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2018-12

新しい時代へ、Jump! - 2018.12.31 Mon

今日は2018年12月31日。
和暦で言うと平成30年12月31日。
「平成最後の」という言葉があちこちから聞こえてくる。

個人的には、今年は迷いがあった年だった。
自分は何を求めて何のために生きているのだろう。
そんなことが脳裏に過ると、何をしていてもむなしくなる。
何をやっても楽しくなし、忙しさにかまけてブログの更新も滞った。

充実感がない。
特に、夏からはそれが顕著になった。

それを打破してくれたのが、日産本社ギャラリーで出会ったフェアレディZ。
フェアレディZとの出会いの前に、タイミングよくトヨタ博物館で子供の頃にあこがれていたクルマたちに会えたのも影響は大きいのだろう。

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ほしいなあ。
でも現実は……。

黄色に黒のストライプの、いわゆるバンブルビーカラーのフェアレディZHeritage editionに一目惚れしたものの、最初は購入にも迷いがあった。

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すごく目立つ。
維持費もかかる。
フェンダーの張り出しで横幅がある上に後ろは見えにくく、決して日本の道路事情で走りやすいクルマではない。
しかし、思いは募る。

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年齢的に、あとどれくらいクルマに乗っていられるのだろうか。
しかも、このような「操縦を楽しむ」クルマはもう作られないかもしれないから、乗るなら今しかない。
それに、こういうクルマがあることをクルマ好きの子たちに知ってもらいたい。
そして何より、子どものときの夢を実現させたい。
ならば、誰が何と言おうと心底自分が気に入ったクルマに乗りたい!

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便利だからという理由でクルマがほしいのではない。
誰のために買うのでもない。
クルマを運転して笑顔になりたいのだ。

それは、ボクにとってはフェラーリ・ディーノ246GTであり、フェラーリ512BBであり、デ・トマソ・パンテーラであり、トヨタ2000GTであり、フェアレディZ432である。
スーパーカーは遠い存在だったが、日本車のスポーツカーはまだ身近な存在だった。
カッコイイ上に、今では当たり前の「DOHC(ダブル・オーバーヘッド・カムシャフト)」エンジンを搭載したトヨタ2000GTやフェアレディZ432を、どれくらいすごいクルマと思っていたことか。
幼い心は、見かけるたびに感動に震えた。

いつかは乗りたい。

そして、フェアレディZ所有者からの力強い助言もいただき、購入を決意した。

そんなクルマだから、思い入れは人一倍強いし、相棒と出会った喜びもひとしおだ。

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「やっぱり、クルマって楽しいよね。さあ行こう!」
お気に入りのミニカーを片手にオムライスをほお張る少年が微笑む。

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トランスフォームオムZで行くオムライスの旅。

相棒の汚れを落とし、準備は万端!
もう、迷いはない。

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来年はどんな年になるかな。

みなさま、本年もありがというございました。

では、よいお年をお迎えくださいませ!

一凛珈琲 海老名店 - 2018.12.29 Sat

果てしなき大空目指し、海老名の地に凛と咲く花

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我が誕生日の12月24日。
相棒の1ヶ月点検にカレスト座間へと向かう。
ここまでの走行距離は800キロ弱。
暖機運転同様に今は不要とも言われる慣らし運転だが、やはり体に染みついた感覚は拭い去ることができず、これまでエンジン回転を一定以上は上げずに過ごしてきた。
点検とともにエンジンオイル、オイルフィルターを交換。
さあ、次のステップに移ろう。

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これまで運転してきて感じたこと。
久しぶりのFR(フロントエンジン+後輪駆動)、その運転感覚はやはり「楽しい」のひとこと。
自分の思い通りのラインを描くハンドリング。
それと、雨の日には、タイヤのグリップ力が低下するために生じる微妙なパワーロスをしっかりと感じ取れる。

7速オートマチックのマニュアルモードも、だいぶ慣れてきた。
コンピュータ制御と対話しながらの変速タイミング。
タイミングがあわないと、切り替え時にショックを感じたりレスポンスが悪かったりする。
レスポンス良く、かつスムーズな変速をするためのスピード、回転数、アクセル加減はどれくらいが適切か、これは相棒と毎日対話して体得するしかない。

