2016
06.15

アンダンテ 再訪

ゆっくりと歩く、100年の時の散歩道

以前、「ピカタライス」の食レポを書いた、戸塚にあるアンダンテ

ここはオムライスも美味しいので、今日はピカタライスの再掲載と併せてオムライスの紹介を。。


アンダンテは戸塚駅西口から徒歩でおよそ10分のことろにある。
駅から続く商店街を抜け、やがて住宅地に街の様相が変わる頃、その店は姿を現す。

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建物の色調、造り、そして商店街から離れている上にメインストリートから一本奥まったところにあるという立地。これらすべてのベクトルが、喧騒から心身を解放してくれるべく方向を向いている。
その誘い(いざない)のベクトルに乗り、ゆっくりと歩を進め入口へと向かう。

入口で、店名を示す「ANDANTE(=歩くようなはやさで)」の看板がボクに微笑みかける。
「いらっしゃいませ」
そして看板は、ドアの向こうで「やすらぎの時間」が待っていることを約束してくれる。
「こころの散歩にようこそ!どうぞ、ごゆっくりと」

店に入り席につく。
同時に、予定調和のごとくやすらぎの時間が訪れる。

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店内は4人掛けのテーブルが4つに6人掛けがひとつと、適度な大きさ。
お客さんはひとりいるだけで、すいている。
絵画、ランプ、花瓶、BOSEのスピーカーから流れるピアノ曲。
水をひと口飲み、窓の外を見やる。
うすっぺらなインスタントな香りに包まれた日常から離れ、濃厚で重厚でいて軽やかな「時」が、ゆっくりと流れて行く。

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なんて劇画チックに雰囲気に浸ってないで、肝心な注文をしないと……。

メニューを開き、物色。
決めてるんだけどね、一応。

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オムライス……っていいたいけど、先ずはこちら。

アンダンテが高い評価を受けている一番の理由はこの料理にあり!

ピカタライス

「ピカタ」と言うと、薄切り肉をソテーしたイタリア料理。でも、これはちょっと違う。
簡単に言うと、目玉焼きがご飯に乗った食べ物。
それが妙に美味しいらしい。
せっかくなので、サラダと飲み物つきのセットを注文。

と、速攻でご登場なさった!!
はやっ!

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うわあ、なんか、このとろみ感が美味しそう!
匂いもそそる。
おー、いいねいいね!

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では、コンソメスープをひと口。

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うん、コンソメと、セロリの苦味が効いている。

続いてサラダを。

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トマト、にんじん、レタス、きゅうり、紫玉ねぎ、ベーコン……。
フレンチベース(?)のドレッシングが、クリーミーなまろやかさで秀逸。

ではメインに参りましょう!!

よく絡めて、いっただきま~す!

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うわああああ!!!!!!!!

な、何じゃこりゃああ!!!

うまい!
うますぎるーーーーーーー!!!!!!!

半熟たまごに野菜を乗せ、甘辛の絶品ソース。
何だろう、このソース。
ブイヨン? 醤油?
和食な洋食。
超庶民的な高級料理。
「矛盾」で彩られた未経験の不思議な味。
これは病みつきになりそうな予感。
とにかく、パクパクといけてしまう。

注文はセットがお薦め。
ピカタライスの甘辛。
コンソメスープの苦味。
サラダのまろやかな味わい。
これらのバランスが最高!

いやあ、ほんと、「いいもの見っけ!」ってカンジ。


続いてオムライス♪
ピカタライスの陰に隠れて出番が遅くなったけど、これまた絶品。

こちらはサラダつきのセット。
これにコーヒーor紅茶とケーキが加わる。

きれいに玉子が巻かれたオムライスは、単品でもとても美しいのだが、サラダと一緒に並べられた色合いはホントビューティフル!
玉子の上に「ちょこん」と座っているようにかけられたケチャップが、これまたいい。

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接写するとこんなカンジ。。

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うわあ、うまそーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

では、いっただきま~す!

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うん、おいしい!!!!!!!!!!!!!!!
中のケチャップライスの具はハムだけかな???
シンプルだけど、これまた洋食屋さんらしくとてもきれいな色合いで丁寧に炒められている上に、しっかりとした味つけ。
味や食感の変化を楽しめるサラダとの組み合わせも絶妙。
とにかく、中のケチャップライスも、玉子の巻き方も、ケチャップのかけ方も、サラダとの組み合わせも、何もかもがとても丁寧に作られていて、その丁寧さが美味しさと相まってとてもいい気持になってくる。

この店に来ると、ピカタライスにするかオムライスにするか迷ってしまう……。
ホント、贅沢で嬉しい悩み。
みなさんだったらどっちにする?

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アンダンテは大正3年に神戸で創業し、太平洋戦争後に戸塚に移転。戸塚では線路際に店を構えていたが、再開発で今の場所に移った。
ピカタライスは、先代が「若い労働者に安くて早くて美味しいものを」という思いであみだしたメニューとのことで、以来、秘伝の味を守りつづけている。
なるほど。この店が醸し出していた「やすらぎの時間」を提供してくれる雰囲気は、こういった「お客さんに喜ばれる料理をあみだして提供するぞ!」という魂が連綿と受け継がれているからなんだね。
連綿と、連綿と……。
そう、100年の時、それぞれの時代を、それぞれのお客さんに、歩くようなはやさで、ゆっくりと、確実に。

食後、お礼を言って店を出る。
そこにはまた、日常の喧騒が待ち構えている。
でも、アンダンテの素敵な綾里を壁ていると、明日もがんばれる。
そんな気がする。

歩くようなはやさで、、、
ゆっくりと、、、
自分のペースで……。

アンダンテ 食べログ情報

アンダンテ洋食 / 戸塚駅

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コメント
こんにちは~~(^0^*)ノ
きゃーーー!!本当にめっちゃ美味しそう~!!
おなかすいた~~~!!!

ピカタライスか~~~
そういえばポークピカタを
数年単位で作ってなかった!!(爆)
(家のは豚肉のスライスを粉チーズを
たっぷり入れた溶き玉子にくぐらせてバターで焼いて、
手作りトマトソースをたっぷり添えます)
ちなみに・・・・・
ここ数日、めちゃめちゃ忙しかったので
旦那にオムライスもまだ作ってあげてないや(^0^;)\
あははははは!!ごめんね、旦那!(笑)
かじぺたdot 2016.06.16 12:23 | 編集
かじぺたさん、こんにちは!

ポークピカタ、作ってたんですね!
へえー、美味しそうですね♪

それよりなにより

> 旦那にオムライスもまだ作ってあげてないや(^0^;)\
> あははははは!!ごめんね、旦那!(笑)

何ですとー!
はよ、作ってあげてくださいな
だって、ご主人の、それはそれは食べたそうな様子をレポくださったのですから笑
作られましたら楽しいレポをお願いしますね!!
Omunaodot 2016.06.17 04:31 | 編集
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