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2019-08

なとりさんちのたまごや工房 - 2019.08.15 Thu

諏訪でいただく自然の恵みあふれるオムライス

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あいにく関東地方は雨の予報。
涼しいところで晴れているところはないかなあ。
残念ながら東北も雨。

うーむ。
ウェザーニュースをガン見。

ん?

おっ!
長野は晴れてる!
せっかくなので山に登ろうか。
でも、難易度の高いアルプスの山々に行く気はしない。
よし、諏訪にある守屋山に登ろう!
諏訪大社のご神体でもあるこの山は、1600メートルほどと登山には手ごろだ。

午前4時。
海老名インターから圏央道に乗り、中央高速経由で諏訪へと向かう。

午前7時前に守屋山の登山口である杖突峠の駐車場に到着。
ところが、小雨がパラパラと……。

どうしよう。

レインウェアは持っているものの、雨が降っていると登山意欲のなくなる軟弱者。

下界は晴れているよなあ。

あっ!
虹だ!!

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きれいだなあ。
爽やかな風の吹く早朝。
山もいいけど、湖もよさげだ。

山 vs 湖

どちらにしようかな。
(虹の)神様の言うとり。
なのなのな。
どんどこしよ。

登山靴も持ってきた。
インナータイツも履いている。
ソックスも登山用だ。

ここまで来て悩むことはないだろう。

小雨の中でレインウェアを着ての暑苦しい登山 vs 湖上を渡る風に吹かれて諏訪湖周辺散策

勝負は立ち合いの一瞬で決まった。
ということで、軍配は諏訪湖近辺の散策に!

杖突峠から下山し、上諏訪駅付近の駐車場に相棒を停める。

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湖に行く前に歴史のある街を散策。

こちらは高島城。
かつては諏訪湖に突き出しており「諏訪の浮城」と呼ばれていたが、江戸時代の初めに諏訪湖干拓が行われ、水に浮かぶ面影は失われた。
しかし浮城の異名を持っていたことから日本三大湖城の一つに数えられている。

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続いて1928年(昭和3年)竣工の片倉館。
片倉製糸紡績株式会社社長の二代片倉兼太郎が欧米の視察旅行を行った際に、先進諸国では文化福祉施設が充実していることに感銘を受け、帰国後、諏訪に文化福祉施設を作りたいと切望して建設した温泉施設だ。
もちろん、今でも入浴できる。

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商店街を歩いていると、何気ない建物でもの歴史を感じさせるものもぽつぽつと目につく。
まちづくり拠点の「すわまちくらぶ」があるこの建物もそのひとつで、登録有形文化財として登録されている。

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それと、長野と言えば「信州味噌」。
日本で生産・消費される味噌の約4割が信州味噌なので、有名なメーカがそろっている。
伊那市のハナマルキ、長野市のマルコメみそ、そして、ここ諏訪市のタケヤみそ。

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諏訪市の味噌と言うと、もう1社有名なのが神州一味噌。
今は都内に本社があるが、創業は諏訪で、本店は諏訪にある。

さらに。

神州一味噌の親会社が日本酒の「真澄」で有名なこちら宮坂醸造!

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飲みてー!
いや、クルマだからムリ。

残念!

散策を終え、昼食へと向かう。

諏訪湖からクルマで10分ほどにある目的の店に到着!

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店の名は、なとりさんちのたまごや工房 ( ← リンク )

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名前の通りたまごにこだわった店で、高級卵の「煌めき」をふんだんに使ったお菓子や料理を提供している。

以下、店のホームページに書かれた「煌めき」の紹介より。

「煌めき」のまたの名は“ハーブづくし卵”。
6種類ものハーブ(ナツメグ・マリーゴールド・ガーリック・パプリカ・シナモン・シャコウソウタイム)を配合したエサで健康的に育てられた、180〜450日齢の最も活動的で元気な若鶏が産んだ、贅沢な卵となります。
ニワトリには動物性飼料(魚粉など)を一切与えず、純植物性の飼料で育てたニワトリから産まれた卵は特有の生臭さがなく、卵の美味しさをストレートに味わっていただけます。

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レストランに入りメニューを拝見。
デミグラスソースのオムライス、厚切り肉の入ったリッチデミグラスソース、彩り野菜のトマトソースオムライスなどいろいろなオムライスがあるが、期間限定のキーマカレーのオムライスを注文!