速い車はいくらでもあるが、自ら考えながら運転をしていてそれにしっかりと応えてくれるクルマは多くはない。
素敵な相棒のおかげで、日々、免許取り立ての18歳の頃に追及していたクルマを自在に操る研究に明け暮れ、その楽しさを味わっている。

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点検は約1時間半で終了。
終了後は東名高速の海老名サービスエリアでオムライスをと思っていたのだが、カーナビを見ると大渋滞。
目的地を変えて以前から気になっていた店へと向かう。

その店の名は、一凛珈琲 海老名店

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大きな駐車場に相棒をとめ、店の扉を開ける。

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洒落た造りの店内は、ゆったりとした時間を楽しむことができそうな落ち着いた雰囲気を醸し出している。
入店時間は15:00頃。
あいにく禁煙席は満席で喫煙席へ。

注文は、もちろんオムライス。
点検が13:00からだったので遅い昼食だ。
メニューの名前は「特製ふわとろオムライス」。
サラダ付きで880円。

しばらくしてサラダが到着!
店の造りにピタリとマッチする盛り付けとシルバーセット。
器がコーヒーカップというのもいい感じだ。

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野菜とカリッとしたチーズトーストにサウザンドアイランドドレッシングがよく合っている。
特筆する美味しさではないが、見た目、食感、味のトータルバランスが良く好感が持てる。
メニューの写真を見る限り、オムライスもサラダ同様に店の雰囲気に合っていて見た目が美しそうだ。
オムライスが来たら、まずは見た目を楽しもうと決め込む。

しばらくしてオムライスが運ばれてきた。

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案の定、美しい。
きれいにまとまったオムライス。

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派手さはないが、彩り、盛り付けが器とともにデザインされていて、しっかりとした存在感を示している。
そう、これは可憐で凛とした、テーブルに咲く「一輪」ならぬ「一凛」のオムライス。

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口に運ぶと、ライスもデミグラスソースも主張を抑えた上品な味わいが広がる。
ガッツリ感はゼロ。
店内に流れるピアノ曲とも相まって、ゆったりとした気分で楽しむことができる。

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以下は一凛珈琲のホームページにあるコンセプトの内容だが、まさにそれが具現化されている。

~一杯の珈琲の幸せ~

自ら感じ、愛する全ての人に分かち合いたい・・・
凛と咲く花は見る人を喜ばせ、元気にし
癒しを分け与えてくれます

一凛珈琲の働き人と商品達も
お客様に感動と喜びを感じていただけるよう
凛とした姿勢のおもてなしを、常に目指しております

一杯の珈琲で味わう至福の一時をお過ごしください

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ひと口、またひと口と楽しみながら食べたオムライスの最後の一口を、ゆっくりと口に運ぶ。
カフェなので通常であれば食後の珈琲も注文するのだが、ディーラーで待っている間に何杯もいただいたのでさすがに飽和状態。

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勘定を済ませて店を出る。
今一度、一凛珈琲の建屋に目をやる。
凛と咲く花、か。
ふと、そんな言葉が口をつく。

いよいよ、平成最後の年末を迎える。
昭和から平成、そして次の時代へ。
平成はどんな時代だったのだろう。
次はどんな時代なんだろうか。

振り返ってみると、いつの間にか世の中のグローバル化が進んでいることを実感する。
企業経営はもちろんのこと、日々の生活の中でもそれは感じる。

個人的に代表的なのは、和暦に疎くなったこと。
昭和の頃は「今年は昭和何年」とはっきりと言えたが、平成は「あれ、今は平成何年だっけ?」となる。
和暦を書くのはお役所関係の書類を書く時くらいで、普段は西暦しか使わないから何年かわからなくても不自由しない。
年賀状をあまり書かなくなったのも和暦に疎くなった要因かもしれない。

それと、世の中のグローバル化を感じるのは、駅や電車の案内を見たとき。
日本語や英語に加えてハングル表示も書かれている。
昭和の時代には考えられなかった光景だ。

そんな中で生きている日本人。
かつての日本の文化や日本人気質が、いい意味でも悪い意味でも通用しなくなってきている。

例えば、悲劇のヒーロー、ヒロイン。
日本には「敗者の美学」が根付いている。
勝者よりも敗者にスポットライトが当てられたり、健闘して負けた弱者が讃えられる傾向にある。
その昔、大相撲で「貴ノ花(先代)vs北の湖」という対戦があり、軽量の貴ノ花に対して悪役の北の湖の図式が成り立っていた。
土俵際で必死にこらえる貴ノ花に、たとえ負けてもどれだけの人が大きな拍手を送っていたことか。

