2015
02.03

テスト期間中に掃除が捗ったりする現象について

Category: その他
2月。
受験シーズン真っただ中。
受験生の皆さん、ホント健康には気をつけて望みましょう!
ボクは痛感しているので……。

え、何を?

いやあ、よくぞ聞いてくれました!

それは……、

花粉症。

やつに出会ったのは、高校3年の大学受験の時期だった。
マンガかドラマの転校生のように不意に教室に姿を現し、ボクの隣りの席に座ると、右手の親指を立てながら「よろしくな」と言い放ちやがった。
以来、腐れ縁というべきか、今日までそのつきあいは続いている。
そう、振り向けば、そこにはやつがいた。

今年もそうだ。
ここ数日、ちょっと鼻がムズムズする。
気のせい?
いや違う。
一昨日は間違いなく、今年の一日あたりのくしゃみ回数の自己ベストを更新した。
やつが近よって来る足音が、確実に聞こえる。

巷では「くしゃみ1回はほめられ、2回は悪口を言われ、3回はほれられ、4回は風邪」なんて言うが、伝説のバース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発なんのその、この時期の3連発は日常茶飯事。世界中の女性にほれられちゃう勢いだぜ……。

そんな花粉症とのつきあい。
いやあ辛いよなあ。
最近は早めに薬を飲み始めているせいか、ちょっとは楽だけど。。

発症したときが一番ひどかった。
とにかく試験に集中できない。
両方の鼻にティッシュつめ込み状態。
そうしないと、椅子に座って問題を読んでいるだけでも、ツ~ってて鼻水が溢れでてくる。
しかも鼻は両方ともつまっているので、口でフガフガ。

夜なんか寝られやしない。
あおむけだと両方の鼻がつまるので、左右どっちかを上にして寝る。
そうすると上にした方の鼻がスーッと通ってくる。
「よし、いいぞいいぞ。このまま逆を上にしたら両方の鼻が通るのでは???」
そんな淡い期待を抱きながら寝返りを打つと、期待に応えてくれた逆の鼻が徐々に通ってくるんだけど、今度はさっきまで通っていた方の鼻がそれに反比例するように詰まって行く……。

救いようのない絶望感とともに、イライラ最高潮。

そう、だから受験のときは自分の力の半分も……。

ん?

ちょっと待ったああ!!!!!!!!!!!
おっと、いいわけするのかい。
受験で第一志望校に落ちたのは花粉症のせいかい???

やばい、くしゃみが……。

150203kusyami1.png
irorio.jpより

閑話休題、ここから本題。

いいわけ。

受験やテスト期間のときって、肝心な勉強ではなくて、なぜか読書の時間が増えたり掃除が捗ったりしない?

テスト期間になると掃除が捗る。
多くの人が経験しているこの現象。
これって何だろう???
ちなみに、下のグラフは名古屋市の月別のゴミ処理量だけど、大掃除が行われる12月が一番多いので、試験期間に学生が一斉に掃除に精を出してゴミの量が増えるってわけでもなさそうだ。

150203gomi1.png


実はこの現象にはちゃんと名前がついていて、心理学ではこう呼ぶらしい。

セルフ・ハンディキャッピング

以下、ニコニコ大百科(仮)より。

************************************

セルフ・ハンディキャッピングとは、試験など何かの本番前に予め「全然勉強できてない」「体調が悪い」などと言い訳をしておくアレのことである。
少し真面目な言い方をすると、「自らの失敗理由を外的要因に求め、自らの成功理由を内的要因に求めるための事前工作」を指す心理学用語である。

■ 概要 ■

ある行為によって自己のイメージが脅かされる結果が生じることが予期される場合、結果が出る時点で自分に有利な帰属がなされるように、あらかじめハンディキャップを自分に与えるような行動をとったり、ハンディキャップがあることを主張しておく行為。
――『社会心理学小事典〔増補版〕』 有斐閣