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店内の雰囲気を楽しみながら出来上がりを待つ。

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しばらくしてオムライスが運ばれてきた。

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おー!
カラフル!

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黄色いタマゴと茶色のカレーをベースに、夏野菜のそれぞれの色が花を添える!
加えてカレーの香りがたまらない。
食欲MAX!!!!!!!

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では、いっただきま~す!

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おー!
たまごが溶け出す!

さすがのこだわり、たまごがとてもおいしい!

しか~し!

美味しいのはたまごだけではない。
たまごと混ざったキーマカレーは、薄く色付けされた(ターメリックかな)バターライスとの相性も抜群。
野菜もどれもこれも味が濃く「野菜を食べてるぞ感」がハンパない。
かんでのみこむたびに、まるでひと目盛りひと目盛りと増えていくのがわかるように、体全体にエネルギーが注入されて行く。

恐るべき感覚。
たまごだけでなく地元の新鮮な旬の野菜にもこだわりを持っているこの店の成せる技なのか。

いやあ、大満足!
ちなみにご飯の量は少ないので、一般的な量を食べたい場合は大盛にするのがいいと思う。

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店を後にして、花火大会の準備が進む諏訪湖畔に足を運ぶ。

豊かな水。
青い空。
湖面の水鳥。

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美味しい自然の恵みとその生産者や料理人からエネルギーをいただいた身を芝生に投げ出す。

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衣、食、住。
人間の生命維持の基本。
衣食足りて礼節を知る。

資本主義の世の中。
いや、競争社会の世の中。
1円でも安くと、廉価な食べ物や店がもてはやされる。

いかに安く提供できるか?
グローバルな競争に勝つべく、企業努力は進む。

日本のものづくりを大切にしよう!
そう叫びつつ外国製品が並ぶ100円ショップへと足を運ぶ。

保存料や添加物は体に良くない。
そんなことは聞きなれていながら、消費者は消費期限の短いものや高価なものを買うのは躊躇してしまう。
安くてそれなりに美味しいものを求める。
だって、高いものを買う余裕なんてないし……。
利益を追及する企業も、消費者の「安くて美味しい」に応えるべく趣向をこらす。

表面的なものでの是非の判断がそこにある。
何も商品に限ったことではない。

字がうまくなるためにペン字を習う。
戦術としてコミュニケ―ション能力を高めようとする。
すべては印象を良くして競争に勝ち、より高収入を得て豊かな生活をするために。

たとえ美しいこころを持っていようと、そんなことはどうでもよく、字が下手で口下手だったら評価されない。
逆に、腹黒かろうとしたたかだろうと、字がきれいで口がうまければ称賛される。

そして、表面的な取り繕いや競争に疲れ、かつ我慢に我慢を重ね、病に伏す人も少なくない。

豊かさって何?

生きるって何?

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青空に向かってそびえる諏訪湖の日時計。

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太陽に向かって咲き誇るひまわり。

体中に行きわたったエネルギーが、ボクの中で叫び声をあげる。

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■ なとりさんちのたまごや工房 食べログ情報
・電話:050-5592-3977
・住所:長野県諏訪市四賀神戸2939-1
・交通手段:諏訪ICより5分、諏訪湖より10分、蓼科・白樺湖より30分 茅野駅から2,643m
・営業時間
  ●ショップ 10:00~18:00
  ●レストラン 11:00~15:00(L.O)

定休日 火曜日 8月の定休日 6日(火)、20日(火)、27日(火)

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パリー食堂 - 2019.08.13 Tue

山の神のやさしい微笑み

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午前6時。
我が相棒に乗り込みスタートボタンに手をやる。
同時に、V6 3.7リッターの咆哮が夏の朝にこだまする。

