2014
03.08

真白き富士の嶺

Category: その他
みなさん、目をつぶって富士山を思い浮かべてみてください。

……。

想像したのはどんな富士山?

大半の方はこういったカンジの雪を抱いた姿ではないかな?

140308fuji1.png

写真提供「FUJIYAMA DAYS」 http://shikinofuji.com/

「オー、フジヤマ、ビューチフォー!」って思われるのも冠雪した富士山だからでしょう。

夏の富士山はこのように雪がないのだけど、雪のない富士山を思い浮かべた方はいますか?

140308fuji2.png

写真提供「FUJIYAMA DAYS」 http://shikinofuji.com/

ある夏、電車に乗っていたときに目の当たりにした光景。
おかあさんが小さいこどもに「ほら、富士山だよ!」と。
怪訝そうな表情の子供が応える。
「え?違うよ。だって雪がないじゃん」

そうだよね。
こどもの中ではテレビや本で見た冠雪した富士山が富士山なのだから仕方がない。
初めて見るリアル富士山が富士山に思えない!

ボクも初めて雪のない富士山を見たときは、「あれ?」と思うと同時に、なんか見てはいけないものを見てしまったような感覚に陥った。
それはまるで、初めてすっぴんの彼女に会ったときのような……。

あれ? こんな目だったっけ?
カラコンとつけまつ毛の威力?

自分の中で作り上げた(あるいはマスコミ等で作られた)一種の虚構と現実のギャップ。
世の中、いたるところにあるよね。

数々の虚構の中にちりばめられた現実。そして、真実。

「普通にしなさい!」
小さいころからよくそう言われたボクは、「普通って何?」って疑問を持ったまま学生時代を過ごした。

普通って何?
常識って何?
慣習って何?
社会秩序って何?
共同幻想って何?
暗黙知って何?
……etc

答えを見つけようと、こういった本を読み漁ってた。

140308fuji3.png

いい機会なので、今一度読み直してみようかな……。
新しい発見があるかもしれない。

雪のない富士山 ― みなさんはどう受けとめますか???

では、ショパンの調べを……。

● 幻想即興曲 ショパン



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コメント
おはようございます。
難しそうな本ですが参考になりそうですね。
ネリムdot 2014.03.08 10:41 | 編集
暑いから、白いエプロン脱いだのか、って思いました。
赤くなったり、青くなったり、笠をかぶったりもするよなあ・・・
って擬人化っぽいことを考えた記憶があります。

ひとつの言葉を「お題」にして、
いろんな人に色やカタチを描かせるのって
とても意味のあることなんですよね。

記号としての言語と本質的な概念のギャップを浮き彫りにしたり、
その人の後天的な経験を探ったりできます。

たとえば、いろんな国の子供に「紙に赤色を塗って」と言うと、
いろいろな赤になるんですね。
調べるとその国特有な花の赤だったり、国旗の赤だったり、
果物の赤だったり・・・
同じ言葉でも、人や環境によって異なる概念あるから、
芸術や文学は成立しおもしろくなります。

ところが、世界中の、後天的な経験の少ない赤ちゃんが
同じ言葉を発する概念があったりもします。
そういう言葉は記号ではなく、本能です。
たとえば、「ママ」という言葉、これは食べ物を食べる口の動きであって、
食べ物をくれる人のことで、ハ行の「ファーザ」や「母」「婆」とともに
本能から生まれたもので世界のほとんどの国で共通しているらしいです。
跡から概念を付加した「記号」ではないわけです。

目をつぶって富士山を思い浮かべて・・・というハナシに接すると
昔学んだそんなことを思い出します。

長くなってすみません。
つかりこdot 2014.03.08 13:41 | 編集
こんにちは。

雪のない富士山・・
今だったら、あるがままに受けとめます。

若い頃は、
とにかく常識とかイメージとか
固定観念に縛られていたようです。

今は、少しは現実をしっかりと観られるようにはなったかな
・・とは思うけど。
ふつうって何?と思うことが、今でもあります。
私も「パンツをはいたサル」を読み直そうかと思いました。
みさきあんなdot 2014.03.09 00:07 | 編集
ネリムさん、こんにちは!
人間ってなんだろう??
自分って何だろう??
そんな思いでいろいろな本を読み漁りました。
そして……
今は、本も大切ですが、人と人とのコミュニケーションが大切なことだと実感しています。。。
Omunaodot 2014.03.09 05:55 | 編集
つかりこさん、こんにちは!

わかり易い上に記事に深みを加えて頂ける的確なコメントをありがとうございます!
人間にとっての本能的な(先天的な)部分と後天的な部分。
面白いですよね!

記号としての言語を考えたときに、「詩」が与えてくれるものって何だろうって考えることがあります。
言語がどれだけ自分の中に影響しているのか???
外国語が得意ではないので、歌を聴いていて、日本語の歌詞だと「あ、いいなこの歌詞。こころにズンって響いて来る」と思ったりしますが、外国語の歌詞だと意味が理解できたとしてもなかなかズバンって響いてこなかったりします。
でも、不思議と、ビートルズやカーペンターズの曲って、なんかわかるんですよねえ……。
言語や文化の違いを超えているのかなあなんて思ったりします。

何れにせよ、夕焼けを見て「きれいだ」と思う気持ちは大切にしていきたいと思います!
(何のこっちゃ!)
Omunaodot 2014.03.09 06:20 | 編集
アンナさん、こんにちは!

> 雪のない富士山・・
> 今だったら、あるがままに受けとめます。

これを見て、「大好き」と「愛してる」の違いを思い浮かべました。
常日ごろ言ってますが、ボクは「大好き」は一方的で「愛してる」はすべてを受けとめることだと思っています。

ときに大好きは罪作り。裏切りは嫌悪へと変わります。
アイドルおたくがスキャンダルに反応するように……。

「愛することができる人間になりたい」
心底そう思います。
Omunaodot 2014.03.09 06:30 | 編集
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