2015
06.22

水の輪廻

Category: その他
先日、冒険写真家、豊田直之さんの写真展に立ち寄った。
品川駅の近くにある「キャノンギャラリーS」で開催されており、水にまつわる様々な豊田さんの作品が、A1サイズ(60センチ×90センチ)で79点展示されている。

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会場に足を踏み入れた途端、都会の喧騒とはかけはなれた異次元空間がボクを迎え入れてくれた。
明りが落とされ、作品だけが絶妙な光で照らし出されている。
美しく光り輝く写真。
自然の織りなす神秘的な世界。
そこに息づく生き物。
八百万の神が宿る万物の「瞬間」を切り取った、珠玉の作新の数々。
まさに写真展のタイトルである「水の輪廻~広大なる海の行方を追い求めて~」そのものだ。

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撮影場所は、屋久島、西表島、秋田県男鹿半島といった国内の自然の宝庫やトンガやフィジーなどだが、加えて、地元神奈川・横浜の水源も!
「え、こんなところがあったんだ!」との驚きとともに、とても親近感がわいた。

また、会場には、この写真展のために作曲家・岩室晶子さんが書いたオリジナル曲(演奏も岩室さん)が流れており、写真と相まって癒しの世界へといざなってくれる。

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豊田さんのプロフィールは以下の通り。
1959年横浜生まれ。東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業。サラリーマン、漁師、ライター兼編集者を経て、写真家・中村征夫氏に師事。1991年独立後、海の撮影プロダクション・有限会社ティエムオフィスを設立。同代表。1996年、キヤノン販売株式会社(現キヤノンマーケティングジャパン株式会社)のカレンダー撮影を担当。2012年、NPO法人海の森・山の森事務局を設立。理事長として、環境保全の普及啓蒙にも活躍する。かまくらペンクラブ会員。著書多数。ラジオやテレビなどの出演も多い。

プロフィールに書かれている、NPO法人海の森・山の森事務局。
その紹介のパンフレットを見てみよう。

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あすの地球のためにボクたちにできること

What can we do for the EARTH ?

海の森とされるサンゴや海藻。
そして地上のいわゆる森。
どちらも地球が地球として存在するためにはきわめて大切なもの。
この一見離ればなれの二つを結ぶもの。
それは「水」。

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水。
それは万物創生の源。
豊田さんは「海の森・山の森事務局」の活動の中で、自分の作品をスライドに連ねそれを音楽に乗せて流す「ビジュアルコンサート」を行っている。また、今後は、子供たちへの「水育」と水源の水を知ってもらうための「滝探検ツアー」や、ビーチクリーンと相模川クリーンアップ、サンゴの増殖・移植、生活排水の見直しなどの展開を視野に入れている。

こちらが「豊田さんのオフィシャルブログ」 ( ← リンク )。

「素晴らしいものを見させていただきました」
会場にいらした豊田さんに挨拶をして帰路についた。

水。
命。
輪廻。

そうか!
帰り道でふと思った。

一枚一枚の写真に「八百万の神の存在」を感じたのは、その一瞬を切り取る豊田さんの魂と、脈々と息づく自然の魂が見事に一体化して写真に表出しているからなんだ。

またひとり、素敵な方と出会えた。
ボクのこころが、はずんだ。

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