2014
11.03

包む文化 その7

Category: その他
日本語には真名と仮名があり、日本人は、世界中のいろいろなものを受け入れ、吸収する。

では、日本語の「包む」というのはどういう意味なんだろう?

先ず、「包」という字形。
己が何かの中に入ってるのかなあ???

この字形は、どうやら、女性が身籠って胎内に胎児が宿っている形が元になっているらしい。
おー、母親の胎内に入って守られている状態だあ!

「守られた胎内」から外界に接した瞬間、人は母親から分離される。
そして、「おぎゃー」と力の限り泣き叫ぶ。
泣くのは肺を活発にして呼吸をするためなんだろうけど、もしかしたら別の意味もあるんじゃないかって思ったりもする。
独立した一人の人間としてポンと外界に出され、もう不安で不安で仕方がない状態なのかも、とか。
まったく覚えてないけどね。

では、「包む=つつむ=くるむ」の意味は何だろう?????

goo辞書によると……。

1 物を、紙や布などの中に入れてすっかりおおう。「風呂敷で―・む」
2 (多く受け身の形で)物をすっかり取り囲むようにする。
 「山中で霧に―・まれる」「火に―・まれた家」「事件はなぞに―・まれている」
3 心の中にしまっておいて外へ出さない。秘める。隠す。
 「―・まず話す」「悲しみを胸に―・む」
4 慶弔のためやお礼として、金を紙などにくるんで渡す。
 「車代を―・む」
5 堤を築いて水が外に流れ出ないようにする。〈新撰字鏡〉

併せて「慎む(つつむ・つつしむ)」をgoo辞書で調べてみると……。

《「包む」と同語源》

1 気がねする。遠慮する。
 「人目も今は―・み給はず泣き給ふ」〈竹取〉
2 気後れする。
 「例いとよく書く人も、あぢきなうみな―・まれて」

うおおおおおお!!!!!
「包む」と「慎む」は同じ語源なんだあ!!!!!
「慎ましい」=「表に出ないようにする」=「包む」ってカンジ???
心や気持ちを包み込むんだね。
お香典を小さい風呂敷で包んで持っていったりするのはそのためなのかな。

それと、包まれた物には、そのもの以上の価値やパワーが宿ると信じられてきたようだ。
「衣(ころも)」の語源も「包む(くるむ)」のようだし、人は衣に包まれてパワーアップしているのかな?
「おくるみ」に包れた赤ちゃんは可愛いし。

あ、そうかあ!

だからかあ!!

だからクルム伊達公子さんはあんなに活躍できるんだあ!

それはさておき。
身近なもので「包んでパワーアップ」に該当するのはどんなおがあるんだろう???????

では、今日は11月3日なので、出席番号29番の……。
もう、このパターンは飽きたね。学校休みだし。

おむすび・おにぎり!

「おむすび」と「おにぎり」の語源には諸説がある。

代表的なので言うと、「おむすび」は古事記に登場する三柱の神「天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」と「高御産巣日神(たかみむすびのかみ)」と「神産巣日神(かみむすびのかみ)」のうち、「高御産巣日神」と「神産巣日神」に共通する言葉の「産巣日(むすび)」から名づけられたというもの。
「むすび」は神様であり、この神様の霊力をご飯の中にギュッと入れて食べる。
そして、形は三角形(山型)。当時の日本人は山を神格化していたので、山型には神の力があるということでこの形に。

一方の「おにぎり」。
こちらは「鬼切り」といった説もあるけど、一般的に「握飯」(にぎりいい)から「握り飯」(にぎりめし)そして「おにぎり」へと変化したものと言われている。

おむすびにしてもおにぎりにしても、何れにせよ作り手が両手でご飯を包み込むように作るのには変わりない。

手で、ギュッギュッと。
そこに梅干しや鮭、それと、たくさんの愛情を詰め込んで……。

なるほど。
もしかしたら、遠足などで何の気なしに食べていたお母さんのお手製のおにぎりが一番美味しいのかもしれない……。

おっと、そろそろタイムリミットだ(何の?)。

では今日の最後はお店の紹介。

新宿御苑のある、こころむすび ( ← リンク )

141103kokoromusubi1.png


こちらの店の名前の由来がいい!