決して敗者の美学を否定はしない。
しかし、敗者の美学に酔いしれてはいけない。
ともするとそれは、ある程度で満足する「中庸から抜け出せない自分」を作ってしまう。
それだけならまだいい。
強者の排除(次元の違うものを村八分にするような精神なのか)や「嫉妬の塊の女々しい自慰集団」、はたまた「私ってかわいそうでしょオーラを満載した依存体質のかまってちゃん」を生み出す場合もある。
自分は自分、他人は他人と割り切ればよいのにそれができない。

人生、山あり谷あり。

つらい。
厳しい。
逃げ出したい。

だから「誰か助けて」ではない。
そんなとき、とどのつまり頼るべきは自分なのだ。
憐みの共感を得て心地よく悲劇の主人公を演じる人間もいる。
そんな人間には、微塵の魅力も感じない。
たとえからだは小鹿のようにブルブル震えていようと、心は自立の精神を失わなわずに凛としている「凛と咲く花」の、なんと美しいことか。

一凛の珈琲。
一凛のオムライス。
そして、一凛の人生。

次の時代を歩むのは、他の誰でもなく、自分である。

■一凛珈琲 海老名店 食べログ情報
・電話:046-200-9193
・住所:神奈川県海老名市上河内303
・交通手段:JR相模線社家駅より徒歩15分です
・営業時間:9:00~21:00
  モーニング 9:00~11:00
  ランチ 11:00~14:00
  ティータイム 14:00~18:00
  ヨルカフェ 18:00~20:00(L.O)
・定休日:無休

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洋食 葉椰子(はやし) - 2018.12.22 Sat

ハヤシの申し子劇場で、デミグラスソースの海に溺れたい

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午前6時。
まだ明けきらぬ寒空の下、我が相棒のエンジンに火を入れる。

ブオーン!
しじまに響く重低音の咆哮に、寒風を従えし冬景色が震える。

今のクルマは暖機運転不要と言われるが、エンジンが暖まらぬ状態で走らせるのはどうにも忍びない。
数分後、回転数の落ち着きを確認。
軽くアクセルを踏み相棒と対話する。
準備はOKかな?
さあ、行こうか。

オムZで行くオムライスの旅。
今回は、湘南の海を左手に神奈川県西部へと向かう。

先ずはローソンでホットコーヒーを購入し自らの暖機運転も済ませる。

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国道134号線から西湘バイパスへ。
アクセルを踏み込むと、待ってましたとばかりに相棒が本領を発揮する。
一気の加速に流れる景色。
街灯の群れが、連射ミサイルのごとく飛び去って行く。

やがて西湘パーキングエリアに到着。

アウディにスーパーセブン。
ん、KS? ケーニッヒスペシャルズ?

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ポルシェ。

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思い思いに楽しむ休日のドライブ。
片隅から聞こえるライダーたちの談笑。
早朝の西湘に、楽し気な海風が吹き抜ける。

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しばし海風と戯れた後、パーキングエリアを離れ目的地へと向かう。
ここからは10分弱で到着の予定だ。

この日の目的地は小田原。
箱根に行くときや新幹線に乗るときによく通りはするが、このところじっくりと街並みを味わったことはない。
午前中は街の散策と決め込む。

眠りから目覚めたばかりの街角。

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新幹線の高架をくぐり、小田原城方面へ。

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久しぶりの小田原城。

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こちらは小田原城に隣接する報徳二宮神社。

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地元の雄である二宮尊徳(二宮金次郎)を祀る神社だ。

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小田原城は何回も来たことがあるがここは初めて。
敷地は決して広くはないが、落ち着いた佇まいに心が和む。
近くて遠い小田原。
その良さを、改めて知る。

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散策も終わり、いよいよメインイベントへと向かう。

小田原駅から伸びる商店街(錦通り)を進む。
しばらく行くと小路と接する交差点があり、目的の店の看板に遭遇する。

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なるほど。
これは看板がないと通り過ぎそうだな。
ちょっと怪しげな、狭く静かな路地裏。

