2015
06.29

夢と想い出

Category: その他
マイナビウーマンのサイトに、「百人一首がわからなくても知っている有名な歌」と題して、読者582人に聞いた結果が掲載されていた。

1位 花の色は移りにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに 
 (小野小町) 39.4%

2位 ちはやぶる神代も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは
 (在原業平朝臣) 28.4%

3位 春過ぎて夏来にけらし白妙の 衣干すてふ天の香具山
 (持統天皇) 25.1%

4位 田子の浦にうち出でて見れば白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ 
 (山部赤人) 24.1%

5位 秋の田のかりほの庵の苫をあらみ わが衣手は露にぬれつつ
 (天智天皇) 16.8%

学生のころ暗記させられた百人一首。
当時、「歌を味わう」気持ちは全くなく、元素記号を覚えるのと同様に、仕方なくただただ暗記に励んでいた。

年を経るにつれ、ちょっとは人生の機微なるものが次第にわかるようになり(なったつもり)、百人一首に向かう姿勢も変わってきた。

好きな歌。
前にも書いたけど。

ひさかたの光のどけき春の日に 静心なく花の散るらむ
 (紀友則)

のどかな中に散り行く桜の激しさ。情景を切り取ったこの歌は、何とも言えず好きだ。


そして。

君がため惜しからざりし命さへ ながくもがなと思ひけるかな
 (藤原義孝)

この歌は、人から「良いよ」と教えてもらったのだが、触れてみるととても感慨深い。
藤原義孝の思いが凝縮されている。

さらに……。

「君がため」
これはボクにとって、ひとつのキーワードでもある。

人は何のために生きるのか。誰のために生きるのか。

今を生きて在ること。

「大好き」と「愛してる」の違い。

夭折した藤原義孝が「君がため-」を歌ったのは、偶然か、それとも必然か……。


ブログを始めて、見に来てくださる皆さま、声をかけてくださる皆さま、応援ご協力くださる皆さまがいらっしゃるからこそ前を向けるんだということを、改めて実感している。

夢と思い出。

「大きくなったら、プロサッカー選手になるんだ!」
キラキラと目を輝かせて話す子供たち。

「そうそう、あのときは大笑いだったよなあ」
明るい笑顔で思い出話に花を咲かせる老人たち。

そんな姿を見て、ふと思ったことがある。

人はいつまで夢に生き、いつから思い出に生きるのだろうか?

「夢」も「思い出」も大切なもの。
そこに境があるのかどうかはわからない。
「思い出」は、年を重ねるに連れて増えて行く。
では、「夢」は減るのだろうか?

夢には、「限界」や「諦め」がつきまとう。
現実を知り、夢破れる。
でも、夢は、「増える」とか「減る」ものではなく、追いかけるものである。

何だっていい。
ボクは、いつまでも夢を追い続けたい。

君がため。

ふれあいを求め、生きていきたい。

そして、幸福行の列車を、探し続けたい。

幸福駅3

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コメント
おはようございます
夢は生きる上で大切だと思います。
ネリムdot 2015.07.05 09:20 | 編集
ネリムさん、こんにちは!

はい!
いつまでも夢は追い続けていたいですよね
夢ってかなえるのも大切かもしれませんが、もしかしたら追い続けているのがいいのかもしれませんね。。
ほしいものを手に入れる前とか、休みの前とか、楽しみにしているときのように・・・
Omunaodot 2015.07.06 06:04 | 編集
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