このセルフ・ハンディキャッピング行動は、大きく2つに分類することができる。

1.自らハンディキャップを作り出す(例:試験前にあえてゲームをする)
= 獲得的セルフ・ハンディキャッピング

2.自らにハンディキャップがあることを主張する(例:準備不足であることを、試験当日に友達に対して嘆いてみせる)
= 主張的セルフ・ハンディキャッピング

特に自身の勝利や成功に確信がない場合、こうした行動や主張をあらかじめとっておくことによって、

実際に失敗した場合は、それが自身の能力不足ゆえではなくハンディキャップを背負っていたせいだと自他に言い訳でき、評価や自尊心を保つことができる。

実際に成功した場合は、ハンディキャップがあるにもかかわらず良い結果を得られたと解釈して自尊心を高揚させ、また他人からもより高評価を得ることができる。

という効果を期待するものである。つまりセルフ・ハンディキャッピングは、自らの評価や自尊心を守るために人間がとる「自己防衛」といえる。

理論上、セルフ・ハンディキャッピングは成功率や状況を悪化させこそすれ、良化させることはなく、その行動に生産的価値は存在しない。それは結局、失敗や不調の原因が自己の能力ではなく、外部から与えられた要因にあると思い込ませる、論理のすり替えに過ぎないからである。

ただし、だからといって一概にセルフ・ハンディキャッピングをした人間を責めることは難しい。人間は他の動物と比較しても特に社会的であり、自身と他者とが入り乱れる集団社会において、自己のみなされ方(世間体)を完全に無視して生き続けることは困難だし、自尊心を失った状態で生活することもできない。

多かれ少なかれ評価や優劣を意識する人間にとって、「格好悪くあがいて少しでも成功に近づこうとする」ことよりも「手を尽くしてプライドを守る」ことがより重要だと判断した状況では、セルフ・ハンディキャッピングは誰の身にも起き得ることと思うべきだろう。

************************************

なるほど!
そういうことだったのかあ!!
うん、あるあるこれ。

それに、テスト直前。
時間割を作って計画を立てる。
でも、計画は作って満足するだけで、実際には守られなかったりする。
計画表を見ながら「さて、今回のテスト範囲なら3時間でよいから、ちょっと仮眠して勉強は9時からやろうかな」なんて先延ばしにして、結局9時になると「10時からでも大丈夫だな」なんて脈略のない計算による引き延ばし作戦が決行される。
最後は開き直り。
仮眠は延々と夜中まで続き、いよいよやばいと飛びおきた真夜中に「できるよ、きっと。うん、大丈夫」なんて妙な自信がわいてきたり。

そして迎えた試験当日。
今度はテストを相手に「3問続けてBはないよなあ……」なんてわけのわからない心理戦がはじまったりする。

いやあ、人間って面白いなあ。。

ではでは!

● ストレンジカメレオン / the pillows




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コメント
ちなみに試験前には、必ずスイーツ作りがしたくなります(*^_^*)
そんな時間ないはずなのに・・・。作らなきゃいけない衝動にかられます。逃避でしょうか?
あ、歴史の試験前、寝てしまい慌てている夢から
やっと解放されました。
レポート書かされたこともあります。(+o+)
日本史、世界史・・・。
暗記が苦痛で駄目でした。楽しむ、学ぶということに欠けていたのでしょうか。先生がオムさんだったら人生が違っていたかもです(^-^)
Miyudot 2015.02.04 06:20 | 編集
Miyuさん、こんにちは!

> ちなみに試験前には、必ずスイーツ作りがしたくなります(*^_^*)
> そんな時間ないはずなのに・・・。作らなきゃいけない衝動にかられます。逃避でしょうか?

おおおおおお!!!!!
じゃあ、いろいろな試験を受けましょうよ。。。
スイーツは大好きですよ。
えーと、何がいいかなあ・・・

暗記モノって興味がわかないときついですよね。
特に年号とかの数字の羅列は。。
でも、Miyuさんは歴女になりましたので(いつ?)、これからいろいろと学んでいただきますね♪
Omunaodot 2015.02.05 06:11 | 編集
まさしくその通りです…!
不本意な結果に終われば「勉強不足」を理由に言い訳、その勉強不足も自分が勝手に作り出したハンディキャップ(ゲームをするだとか、TVを見るだとか)のせいなのに、またまた言い訳。見苦しい無限ループです。
そして社会人になった今でも、その性質は変わっていないという(汗)
少しずつ改善していかないと…
野津征亨dot 2015.02.07 08:49 | 編集
野津征亨さん、こんにちは!

第三者的に自分を知ると、もしかしたら改善できるのかもしれませんね。
本能で動く自分の無意識の部分って自分では気がつきにくいのですが、それを何とかわかるようにして改善していくというような・・・。
まあ、それがなかなか難しいんですけどね。。
自分を知って、少しずつでも改善していきたいです。
Omunaodot 2015.02.09 05:50 | 編集
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