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2019-12

春夏秋冬 - 2014.07.07 Mon

"人生とは、蚊に刺されたようなものではないか"

二十歳(はたち)の頃、ふと、そんなことを思ったことがある。
蚊に刺されない状態、つまり何事もない「無」の状態が、「蚊」という媒体によって「有」に変わる。
イコール、人生の始まり。

蚊に刺されたら痒くてたまらない。
刺されるなんて嫌だしストレスなんだけど、刺されちゃったら仕方がない。
痒みを鎮めるために手を打つことになる。

「かいちゃおうか?」
「いやいや、それだと長引くから薬を塗ろう」
「でも、痒くて痒くて、かいたら気持ちいいじゃん」
自問自答を繰り返す。

「やっぱ、かいちゃえ!」
痒い所に手が届く。
そう、かくのって、気持ちいいんだよねえ……。
たまらなく、気持ちがいい。
蚊に刺されなかったらわからない気持ちよさ。

やがて痒みは収まり、何事もなかったかのような「無」の状態に戻って行く。
無から有へ、そしてまた無へ。
この繰り返し。
まるで季節が巡るようだ。

春夏秋冬。
季節に春夏秋冬があるように、人生にも春夏秋冬がある。
命が芽生え、深緑のごとく青春を謳歌し、やがて赤く染まる葉に秋の心を覚え、静かに冬を迎える。

朝昼晩だって春夏秋冬のようなものだ。
爽やかな朝風。煌めく陽光。深淵なる夜の闇。

肉体は、否が応でも春(あるいは朝)から始まり、最後は冬(あるいは夜)へと向かって行く。

精神はどうだろう。
肉体と同じで、年齢を重ねるに連れて変わっていくものなのかもしれない。
ただ、間違いなく違うのは、精神は自由に春夏秋冬(朝昼晩)を行き来できるということ。

若々しい老人。
老けこんだ若者。

冬の次には春が来る。
夜が明けたら朝が来る。
この「当たり前のこと」の意味を理解していれば、精神は、きっと今まで以上に自由に飛び回ることができる。

今は7月7日の午前5時。
今日も新しい朝がやってきた。

人生は、季節(とき)を巡る。


● 時をかける少女 原田知世




● COMMENT ●

おはようございます
考えさせられる話だなと思いました

刺された跡って、消えたようでずっと残りません?
それから、刺されたことで、何かへの抗体ができたり
反対にアレルギーになったり・・・・

Re: タイトルなし

ネリムさん、こんにちは!

なんか、ブログを始めて、いろいろなことを想ったり考えたりするようになりましたねえ。。
ネリムさんの異次元のようなシュールな絵は、どこからその発想が出てくるのか興味津々です……
ネリムさんの精神は時空間を自由に飛び回っているような、いつもそんな気がしています。。

Re: タイトルなし

つかりこさん、こんにちは!

そうですね、跡が残りますよね。。
それって、人生で得たもののような気がします。
抗体ができたりアレルギーになったりするのも……。
ボクはある意味「この世は修行の場」だと思っていて、試練も与えられたものって思っています。
ボクは人生で何を得るのか、楽しみではあります。
(深くは思っていないですよ。結局は何もないのかもしれませんし……)


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