだよなあ。
何もかもが、みな懐かしい。


さて、続いては、暑い夏さに疲れた体を癒してくれるオムライスを!

会社の飲み会で行った、戸塚の台所きたろう ( ← リンク )

以前も紹介したけど、シェフの店長にお願いして作ってもらった逸品!!!

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いやあ、これは見た目からして食欲がわいてくる!


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もちろん、味も抜群。
ご飯も和風テイストのさっぱりした味付けで、パクパンクいける。

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いやあ、嬉しさ満開!

食欲の秋。
芸術の秋。

10月8日は寒露。
「露が寒さで凍ろうとする」の意味。
ここから10月23日の霜降(「霜が降りるほどに寒くなるの意味。肉の日ではない)に向かってぐんぐんと秋が深まって行く。

さあ、秋が来た!
2016年、秋。
思いきり楽しもう!


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2016
10.07

ちょっと豆知識

Category: その他
問題です。

東京都千代田区千代田1番1号

これはどこの住所でしょう?

正解は、皇居。
本籍地にする人も多い住所で、ちなみに郵便番号は100-0001。

ところで、住所って○丁目○番といった表示だけど、これって規則があるんだって!
例えば東京都は、「○丁目」は皇居に近い方から順番に一丁目、二丁目と進むようになっている。
(もっとも、銀座の場合は日本橋に近い方から進むといった例外もあるようだけど。)
これは、「東京都における住居表示の実施に関する一般的基準」に次のように定められている。
丁目の配列は、1列の放射式とし、場合により環状式とする。
特別区内(特別区とは23区のこと)では、放射式の場合、皇居に近い方に一丁目を置き、皇居から遠ざかるにつれて数字が大きくなるように各丁目を置く。
特別区内で環状式の場合、「地方的中心」に近い方に一丁目を置く。
東京都の市町村部では、皇居またはその市町村の中心について放射式または環状式となるように丁目を置く。

なるほどザワールド秋の祭典スペシャル!!
これは知らなかったあ!

東京に限らず、大阪では大阪城を中心に、名古屋は名古屋城に近い方から順番にっていうのもある。

次に「○番」。
「住居表示に関する法律」では「街区方式」と「道路方式」の2つが規定されていて、「道路方式」を採用しているところは極めて少なく、ほとんどが「街区方式」らしい。
「街区方式」の場合には「街区方式による住居表示の実施基準」をもとに、各区市町村でその実施要綱などを定めている。

つけかたは、パネル形式ではなく、数字がつながるようにするんだって。

つまり、

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10
11 12 13 14 15

ではなく、

1 2 3 4 5
10 9 8 7 6
11 12 13 14 15

5と6、10と11がつながる(隣り合う)並び方。

いやあ、これを知っておくと知らないところに行って迷ったときに便利だよね!

以上、住所に関する豆知識でした!!

●でん六CM マメまきダンス FULLバージョン




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2016
10.02

マメな奴

Category: お菓子
土曜日の昼下がり。
何を食べようか思案しながら外出先の湘南台にあるダイエーに。

たくさんの弁当が並ぶ中、

161002mame1.png


うーん、やっぱりこれでしょう!

161002mame2.png


まるくて美味しい食べ物、オムライス!!
2種類あるオムライスからケチャップがけの「なつかしのオムライス」を選択。

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こんなカンジの、典型的なお弁当のオムライス♪

161002mame4.png


それにしても、ケチャップのオムライスに「なつかしの」が着くのが一般化しつつあるような気がする。
呼び名は単なる「オムライス」でいいんだけど、扱いとして「定番」というより「なつかしい=昔の食べ物」が主流になってきているということかなあ……。

さてさて。
丸くて美味しい「なつかしの味」と言えば、真っ先に思い浮かべるのが「豆菓子」。

先日、とても美味しい豆菓子を頂いた。
大阪にある光栄ピーナッツ株式会社の豆の蔵元 ( ← リンク )。

161002mame6.png


頂いたのは「よりどりみどり」と「えびソフト」。

161002mame5.png


一番人気の「よりどりみどり」は26年前に生まれた逸品!
初代社長が試行錯誤を重ねてやっとたどり着いたという衣に負けない極小ピーナッツ。
それに混ぜるおかきの大きさや歯触りにもこだわりぬいている。
.
「えびソフト」は、海老の香りをそのまま豆の中に閉じ込め、ほんのり甘い味で仕上げた風味。
「やめられないとまらない」は「えびせん」だけではない!
ほっといたらご飯代わりに全部食べちゃう勢い。
いやあ、美味しい!
素敵なお菓子を知ってめっちゃうれしいし、しあわせな気分♪

161002mame7.png


ところで……。
豆菓子をほお張りながらふと思った。

豆菓子は日本の伝統菓子。
もしかして全国各地にその地の豆菓子があるのでは???

ということで調べてみた!
同じ都道府県にたくさんの豆菓子店があるところも少ないところもある。
多く見つかったところは独断と偏見で選択したのであしからず。
各都道府県の店はリンクつき。他に見つからなくて連絡先だけのもあるけど。

01 北海道   池田食品
02 青森県   島田フーズ
03 岩手県   竹屋製菓 
04 宮城県   すずや
05 秋田県   あきた食彩プロデュース
06 山形県   山田屋ふうき豆本舗
07 福島県   おくや
08 茨城県   水戸豆処但馬屋
09 栃木県   椿屋
10 群馬県   丸源清月堂
11 埼玉県   松川屋
12 千葉県   こば屋本店
13 東京都   豆源
14 神奈川県  豆はな
15 新潟県   内山藤三郎商店
16 富山県   島川あめ店
17 石川県   まめや萬久
18 福井県   笑福堂
19 山梨県   三枝豆店
20 長野県   農村木島平
21 岐阜県   三嶋豆
22 静岡県   豆豊商店
23 愛知県   豆福
24 三重県   丸繁
25 滋賀県   青山ピーンツ本舗
26 京都府   豆政
27 大阪府   豆の蔵元 
28 兵庫県   有馬芳香堂
29 奈良県   でよしの豆
30 和歌山県  辻井商店
31 鳥取県   元祖 豆とも
32 島根県   岡伊三郎商店
33 岡山県   豆吉本舗
34 広島県   豆徳
35 山口県   松村山陽堂
36 徳島県   三木商店
37 香川県   豆菓子屋.com
38 愛媛県   志賀商店
39 高知県   野村煎豆加工店
40 福岡県   五色堂
41 佐賀県   六田旭豆
42 長崎県   藤田チェリー豆総本店
43 熊本県   イシザカ
44 大分県   まめ秀
45 宮崎県   久保フーズ
46 鹿児島県  大阪屋製菓
47 沖縄県   ケンコーフーズ


あー、疲れた。。
こうやって調べるのも一苦労。
並べてみるとどれも美味しそうで、たくさんあるんだなあと思う。
今までそんなに気にしないで食べていた豆菓子もいろいろとあるんだね。
みまさまの推奨の豆菓子があったらぜひお教えください!
ではでは!


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