2015
05.08

Omunaoの韓国見聞録 最終回

Category: その他
オムライスを堪能した後は、鍾路3街駅から地下鉄5号線で金浦国際空港へと向かう。
幸い車内はすいており、ドカッと腰を落ち着けることができた。

150508kankoku2.png


韓国の地下鉄の車両は日本のそれよりも幅が広い。そのせいか、乗っていて何となくゆったりとしたおおらかな気分になれる。
これは想像していなかった。いや、むしろ、「車内はせせこましいのでは?」といった漠然とした先入観があった。韓国人の人柄にしても、「血気さかんでわけもなくいきり立ってるのかなあ」なんて。ようするに、モノもヒトも「他人(ひと)のことなどお構いなし。すぐに喧嘩を売りたくなる、もしくは売られる状況にあるのではないか」なんて思っていた。

ところが。
地下鉄乗車のマナーはよい。
(携帯の通話は自由のようだけど)
交通マナーもよい。
食事のマナーも。
喧嘩を売る?
とんでもない。
いや、それどころか、親切な人がとても多い。
地下鉄の車内で、手にした地図とドアの上に貼られた路線図とをおろおろしながら見比べていると、「どこへ行きたい?」と声をかけてくれる人。
T-moneyのチャージ機がうまく作動しないで右往左往していると、自分の持っている札と交換してチャージをしてくれようとする人。
当たり前のように助けてくれるのだ。

あれ? 反日感情って???
国内の統治を強固にするためには国外の敵の存在を国民に植え付けるのが手っ取り早い手法。
政治が不安定なときであればなおさら。
更に言うと……。
中国、韓国、日本が仲良くなって手を組まれると困るのはアメリカである。
この3カ国を分断し、アメリカがそれぞれの国と繋がってアジアでの主導権を握っていたいのだ。TPPだってそうだ。
日中韓の政治を裏で操っているのは誰?

ちなみに、戦後の日本統治は……。

A級戦犯であった岸信介氏、正力松太郎氏、児玉誉士夫氏、笹川良一氏がCIAのエージェントとして働くために釈放され、岸氏は政治、正力氏はマスコミ、娯楽(スポーツ)、児玉氏はフィクサー、笹川氏は公営ギャンブルで国民を支配する。
いわゆる巣鴨プリズンコネクション。これがアメリカによる戦後の日本統治だ。

「韓国の反日感情」に話を戻そう。
2014年5月2日号の週刊アサヒの田原総一朗氏の記事に次のようなことが書かれている(以下、記事の抜粋)。

***********************************************

4月12日放送の「激論!クロスファイア」に、産経新聞ソウル駐在特別記者兼論説委員の黒田勝弘氏に出演してもらった。黒田氏と私は70年代からの友人で、当時、彼は共同通信の記者であった。
その黒田氏に、韓国の「反日感情」の実態を語ってもらった。たとえば朴槿恵大統領は、米国をはじめ各国との首脳会談で日本を厳しく批判している。そして韓国の新聞やテレビは、うんざりするほどすさまじい日本攻撃を繰り広げている。

そこで、黒田氏に、なぜ韓国の政治家やメディアがこれほど日本への憎悪をむき出しにするのか、その実情を説明してもらった。

「韓国の国民のほとんどは、実は反日感情など持っていません。私は生括していて何の危険性も感じないし、不快な思いもしない。それどころか、韓国人はきわめて穏やかで親切です」

黒田氏は微笑を浮かべて語った。日常生活では、日本拒否の現象など見当たらない、というのである。すぐには信じられなかったが、黒田氏はありのままの実感を話したのだ。

しかし、それにしては朴大統領の尋常ではない日本批判、そしてマスメディアの憎悪むき出しの日本攻撃は、どう受け取ればよいのか。黒田氏は苦笑してこう語った。

「メディアの人間は自分を知識人だと思っていて、知識人として朝鮮を植民地にした日本を批判すべきだ、それも忘れてはならないという思いが強い。しかし、いくら日本をたたいても一般の国民は反応しないので、いら立って日本をより強烈に批判する。しかし、反応しない。そこでますます怒る……という現象になっているのですよ」

