2016
05.05

太陽ケチャップ生誕の地にて

一度食べたらその美味しさの虜になってしまう「太陽ケチャップ」。
ネットで購入できるが、それだけでは物足りない。
生産現場や地元の雰囲気をしっかりと肌に感じつつ味わいたい。
そう、現地でお目にかかりたい……。

そんな気持ちが、ボクを「愛を知る県」へと向かわせる。

ということで、行ってきた!

太陽ケチャップを生産している「太陽食品工業」は、名古屋駅から名鉄で10分程度の須ヶ口駅前にある。
ローカル色豊かな駅の南口に降り立ち、交番の脇の道を進む。

と、すぐに、いかにも「町工場」といった建物が視界に飛び込んで来る。

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昭和3年の創業ということで、長い歴史を感じるその佇まい。

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土日、祝日は休みなのでこの日は門が閉ざされひと気はなかったが、何だか感慨深い。

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よし、次は太陽ケチャップを売っている店を見つけないと!
もちろん、一緒に、太陽ソースにもお目にかかりたい。
確か清須市内のいくつかの店舗で売っているとネットで見たのだが、どこで売っているのか見当がつかない。。

そこで、ちょうど太陽食品工業の前を小さいおこさん連れの女性が歩いてきたので尋ねてみた。
「すみません、この辺で太陽ケチャップを売っている店をご存知でしょうか?」

女性は丁寧に、この先の大通りに酒屋さんがありそこで売っているけど休みかもしれないこと、それと、駅の反対側を線路沿いに15分くらい歩くととスーパーがあってそこにあるかもしれないことを教えてくれた。

ちなみに、「太陽ケチャップをよく使いますか?」とお尋ねしたところ、「いや、他のよりも値段が高いので……」とのこと。
確かに、家計を考えるとしょっちゅう使ってはいられない。

お礼を述べ、教えていただいた大通り(「美濃路」と呼ばれる県道126号線)に出て酒屋を探す。

ここかな?

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最初にあったのが、「塩」のホーロー看板が光輝く「ヤマモ酒店」さん。
残念ながらこちらでは取り扱っていないとのこと。
次の酒屋を求めて歩を進める。

それにしても、この街道沿いにはレトロな雰囲気の店が並んでおり、なんだかワクワクする。

パン屋さん。

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「シキシマパン」と言えば「敷島製パン」、つまり「Pasco」。
そう言えば、敷島製パンの本社所在地は名古屋だっけ。。

お米屋さん。

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和洋菓子屋さん。

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しばらくして酒屋を発見。

三河屋酒店さん。
う~ん。
愛知にピッタリの、しかも「酒屋の名前と言えば?」の質問に一番多く返ってきそうな一度聞いたら絶対に忘れない名前!

店先には大きく「太陽ソース入荷」の掲示がされている。

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しかーし!

シャッターが閉まってる!

なんだよーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

仕方がないので店に併設されているご自宅の玄関チャイムを鳴らす。

「はい」
ドアが空き、中からは店主と思しき白髪の男性が。
「すみません、今日はお休みですよね。太陽ケチャップを売っていただけないかと……」
「あ、いいですよ。今開けますから」
二つ返事でOKをくれたご主人。感謝感謝。いや、深謝。

シャッターが開いた店内へと足を運ぶ。
陳列棚に並ぶ太陽食品工業の商品。

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店内にはこんな説明もある。

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こちらはレジ付近に並べられた商品群。
傍には数々のテレビ番組でしょうかいされた記事が並べられている。

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「最初にテレビで紹介したのは私なんですよ」
嬉しそうに話すご主人。
とにかくテレビの宣伝効果は抜群で、スゴい売れ行きだったと……。

「リピーターの方は県外の方が多いですね。遠くからも買いにいらっしゃいますよ」
客層に関する質問に対して返答をくれるご主人。
「もともと愛知県はソースのメーカーが多いんですよ。カゴメ、コーミ、サンキョーヒカリ。だから、競争も激しくて県外に活路を見出すこともしてます」
「富士宮焼そばのソースとかですかね」
「はい。それと、もともとは業務用なので、学校の給食でも使われいます」
おー!なんと羨ましい。
「家では、オムライスの中は他のケチャップで炒めて玉子に太陽ケチャップをかけるんです。そうすると、ケチャップの甘さに子供も喜んで食べますから」
なるほど!
想像できるなあ。何気ないでもとても素敵な家庭の、何気ないとても素敵な風景。
そこにあるのは、笑顔。
満面の、笑み。

