2015
01.16

アンダンテ 

今日、「政府は16日、2016年のユネスコ(国連教育科学文化機関)世界文化遺産登録を目指し、『長崎の教会群とキリスト教関連遺産』(長崎、熊本両県)の推薦を閣議了解した。正式な推薦書を今月中にユネスコに提出する」とのニュースが流れた。
記事に書いた五島列島の建物のうちのいくつかも、対象に含まれている。
記事を書いて間もない出来事であるせいか、他人事とは思えず、とても嬉しく思う。

それと、これまた先日紹介した「和風洋食屋 紙ひこうき 」(←リンク)の店主さまからコメントを頂いた!
これまた嬉しいかぎり。

さて、今日はボクの勤務先である戸塚にある洋食屋さんのレポートで~す♪


ゆっくりと歩く、100年の時の散歩道

「オムライス」「神奈川」「食べログ」で検索すると、今現在、以下のランキングで表示される。
1位:155ダイナー 3.56
2位:ミカサ 3.55
3位:グリル・エス 3.53
4位:津久志亭 3.52
5位:サモアール馬車道店 3.52
6位:アンダンテ 3.52
7位:センターグリル 3.51
8位:サロンドウフエモア 3.51
9位:洋食の美松 3.44
10位:100時間カレーB&R 武蔵小杉店 3.41

この中に、とっても気になっている店がある。
ミカサ、サモアール、センターグリルは記事で紹介したが、どれも、評判通りとても美味しいオムライスを食べることができた。
それに匹敵するような評価を得ていて、しかも、すぐ近くにある店。

その店の名は……。

アンダンテ

戸塚駅西口から徒歩でおよそ10分。
駅から続く商店街を抜け、やがて住宅地に街の様相が変わる頃、その店は姿を現す。

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建物の色調、造り、そして商店街から離れている上にメインストリートから一本奥まったところにあるという立地。これらすべてのベクトルが、喧騒から心身を解放してくれるべく方向を向いている。
その誘い(いざない)のベクトルに乗り、ゆっくりと歩を進め入口へと向かう。

入口で、店名を示す「ANDANTE(=歩くようなはやさで)」の看板がボクに微笑みかける。
「いらっしゃいませ」
そして看板は、ドアの向こうで「やすらぎの時間」が待っていることを約束してくれる。
「こころの散歩にようこそ!どうぞ、ごゆっくりと」

店に入り席につく。
同時に、予定調和のごとくやすらぎの時間が訪れる。

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店内は4人掛けのテーブルが4つに6人掛けがひとつと、適度な大きさ。
お客さんはひとりいるだけで、すいている。
絵画、ランプ、花瓶、BOSEのスピーカーから流れるピアノ曲。
水をひと口飲み、窓の外を見やる。
うすっぺらなインスタントな香りに包まれた日常から離れ、濃厚で重厚でいて軽やかな「時」が、ゆっくりと流れて行く。

150116ANDANTE3.png


なんて劇画チックに雰囲気に浸ってないで、肝心な注文をしないと……。

メニューを開き、物色。
決めてるんだけどね、一応。

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オムライス……っていいたいけど、今日は違う。
(次回はオムライスを食べようと思っている)

アンダンテが高い評価を受けている一番の理由はこの料理にあり!

ピカタライス

「ピカタ」と言うと、薄切り肉をソテーしたイタリア料理。でも、これはちょっと違う。
簡単に言うと、目玉焼きがご飯に乗った食べ物。
それが妙に美味しいらしい。
せっかくなので、サラダと飲み物つきのセットを注文。

と、速攻でご登場なさった!!
はやっ!

150116ANDANTE5.png


うわあ、なんか、このとろみ感が美味しそう!
匂いもそそる。
おー、いいねいいね!

150116ANDANTE8.png


では、コンソメスープをひと口。

150116ANDANTE4.png


うん、コンソメと、セロリの苦味が効いている。

続いてサラダを。

150116ANDANTE6.png


トマト、にんじん、レタス、きゅうり、紫玉ねぎ、ベーコン……。
フレンチベース(?)のドレッシングが、クリーミーなまろやかさで秀逸。

ではメインに参りましょう!!

よく絡めて、いっただきま~す!

150116ANDANTE7.png


うわああああ!!!!!!!!

な、何じゃこりゃああ!!!

うまい!
うますぎるーーーーーーー!!!!!!!

半熟たまごに野菜を乗せ、甘辛の絶品ソース。
何だろう、このソース。
ブイヨン? 醤油?
和食な洋食。
超庶民的な高級料理。
「矛盾」で彩られた未経験の不思議な味。
これは病みつきになりそうな予感。
とにかく、パクパクといけてしまう。

注文はセットがお薦め。
ピカタライスの甘辛。
コンソメスープの苦味。
サラダのまろやかな味わい。
これらのバランスが最高!

いやあ、ほんと、「いいもの見っけ!」ってカンジ。

アンダンテは大正3年に神戸で創業し、太平洋戦争後に戸塚に移転。戸塚では線路際に店を構えていたが、再開発で今の場所に移った。
ピカタライスは、先代が「若い労働者に『安くて早くて美味しいものを』という思いであみだしたメニューとのことで、以来、秘伝の味を守りつづけている。
なるほど。この店が醸し出していた「やすらぎの時間」を提供してくれる雰囲気は、こういった「お客さんに喜ばれる料理をあみだして提供するぞ!」という魂が連綿と受け継がれているからなんだね。
連綿と、連綿と……。
そう、100年の時、それぞれの時代を、それぞれのお客さんに、歩くようなはやさで、ゆっくりと、確実に。

食後、お礼を言って店を出る。
そこにはまた、日常の喧騒が待ち構えている。
でも、明日もがんばれる。そんな気がする。
だって、こんな身近なところに、素敵な知り合いができたのだから。

150116ANDANTE9.png

アンダンテ 食べログ情報

アンダンテ洋食 / 戸塚駅

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コメント
お勉強の後は、ピカタライス~
なんとなく・・・すき焼きに卵を入れた感じ?
う~ん
どんな味かしら???

今~右手が上がらず、必至で打っております。(+o+)
Miyudot 2015.01.16 20:46 | 編集
これ、ある種のオムライスって言えなくないですか?
写真で見るだけでも美味しそう(^。^)
スープがセロリ味?
それもそそられますねぇ~
いい店を見つけられましたね(^^♪
YASUdot 2015.01.16 21:11 | 編集
Miyuさん、こんにちは!

肩の具合はどうですか???

ピカタライスの味は何とも表現が難しいですねえ。。
和食っぽくて、でも洋食。
とろみがまた独特の味を出してる・・・
う~む???
何なんでしょうねえ???

それはそれとして、肩の具合が早くよくなることを祈ってます。。

Omunaodot 2015.01.17 09:01 | 編集
YASUさん、こんにちは!

> これ、ある種のオムライスって言えなくないですか?

なるほど!
そうですね!!
創作オムライスっぽい雰囲気でもあります。
落ち着けて、値段も安いですし、ホント、いい店を見つけました!

他にも面白いメニューがあるので、また紹介しますね!
Omunaodot 2015.01.17 09:07 | 編集
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