この日の目的地は埼玉県秩父市。
夏の曲をBGMに、片道約3時間半のドライブを楽しむ。

昨年の12月に訪れた飯能を越え国道299号線を北上。
全長約2キロの正丸トンネル(ちなみに鉄道用は約5キロある)を抜けると、いよいよ秩父が目の前に迫る。

やがて、山肌を大きく削られた武甲山が姿を現す。
セメントの材料に使われる石灰岩が豊富にあるため採掘で山の形が変形し、標高も低くなってしまったようだ。

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9時20分。
秩父鉄道の秩父駅前の駐車場に相棒を停め街へと繰り出す。

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ローカル色豊かな秩父駅の改札。

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長瀞方面へと線路は続く。

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”のんびり行こうよ”
日々草の向こうで、おだやかな風がやさしく微笑む。
「のどか」という言葉はこの街のためにあるようだ。

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駅前を離れて秩父神社方面へと足を運ぶ。

夜祭で知られる秩父。
「秩父夜祭」は京都の祇園祭、飛騨の高山祭と並び「日本三大曳山祭り」に数えられる「秩父神社」の例大祭で、ユネスコの無形文化遺産として登録されている。
さすがに祭りの街、「秩父まつり会館」なる建物も。

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ほどなくして秩父神社に到着。
夏の観光シーズンだが人影はまばらだ。

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二礼二拍手一礼、平和を祈願する。

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続いては歴史のある店の探訪。

創業95年を誇る松本製パン。

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かなり美味しいと評判のレストラン・ハクオー。
営業してるの?
そんな疑いを持ってしまう外観と味は必ずしも一致しない。
秩父の隠れ家的名店だ。

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大正5年創業の安田屋。
こちらでは豚肉の味噌漬を購入!
あと数日寝かせたら食べごろになるとのこと。

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老舗だけではない。
こういった、風情を感じる歴史的な建物も多く残っている。

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ファミリーマートも景観を損ねない配色だ。

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秩父鉄道の秩父駅とは趣が異なる西武秩父駅。
2017年にリニューアルされた駅舎は、この年に駅前にオープンした複合型温泉施設「西武秩父駅前温泉 祭の湯」と一体感を持たせたデザインになっている。

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そして、御花畑駅。
ボクの頭の中か、はたまた天国に一番近い駅か。
江戸時代からの桜の名所で、副駅名として「芝桜駅」という名前がつけられている。

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2時間半ほど散策を楽しみ、いよいよこの日の目的の店へと向かう。

その店の名は、パリー食堂

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1927年(昭和2年)製の建物は、有形文化財にも登録されている。
もともとはカフェ・パリーとして創業し、料亭を経て現在のパリー食堂に至っている。

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ショーケースに並ぶ古びた食品サンプルのオムライス。

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なんだかとてもワクワクする。
右から書かれたパリーの暖簾をくぐり店内へ。

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先客はひと組2名。
フロアの女性にさっそくオムライスを注文。

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しばらくして、フロアの女性の笑顔とともにオムライスが運ばれてきた。

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水の入ったコップに入れられたスプーン。
付け合わせの野菜とフルーツ。
のどかな街並みにピッタリの、ほんわかとした景色が目の前に広がる。

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ボリュームは多くはないが、付け合わせを考えるとこれで充分。

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では、いっただきま~す!!

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うわっ!
やさしい味!!

具材はゴロゴロチキンと大きめにカットされたタマネギ。
これとライスを、絶妙な量のケチャップがこれまた絶妙な炒め具合で包み込む。
薄焼きたまごと相まって、ホントにやさしい味が口の中に広がる。

なんだろう、このやさしさは……。

炒めた香ばしさや甘さも強くない。
ケチャップの酸味も強くない。
見た目もいろいろな野菜やフルーツで彩られてはいるものの、決して「美しい」というわけではない。
何が特徴かと言われると答えに窮する。

傑出した特徴があるわけではないのに、それでいて妙にやさしく、なぜか惹かれる。

ケチャップとたまごが手をつなぎ、オムライスを構成する面々に微笑みかける。

ライスにもやさしい。
チキンにもやさしい。
タマネギにもやさしい。
そして、お客さんにやさしい。

地元民に愛され、柔和な笑顔を見せる年老いた店主の腕と心の成せる技なのだろうか。

オムライスって、これでいんだよな。
いや、これがいいんだよな。
これがオムライスだよな。

オムラスに気負いはいらない。
やさしさで包み込んでくれて、笑顔になれればそれでいい。

ボクの中で、もうひとりのボクが言い聞かせるようにつぶやく。

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山に囲まれ幾多の歴史が刻まれてきた秩父。
そんな秩父には、関東でも有数のパワーの強い神様たちが住んでいるとされ、中でも「秩父神社」は女性的でやさしい包み込むようなパワーを持つ神社と言われていている。

