2016
05.03

洋食大吉

活気にあふれる下町の心意気

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風薫る5月。
爽やかな風がほほをやさしくなでる。

幼少の頃、5月が待ち遠しくて仕方がなかった。
理由は兜。
こいのぼりも好きだったけど、それ以上に兜と太刀に心躍らせた。
「仮面の忍者赤影」の影響か、はたまた「怪傑ライオン丸」の影響か、決して「チャンバラトリオ」の影響ではないと思うが、まだ「チャンバラごっこ」に興じていた時代。
カッコよさに憧れ、年に一度のこの機会を逃してなるものかと兜をかぶって遊んでた。。

金曜日、午後8時。
浅草橋に降り立つ。
駅の改札を抜けると吉徳のショーケースが。
持っていたのはこんな立派な兜ではなかったけど、戦国武将になりきっていた楽しい思い出が蘇る。

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ところで、浅草橋には人形の店が多い。
これは、江戸時代に隅田川沿いに続く浅草寺までの参道の両側にあった土産屋が、後に人形屋やおもちゃ屋になったためらしい。人形屋は浅草橋駅付近に、バンダイをはじめとする玩具メーカーは蔵前付近に集中している。
ちなみに、浅草橋の南方には「人形町」があるが、こちらは人形芝居の人形遣いが多く住んでいたことに由来しているという。

さて、この日の目的地は、JR浅草橋駅から徒歩で5分ほどにある、洋食 大吉

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美味しい料理に旨い酒
下町の洋食屋
大吉

いいねえ、このフレーズ。
階段を下りて店へと向かう。

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ドアを開けたとたん、ものすごい賑わいが飛び込んで来た。
笑顔で酒を酌み交わす人々で満席の店内。
瞬間、ある言葉が脳裏に浮かぶ。
うわあ、これは〇〇だあ!

〇〇に入るのは???

花金。
ハナキン。花の金曜日。
2013年10月18日の「日刊SPA!」の20~30代の男女200人へのアンケートにおいて、66%に死語認定された「花金」。
そんなバブリーな時期の言葉がピッタリの、活気に満ちた「ウハウハ(同61.5%)」で「イケイケ(同64%)」な空間だ。

カウンター席に着きオムライスを注文。

調理場では数人のコックさんが、プロ技の手さばきで次々と料理を作り上げる。
こういうのを見ながら食事ができるのも嬉しい。

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ほどなくしてオムライスが到着。

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いやあ、大きい!
丸々としたビッグサイズのオムライス。
玉子も美しいし、ケチャップのかけ方がやけにそそる。
ここは「ちょいワルオヤジ(同51.5%)」になりきって、「ワイルドだろぉ~(同64.5%)」なんて心の中でつぶやきながらかっ喰らうのがいい。

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それにしても、なんともチョベリグ(同85%)なオムライス。
ハム、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルームが、ケチャップライスによくマッチしている。
味は、途中で水を飲まないと食べきらないくらい、かなり濃い。
でも濃い味大好きのボクにとってはめっちゃおいしい!!

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大きなオムライスで、すっかり満腹。
会計をすませて店を出る。

それにしてもスゴい賑わいだったなあ。。
こういう空間で食事をすると、料理とともに活気までもが体内に取り込まれ、とても元気になれる。
改めて暖簾に目をやる。

美味しい料理に旨い酒
下町の洋食屋
大吉

うん、素晴らしい!
下町の人情が沁みついた活気に満ちあふれる店。
その名も大吉。
おみくじに一喜一憂するよりも、この店を訪問することが「吉」を手に入れる最良の方法かもしれない。

またひとつ、素敵な出会いに、感謝。。

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そよ風

隅田川に花咲くころ
君と訪ねしあのお店

「幸せを手に入れたいから」
涙の笑顔を向ける君

大きな瞳の向こうには
明日の空が浮かんでた

「大吉っていうの」

時は過ぎ
やがて季節は変われども

そよ風に宿るその声は
変わらぬ、ボクの宝物

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