そんな空間に在るのが、洋食 葉椰子( ← リンク )

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和洋折衷の様相の洒落た店構え。
開店の時間にあわせて扉を開ける。
当然のごとく、先客はいない。

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店員の女性に案内された席につきメニューを拝見。
昼の時間帯はランチメニューの提供で、A、B、Cの3種類のセットがある。
Aは+150円でサラダとコーヒーor紅茶付き。
Bは+350円でAとドルチェ(甘いデザート)
Cは+500円でAと前菜盛り合わせ。

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「とろとろチーズのオムライス」のAセットを注文し、店内の風景を楽しみながら出来上がりを待つ。
外観同様にライトな感覚で小綺麗にまとまったフロアには、カウンターが4席に、4人掛けのテーブルが2つと2人掛けのテーブルが6つ。
ほどよい音量で流れるクラシックが耳にやさしく響く。

ほどなくしてサラダが配膳される。
冷えたシャキシャキ野菜にワサビ風味があいまって、とても美味しい。

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やがて、フライパンで炒める音が店内に流れはじめクラシックと調和する。
この演出に否が応でもクライマックスへの期待が高まる。

ちょうどサラダを食べ終わる頃、タイミングよくオムライスが登場。

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目の前に供されたそれは、オムライスの元祖である銀座の煉瓦亭のオムライスを彷彿とさせるたまごを混ぜ合わせたタイプのもの。

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デミグラスソースとのバランスもよく、とても美しい。

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美しいのは見た目だけではない。
食感も味も、みな美しい。
いい塩梅に混ざったご飯とたまごとチーズが、とろとろの柔らかい食感を創出。
そこに、これと対照を成すカリカリに焼かれた表面の食感が加わり、素敵なハーモニーを奏でる。
そして極めつけに、その両方がコクのあるデミグラスソースの深海へと溶け込んで行く。
その「美味しさ」が、実に「美しい」のだ。

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オムライスは、基本的に、たまご、ご飯、ソースの3つから成る。
そのバランスはものによってまちまちであるが、葉椰子のオムライスは、間違いなくデミグラスソースが主役。
それも、ただただ自己主張をするだけの大根役者ではない。
主役級の脇役であるご飯、たまご、チーズをその広い懐に収め、観客を魅了してやまない大舞台へといざなう。

「ハヤシライス」を、店名の入った「 葉椰子ライス」と名のるだけのことはある。
「葉椰子=ハヤシ」の名に偽りはない。

一口、また一口と、いや、一幕、また一幕と、じっくり、ボクの体内で繰り広げられる大舞台を味わう。
これぞ至福の瞬間。

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感動の食事を終えてレジへと向かう。
「いやあ、すべての材料や味がデミグラスソースに溶け込んで行きますね」
他に客がいないことを幸いにシェフに語りかける。

しばしの間返答を整理する表情を浮かべていたシェフが、言葉を選んで口を開く。
「オムライスはオムライスが、ハンバーグはハンバーグが主役かもしれませんが、ボクはデミグラスソースに食わせてもらっています」

「やっぱりそうですか。このデミグラスソースの海に溺れたいくらいです。デミグラスソースが売りなのでこの店名をつけたのですか?」

「いや、名前が林なんですよ。祖父が物を書くときに葉椰子を名乗ってまして、ボクは違う道を歩んだんですけどその気持ちを受け継ごうと店の名にしました」

「え!ハヤシさんなんですね。これはもう生まれながらにしてデミグラスソースを作る運命が与えられていたのではないですか。たまごとご飯を混ぜ合わせたタイプもデミグラスソースにピッタリですし」

「オムライスのタイプは迷わなかったですね。煉瓦亭で食べてこれだと思いまして。味つけはデミグラスソースに合うようにしていますけどね。他のオムライスはまったく食べてないです」

「それはすごい。やっぱり運命、いや、天命ですよ(笑)」

「それと、洋食屋なんですが、カツやエビフライ、コロッケといった料理はないんです。合うのが、カツはソース、エビフライはタルタルソース、コロッケはソースかケチャップで、デミグラスソースではないなあ、なんか違うなと」