やさしい景観。
やさしい風。
そして、やさしいオムライス。
もしかしたら、「場」の持つ力が街全体を覆いつくしているのかもしれない。

先行きが不透明な現代社会。
秩父の街を歩いていると、何が大切かを改めて考えさせられる。

涼しくなったら、また来よう……。


■ パリー食堂 食べログ情報
・電話:0494-22-0422
・住所:埼玉県秩父市番場町19-8
・交通手段:秩父線御花畑駅から徒歩約3分
        西武秩父駅から徒歩約6分
        秩父線秩父駅徒歩約6分
・営業時間:11:30 〜 20:30
・定休日:不定休

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登喜和 - 2019.08.10 Sat

西新宿が誇る町中華の名店

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11時15分。
灼熱の新宿に到着。
小田急線の改札口を出て、青梅街道を西へと向かう。

西新宿駅を超え、成子坂下の交差点を左折。
開店したての11時32分に目的地に到着。

目的の店の名は、登喜和

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ショーケースには、しっかりと昔ながらのオムライスが。

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ドアを開け店内へ。

おー天国!
涼しい!!

先客は2名。
席につき、間髪入れずにオムライスを注文。

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と、ここで人気店のすごさを実感。
次々とお客さんが店内に。
時刻は11時35分。
開店からたった5分で全席の20席が埋まってしまった。
それどころか、外には待ちのお客さんまで……。

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麺類、ご飯類、みな思い思いの食べ物を注文。
「すみませーん、ニラレバ炒めとライス!」
「は-い」
フロアの女性の元気な声が呼応する。

「えーと、カツ丼で、うーん、ご飯少な目で……」
若きビジネスマンが小声で注文すると、

「大丈夫?自信なさげだよ」
女性の言葉に、笑顔の花が咲く。

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ほどなくしてオムライスが到着!

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きれいな薄焼きたまごに包まれた、まるまるとしたオムライス。
見るからにアツアツで、酸味の効いた香りが辺りにただよう。

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では、いっただきま~す!

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薄焼きたまごの中は鮮やかなオレンジ色のケチャップライス。
味つけは意外とマイルドで、しっとりチャーハンのケチャップ炒めのような味なので、ボリュームは多いがパクパク食べられる。
中の具材は細かく刻んだ長ネギとポーク。

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これが出汁の効いた中華スープともよくマッチしている。
土日が定休日なので、ランチで食べに来れる方々がホントうらやましい。

店外で待っているお客さんがいるので早く出ないと。
食べ終わり、速攻で会計を済ませる。

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1947年(昭和22年)創業の登喜和。
先代から引き継いだ2代目夫婦が、山王ホテルで修業をした先代のレシピを大切にしながら店を切り盛りしている。

タワーマンションとオフィスビルが立ち並ぶ西新宿。

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かつて都電杉並線が走っていた青梅街道にはハイブリッドカーが走る。
そういえば、新宿に高層ビル群ができたときは、どうしても見たくて親にお願いして連れてきてもらったっけ。
三井ビル、住友三角ビル、安田火災本社ビル(現損保ジャパン本社ビル)、……。

ちょっと歩いてみようかな。

真夏の炎天下を南西へと向かう。
めちゃくちゃ暑いけど、なんだか心地よい
このまま藤沢まで歩こうか。
そんな気がしてきた。
(豪徳寺まで歩いてあまりの暑さに断念。。)

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昭和から平成、そして令和へ。
時や景色は移ろえど、「登喜和」の3文字には、変わらぬ安らぎがある。


■ 登喜和 食べログ情報
・電話:03-3348-5550
・住所:東京都新宿区西新宿6-26-9
・交通手段:丸ノ内線西新宿駅より徒歩5分
・営業時間:11:30~15:00 17:30~20:00(L.O.19:30)
・定休日:日曜日、祝日、土曜日

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Cafe & Shot Bar Reversi - 2019.08.03 Sat

無言の饒舌、上州路に咲く一期一会

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去る7月14日、栃木県の小山へと足を運んだ。

さすがに北関東、神奈川ではすっかりシーズンが終わった紫陽花が、まだきれいに咲き誇っている。

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この日の目的はふたつ。

ひとつは 慧喜~Trip of the art( ← リンク )の慧喜さんから招待状をいただいた「たから園現代工芸」で開催されていたこちらの展覧会。

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そしてもうひとつは、こちらのオムライス!

