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2019-12

5月の思い出 - 2014.05.24 Sat

2003年5月。
ペットショップのゲージの片隅で、その犬は丸くなっていた。

マホガニーレッドのスタンダードダックスフント。
丸くなったまま、目だけをボクの方に向ける。
ミニチュア、カニンヘンが主流の中、生後5ヶ月の子犬ながらすでにミニチュアの大きさを超えたスタンダードにはなかなか買い手がつかないのであろう。

やがてその犬は腰をあげ、しっぽをふり、こちらへと足を運んで来た。

じっとボクの目をみつめるつぶらな瞳。

うん、うちにおいで……。


ラピ。

そう名づけた。
女の子なので、かわいいイメージでつけた名前。意味はない。

短い足をフル回転させて全力疾走のラピ
「待て」と言われればいつまでもじーっと待ち続けるラピ
長い胴をより一層長くして挨拶しに飛びついて来るラピ
散歩で立ち止まると、必ず横でピタッととまるラピ
普段はまったくほえないけど、一度だけ、不審者を見かけて大声でほえまくったラピ
すごい勢いでご飯を食べてのどをつまらせるラピ
シャワーをかけると目をシバシバさせるラピ
両手のグーを突きだして「どっちだ?」をすると片方の手を前足で手をトントンするラピ
(でも当たらない)
「バーン!」って言うと「やられたー」ってゴロンと転がるラピ
子犬の頃、明け方になるとキュンキュンないてたラピ
年をとるにつれだんだん顔が白くなってきたラピ

そして、

安らかな顔で、永遠の眠りについたラピ

2012年の夏にやってきた、突然の別れだった。


2014年5月24日。
今日は爽やかな青空がどこまでも広がっている。

11年前のあの日、狭いゲージ生活から解放されて薫風の中を気持ちよさそうに走り回っていたように、ラピはきっと、この大空を自在に駆け巡っていることだろう。

改めて

ありがとう、ラピ

しかっちゃったこと、ごめんね、ラピ

さようなら

 Lapy

   forever

140524lapy1.png

● COMMENT ●

こんにちわ
飼っていた動物が亡くなるのは辛いですね。

ラピちゃんは幸せだったと思います。

Re: タイトルなし

ネリムさん、こんにちは!

ありがとうございます。
突然だったので、何が何だかわかりませんでした。
でも、何れ別れは来るので……
今はそう思ってます
それが人生ですかねえ。。


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