太陽ケチャップを売っている店を教えてくださった方、それと、お休みのところを店を開けていただいた三河屋酒店のご主人、本当にありがとうございました。
単に売っている店がわかっただけではなく、この、「人のつながり」がとても嬉しく、ボクも笑顔になれました。
この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

その後もいろいろと会話を交わし、お礼を述べて店を出る。
再びシャッターが閉まる三河屋酒店。

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「あそこも先代がバタバタって亡くなって、今は20代のお孫さんがガンバってます」
閉まり行くシャッターを見つつ、三河屋酒店のご主人が語ってくださった太陽食品工業の現状が脳裏に浮かぶ。


時代は変われど伝統は受け継がれる。
これぞ日本を支えてきた町工場の魅力と底力。
そこには打算もなければ派閥闘争もない。
あるのは、純粋に「いいものを作りたい」と日々精進する「物づくり」。
これぞ日本の誇れる財産。
そして、それを口にできる喜び。

そうそう、購入した「スーパー特選 太陽ソース」にはこんなフレーズが。

BEST IN THE WORLD SUPER TAIYO SAUCE

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みなさま、大げさかも知れないけど、「何で今まで知らなかったんだろう……」って後悔するほど美味しいので、是非一度ご賞味下さいませ。。
その美味しさで、きっと最高の笑顔になれますよ!

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コメント
おーすごい!
愛知まで出かけて、突撃インタビューですね!
へー、長い歴史があるんですねぇ。

最近、ソースとかマヨネーズとか、
手づくり風のやつをよく見かけますよね。
うまいことブームに乗って、
大手のマスプロに負けずにがんばってほしいですねー。

お金のある時に、注文してみようかな。
つかりこdot 2016.05.06 16:30 | 編集
ああ!
わたしも買いに行こう…
オムライス好きになると、ケチャップも気になるもので、私も昔よりはケチャップを気にするようになりましたが、太陽ケチャップは、多分見たことが無いです…

奈良の「くるみの木」さんのケチャップが最近お気に入りで常備してますが、それはかなりの甘口。ジャムのような。
太陽ケチャップはどうなんだろう…

あれこれ試してみたいですね~
トリdot 2016.05.06 19:56 | 編集
そんなに美味しいなら
是非買わなくてはいけませんね(^^)

昭和3年ですか~~~
もう、いぶし銀ですね
谷口冴dot 2016.05.06 22:11 | 編集
人生における貴重な体験をされたつかりこさん、こんにちは!

現地で見聞きすると、やはり、より一層その製品に対する思い入れが強くなります。。
こういったモノは日本のあちこちにあるんでしょうね。
絶滅危惧種の昔ながらの職人オムライスもそうですが、こういったものを積極的にレポートしていきたいと思います。
ぜひ、ご賞味くださいませ!

Omunaodot 2016.05.07 06:59 | 編集
トリさん、こんにちは!

はい、せひご購入を!
三河屋酒店さんは日曜日休みで、それ以外は開いているそうです。
太陽ケチャップも甘い味です。。
いろいろなケチャプで実験するのも楽しいですね。
チキンライスはこれで、かけるのはこれとか、あるいはその逆とか。。

> 奈良の「くるみの木」さんのケチャップが最近お気に入りで常備してますが、それはかなりの甘口。ジャムのような。
> 太陽ケチャップはどうなんだろう…

これ、記事に書かれてましたよね!
いいなあ。。
食べてみたいなあ・・・

あ!ネット販売があるーーーーーーーーー!

買って食べてみますね!!!
Omunaodot 2016.05.07 07:09 | 編集
谷口冴さん、こんにちは!

好みもあると思いますが、ホント美味しいです!
甘いのですが、炒めるとまたいい味になるんですよ~
町工場で手づくりというのも良いです。
とにかく、百聞は一見にしかず、ぜひご賞味くださいませ!!


Omunaodot 2016.05.07 07:15 | 編集
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