すごい徹底ぶりだ。

「エビはアレルギーで料理しているとかゆくなっちゃうのもあるんですけどね。ケータリングなどでお客様から要望があったら作りますけど、それ以外は作りません」

もしかして、体質までもがデミグラスソース向きなのか……。
これはもう、デミグラスソースの申し子以外の何者でもない。

その後も、たまたまお客さんが来なかったことを幸いに、フロアの女性も交えていろいろな話をすることができた。

たとえその日がクリスマスのようにかきいれどきの日であっても、定休日の木曜日であれば休むこと。
常連風を吹かし「自分の店」のように振舞うお客さんを出入り禁止にしたこと。
そのお客さんが数か月後に来店し、紳士的な態度に変わっていたこと。
お客さんの文句も取り方で提言として受け取れること。
年が明ければ開店して15年目を迎えること。
そして、生命線であるデミグラスソースは、開店以来毎日同じ味を守り、切らすことなくかつ焦がすことなくつぎ足していること。

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楽しいひとときを過ごし帰路へと着く。
戦国時代は城下町として栄え、江戸時代は東海道53次の宿場町でもあった小田原。
その人口は、一時は20万人を超えたが今は減少傾向にある。

ボクが幼少の頃、ちょっとした買い物をする場所と言えば活気に満ちた駅前の商店街かデパートだった。
商店街なら大船、デパートなら藤沢という具合だ。
親にミニカーを買ってもらいレストランでご飯を食べながらミニカー遊びに興じ、たまに映画館で映画を見る。
神奈川県の市の中でも、幼心に思ったのが、横浜や川崎は規模が大きすぎてあまり馴染めず、大船や藤沢くらいがちょうど良いということ。
小田原も、ボクの中ではちょうどよい大きさの街で好きな場所だった。
そんな小田原だが、今の駅前はかつての輝きを失っている。
きっと隣の鴨宮に大規模ショッピングモールであるダイナシティやフレスポ小田原シティーモールができ、そちらに客が流れている影響なのだろう。
藤沢と辻堂、本厚木と海老名の関係に似ているかもしれない。
最新のショッピングモールも良いが、魚屋のおじさんのだみ声が聞こえてきそうな商店街には36°Cのぬくもりがある。

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「長話までさせていただき、ありがとうございました」
「またお待ちしています」
小雨のパラつく冷え切った商店街を歩くボクの脳裏に、深々と頭をさげる林さんと店員さんの姿が浮かぶ。

デミグラスソースの申し子との出会い。
人肌の心地よさに包まれた店内。
36°Cのぬくもりを受け継ぐ林さん、いや、葉椰子さん、小田原駅前を、よろしく。


■洋食 葉椰子(はやし) 食べログ情報
・電話:0465-24-8840
・住所:神奈川県小田原市栄町2-7-30
・交通手段:小田原駅東口から徒歩3分
・営業時間:11:30~15:00 17:30~21:00
・定休日:木曜日

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長寿庵 - 2018.12.12 Wed

材木の街に伝わる、老舗そば処の絶品オムライス

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トランスフォームオムZで行くオムライスの旅。
略してオムZで行くオムライスの旅。
第一弾はこちら!
(トランスフォームはどこに行った!汗)

以前、ゆらゆら草 ( ← リンク ) のつかりこさんがブログで紹介されていた飯能の長寿庵

午前5時過ぎに出発。
まだ明けきらぬ街を、快調に北へと進む。

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午前7時頃、飯能駅前に到着。
駐車場にクルマを止めて街に繰り出す。
日曜日ということもあり、まだ、人影はまばらだ。

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さて……。

こんな早い時間に来ても、もちろん店は開いていない。

でも大丈夫。

オムライスの前にもうひとつの目的がある。
美味しいオムライスの前に登山。

このところ、低山ばかりだけど、これで4週連続で登山をしている。

鍋割山。
大山。
不老山。
そして今回は、飯能アルプス!