ホームページにある案内にはこう書いてある。

修業時代に、親方は私にたくさんの事を教えていただきました。
料理はもちろん、包丁技術、食の知識、商売の心構え、商売に対する姿勢、そして遊びなどです。
おむすびの語源が「米と米を結ぶ」だということも親方に教えていただいたことのひとつです。
おむすびの語源は色々な説があるそうですが、この話を聞いたときに、何故か心温まる思いがしました。
それから10年の月日が流れ、「米と米を結ぶ」は僕の中で「心と心を結ぶ」に変わりました。
「あの心温まる、ほんわかおむすび、一口食べたらなぜかホッとするおむすび、そんなお店があったらいいな!」
そんな店があれば、人はもっと明るくなり、笑顔に溢れ、優しくなれるのでないかと思いました。
そんなお店を作りたいと思い当店を開店しました。
「一人でも多くの人と心と心で結ばれたい」
こころむすびはこの想いがたくさん詰まったお店です。

141103kokoromusubi2.png


素敵なコンセプトだよね!
店主自ら選ぶ食材で作った美味しい料理と、それを引き立てる美味しい日本酒。
いやあ、これからの季節、たまらないね。

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では今日はこの辺で!!

こころむすび 食べログ情報

こころむすび日本酒 / 新宿御苑前駅新宿三丁目駅新宿駅

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コメント
こんにちは
包むは深いなと思いました
ネリムdot 2014.11.03 13:20 | 編集
おむすびの平均的な大きさってのは、一合で三個分を握った時なんだそうです。とかなんとか、また関係ないことを振ってる。すみません、どこかのコメント欄にフィリップ・マーロウのことが書かれていたような気がするのですが、間違ってたらごめんなさい。浅野忠信主演のNHKのドラマ「ロング・グッドバイ」はご覧になりました?

というのも、実は私はこのドラマを浅野忠信見たさに観てたんですが、ひょっとしたら原作小説を読んだことがあるのかも、と遅まきながら気がついたんです。ただ読んだとしたら30年も昔のことなので、どの程度読んだのかさっぱり思い出せなくて。
ケフコタカハシdot 2014.11.03 15:06 | 編集
「こころむすび 」行ってみたいですね。きっと、癒されるお店でっしょうね。美味しそうですし。
ああ、妄想でお酒を飲んでいますよ。熱燗で・・・。

一緒にいるとほっとするそれだけで、いい。そんな人をめざして(*^_^*)
いないとほっとされているかも・・・。

ブログも同じく、訪問して癒されるところへついつい・・・。
Miyudot 2014.11.03 18:39 | 編集
ネリムさん、こんにちは!

返信が遅くなってすみません。。
そうですね、「包む」には深い意味がありますね
ボクもいろいろと調べていて実感しています。
それと、こういったことを知っているのといないのとでは随分違うと。

「子供たちに何を教えるべきか」
そんなことも思います。。。

Omunaodot 2014.11.05 05:26 | 編集
ケフコタカハシさん、こんにちは!

返信が遅くなりすみません。。

> おむすびの平均的な大きさってのは、一合で三個分を握った時なんだそうです。

へえー、そうなんですね!!
それが握った感じで手頃なんですかね???

NHKの「ロング・グッドバイ」は観ていませんでした・・・。
(てか、やってたんですね、知らなかったあ・・・)

原作はレイモンド・チャンドラーの小説ですね!!
清水俊二訳と村上春樹訳のがありますが、後者はまだ読んだことがありません。
この機会に読んでみようかな・・・
一文一文、セリフの一言一言、味わって読みたいですね!
Omunaodot 2014.11.05 05:40 | 編集
Miyuさん、こんにちは!

返信が遅くなってすみません。。
ボクも「こころむすび」は行ってみたいです
こういう想いがつまった店は、ホントいいですね!

一緒にいるとほっとする人
うん!そうありたいですね・・・。
一緒にいるとほっとかれる人は嫌ですけど

店に行かなくても「こころむすび」はいつでもどこでもできますよね!
こころのつながりは、かけがえのない大切な宝物です。。

Omunaodot 2014.11.05 05:47 | 編集
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