そういえば、ある大手旅行代理店幹部が、韓国から日本への観光客は増えているが、日本から韓国への旅行者は減っていると語っていた。

数年前までは、「ヨン様」ブームなどで韓国を訪ねる日本人客、特に女性客が増えていた。それが、朴大統領をはじめ韓国の政治家やメディアが日本を激しく攻撃するようになってから激減したというのだ。

しかし、一般国民が朴大統領の日本批判や韓国のマスメディアの日本攻撃などそれほど読んでいるとは思えず、日本の、特に週刊誌や月刊誌の多くが韓国を批判、いや憎悪むき出しで攻撃しているのを読んで、韓国に拒否反応を示すようになったのであろうと考えられる。ということは、韓国人とは逆に、日本人は売らんがための報道に容易に影響される、もろい存在だということになる。我ら日本人、しっかりしなくては!

***********************************************

実際にこの目で韓国を見てきた今、この記事には納得である。
百聞は一見に如かず。
やはり、何事も自分の目で見るべきだ。

まあ、中には「ん?」って人はいるけどね。広蔵市場では喧嘩で警察が来ている現場も目撃したし。

文化の違いも感じた。

驚いたのは、街を歩いているとすれ違いざまに肩と肩がぐつかることがあるけれど、それについて「おい、てめー」も「すみません」もないこと。
どうやらこれは、クェンチャナヨ(「大丈夫」とか「構わない」の意味)という考え方で、「こんなに大勢の人がいたらぶつかって当たり前。それに、いちいちそんな事を気にしてたら前に進めない」いう考え方からきているらしい。

それと、地下鉄が核シェルターになっていること。
ソウル駅は地下7階構造で、かなり多くの人が避難できる規模になっている。

これは地下鉄の駅に常備されているガスマスク。

150508kankoku1.png


10:00過ぎに金浦空港に到着。

150508kankoku3.png


窓の外を眺めながらフライトまでの時間を過ごしながら、ふと思う。

150508kankoku4.png


同じ地球上の、すぐ隣の国。
僕らは一体、どれほどのことを知っているのだろう。

いや、隣国どころか、もしかしたら隣りの人のことだって……。

情報に踊らされる自分。
作られる、自分。
「お客さまを第一に」と「営業スマイル」は教えられるが、打算なく「心の底から笑うこと」は誰も教えてくれない。
「感情を抑えるノウハウ」は山ほどあるが、「感情のままに自分をさらけだす方法」なんてどれほどあるのだろう。

今回訪れた市場の屋台で生き生きと働く人々の笑顔が脳裏に浮かぶ。

本当に大切なことって何?
自分って何?
今、ここに生きて在るって……?

改めて考えさせられる旅でもあった。

また行きたいな、韓国。

おわり

スポンサーサイト

トラックバックURL
http://omunao1224.blog.fc2.com/tb.php/708-75869600
トラックバック
コメント
遅れながらも韓国旅行の記事を楽しませていただきました。

情報に踊らされている…確かに…

きっと私も先入観などで、ガチガチだと思います。鵜呑みにしてることも、山ほどかも。
凝りほぐしていかなきゃですね。

ところで、こっちのコメント欄に書いてしまいますが、韓国のオムライス、羨ましいです!オムライスがあることに驚きました。(これも先入観?)
いつか私も韓国に行ったら必ず食べたいです。
トリdot 2015.05.11 20:54 | 編集
トリさん、こんにちは!

「百聞は一見に如かず」、いや、自分の目で確かめることの重要性を実感しました。
韓国は儒教の国ですね。
お年寄りを大切にする心も日本より強い気がします・・・

> ところで、こっちのコメント欄に書いてしまいますが、韓国のオムライス、羨ましいです!オムライスがあることに驚きました。(これも先入観?)
> いつか私も韓国に行ったら必ず食べたいです。

はい!
ぜひに!
独特ですし、韓国の食文化を感じますよ!
omuto tomatoはどうなのかなあなんて気になっています
今度行ったら食べようっと♪
Omunaodot 2015.05.12 06:34 | 編集
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top