飯能アルプスは、天覧山・多峯主山・天覚山・大高山から伊豆ヶ岳へと続く縦走コースで、標高は低いもののアップダウンが激しく意外とハードという情報を得ている。

昼には長寿庵に行きたいので、この日は天覚山まで登り、最寄りの西武池袋線の東吾野駅から電車で飯能に戻ってくることにした。

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古くから林業で知られる飯能。
江戸時代の頃、飯能の「西川材」と呼ばれる木材は、大火の多かった江戸の街の復刻材として使われた。
この地域に西川という地名は無いが、江戸時代は川を利用して水運で木材を輸送していたため、「江戸からみて西の川から運ばれてくる木材」という意味から「西川材」と、また、その材が生産される地域を「西川林業地」と呼ぶようになったとのこと。

さすがに歴史のある街だけあって、こんな建物も目につく。

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これは飯能織物協同組合の建屋。

飯能と周辺地域は、西川材の生産だけではなく、養蚕や織物産業でも栄えた。
この建屋は現在の協同組合の前身である「武蔵絹織物同業組合」の事務所として大正11年に建築されたもので、2017年10月に国の有形文化財に指定されている。

また、こんな店もある。

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出典:飯能ニッサン自動車ホームページ


いやあ、面白い!!

ワクワク気分で飯能アルプスへ!
先ずは天覧山へと向かう。
紅葉がきれいで、歩いているだけでとても癒される。

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夏はものすごく暑そうなので、とてもこの地域を歩く気にはなれないが、逆に冬のハイキングや登山には最高!

ほどなくして天覧山に到着。

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ちょっとだけ景色を楽しんで、次の山、多峯主山へ。

ん?

なになに?

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マ、マムシに注意!!!!!!!!!!!!

ひえーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!

いたるところに「マムシに注意」の看板が……。

足早にささっと通り過ぎ、やがて多峯主山に到着。

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小高い丘ってカンジだけど、眺めは良好。

さあ、どんどん行くぞー!

次はこちら。

永田山。

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多峯主山とほぼ同じ標高だけど、ここまで来るには山あり谷あり。
事前情報の通り登っては下ってなので脚の疲労は徐々に蓄積されてくる。

続いては久須美山。

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こちらも同様。
標高は変わらないけど、登っては下っての連続。
それはそうだよな。
そうでなければ「山」にはならないし。

そして最後は、結構な登りを経て天覚山へ!

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11時に到着。
7時半くらいに飯能を出発したので、およそ3時間半。
ここから東吾野駅まで1時間くらいなので、13時前には長寿庵に行かれるだろう。

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予定通り1時間ほど歩き、12時ちょっと前に東吾野駅に到着。
駅前に広がる、ローカルでのどかな風景。

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12:15発の飯能行きに乗車し一路飯能へ!

長寿庵があるのは「飯能銀座商店街」。
この日は折りしも、「はんのうパンフェスタ2018」が開催されており、ものすごい数のお客さんで賑わっている。

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出典:飯能商工会議所 および Walker+


そんな中、人混みをかきわけて長寿庵にたどり着く。

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手動の扉を開けて店内へ。

うわっ!

超満員!!

さすが人気の老舗。
4人掛けテーブル4つ、6人掛けテーブル1つ、小上がりに4人掛け卓3つの席はすっかり埋まっている。

店内で待つこと10分弱。
幸いにそんなに待たずに席につくことができた。
そして、席に着くやいなや、間髪を入れずお目当てのオムライスを注文。
気長に出来上がりを待つ。

一角にあるテレビから聴こえる「NHKのど自慢」の歌声。
美味しそうにそばをほお張る家族連れ。
気さくに立ち回る店員さん。
外観は新しいが、店内は昭和の雰囲気に満ちあふれている。

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日曜日の素敵な昼下がり。
こういう平和な風景が、ずっと続くといいなあ……。

そんなことを思っているところにオムライスが運ばれてきた!

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うわっ!
繁盛ぶりに驚き、そして、ボリュームに驚いた。

薄焼きたまごに包み切れないほどのライスが入った昔ながらのオムライス!

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接写!!

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たまごにスプーンを入れる。
同時に、ケチャプ炒めと油の入り混じった芳ばしい香りがボクを包み込む。
これに中華スープの香りがあいまって、ボクを食欲の塊へと変身させる。
登山で腹ペコだし。

ではさっそく、いっただきまーす!!

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中のライスは豚肉とタマネギのしっとり系ポークライス。
ちょっと焦げるくらいにしっかりと炒められていて、味はケチャップが不要なほど濃厚。
なので、さっぱりとした中華スープが箸休めのような役割を果たしてくれる。

それにしても美味しい!
自分が今、「そば処にいる」ことを忘れてしまいそう……。

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いいなあ、長寿庵。
いいなあ、飯能。

人口約8万人の飯能市には、今も数多くの材木商が「西川材」を扱っている。
そうそう、飯能にはムーミンのテーマパークの「メッツァ」もある!