たから園現代工芸から徒歩で数分のところにある、
Cafe & Shot Bar Reversi
(カフェアンドショットバー リバーシ)


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ここのスフレオムライスが美味しいと評判だと、慧喜さんに教えていただき訪問。

月1回、店の開店日に因んで毎月14日のみに提供され、しかも限定15食という超レアなオムライス。
14日が休日にあたる日も多くない。
この機会を逃してなるものか。
結構並んで待つ方もいるとの情報もあり、開店前に店に到着。

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あいにくの雨のせいか、さいわい先客はいない。

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おー、君!
ずいぶんとぬれちゃってるけど大丈夫か?

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やがて11:00になり店が開く。

お洒落な空間が目の前に広がる。
店名のリバーシは、今はオセロの別名となっているゲームから命名。
昼はカフェ、夜はバーのこの店の「ひっくり返る二面性」を表現している。

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昔ながらのオムライスは似合いそうにない空間。
昼はカフェだが、昼間から飲みたくなる。

ということで、オムライスとビールを注文!

先ずは前菜とビール。

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うん、うまい!!
ハイネケンが胃の腑にしみわたる~!!

そしてお待ちかねのオムライスが運ばれてきた!

おー、美しい!!

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店お雰囲気にピッタリとマッチした、品のいいお洒落なオムライス。
もう、パブロフの犬状態。
見ただけで、口の中でシュワ―っととろけるスフレの食感が容易に想像できる。

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では、いっただきま~す!!

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とけるーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!

見た目同様、味も上品。
スフレの食感と味を引きだすように、ソースもライスも調和を重視した味つけ。
デミグラスソースとホワイトソースを最適に配分し、スフレの軽さを活かした味に仕上がっている。
これはかなり研究したに違いない!
(若き店主に聞いてみたらやっぱりそうだった!)

ごろっとしたチキンの食感がうまい塩梅にアクセントになっている。
お米は地元のものを使っているとのこと。

この軽さは、ライトなワインにもあいそう。
(どうしても飲みたくなる雰囲気……)

満足を胸に食後のデザートをいただく。

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うん、これも美味しい!!

ジャズが流れる店内。
生演奏を行うこともあるようだ。

美味しいお酒と美味しい料理を口にしながらジャズの生演奏を聴けるなんて、なんて贅沢で素敵なんだろう。
きっと、ゆったりとした時間の流れを楽しめるんだろうなあ……。

小山の郊外に位置する店なので、宿泊で行かないと夜飲むのは時間的に厳しいので実現性は低いけど、そんなことを想像しながら会計へと向かう。

いればいるほど長居したくなる雰囲気の店内には、いつの間にか、ファン客と思われる方たちがそれぞれのお決まりと思われる席に陣取っている。
そのひとりひとりの表情は、ボクにはとても柔和で充実感にあふれているように見えた。

カフェであり、バーであるリバーシ。
その時々で店の表情は変わるものの、こころの表情が変わることは決してない。
いつまでも地元のみなさんの憩いの空間であり続けてほしいと、切に思う。

■ Cafe & Shot Bar Reversi 食べログ情報
・電話:0285-37-6492
・住所:栃木県小山市立木924
・交通手段:小山駅から2,320m
・営業時間:11:00~17:00 19:00~00:00
・定休日:月曜日

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プロフィール

Omunao

Author:Omunao
神奈川県に住むオムライス好きの男性です。
食べに行ったお店の超個人的食べレポと、その店で思い浮かんだショートストーリー(食べレポのページにくっついています)、それと気まぐれ記事を好き勝手に書き綴ります!

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