そんな飯能で、1962年(昭和37年)から「気取らずくつろげる雰囲気の中でそばと麺を通じて食を味わって頂きたい」との思いで営み続け、近隣の人々に愛されている長寿庵。

うん、素敵な店だ。

オムZでの第1回目のオムライスの旅は大大大満足!

最後に、帰路についた愛車オムZをパチリ。

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さてと。
次はどこに行こうかな……。

夢は、広がる。


■長寿庵 食べログ情報
電話 : 042-972-3596
住所 : 埼玉県飯能市仲町7-28
交通手段:西武池袋線飯能駅北口から 徒歩5分
営業時間 : 11:00 ~ 20:00 ( L.O. )
定休日 : 木曜日

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トランスフォームオムZ納車!! - 2018.12.03 Mon

先月の終わりに、待ちに待ったフェアレディZが納車された。
神奈川日産自動車のカレスト座間店でのご対面。
納車手続きを終えて、うきうきして店外に出たボクの目に飛び込んできたのは……。

おー!
なんという光景だあ。

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真中のGTRを、試乗車とともに黄色いフェアレディZ Heritage Edition2台ががはさむ形に。

いやあ、いいねえ。
GTRもフェアレディZも来年は誕生50周年。
ともに、一度はオーナーになりたいと思った子どもの頃の憧れのクルマ。

フェアレディZ Heritage Editionは、1977年に北米で発売された人気車「280Z スペシャルデコレーションパッケージ(ZZZap)」のカラーリングを現代調にアレンジした復刻版。

インパネはこんなカンジ。

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今の形のフェアレディZ(型式名:Z34)も、発売以来10年が経過。
さすがに古さも目立ち、インパネ回りも最新のクルマに比べると時代遅れの感もいなめないが、センターの3連メーターも含め、逆にこれが「Zの味」なのではないかと思う。
燃料計の下にちらっと見えているのはパドルシフト。
マニュアルにするかオートマにするか迷ったが、マニュアルは6速でオートマは7速だし、このパドルシフトによるマニュアルモードでのギヤチェンジもできるのでオートマを選択した。

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免許を取り立ての頃はマニュアル(クラッチペダル、アクセルペタル、ブレーキペダルの3ペダルのクルマ)にこだわり、特に「スポーツカー=マニュアル」でオートマなんて眼中になかったが、オートマの技術進化はすごく、もはやフェラーリやランボルギーニでさえオートマ(アクセルペタル、ブレーキペダルの2ペダル)の時代(正確に言うと、構造的にはオートマとはちょっと違うけど)。
F1だって、今は3ペダルではなく2ペダルで、ギヤはパドルシフトでチェンジする時代。

まだ慣らし運転中なのでエンジンの回転を抑えて走っているので本領発揮とはいかないが、それでもこのパドルシフトは面白い!!
低回転でのシフトアップはレスポンスの悪さや変速ショックが気になるが、4000回転くらいまで回せば気にならない(それ以上は慣らしが終わったらのお楽しみ)。
シフトダウンはブリッピング(「ブオーン」と回転合わせで空ぶかしすること)を自動的にやってくれて、その音が心地よい。

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ということで、これからはこのクルマ、名付けて「トランスフォームオムZ」とともにオムライスの旅に出かけようと思う。

トランスフォームオムZ。

映画「トランスフォーマー」の「バンブルビー」のようなカラーリング。
そして、オムライスのような黄色。
ちなみに黒いレーシングストライプが入っているけど、こういうストライプを「バンブルビーストライプ」というそうだ。

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あ、そうそう。
370Zって書かれているけど、これは海外での車名。
3700CCなのでこの名前。

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さあ、いろいろなところに行くぞー!!

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街で見かけたらヨロシクです♪

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Author:Omunao
神奈川県に住むオムライス好きの男性です。
食べに行ったお店の超個人的食べレポと、その店で思い浮かんだショートストーリー(食べレポのページにくっついています)、それと気まぐれ記事を好き勝手に書き綴ります!

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